ミン・ツァンロン

「馬鹿にするんじゃないわよ噛みちぎるわよっ！」

英名 Ming Canglong

外見

鮮やかな青い髪、紺色の瞳に発光する水色の環。ハーフアップにした髪をツインのおだんごにして、毛先を編んで輪っかにしている。ツリ目がちの大きい目と赤いアイライン、鋭い歯が特徴的。
青と赤を基調にしたチャイナ風のミニドレスを身につけ、肘先は青いアームカバーで覆う。スカート部分には龍の模様。靴は中華風ブーティー。
17歳という年齢よりもひどく幼く見える華奢な体躯を持つ。

人物

龍の血を引くという逸話を持つ蒼龍(ツァンロン)家の末っ子。家族構成は両親、年の離れた姉が一人、兄が三人。久しぶりに生まれた女児であったために脳筋な家族にしごかれつつも可愛がられて育ち、結果本能に忠実な凶暴戦闘ガールが誕生した。
蒼龍家は代々オーラ量の多い者が生まれやすく、その影響もあるのか一族全体として長命の傾向がある。寿命が長いためか心身の成長は遅めだが、その中でもミンの成長速度は異常とも言える遅さであったために、建前は修行として、本当の目的は刺激を与えることで成長を促すためとしてハンター養成校へ送り出されることになった。
自身の特異な体質を、まだ彼女は知らないでいる。

性格

ミニマム暴君。小さな身体からは想像もできない苛烈さと凶暴さを持つ。身体と同じで精神が年齢に追いついておらず、喜怒哀楽がよく表に出るためにかなり子供っぽいように見える。甘やかされて育ったことで少々わがままな面や気に入らない人物や事件に突っかかる悪癖があり、よく人と衝突する。自分の身体的特徴や友人について売られた喧嘩は全て買う。根は純真で素直なので反省するのも早い。もしくはチョロいとも言う。褒められて伸び、懐くタイプ。情緒はまだまだ発展途上。

能力

武器は片側に三日月状の刃がついた槍「青龍戟」。小回りの効く身体を生かしたスピード感のある近距離戦タイプで、切る、突く、叩く、薙ぐ、払うなどオールマイティな攻撃を繰り出すことができる。
オーラの保有量が多いために幼少期にコントロールを身につけており、オーラを利用した純粋な攻撃力や防御力はかなり高い。単純な一対一での対人戦は得意だが、センブランスを用いた戦闘やチーム戦などはまだまだ経験不足であり、本人の気質から上手くいかないことがしばしば。
また、センブランスも未だ発展途上であり未知数。有り余るオーラ量をもってセンブランスで開く差を埋めている。