GENE社

Last-modified: 2021-01-19 (火) 13:41:34

生物工学やグリムを主要な研究事業とする企業

概要

生物工学やグリムを主要な研究事業とする企業…と、表向きはそうなっているが、裏では死刑囚、ホームレス、孤児などの社会的弱者を被検体として集めて非人道的な実験を秘密裏に行っている。

ネメシス

プロジェクト・ネメシスによって製造された生物兵器の名称。
ジオが最初の被検体となり、著しい変異を遂げた姿からつけられたコードネームのようなものである。
絶大な力を手にする代わりに、その代価も大きい。人体に強引に変異を促すよう施術されているため、対象となった人間は精神的な障害や強い拒絶反応を引き起こしてしまうケースが多く、完全適合者であるジオ以外のネメシスは全員何かしらの欠陥を抱えている。ほとんどの場合、被検体は急激な身体変化の負荷に耐えきれず死亡してしまう。その致死率は99.9%。
突然変異体でありながら人と同等の知性を保っており、兵器としての有用性は高いが対象者は健康的な体を持つ男性と限定的であるためコストパフォーマンス面では後述するエボルブよりも悪い。
万が一に備えて体内の5箇所に爆弾が仕込まれている。よってネメシスは本人の意思に関わらずGENE社に絶対の服従を誓わなければならない。
特徴として、身体の限界を突破した能力の獲得、人類を遥かに凌駕するオーラ量を有している。

エボルブ

ネメシスの研究の過程で開発された薬物を投与することで生み出される変異体の総称。エボルブ=進化者と響きは良いが実際のところはネメシスのなり損ないである。
ウイルスが生物の体内に取り込まれると、DNAの内、休眠状態にあった細胞に変異を促す。この変化はあまりに急激なため、99%の確率で宿主は負担に耐え切れず死亡する。エボルブの致死率は、あれでもネメシスから十倍の改善が見られたものなのである。しかし、この変異が完了した場合には、元の生物の限界を超えた能力をもつ生体となることが確認されている。
任務を最低限理解し、遂行できる知能を備えているが、言葉を話すことはできない。命令を無視した暴走状態に陥ることもしばしば見受けられ、扱いが難しい模様。
禍々しい変異を遂げた姿から、一部の研究員からはハーフグリム化とも云われている。
ネメシスよりも生産性が効率的であるという理由から量産が進められているが、一定の成功ラインを収めた個体はほんの僅かで、常に深刻な人手不足に悩まされている。
ネメシスとの違いとして、感染した生体自身がまったく新しい生命体に進化を遂げるところにある。
ネメシス程ではないが常人よりも多くのオーラ量を備え、筋組織は代謝機能の増幅により強化され、常人を超える怪力を発揮するようになる。
エボルブ化の薬を投与されたニッキー・レッドクラウンは老化が遅くなるなど、身体に影響を及ぼすことも示唆されている。

関係者

補足