【‥‥父上‥‥流し斬りが完全にはいったのに‥‥】

Last-modified: 2023-10-12 (木) 23:15:07

RS2

【ウオッチマン討伐】から帰還した【レオン】【ジェラール】が倒されている【ヴィクトール】に話しかけた際にヴィクトールの言い残した台詞であり、辞世の句。

このイベントは、【七英雄】である【クジンシー】のことを警戒こそしつつも無茶なことをすることはないと考えていた【皇帝】【レオン】にとって真に七英雄が危険な相手であることを自覚させることとなり、長く続く【帝国】と七英雄との戦いの火蓋を切る出来事でもある。

そんな中で、脅威でもあるクジンシーと対峙した彼が遺したセリフがこれである。

(恐らく)得意技である流し斬りが決まったのに仕留めることが出来ず、逆に敗れてしまった、という後悔の念なのだろうが、辞世の句としては少しシュールなものとなっている。
恐らく「流し斬り」という技名が必殺技っぽくないというのもツボに入る原因ではないかと思われ、動画サイト等でこのセリフが出た時はもちろん、流し斬りが放たれるだけでネタにされることも多い。

ただヴィクトールの名誉のためにいっておくならば、流し斬りはこの時点ではかなり高位の【大剣技】である。
父親であるレオンが【二段斬り】しか使えず、でさえヴィクトールが流し斬りの前に放った【巻き打ち】さえ使えるかどうか微妙な線である。
そんな高位の大剣技を繰り出してすら勝てなかった、という意図で放たれた言葉と考えると見方もまた変わるセリフである。

ちなみに流し斬りは一定確率で腕力を-5にする効果がある。
この効果が発動した際に、このセリフを意識して「流し斬りが完全に入った」と表現するプレイヤーもいる。
さらに言うならば、完全にクジンシーの腕を使い物にならなくしたのに一撃で負けてしまったということで、【ソウルスティール】の秘密を暴くヒントとなっている。
これがレオンの【伝承法】に対する考えに影響を与えた可能性は否めない。


全文は下記。今際の際を表現するためか「入った」が平仮名なのがポイント。

‥‥父上‥‥
流し斬りが
完全にはいったのに
‥‥

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