聖ニコリウス・ロッケンバーグ・エルシュテン神学院

Last-modified: 2015-01-28 (水) 14:17:03

 聖二コリウス・ロッケンバーグ・エルシュテン神学院とは、アトラスに拠点を置く3年制の私学院である。学院長はウレキサ・ロッケンバーグ?が務める。

概要

 元は学院ではなく特権階級を対象とした私塾であったが、塾生の増加、パトロン達の要請を受けて法人化したとのこと。
多くの学部学科を抱え、多くの機関に太いパイプを持っている。
 学院の運営は学院長とは別に、運営専門の組織によりなされており、学院再編後から学院の方針を決定している。その為、学院長は事実上、傀儡となっている。彼らについては保安上の観点から多くの情報が秘匿されており、この運営チームの存在が学院に対する不信感の最たる原因である。選民主義的な思想とやや行き過ぎた科学崇拝主義性質が疑われている。
 所属する教員の多くはごく一般的な教員である。しかしながらエリートコース設立の際に大規模な教員の新規採用が行われた。元研究者や有識者、医療従事者、トップアスリートなど、その道の第一人者を半ば強引とも取れる方法で登用している。また、一部ではあるが、前科保持者や国家から要観察対象に指定されている教員もいる模様。それらはすべて、エリート達に知識を伝えるために雇われている。

ハンターコースについて

 法人化と同時に設立されたハンターを養成するコースであり、エリートコースとも称される。学院の中から特に秀でたオーラと戦闘技術をもった在校生のみが編入を許される。ゆえに人数は少なく、約20名ほどしか所属していない。通常コースの授業に出席、その上でエリートコースの授業を受けている。
 各学年に4人1組のチームが1つずつ構成されており、2年生にはteam SAYOが選出されている。さらに、何名かが控えとして養成されている。
 カリキュラムは通常のハンター育成機関との大きな違いはないらしいが、確認できる違う点を挙げるとすれば、エリートコースに在籍しているハンターチームには1チームに付き最低でも一人の専属教員が付き、学院の意向ではなく生徒本人と、その担当教員の意見を尊重することが多い。よって、エリートコースのハンターチームの行動は学院の一般生徒や多くの教員に知らされることはない。加えてカリキュラムも公表されず、秘匿とされているので、授業内容は不明。
 前述のように、彼らの養成のために多大な費用がかけられているが、一般生徒の納めた資金の7割をこのエリート達のために使われている。にも関わらず、父兄から不満や反発はない。
 現在のところ目立った問題行動や案件は認められていないが、学院の影響力の肥大、またその特異な隠匿性を問題視、あるいは危険視する意見も一部で確認されている。しかしながら学院に籍を持つ生徒の父兄の多くが絶大な権力や膨大な資産、コネクションを抱えている為、容易に調査機関の立ち入りや監査を入れることができないのが現状である。
学院出身のハンターが軒並み優秀であり多くの貢献をしているという現実を顧みて今のところは好意的ではないにしろ敵意を持たれてはいない。
 エリートコース卒業生の中にはハンターではなくグリム関連の研究者や軍事産業方面へと進むものもいる。
多くの不明瞭な点を抱えているが、現状ではどのような判断も下し難い。

所属OC

個人SAYO