【指輪の君乱心！真の英雄の資格とは！？】

ISEC

特殊モンスター

メインボス

特殊モンスター(新編)

メインボス(新編)

概要

1話

【アルタメノス帝国】の居城の【アセルス】の自室に【ゾズマ】が忍び込むが、即座にアセルスに見破られてしまう。
【アニマ】の探知により【ヴァージニア・ナイツ】にも簡単に潜伏している事が見破られてしまう現状に落ち込んでいる暇も無く、ゾズマは妖魔社会を脅かす事態をアセルスに伝える。
一方で【ライム】・【トラックス】親子は小型輸送船フェニックスに乗船し、【クレマール亜大陸】にある【リージョン諸島】に向かっていた。
リージョン諸島では人口島のネオクーロンを首都として、各【リージョン】出身者が各島にて独自の文化を築き上げ、ライムとトラックスは【シーホーク】開業に当たり【ヨークランド】にて酒の調達を行おうとしていた。
船頭を担当する【レッド】は、【エッグ】と【魔王】との戦いで自ら正体を明かし、同じく正体を明かした【アルカール】と共に【フィニス】のエッグ打倒の手助けを行った事で、【ディミルヘイム】に移住した際にはアルカイザーの力は失い、アルカールであった【ホーク】もまた姿を消してしまっていた。
レッドの決意を見届けたライム・トラックス親子もまた自らの正体を明かして【怪傑ロビン】となり魔王に立ち向かう【宿命の子】の手助けを行い、お互いに怪傑ロビンとして活動を行っていた事を知ることになった。
表稼業を兼任しながらヒーロー活動を行い続けるライム・トラックス親子であるが、最近ではヒーロー活動を行う機会が減少する一方で、【リベル】が目覚めた前後に【真影帝国】が暗躍している情報をレッドから伝えられる。
ヨークランドを目指す中で緊急の救難信号が入り、レッドが活火山に向けて救難の準備に取り掛かる合間に、ライムは怪傑ロビンに、トラックスは【にせロビン】へと姿を変える。

2話

クレマール火山帯近海の焔霧島にて座礁しているクルーザーを発見するレッド達は、3人の足跡を発見する。
足跡を追って先へと進むと銃撃音が聞こえ、そこでは魔物を相手に【メイレン】と【フェイオン】が戦っていた。
レッド達の加勢により魔物を撃退すると、フェイオン達はネオクーロンで入手した指輪探査装置を使用して指輪を探す旅を続けていたようで、焔霧島にある【神秘の指輪】を入手するべくこの場所にやって来たのだが、山頂を目指す途中で【クーン】とはぐれてしまったようだ。

3話

山中を進む中でフェイオンは唐突にレッドに謝罪する。
以前にフェイオンはアルカイザーの正体を暴こうとしたことがあり、今となっては過ぎたことであるが、フェイオンの挙動にレッドは思う所があった。

4話

山頂に辿り着くとそこには居城があり、そこは指輪の君である【ヴァジュイール】の居城であった。
以前にもヴァジュイールが【ディスノミア】の火山に在住していた経緯があり、【ムスペルニブル】に所在していた【ヴァジュイール宮殿】が火山帯に出現した事で濃霧を発生させていた。
既に宮殿に入り込んでいたクーンは挙動がおかしくなっていたヴァジュイールに謁見するも、ヴァジュイールは暴走を起こし、その悲鳴が外まで響き渡る。
悲鳴を聞きつけたロビン親子が即座にヴァジュイールを取り押さえるが、ヴァジュイールは自我を失い、所持している神秘の指輪の力だけが発していた。

5話

ヴァジュイールとの戦いのルールに則りクーン達により5連携を成立させるも、ヴァジュイールから歓喜の花火は上がらず立ち上がってくる。
普段は娯楽のために使用する【妖魔の君】?の力を戦いの為に行使しようとするヴァジュイールに対して、【麒麟】の協力を得て駆けつけたアセルスが【妖魔武具憑依能力】の【ブレードネット】で拘束する。
しかし、その拘束も即座に破られてしまうが、レッドはアルカイザーの力ではなく、自身の正義の意思に従って戦ってきた事を振り返り、立ち向かって行く。
その姿こそロビン親子がエッグとの戦いで奮い立たされた姿であり、今一度ヴァジュイールに立ち向かって行き、怪傑ロビンの【ライトニングピアス】で先陣を切り、続くにせロビンの【スクリュードライバー】が決まる。
そしてもう1人、レッドに奮い立たされたフェイオンが決意を固め、レッド達の前でアルカイザーに変身する。
二代目アルカイザーとしてリベルと共に【亡星獣】の【テラ】とも戦った経緯のあるフェイオン、レッドとアルカイザーが立ち並び、共にヴァジュイールに立ち向かっていく。
元々体術を得意とするフェイオンと【ヒーロー技】との相性は良く、レッドのアドバイスを受けながら相手のバリアを無視して攻撃できる【アル・ブラスター】を放ち、【シャイニングキック】と【フラッシュスクリュー】で続き、ヴァジュイールの体勢を崩す。
ヒーロー達はこのまま美しい連携を決めるべく、怪傑ロビンが再度ライトニングピアスで先陣を切り、にせロビンのスクリュードライバーに続き、レッドの動きに合わせてフェイオンアルカイザーがアル・フェニックスを繰り出す。
最後にアセルスがヴァジュイールの持つ神秘の指輪を取り外すと、ヴァジュイールは正気に戻った。
ヴァジュイールが正気に戻すきっかけとなったヒーロー達の連携を見られなかったことを後悔する中で、ヴァジュイールは【針の城】で起こった出来事を語る。
ディミルヘイムにおける自身の存在を拒絶する【オルロワージュ】は考える事をやめて自身を石化するに至ったが、格の力の影響が大きい妖魔社会において妖魔の君の存在は絶大な物であり、その影響に危機を感じたヴァジュイールは、真影帝国によって占領された【ロアーヌ】に【アデル・ベリアス】達を転送した後に、針の城へと向かったのであったが、石化を解除する際に魔力を解放した影響で、かつて所持していた神秘の指輪が実体化したことで負荷がかかり暴走してしまい、オルロワージュと共に妖魔に影響を与える事を避けるべく、ヴァジュイールは自身の宮殿へと転送を行い帰還したようで、不測の事態に備えてヴァジュイールに仕えていた【フルド】達は事前に暇を出していた事で難を逃れていた。
今回のお詫びとしてヴァジュイールは神秘の指輪をメイレンに渡し、他の指輪も集めてまとめて処分するべく新たな指輪探しの旅を続けることになったが、レッド達の前でアルカイザーに変身したフェイオンからアルカイザーの力が離れていく。
アルカイザーの力を失ったことに名残惜しさを感じるも、このままアルカイザーの力が他の人物へと継承を続けることで、再びレッドへと戻っていく事をレッドに伝える。
その事実を知ったレッドはいつかアルカイザーの力が自身に戻ってくる日に備えて鍛錬を続ける決意を固め、その姿にアセルスは人間だった頃に、幼少期の【小此木烈人】が成長した姿を見届けると、帰りは麒麟の力が使えないため、レッドの船でネオクーロンまで送迎してもらい、そのままアルタメノス帝国へと帰還する一方で、ヨークランドへ行く途中だったライム・トラックス親子はフェイオン達の船を修理して、酒を調達した後に、レッドの船で帰路に着くことになった。
一方で子供達を守るべく【ゴブリン】と戦う【ゆきだるま】、ゴブリンの大群を相手にゆきだるまは、偶然継承したアルカイザーの力を駆使してゴブリンを撃退する。
アル・フェニックスを繰り出すダルカイザーであったが、子供達の前でアルカイザーに変身した事でアルカイザーの力は離れてしまい、再び次の継承者を探しに飛び去って行く姿に、ゆきだるまはアルカイザーの力に感謝と別れを告げた。

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