【潮騒の街を襲う鉤爪！魔海侯顕現！】

ISEC

特殊モンスター

メインボス

概要

1話

【オーレンシア大陸】の港町【ヌオノ】において、魔物が家宅に侵入する騒ぎが勃発し、そこに住む住人が襲われそうになった際に、ユラニウス家の仕える家臣である【モンド】によって救われる。
だが、数で優位であったにも関わらず目的を果たしたのか、即座に立ち去ってしまう。
一方で【シノンの開拓民】である【ユリアン】と【エレン】は、ヌオノにおいて特産品の荷下ろしと船への積み込みの仕事の為にやって来ていた。
【ディミルヘイム】各地で異変が起こっている中で、ユリアン達は【産業開発】によって【シノン】の村の発展を続け、今や荷馬車数台で特産品を運ぶまでに成長を続けていた。
特産品輸送の用意を行っている最中にやって来たのは【アーサー・ダールトン】であり、ユリアンとは【ディスノミア】での【大地の蛇】の騒動で【ウルピナ】達と共に戦って以来となる。
産業開発はアーサー・ダールトンのいた世界でも盛んに行われている産業であり、様々な特産品を交換することで藁からコンポストを作り、それが農作物となって料理となり、労働者を雇って作業を行わせ、発掘した鉱石から製品を作り、建築物へと発展していく。
アーサーと共に同行していた【バルマンテ】も、アーサーが壮大な道草として産業開発を行っていた事を語る。
アーサーは浜辺に打ち上げられていた陶器の欠片にの調査のためにやって来たようで、入手した際には【タリア】に渡すつもりでいるようだ。
アーサーがユリアン達を陶器の欠片探しに誘う最中に、同じくしてディスノミアでの大地の蛇との戦いで共闘に加え、最果ての島でのリゾート調査に同行したウルピナとモンドが現れると、深夜のヌオノで発生した連続襲撃事件の調査の為にやって来た事を語る。
前日の夜に魔物の襲撃を食い止めたモンドであったが、単身では解決できないと判断し、【IRPO】の臨時捜査官を行っているウルピナを連れて捜査を続けていた。
同じ臨時捜査官を行っていた【トーマス】の話と異なり、捜査官を自称しているウルピナであったが、アーサーに誘われ海辺へと向かう事になる。
事件調査の傍ら陶器の欠片捜索を行う事になったユリアン達、ウルピナとエレンはアーサーの極秘調査の名目で水着に着替えてやって来た。
ウルピナは以前に【エリザベート】に選んでもらった水着を用意していたのに対して、エレンは新たな水着を新調したようだ。
モンドが一人旅で【グルモン】を始めとする場所で旅を続けていた語りを続けていると日没となってしまい、事件の手がかりに加え陶器の欠片すら見つかる事はなかった。
アーサーは襲撃された民家と陶器の欠片の関連があるとして、夜間に待ち伏せを行い調査を続けることになり、エレンとウルピナは海辺での戦いを想定して水着の状態で冷える夜間に張り込みを続けていた。
紛らわしくも夜間にアーサーがトイレに出向いた直後に、窓ガラスが割られて魔物が侵入すると、そこに【フォルネウス】配下の魔物が現れる。

2話

【フォルネウス将】達は次々と撃退され、エレンも水棲生物に有効な【ナイアガラバスター】を決めて撃退するが、残る魔物が陶器の欠片を入手するとそのまま逃走する。

3話

海中へと逃亡するフォルネウス将、泳いで向かった先は昼間は無かったはずの島の方角であり、そこにフォルネウスが出現した【アビスゲート】があると判断し向かうことになる。

4話

フォルネウスが潜伏している島は船のように動く浮島のようで、これを使用して日没に襲撃を繰り返していたようだ。
島内を探索するとアビスゲートを発見し、フォルネウスの配下の魔物が陶器の欠片をアビスゲートに捧げ続けていた。
【宿命の子】に探知できないように島を動かして活動を続けていたフォルネウスであったが、侵入者が現れると巨大な魚の幻影を出現させ襲いかかって来る。

5話

フォルネウスの【メイルシュトローム】の一撃に対してモンドが【カバーリング】でアーサーに降りかかる被害を防ぎ、そのままバルマンテとウルピナが反撃に出ると、エレンはナイアガラバスターを決めようとするが、フォルネウスが巨体であるため、うまく決められなかった。
反撃に転じるフォルネウスは浮島を回転させ、ユリアン達を立っていられないような状態にするが、【イルフィー海】の【バトリック】出身であるモンドは、この程度の揺れはものともせず、フォルネウスに立ち向かっていく。
島の回転が治まるとアーサーが術で反撃を行い、バルマンテとユリアンが交互に追撃を行う。
最後にウルピナとエレンの2人がかりでナイアガラバスターを繰り出し、巨体な魚の姿をしたフォルネウスの幻影を持ち上げると、そのままアビスゲートに直撃させ、アビスゲートごと粉砕した。
去り際にフォルネウスが陶器の欠片を【アビス】とディミルヘイムを繋ぐために集めていた事を語り、エレンは陶器の欠片の正体が、【ゴスブルナ大陸】に出現した【ラグナ】が呼び出した【水瓶】の欠片であった事を察する。
時空と時空を繋ぐ力を持つ水瓶は、ラグナが【異次元世界】の海水を【サガ世界】に流し、サガ世界を【滅びの未来】にするべく行っていた。
ディミルヘイムに出現した水瓶はラグナを撃破した際に打ち砕かれ、その欠片が海流に流れてヌオノの海岸に流れ着いたようだ。
【四魔貴族】の本体が出現する危機を阻止した一方で、アーサーは陶器の欠片を回収していたようで、そのままタリアに渡そうとしていた所をバルマンテに壊されそうになり、結局【ステスロスのパーツ】の素材として持ち帰ることになった。
そして、フォルネウスが使用していた浮島は、モンドがもらうことになり、エレンの提案でバンガード・ジュニア島と名付けられた。

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