ベーコンアカデミー

Last-modified: 2019-04-05 (金) 17:45:19

ビーコンアカデミーはヴェイル王国に拠点を置くシェフ兼ハンターを養成する料理訓練学校である。
校長はMs.Cook
その他に、副校長としてMr.Chef、薬草学の先生としてカール・ヴィルヘルム・シャーレ、購買部の店長ホルダ・ブルンネンが確認されている。

概要

ビーコンアカデミーの近くに設立され、主にシェフ兼ハンターの養成、ビーコンアカデミーへの食料の配給、グリムの食料としての利用方法の研究などを行っている。全国に散らばる料理訓練学校からの入学が多い。入学試験として、料理のテストがあるが、ある分野-例えば切断に極端に秀でている場合、その技能で入学する生徒も少数存在する。生徒の生活はビーコンアカデミーに似ている(寮での暮らし等)。ただし、チームごとに専用のキッチンが与えられる。

また、テストは料理技能、戦闘技能の両方が問われ、料理に関しては先生が審査員となる。
料理指導のレベルはとても高く、卒業後に高級料理店を開く生徒も多い。また、戦闘は基本的に素材を得る方法として教わるため、敵の弱点を見極めて外傷を最小限に抑えて殺したり、薬物で捕獲したりすることが得意な傾向がある。学校の方針が、各々が得意とする調理方法を伸ばす、というものなため、切断、過熱、調味などのエキスパートが育ち、それぞれがチームを結成し協力することで絶品の料理が出来上がるのである。これにより、チーム内の連携は不可欠であり、絆は深まる。ただし、例えば切断のエキスパートだからといって、切断しかできないのではなく、全員得て不得手はあるとはいえ例外を除いてそれなりの料理を作ることができる。

カリキュラム

料理、戦闘に加えて、専攻する学問によっては化学や生物学を学ぶことも重要である。
学年が上がるにつれて自分の学びたい分野の専門的なことを学ぶことができる。グリムの食生活、グリムの生態からグリムの調理法方までを学ぶグリム食学、ダストを使った料理を研究、開発し、強力で美味な料理を創造するダスト調理学、栄養価の高く、長期間食べても飽きない携帯食料を開発したり、武器として使い戦うことも食料として食べることもできる料理を作ったりする、戦闘料理学、グリムに有効な毒やグリムからの傷を癒すための薬などを調合するための薬品調合学などがある。
★グリム食学
グリムの生態を解明することはグリムをいかにして倒すかにも繋がる所であるので、ベーコンアカデミーで最も重要で期待されている学問のひとつである。ただ、現在のところ、グリムを捕獲することはできても、食す前に死ぬことで霧となり消えてしまうので、食べる方法の研究は難航している。また、グリムは人間の負の感情と密接に関わっている為、人体への影響も懸念されている。この学問は、①グリムの基本的な生態②グリムを霧にせずに倒す方法③グリムの調理、調味法方、の三つが柱となっている。
★ダスト調理学
現在、武器や防護服の装備として主に用いられているダストは、高エネルギー体である。そのダストを体内に直接摂取することによってその力を使うことができないかを検討するのがこの学問である。粉末状のダストなどは爆発する恐れもあるため実験は細心の注意を払って行われる。
★戦闘料理学
ハンターたちは任務をこなす中で、過酷な状況下での生活を強いられることがあり、その際は体力の消耗を最小限にするために少ない荷物で行動することが望ましい。そこで、さまざまな方向性で食料の軽量化、小容量化を検討するのが、戦闘料理学である。効率的な新しい携帯食料の開発や緊急時に武器として使うこともできるなど、料理としての可能性を広げる研究を行っている。
★薬草調合学
グリムを殺す毒薬、グリムを誘う臭薬、傷を癒す薬品など、あらゆる薬物を扱う学問。

ベーコンアカデミーではその性質上人体実験が多く行われている。もちろん、最初から人体実験をするのではなく、動物を使うこともある。ただし、科学者である以前に一流の料理人であるため、とても美味であるらしい。


ビーコンアカデミーとは相互に留学生制度を設けている。また、ビーコンアカデミーに進学するもの、ビーコンアカデミーから編入してくるものもいる。

先生ももちろんシェフ兼ハンターであり、ベーコンアカデミー内の給食は彼らが日替わりで作るもので、毎日おいしいご飯が食べれる上に、勉強になると、好評であり、学外から食べに来る人がいるほどである。

一般向けに、料理教室も実施している。これは、専門的な知識などなくても作れる簡単な料理から、増強剤のようなハンター向けのものまで、幅広い料理を教えてくれる教室である。この教室の先生は、基本的にベーコンアカデミーの生徒、特に上級生が担当する。バイト代が出るとか出ないとか。近辺の町に住む主婦やビーコンアカデミーの女子生徒、ハンター見習いから熟練ハンターまで、多くの人が訪れる。

料理人が多く常駐している上に、保存食なども多く蓄えられているため、災害発生時は、ビーコンアカデミーとともに、避難所となる。その際は、教職員も生徒も炊き出しなどの作業を行うように訓練している。
 
 
クラブ活動が盛んにおこなわれているのも特徴の一つで、大抵の生徒はいずれかのクラブに所属するか、新しいクラブを作る。このようにクラブ活動制度を設けているハンター養成学校は、めずらしいが、これは生徒たちの協力体制の強化や、生徒にたくさんの友達を作ってほしい、青春を楽しんでもらいたいという校長の強い思いによるものである。
また、存在するクラブ活動の中には先生が顧問としてついているものもあり、良い交流の場となっている。
釣り部、酒類同好会、乗馬クラブ等が確認されている。

所属OC

共同BACN,LTIN,PIZA,POTF,MTRS
個人PNXS?,LMON,ACHT,TOST

※ベーコンアカデミーは蚊さんが発案された完全なる二次創作です。どんどん、ベーコンアカデミー所属のチームを作って頂きたいと思いますので、所属生徒なのどは自由に創作してください。許可をとる必要はありません。

補足


ここに、ある学者の仮説を記述しておく。
グリムは負の感情を糧にして生きてるということは、負の感情を消費してると考えても間違いではないのではないだろうか。動物が酸素を消費するように。だとすれば、負の感情を正の感情にすることで彼らはエネルギーを取り込んでいるということはないのだろうか。

動物
酸素→二酸化炭素
植物
二酸化炭素→酸素
のように


正の感情→負の感情
グリム
負の感情→正の感情
というふうに。

人間は他の生物と比べて明らかに負の感情を生む生物だろうと思われる上に、それが気体のように人からにじみ出たり、場所にたまったりするのならば、グリムの行動も理解可能である。
もしそうなら、グリムを倒す時に出る黒い霧状の物は、グリムが体内で溜め込んだ正の感情か、まだエネルギーを取り出せてない負の感情か。ぜひベーコンアカデミーの研究員にはグリムを倒した後の黒い霧をサンプリングして、研究につなげてほしい。
そのグリムの負の感情を正の感情に変える性質を利用して、正の感情、負の感情を手に入れることができたら、一体それはどんな物質なのだろうか。それを浴びると一気に気気分がよくなったり、死にたくなったりするのだろうか。これに成功すれば、戦場で士気を高めるための薬などの開発も可能なのではないだろうか。
また、グリムが求めている負の感情は、純粋に感情だけなのか、それとも記憶を伴っているのか、それによって、かなり違った結果が出るであろう。感情が伴っているなら、負の感情を正の感情にするプロセスで一旦感情を捨てているか、記憶はそのままに正の感情に書き換えているということだ。