【潜月編】/【3章 帝都震撼】/【誤算】

Last-modified: 2022-11-13 (日) 19:49:42

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イベントディミルヘイム編第2幕 潜月編 3章 第1話

概要

【フィニー王国】の首都【テルム】において正午にジュードロップが発生する直前、【アルタメノス帝国】の首都【ルミナ】?では、ジュードロップの脅威に備えて、【ラザレス】【イヴァン】を始め、名代としてアルタメノス帝国にやって来た【エメラルド】【キャット】【ウォード】【聖王】が警戒に当たっていた。
【ヴァルク宮殿】では通信機の不調により、【コウメイ】【アセルス】が調整を行っていたが、アセルスは【リージョン】出身ではあるが、【半妖】である影響もあり、【エミリア】と同じくして機械に関しては不得意であるようで、機械とは無縁の世界の出身であるコウメイが周波数の調整を行おうとするが、突如通信機能が回復し、【T260G】からフィニー王国に襲来した【ネブルザグ】を退けた報告を受ける。
しかし、今度はアルタメノス帝国に異変が起こり、【ティベリウス】も大規模降魔による二地点同時襲来であった事を察する。
【アデル・ベリアス】は、アルタメノス帝国への襲来と共に
【ヴァダガラ】が降臨する事態を察すると、かつて自身の獅子の因子を媒介に出現した、闇の獣神と化した父祖神【ネメアー】の力を顕現する事を覚悟する。
フィニー王国にて【リベル】【シーク】からアルタメノス帝国への【アンブラー】襲来の観測を受けて、【ミルリク・ベリアス】【ヴァージニア・ナイツ】【メカドッグ】と共にアルタメノス帝国へと向かおうとしていたが、リベルは【インビジブルムーン】の軌道に覚えがあり、その軌道を見極める事に恐れを感じていた。
【ギュスターヴ13世】が用意した早馬を使いアルタメノス帝国向かおうとするが、メカドッグの通信によると既に首都ルミナでの戦闘始まっているようで、【イリス】【オルガ】もまだ戦況整理のために動けずにいた。
この事態にヴァージニア・ナイツが上空からある【アニマ】を感知して、メカドッグが認識番号付きの位置信号を知らせるビーコン発すると、【IRPO】の小型モービルが着陸する。
搭乗していたのは【ヒューズ】【朱雀】であり、【リージョン諸島】ではジュードロップの避難のためにモービルが多用されているようで、電離層異常でエンジントラブルが続出している中で、リベル達をアルタメノス帝国へと輸送する事になった。
飛行途中でヒューズとミルリクは次元衝突が起こる世界において【ザルガ双神】との戦いを振り返ると、消失したアデルに代わって皇帝を務めてはいたが、母の【ゾハル】の素性や自身の存在期間の事もあり、かなり無理があったようだ。
その間にリベルは休息をとることになり眠ることになると、夢に出てきたのは、【太陽神バラル】の最後の試練において【バラルの目】との戦いの経緯であり、今となっては悪夢のような出来事だった。
リベルが眠っている最中に、モービルのアラームが鳴り響き、周辺空域にアンブラーが飛来してきたようだ。
モービルのハッチを開けて、ミルリクの重力制御を用いて空中戦を行う事になるが、アンブラーの1体がエンジンの外壁を喰い破り、エンジンが暴走を起こしてモービルが爆発する事態に陥る。
この事態にヒューズはエンジンのリミッターを解除した上で、首都ルミナの方角にモービルを飛ばし、ミルリク達はハッチが解放された瞬間にモービルから脱出すると、ミルリクの重力制御によって空から地面へと着陸する。
そして、限界を迎えたモービルは地上へ激突して爆発を起こし、ヒューズは朱雀に支えられながらも肩に無事に脱出するが、肩に火傷を負うことになってしまう。
しかし、アルタメノス帝国の上空には、既に【三相一体の神】となったヴァダガラの顕現が始まっていた。