【魔女っ子チーム結成！？樹海に消えた運び屋を救助せよ！】

ISEC

メインボス

概要

1話

人に転生して【ディミルヘイム】各地を旅する【アモル】は、【リージョン諸島】にて【リベル】と別れた後に、【運び屋】の【ヌアージ】と共に【ゴスブルナ大陸】の森林地帯北西部にある【サドボス】に向かっていた。
アモルは軽快に歌いながら森林地帯を進み、やがて夜になるとヌアージと共に野宿を行っていた。
今ではリベルの旅路は【吟遊詩人】の【ハオラーン】によって語り継がれているようで、その話題を語る中でヌアージは焚き火の近くに置いてあった運びの荷物を気にして火元から離れた場所に置く。
今回ヌアージがサドボスに送り届ける荷物は2つあるようで、1つは【ジュディ】の両親である【レベッカ】と【トマス】が出張先で購入した贈り物であるようで、もう1つは受け取り人不明の【ワイン】の入った木箱であるようだ。
ヌアージ手製の料理で食事をした後、不気味な唸り声が聞こえ、周囲には【獄門鳥】を始めとするアンデッドの魔物に包囲されていた。

2話

一方で目的地であるサドボスにある【魔法屋ジョーゼフズ】では、ジュディが一人留守番を行っていたが、店には指輪探しに向かった【メイレン】と【フェイオン】に置いていかれた【クーン】が店に預けられていた。
クーンが置いていかれた原因は【モンスター能力】の吸収が原因であるようで、不用意に吸収した結果、モンスターへの変身能力が暴走するようになり、狭い場所で特大サイズのスライムに変身した際にはメイレンを巻き込んでしまったようだ。
そんな危険極まりない状態で店に預けられたクーンであったが、下手にスライムや可燃物、胞子出すような魔物に変身した場合、店の商品に危害が及ぶ危険性があったが、クーンとしては【マリーチ】にでも変身したいつもりであるようだ。
その時、店にアモルがやって来るとワインの木箱を盗まれて後を追ったヌアージから預けられた荷物を持ってやって来た。
クーンとは【亡星獣】の【テラ】との戦いの後に、【タラール族の村】で行われた宴会以来の再会であり、何の因果かジュディのフルネームは【ジュディス】であり、【ズィガエナ】を復活させるべく亡星獣復活に関与していた魔物の女王の名もまた【ジュディス】であった。
アモルはジュディに荷物を手渡した後に、ヌアージの後を追うつもりでいるようで、ジュディも協力するつもりでいたが、家族は全員出払い、いつも行動を共にしている【ゴージュ】もまた【ウルスラ】に会うべく【セリン】の村に帰ってしまったようだ。
結局、アモルはジュディとクーンと共にヌアージの後を追うことになり、その前に届けられた荷物を確認すると、服を仕立てた【ジーナ】らしき針子が、【リージョン】で放送されていたオバケと戦う魔女っ子戦隊の衣装を見立てた服で、アンデッド避けの効力があるようだ。
早速ジュディが両親から届けられた服に着替えると、普段のゴシック調の服から一転して魔法少女のような姿になり、これに刺激されてクーンもまたリージョン由来の【ヘヴンダンサー】のような姿に変身してしまった。
アンデッド避けの効力は本物のようで、森林地帯を徘徊するアンデッドが逃げ出してしまい、アモル達はヌアージが置いて行った目印を頼りに見知らぬ建物へと侵入する。

3話

門番の【スカルフライアー】を撃退し、魔物に見つからないように建物を探索する中で、運びの荷物のワインの話題となり、アンデッドの魔物にはアルコール度数の高い酒類は刺激物であるようで、【ロードスケルトン】の【済王】は好んで飲んでいたようだが、骸骨の身体ではすぐに喉から出てしまうようだ。
ジュディがそれがワインであるかどうか考察する中で背後から新手の魔物が迫っていた。

4話

ヌアージの居場所に辿り着くとそこには【トゥース・ブラッドベイン】と対峙する姿を確認する。
トゥースは【ナイト・オブ・ザ・ラウンドテーブル】に反旗を翻した後に、粛清を受けて消息不明となっていたが、【ヴェント】と【ティフォン】と共に【ディスノミア】に出現し、【七大脅威】の【二つの月の神殿】にてヴェントの兄の【ブリズ】に関わる因縁の対決の末に、仇討ちまでは行わず、トゥースは立ち去り、そのままディミルヘイムに移住し、元の世界と同じくして【ブラッディリーグ】を組織していた。
ジュディもまたトゥースと同じ経緯で吸血鬼と化した【クライド・ブラックストーム】から素性を聞かされていたようで、ヌアージに加勢する。

5話

子供相手に本気を出せないトゥースはそのまま一方的にやられてしまったが、ヌアージが運んできたワインが自身が頼んだ物である事を説明する。
元々トゥースに届けるワインは、夜行性のアンデッドの魔物に代わり、一般人で構成されているブラッディリーグの構成員の依頼で運んできたものであるようで、受け取け人不明であるために、サドボスの【運び屋ギルド】に届けられた後に、引き取る予定であったはずが、夜になって配下の魔物が勝手に回収しようとしていたようだ。
しかし、荷物は運び屋ギルドを起点として目的地である運び屋ギルドに届けるのが規則であり、途中で押収されれば、ヌアージの面目が立たず、信頼が損なわれる恐れがあったが、今回は被害を受けたトゥースに免じてその場で荷物を手渡すことにした。
事情を知らずに一方的に攻撃してしまったジュディ達が気まずい空気となる中で、クーンは元の【ラモックス】になってしまい、関係のないふりをしようとしてした。
事情が明るみになった所でトゥースが木箱の中を開けると、それはワインではなく、【ドラコ・アルケイオス】の心臓を【リース・トーレス】が分割して結晶化させた【ドラゴンハート】を液状化させたものであった。
ドラゴンハートはアンデッドが触れると致命傷を与える代物であったが、忠誠を誓っていた頃のトゥースは、それをエネルギー源として欲するナイト・オブ・ザ・ラウンドテーブルのために集めていた。
それを液状化させる製法を考案したのがトゥースであり、いつしかそれは幻のワインと呼ばれ、大富豪【フーガ】も欲しがるほどの代物となってしまい、このワインとドラゴンハートを巡る戦いがヴェントとトゥースの因縁の始まりであった。
しかし、それはドラゴンハートにあらず、ハートドラゴンと呼ばれる【ドラゴンルーラー】の【竜鱗】の搾り滓を強壮ドリンクに仕立てたものであるようであったが、実際には理性を減衰させる狂騒ドリンクとなってしまい、廃棄処分されたはずの在庫をブラッディリーグの構成員が手に入れ、送り届けただけであったようで、トゥースは愕然とする中で、ヌアージだけが残り、アモル達は先に帰ってしまった。
ジュディは帰宅後、姉の【マリー】、兄の【ロイ】、祖父の【ジョーゼフ】に両親が送り届けてくれた服を披露し、クーンは指輪の捜索から帰ってきたメイレンとフェイオンに、ヘヴンダンサーらしきものに変身した説明をするが、リージョンのモンスターは、【ヒューマン】、【メカ】、【妖魔】の類には変身にできないこともあり、にわかに信じがたい事であった。
その話にフェイオンもまた【アルカイザー】に変身した経緯を振り返りつつ、指輪に関する情報を求めて次の場所へ旅立ち、クーンもその後を追っていくが、謎の人物が通り過ぎる。
その白色の人物の素性は不明であったが、少なくともクーンとは面識があるようだ。
サウスフロントへと戻ってきたアモルとヌアージはここで別れることになり、ヌアージは【ヘカトムーア大陸】の開拓地へ次の運びを行う事になり、アモルは【アボッド王】の墓守に会うべく北へ向かうつもりでいるようだ。
別れ際、トゥースがドラゴンハートのワインを欲しがった理由をヌアージに尋ねると、アモル達が一足先に帰った後の出来事を説明する。
トゥースは、ナイト・オブ・ザ・ラウンドテーブル以外の新手の格上のアンデッドが出現する予兆を感じていたようで、ディスノミアにこそ【ファントム】が【ファロスの地下迷宮】と共に出現し、ディミルヘイムにおいてはファロスの地下迷宮自体は出現したが、ファントムは幻影のみの出現に至っていた。
吸血鬼としてアンデッドの支配者階級の立ち位置にいるトゥースとしては、新手の支配者階級のアンデッドに従うつもりは無く、対抗手段としてドラゴンハートの捜索を行っていたようだ。
ヌアージがトゥースから聞かされた新手の脅威を感じる中で、アモルは再び歌いながら旅立って行った。

関連イベント

余談

TGS2023の生放送では、今回の限定コスチュームや設定がサガエメの【アメイヤ アシュリン】と被っているのではと即ツッコミが入ったが、あくまで発表タイミングが重なっただけでまったくの偶然である。
そりゃあプ◯キュアと魔女っ子メ◯ちゃんでは別物なのも当然なのでベニ松さんと奥州Pには胸を張っていただきたい。