シアン・シオツジ

「ケンカは良いけど暴力はダメだよ。私たちの力は人を守るためのものなんだから」

[Cyan･siothudi]

外見

和風の装束に身を包み、背中まである長い髪が特徴的。
長い髪を先端付近で結び、右肩から前にたらしている。
やや眦の下がったたれ目気味で穏和な雰囲気を持った顔つき
母似の女顔であるため、時折体格の良い女性と間違われることも。
左手にのみ篭手をつけている

人物

海の向こうの島国出身の青年。
実家は対人制圧を目的とした体術を伝える道場を運営している。
母がヴェイル王国の出身で、見聞を広めるべくビーコンへ留学する。
何をやらせても人並み以上に出来てしまう天才タイプ。
センブランスの相性もあって、対人戦闘では並外れた能力を誇る
武器はオーラを糸状に変換する篭手「潮津路（シオツジ）」

性格

誰に対しても物腰が柔らかく、滅多な事では怒らないなど寛容な人物として見られているが、その実かなり天然ボケの気があり、他人と会話のリズムやツボがずれている。
本人曰く「私だって怒ることくらいある」との事だが、チームメイトですら本気で怒っているのを見たことが無い。

能力

糸を巧みに操り敵を捕縛、無力化することに長けたテクニカルタイプ。
直接的な破壊力には欠けるものの、相手の運動エネルギーを利用して壁や地面に叩きつけたり、関節や急所を締め上げるなど攻撃力自体は高い。

「物理演算」は「物体に力を加えたときどのような変化を見せるか」ということを瞬間的に理解できる様になるセンブランス。基本的に常時発動している
その性能は飛んでいくボールの軌道等の単純なものから、人間の動きなどの複雑なものまでに及び、これを応用することにより自分の動きを最適化している
そのために白兵戦においては極めて強力だが、あくまでも「見えている」ことが前提であるため、シアン自身の動体視力を超えたものや視界に入っていないものまでは効果が及ばない。

「シオツジ」は使い手のオーラを糸状に変換する能力を持つ篭手。
作り出された糸は極めてか細いが、一本で成人男性を軽く吊り上げるほど強靭であり、非常に鋭い。
一度に出せる糸の本数や長さに制限は無いが、作り出すたびにオーラを消費する。

武器とセンブランスの相性が良く、戦闘スタイルとも合致しているため近～中距離の対人戦においては相手が多数であろうとも桁外れに強い。
反面、センブランス・武器共にオーラを消費しやすいという欠点を抱えており、実際に使えるオーラ量は並以下である。