レガトゥス・ノワール

「…怖い？」「……。」

Legatus=Noir

外見

前髪を長く伸ばし、顔の半分以上を覆っている少女。白襟の黒のワンピースに黒のグローブ、黒のブーツと全体的に黒い。盲目？
右手指先から肘、右足太ももから足先までは黒い羽毛に覆われ、手には鉤爪が生えており異形の形をしている。

人物

生まれは荒廃した集落。出生時に血が足りず死にかけている所を、自らを医師と名乗った研究者により体内にグリムの血液を注入されたことで九死に一生を得る。（現在は人間の血:グリムの血:取り込まれた毒＝3:3:4）。
左側のみ腕から指先、膝から足先までは黒く鉤爪が付きグリムと類似しており、またグリムの血を取り込んだ後遺症で盲目(白目部分が黒く瞳が赤)である。化け物になり果てた子を両親は捨て、集落からも腫れ物扱いされ何度も殺されかけていた。
村人により毒蛇や毒虫が大量に居る壺に閉じ込められてしまうが、三日後に蓋を開けたときには毒蛇や毒虫は一匹も居らず、レガトゥスのみが居たという。その後、怒りに身をまかせて村を破滅に追い込み自らも自害しようとした所でコンキリオと出会い、ともに付いていく。
基本的に切断されたり粉微塵にされても瞬時に回復するため、自らを囮にしたり怪我を考えない無茶な戦い方をする。

性格

無口で冷静なため冷たいように見えるが人付き合いが不得手なだけで思慮深く謙虚。必要ならたくさん喋ることもあるが少したどたどしい。自分のセンブランスや見た目を気に入っておらず、極力目立たないようにしている。最近では毒使い仲間の友達が出来たようである。

能力

何種類もの毒素を体の中に持っており、自分の血液中にある毒素を操り攻撃する。武器は鉤爪（左手は細長く突き刺す用途。右手は自前のグリムの手にサックを付けている）、釣るした毒針、太ももに隠した小刀、ブーツに仕込んである銃。相手よりも素早く動き、気づかれないまま倒す暗殺近距離タイプ。ただ、視界が見えず耳に頼る戦闘をとるため大きな音に弱い。
〈グリム化について〉
彼女の体内にある「グリムとしての意識」が「人間としての意識」よりも増大してしまった場合、彼女はグリムと化す。烏と女性とを足した様な姿をしており、非常に獰猛且つ凶悪である。