ジュリア・カイエン

英名[Guilia Cayenne]

外見

[添付]
テクノカットにブロックヘアを混ぜたような髪型(T2のジョン・コナーカットを想像していただければ)と、金縁の丸サングラスが特徴。

人物

ヴェイルに複数あるマフィア組織の一つ、「カイエンファミリー」のドンの娘。母はジュリアを産んで数ヶ月後、敵対するマフィアとの抗争により亡くなっている。

他に兄弟姉妹はおらず、幼少の頃から父のもとで跡継ぎとして育てられる。
センブランスを発現させたのは10歳の誕生日。
その日、小学校からの帰宅途中に彼女を乗せた送迎車両が敵対組織の襲撃に遭遇、射殺されそうになったその時、突然刺客たちが悶え苦しみだした。彼女は訳がわからず必死に逃げたが、それが後に自身のセンブランスだと分かった。

その昔、ファミリーは代々ハンターや同業者への仕事の斡旋を生業としていたが、それが徐々に肥大、地下組織化していき、今のマフィアへと発展していった。
それを幼い頃父から聞いていた彼女には、次第に「人を救う仕事をしたい」という気持ちが生まれた。

17歳の誕生日、ついに彼女は家出を決意した。
その時実家から持ち出したのが、ハンターを生業としていた時代からファミリーに代々伝わる家宝、二丁拳銃"IL Mostro"であった。
そして彼女はビーコンに入学する事に。人を殺めるマフィアとしてではなく、また人を救うハンターとして、ファミリーが誇れる日が来ることを願って……

性格

見た目は"怖そうなお姉さん"だが、実は面倒見がよく姉御肌。
甘いものには目がなく、愛用している電子タバコのリキッドもめちゃくちゃ甘い。
実家が実家だけにファッションには気を使っている。もちろん、授業やかしこまった場所ではサングラスを外す、見合う服装をする等、TPOもしっかり弁えている。
怒ると怖い。特にヨゾラに危害が加わると怒りを露にする事がある。

能力

先述の通り、煙を発生させるセンブランスを巧みに使用し、相手の裏をかく戦い方を得意とする。
生成する煙には催眠、催涙効果を出すことができ、隠密行動に適している。
それ昔ながらのダスト銃を組み合わせ、多彩な攻撃を繰り出す。
ただし、ダスト銃は旧式なのでリロードに時間がかかり、センブランスもどちらかというと奇襲等短期決戦向きなので、長期戦では不利となる。
また、煙という扱いづらい特性をもつ物を操るので、チームメイトに被害の無いように使わなければならないという、デリケートな一面も併せ持つ。