キケ・グラナーテ

「此処から先は私の領域だ…"悪"の革命を始めよう…！」

英名[Quique Granate]

外見

[添付]
頭に悪魔のような角を付け、首にマフラー、縦セーターにバッテン模様の入ったジーンズ、ロングコートを羽織っている。腕には、過去に入れられた監獄での枷を腕につけている。

人物

チームQPIDでの一応のリーダー的な存在。「キケ・グラナーテ」というのは一先ずの名前であり、Qと呼ばれることが多い。
幼い頃に父が母を殺して父は逮捕、両親を失った彼は様々な人物の元に引き取られ、渡り歩くことになる。あるときは街一の大富豪に、あるときは敬虔な神父に。それぞれの名前を持ち、それぞれの顔を持っており、彼の本来の名前を知るものはほぼいない。

性格

良い意味でいえば寛容、悪く言えば無頓着。自分の興味が無いことにはとことん行動を起こそうとしない。

生きるために必要な「悪」を信望しており、生に執着するもの、目的のためには手段を選ばない者に対してはかなりの好感を抱く傾向にある。逆になんとなく、や、言われたから、といった受身的な者に対しては侮蔑的な言葉を吐くこともある。言ってしまえば、自分の欲望に素直な者こそ良いという考えである。

しかし、何か少しでも彼の"悪"を邪魔した瞬間、怒りは天を超え、その生の存在を否定する。

能力

センブランス「原書の真空」は、真空を発現させる能力。厳密には真空に近い宇宙空間の空気と指定空間の空気を交換する（交換なので実際にその真空があるのは宇宙空間）。発現する真空の大きさ、圧の数値は自在に決めることが出来る。微妙な調節次第では、敵を沸騰、爆破させたり、氷結させることも出来る。
主な運用方法はダスト関連の攻撃や移動を無力化することにある（ダストは大気外では力を失う）。彼は本気で戦うことが少なく、周りからは「ダストでの攻撃を何らかで防いでいる」程度の認識をされている。