【大炎上する二刀流!命運賭したる球宴開催す!】

Last-modified: 2024-04-02 (火) 23:35:08

ISEC

イベントシナリオイベント(アモル漫遊編イベント)
初回開催期間2023/11/2(木)~2023/11/16(木)
メインボスファイアブリンガー(通常形態(分身・本体))
地形効果-

特殊モンスター

名前興奮した観客元出RS3/ISEC
属性系統人間チャージ◇◇◇
タイプ名前対象効果
基本行動たたきつぶす敵単敵1体にダメージ
攻撃倍率-33.3%(3ターン)
基本行動駆け抜ける敵横横範囲の敵にダメージ
防御倍率+20%(3ターン)
チャージかきむしり敵単敵1体にダメージ
防御倍率+33.3%(3ターン)
耐性能力火傷呪いマヒ睡眠暗闇怒りスタンディレイ

名前錯乱した観客元出RS2/ISEC
属性系統人間チャージ◇◇
タイプ名前対象効果
基本行動骨砕き敵単敵1体にダメージ
攻撃倍率-33.3%(3ターン)
基本行動突進敵横横範囲の敵にダメージ
チャージポイズンガス敵縦縦範囲の敵にダメージ
毒(80ダメージ・3ターン)
耐性能力火傷呪いマヒ睡眠暗闇怒りスタンディレイ

名前熱狂した観客元出RS2/ISEC
属性系統人間チャージ◇◇
タイプ名前対象効果
基本行動脳天割り敵単敵1体にダメージ
睡眠(3ターン)
基本行動スクリーム敵横横範囲の敵にダメージ
混乱(3ターン)
チャージ地団駄敵全敵全体にダメージ
スタン
耐性能力火傷呪いマヒ睡眠暗闇怒りスタンディレイ

名前ファイアブリンガー
(通常形態・分身)
元出SSG
属性系統チャージ◇◇
タイプ名前対象効果
基本行動アッパースイング敵単敵1体にダメージ
攻撃倍率-33.3%(3ターン)
基本行動サクション敵単敵1体にダメージ
自分HP回復
チャージ二刀烈風剣敵単敵1体にダメージ
4回に分けて攻撃
特性全は個自分防御倍率-30%
防御の相性倍率-30%
耐性能力火傷呪いマヒ睡眠暗闇怒りスタンディレイ

メインボス

名前ファイアブリンガー
(通常形態・本体)
元出SSG
属性系統神/ボスチャージ
タイプ名前対象効果
基本行動シャムスの陰影敵全敵全体にダメージ
スタン
基本行動二刀烈風剣敵単敵1体にダメージ
4回に分けて攻撃
基本行動サクション敵単敵1体にダメージ
自分HP回復
チャージマリガンの陰影地相解除
敵全敵全体にダメージ(無敵・パリイ貫通)
特性個は全自分ダメージ置換(1ダメージ・2回)
防御倍率-30%
耐性能力火傷呪いマヒ睡眠暗闇怒りスタンディレイ

概要

1話

それは、【ディミルヘイム】が新たな宇宙域に移住した後の異変について報告するべく、【ミルリク・ベリアス】【アデル・ベリアス】【リージョン諸島】に滞在する【レオナルド・バナロッティ・エデューソン】と通信している最中に、【リベル】【コウメイ】【アセルス】にそれぞれ報告していた頃、【アルタメノス帝国】に向けての突然の宣戦布告から始まった。
相手は原初の神【ファイアブリンガー】
【ディスノミア】時代にリベルが干渉した世界に出現した【カオスルーラー】との戦いで助力してくれた彼が、ディミルヘイムではアバター(化身)と噂される【シグフレイ】の身体から顕現したうえで人類の命運自体を賭けた試練を突きつけてきたのだ。
人は生存するに値するかどうか勝負せよ、方法は人間に任せる、ただし運頼みの方法は除く。
主神クラスの相手からの宣戦布告でディミルヘイム最大の危機を前にして、帝国はこの人類の存亡を賭けた戦いの方法をさっそく家臣内で模索・・・⋯する前に速攻で人に転生した【アモル】が突如と【ヴァルク宮殿】にやって来ると外部世界から受信した電波情報からこんな提案をするのだった。
「野球しよう!」
 
一流選手並の身体能力はあるとはいえ、野球のルールを全く知らないディミルヘイムの者達であったが、ルール自体は【アンリミテッド】の能力で、野球が存在した世界を往来した経緯がある【イスカンダール】が配布したルールブックにて周知されはした。
そこで奮闘し始めたのがファイアブリンガーがいる世界の出身である【ウルピナ】
守護神になる野望を秘め、抑えの切り札になりたくて、なにより神に挑みたくて、【ボルカノ】に弟子入りを頼んだのである。同じ【失礼剣】があるとはいえ、ウルピナが知る失礼剣のポーズで。*1
勝負を決するは互いの熱量、だから朱鳥術の得意なボルカノが適任という短絡的な判断であった。失礼剣のポーズで。
ボルカノ本人はやる気が無いのに【ウンディーネ】に挑発されていつの間にか教え込むハメに。
仕方ないのでこの場にいる魔物の群れを倒せたらという条件を出した。
練習台にさえならないと思うのは気のせいですか

2話

かくしてリージョン諸島の首都・ネオクーロンの特設スタジアムに主役は揃った。

  • 邪神チーム(先攻)
  • 球審:サルーイン
    • 電脳世界での敗戦の事もあったが、人間も他の邪神もともに面白くない存在だから決してどちらにも肩入れしないという審判としてはある意味理想的な逸材。ファイアブリンガーが別次元で交渉して休眠中の彼に協力してもらい、球審メカのスカイラブ機体のコアを通してのリモート参加になった。
  • ダフ屋:ブッチャー

試合前にダフ屋行為が発覚したブッチャーの公開尻叩き刑で盛り上がる超満員の観客。
ファイアブリンガーの分裂行為に憤るゴージュに対して【ジュディ】がビンタする中、その一部が興奮のあまりグラウンドになだれ込んだのを【じごくの壁】がとり押さえてから試合開始。

3話

1回表、邪神軍の攻撃。
しかしファイアブリンガーは先発のルージュによるコーナーギリギリを攻める投球に手を出せず、煩すぎる球審メカの声を尻目にあっさり三者三振に討ち取られる。
1回裏の人類チームの攻撃では、先頭打者はレオナルド。
【エリザベート】が見守る中、ファイアブリンガーがレオナルドのクワを振り下ろす構えに対して、挑発で顔面を狙う。ビーンボールだから退場だと思うんですがそれは⋯
しかしレオナルドはその悪球を、クワ振り下ろしの姿勢から悪球打ちの大根切りで打ち返して、逆にファイアブリンガーの顔面に当てつつのホームランを決める。
続いて心眼打法でボールを捉えるエデル、ボールを真っ二つにする勢いでジュウベイがヒットを打ち、そしてゴージュも【ウルスラ】とジュディが見守る中で3ランを決め、0-4になる。
 
2回表、ようやくファイアブリンガーも外野へ長打するが、ゲオルグが弟のトーマを上空へ放り投げての空中キャッチでフライに。
しかし2回裏、人類チームが追加点を挙げられなくなってきた。
 
ファイアブリンガーは野球の技術のイロハを学ぶためにわざと観察に徹し、それを即学習しているのだった。
原作で【エコー】*2を放った面目躍如である。
 
旗色が悪いと判断したアモルは人類チームの応援に回る。着ぐるみで応援参加したアモルの姿はデカァァァァァいちょっと不気味。
それを見て熱狂した観客の一部錯乱した暴徒となって再びグラウンドへ。
とりあえずしばきます。

4話

試合は終盤になるに連れて、ファイアブリンガーが学習したことでついに同点に追いつかれる。
欠場となったブルーの頼みで参加した中継ぎのロックブーケがフォークボールで応戦するが、学習能力の方が早く速攻で打たれる。
ゲオルグがトーマを放り投げて空中キャッチするも、打球が強すぎてトーマごとバックスクリーンへ。
とうとう逆転を許したうえ、続けざまに打たれて二死満塁。
 
だが抑えのウルピナがとうとうマウンドに立つ。
ボルカノとの特訓の末に魔球を会得し、その魔球をストライクゾーンに入れるべくボルカノがリードする。
【ボストン】を模した海老名げジャンプ投法、【ぞう】のデッドリースピンを模した大回転投法という人間離れした投球でファイアブリンガーに打たせない。
父の【マクシミアス】曰くあの愛らしい、優しいウルピナはもういないのだな
さらに【ペギーバロン】の腕力法を模した魔球で三振に討ち取ろうとしたが、ここでファイアブリンガーが粘った。
ファウルとはいえ初見の魔球を捉えた。
つまりファイアブリンガーは今、ウルピナの魔球を学習した状態でバッターボックスに立っているのだ。
 
ウルピナは覚悟を決めて、片腕が吹き飛ぶリスクを承知でファイアブリンガーを模した青き炎のごとき姿隣、全ての魔球を混ぜた渾身の一球を右腕から投げる。
9回表にて、ついにファイアブリンガーを三振に打ち取った。
だが、最後の一球の代償は重く、失礼剣の体勢で崩れ落ち、そのままボルカノによって運ばれて行った。
 
しかし人類チーム最後の攻撃となる9回裏、すでに二死。
ゲオルグ+トーマの型破りの守備さえコピーされ、出塁さえ出来ていない。
わずか1点差、しかしこの1点差が果てしなく重かった。
 
バッターボックスには酔えば酔うほど強いゲンが立つが、バットに酒しぶきを吹きかけた瞬間にヒビが入っていた。
そうとは知らず酒のつまみを買う前に流星刀打法で投球を打つが、ファイアブリンガーが学習した空中守備でフライに・・・
⋯討ち取れなかった。
ファイアブリンガーがキャッチしたのは砕けたバットの破片。
打ち返した打球はホームベース前に転がっていたことでヒットとなっていた。
 
千鳥足で一塁に辿り着いたゲンが【T260G】に引っ張られていき、代走として最終兵器にしてジュディの兄であり、見かけ以上に体重が軽いロイが送られる中、ゴージュの代打としてここで応援していたリベルが参戦。
しかし全く自信がない。そこに1人の見覚えのない謎の男が。
彼から【ゴールデンバット】を手渡され、「ツーストライクになったら思い切り振ればいい」と助言をもらう。
さらに、「あとは何があろうと走れ」という一言を付け加えられて。
 
予想通り、ツーストライクに追い込まれるリベル。
ファイアブリンガーの腹は、最後の最後にワンバウンドするフォークボールで空振りを狙う作戦だった。
見抜けるはずもなく、これを思い切り振ってしまう。
 
ついにファイアブリンガーは人類チームに勝利した実感と、ルールの面白さに満足していた。
しかし球審からゲームセットの宣言がない。
リベルは助言どおり1塁へ走る。代走のロイも一緒に塁を回る。
 
なぜならゴールデンバットだけに振り逃げが成立していたからだ。
サルーイン曰く、三振こそしたが、ワンバウンドによる捕球によりノーキャッチと判定され、一塁走者がいても二死なので振り逃げが成立してしまい、リベルにタッチか一塁に送球せずに放置していたのであった。
それを見落としてたファイアブリンガーは、そのままリベルのホームインを許してしまい、ロイと合計で2点入れられての逆転サヨナラ勝ちを決められていたことに気づかなかった。
 
ファイアブリンガーは球審のサルーインに指摘され、サルーインとしては中立の立場で傍観し、その見落としを笑われるハメになったのである。
それはまるで地元の世界で十二星神に騙されたシチュエーションを思い起こさせる。
とうとう直接襲いかかってきた。
自分の取り決めを破っての襲撃なので弱体化しているとは言え、乱闘延長戦にもつれ込んだ。
喜びすぎた観客の暴動鎮圧もそこそこに、決着をつける時である。

5話

リリーフエースのウルピナも復帰し、見事アレ勝利した人類チームは花火を上げて祝勝会を挙げる。
一応の決着がついたためファイアブリンガーも赤き彗星となって帰還する。
しかしリベルに助言した謎の男は、この神の動きを遊興であると見る。
まるで、自分の計画の邪魔者にならないから安全、といわんばかりに⋯
 
しかし、野球に興味を持ちつつ謎の男が立ち去ると、球場にはアモル以外は誰もいなくなり、アモルと対になる存在と言われるこの男との邂逅は、もう少し先になりそうだった。
とはいえその気配は、刻々と近くなりそうではあった⋯

関連イベント

作品イベント概要
IS【反逆者たち】ファイアブリンガー初登場
IS【翔べ聖王、巨竜と共に!まとうは漆黒の魔装!】トーマとゲオルグと・・・
IS【不死者の誕生!神のテーブルに上れ!】ゴージュとレオナルド
ISEC【夢想せし大邪神】休眠中のサルーインの事情
ISEC【機械仕掛けの破壊神!捧げよ鋭刃の剣舞!】
ISEC【新世界忍者戦!雲衝く塔を征け!】ファイアブリンガーの化身であるシグフレイとの直近の戦い
ISEC【星なる夜と武術神!緋衣の貴人乱舞!】大言壮語にも聞こえるウルピナの「神を目指す宣言」の背景
ISEC【魔女っ子チーム結成!?樹海に消えた運び屋を救助せよ!】アモルと対になる謎の男の動向
ISEC【妖魔領域に群れなす白骨!掃討作戦発令中!】
ISEC【凍結と重力の残響!無限再生の罠を打ち破れ!】リベルとアモルのヴァダガラとの戦い

余談

  • ストーリーを毎回書いているベニー松山氏によると、球場の雰囲気を感じ取るために北海道へ飛んだとのこと。経費が支給されないことを知ったので自腹にて行ったらしい、おつかれ様です。
  • 振り逃げが成立して、なおかつ守備側がアウトと勘違いしている間に打者がホームインする事態はアメリカの高校野球などで実例があったりする。

構成

ボス戦ステージからは、ファイアブリンガーの分身と本体との連戦となる。
戦闘曲は、ファイアブリンガー組曲が3連戦分用意されているが、【火を与える者~ファイアブリンガー組曲1】のみ使用されている。


ステージWAVE地相属性系統元出特性
8
ex1~2
1ファイアブリンガー×5
(通常形態・分身)
SSG防御倍率-30%
防御の相性倍率-30%
2ファイアブリンガー×3
(通常形態・分身)
SSG防御倍率-30%
防御の相性倍率-30%
3神/ボスファイアブリンガー
(通常形態・本体)
SSGダメージ置換(1ダメージ・2回)
防御倍率-30%

*1 SSGの失礼剣は寝っ転がりながら斬るという大変失礼な技である。
*2 相手の攻撃をそっくりやり返す技。