【エーデルリッター】

Last-modified: 2023-10-01 (日) 16:22:04

ここでは組織について解説しています。

SF2

【偽ギュスターヴ】こと【エッグ】が率いる強化人間の部隊。
エッグが人間の生態を観察した末に、【ギュスターヴ13世】を模倣するにあたり付近の住民の意見を参考に「権力者に必要な頼りになる部下」として作り上げた。
かつて使用した【アニマを集め 他の物に移すクヴェル】による研究成果の発展形で、ベースとなった人間に他の人間の【アニマ】を強制的に吸収させることで誕生する。
エッグは腕のいい冒険者などを実験場である【未解明のメガリス】に誘導し、素質がある者はベースに、そうでない者はアニマを抽出する素材として利用してきた。
素材にされた人間は【スライム】と化してしまい、メガリス内部に大量に徘徊していたスライムはその成れの果てである。
 
エーデルリッターは術士としての能力が上がるだけでなく、【将魔】と呼ばれるモンスター形態へ変身する能力を得る。
しかも、この変身はアニマを食われることによる不可逆なモンスター化とは異なり、理性を保った上で人間形態に戻ることも可能な可逆的なものであり、この改良によりエッグはエーデルリッターを人間の中へ溶け込ませることに成功した。
しかしそれだけに代償も高くつき、エッグの所有者でもないのにエッグの従属物にさせられ、最終的にはアニマを取り込まれる運命となっている。
実際、【サウスマウンドトップの戦い】の敗北により偽ギュスターヴとして社会を支配するプランを諦めたエッグは、【最後のメガリス】で自身のアニマを高めて強大な肉体を得るプランに変更し、エーデルリッターを吸収している。
また、後述のデュエルで一定ターン耐えると勝手に相手が消滅して勝利となることから、長時間エッグとの繋がりを絶たれると存在を維持できなくなるのかもしれない。
 
ラストダンジョンでは、炎・水の将魔と【パーティバトル】で、その他の将魔とは【ヴァージニア・ナイツ】を除く任意メンバーと【デュエル】する形で戦える。
攻略上はRS3の【四魔貴族】2戦目と同じくラスボスを弱体化するためのギミックであり、将魔に勝利する(デュエルの場合は一定ターン耐えてもOK)とエッグはその将魔を吸収できず、将魔に応じた形態が発現しなくなる。
ただし、将魔とのデュエルで起用したメンバーは、その場で将魔を足止めするという名目で離脱し、エッグ戦を含むその後のパーティバトルに参加できなくなるため注意。
一応、ラストシナリオで起用できるメンバーは計6人で、将魔とのデュエルは4人中2人までの制限があるため、エッグ戦で4人パーティが組めなくなるという事態に陥ることは無い。
 
尚、本編において人間としての姿を見せたり喋ったりするのはサルゴンとミカのみ。【サウスマウンドトップの戦い】においてもユニット名で表記はされているが、直接出てこない。
また、その二人のうちミカはエッグのアニマに魅了されて狂信者と化しているが、サルゴンはそうでもなく複雑な心情を語っており、エーデルリッターはエッグの所有者ほど強い洗脳は受けていないと思われる。
 
メンバーは以下の通り。

IS

【エッグルート】において【リチャード・ナイツ】【エレノア・ベルトワーズ】と共に旅路に同行していたサルゴンが自身の力不足を痛感し、エッグに取り込まれていた【ミスティ・レブソン】の誘いに乗り、炎の将魔の力を取り込み、エッグに忠誠を誓った姿。
以降サルゴンは、エッグの発掘に関わった【神王教団】【ティベリウス】の暗殺など、引き返せない領域にまで踏み込んでしまい、【破滅の誘い!エッグに宿りし魔王!】において倒されてしまうが、【運命を変えろ!炎のアニマとの訣別!】において【イスカンダール】の協力により自身が取り込んだエッグと化した炎のアニマを分断することで、エッグと決別している。