スマブラ個人小説/Shaillの小説/スマブラキャラの毎日 12

Last-modified: 2013-10-20 (日) 15:21:56

始めに

オリジナルキャラクター

第41話 爆撃戦隊

とある町中
ドカーン
クリーチャー「きゃー!」
バーテンダー「怪物が現れたー!」
アーバンライフプランナー「イヤー星からの刺各だー!!」
わーきゃーきゃー!
怪人イヤー「フォッフォッフォッ、滅茶苦茶にしてやる」
「待てえぇーい!」
イヤー「な、なんだ!?」
「この町の平和と秩序を乱す者は俺たちが許さない!」

 

リュカ「レッドサラマンダー!」
ポポ「ブルーコマンダー!」
トゥーン「グリーンサスペンダー!」
ナナ「ピンククライマー!」
『我らが爆撃戦隊!』
チャラチャラッチャーン
マリオ「・・・」
色「・・・元気があっていいですね、すごく」
リュカ「井出よ!ファイアバスター!」
シャキーン
ネス「・・・何と戦ってるんだ」
ポポ「コバルトスピアー!」
トゥーン「ウォーハンマー!」
ナナ「ソードブレイカー!」
リンク「うむ。最終二つは普通の武器だな」
『よい子のみんなは部屋を明るくして、テレビから50m離れて観ましょう』
出来るか
マリオ「えっと、爆裂戦隊だっけ?」
リュカ「爆撃!」
マリオ「そうそれ。一体何なの?ちょいちょい出てくるけど」
ネス「最近、極一部の子供に水面下で流行かけの特撮アニメだよ」
アイク「全然人気ねーな」
トゥーン「嘘言っちゃダメだよネス君!」
ポポ「今や爆撃戦隊の人気は凄いんだから!」
アイク「そうなのか?」
ネス「イヤー星という理解不能な固有名詞、在り来たりな展開、同じパターンの物語、低レベルなアクションシーン、幼稚、低俗で知名度の低い役者揃い。これの何処が面白い?」
ナナ「!?」
色「本当に面白くなさそうですね・・・」
リュカ「そんなことはない!」
トゥーン「色もきっとハマる!」
ナナ「ね、色!」
色「え、うー・・・」
ネス「シキ、無理に頷く必要はない。人気無いものは所詮どう足掻いても人気無いんだ」
厭な言い方するなー
マスター「おーい」
リンク「む?」
マスター「今から終点町に行くけど一緒に来るか?」
アイク「ぼっちが寂しいのか」
マスター「じゃあ来なくていいよ」
「「行く!」」
リンク「俺は行かないが」
アイク「ノリ悪ぃなー」
マスター「まぁそれは自由だが」
色「っ!」
マリオ「ん、どうした?」
色「いえ、ちょっと目眩が・・・」
マリオ「大丈夫か?無理なら来なくていいけど」
色「い、行きます!」
マリオ「あ、おぉ・・・」




終点町
マリオ「ところで何しに行くんだ?」
マスター「ただの買い物だよ。お前らには、重たい荷物を持ってもらう為に来てもらった」
アイク「ぅし、帰ろうか」
リュカ「見て見て!玩具屋だよ!」
トゥーン「爆撃戦隊グッズ売ってるかな!?」
ポポ「行こう行こう!!」
マスター「・・・」
アイク「ー行っちまったぜ」
ネス「付き合ってられないな」

 

玩具屋
ナナ「あ!ソードブレイカーだ!」
ポポ「コバルトスピアーも売ってるよ!」
リュカ「こっちには3DSのゲームもあるよ!」 ※ありません
リュカ「風のタクトHD9月26日発売・・・?よく分かんないや!」
トゥーン「僕も!」
お前は分かれよ!
ポポ「どれにしようかなー・・・」
はしゃぎ過ぎだろ
マスター「待て待て待て。玩具屋に来たんじゃないぞ」
色「そうですよ」
ナナ「む・・・」
リュカ「・・・あ!」
なんだ!?
リュカ「ガチャガチャだ!」
マスター「お前ら話聞いてたか!?」

 

チャリーン
ガチャ、ガコガコン
カパッ
リュカ「おっ!グリーンサスペンダーだ!」
ポポ「ポーズAか、レアだね」
アイク「・・・」
トゥーン「次僕だよ!」
ガチャン
ナナ「何当たった?」
トゥーン「・・・スレイヤーだった」
色「スレ・・・?」
トゥーン「もう三つ目だよ?スレイヤー」
色「スレ、ん、何?」
ネス「スレイヤー。一番の雑魚敵だよ」
マリオ「随分と詳しいんだな」
ネス「嫌でも覚える」
マスター「そもそも爆撃戦隊とはなんだ?」
ネス「レッドサラマンダー、ブルーコマンダー、グリーンサスペンダー、ピンククライマーの四人で構成された正義のヒーロー。イヤー星人の侵略を阻む単純なストーリーさ。全部の名前の語尾に『ー』が付くのが特徴だね。凡にあれは爆撃戦隊フィギュアシリーズ。無駄に多いキャラを無駄に量産した無駄なガチャガチャだよ」
マスター「ヤバいな」
所々罵倒してるな
ナナ「あ!アーチャーだ!レアのやつだ!」
トゥーン「それ僕のバーサーカーと交換しようよ!」
リュカ「僕はセイバーもランサーも持ってるもんねー」
ポポ「キャ、キャスター・・・だけど」
きゃっきゃきゃっきゃ
アイク「・・・」
マスター「ったく。何しに来たんだか」
アイク「・・・ちょっと、どけ」
色「?」
トゥーン「何するのさ!」
アイク「・・・」
チャリーン
ガチャ、ガコガコン
パカッ
アイク「ん?これ・・・」
ナナ「えぇ。オリマーね」
アイク「だよな!?」
マリオ「彼奴なにやってんだよ!」
最近登場しないと思ったら・・・
ポポ「オリマーは、劇場版で少しだけ登場したキャラなんだよ」
無駄情報
リュカ「さて、何が出るかなー」
カパッ
マスターだ
アイク「オメーも何やってんだよ!」
マスター「いやはや、見抜かれたか」
色「丸分かりですよ」
ポポ「マスターもオリマー同様、劇場版でバーテンダーとして大活躍しました」
バーテンダーに活躍所なんか無いだろ!
アイク「くそっ、なんか納得いかねえ・・・レアリティある奴来い!」
ガチャン
何が出た?
アイク「ん?なんだこれ?」
ネス「確かに見ないな」
トゥーン「んー?・・・あ、ああ!それかぁ!」
アイク「?」
トゥーン「それはね、『だいてんくー』だよ」
グバンッ
アイク「オメーふざけんじゃねぇぞ!!」
だいてんくーが引きちぎられた!
色「けっこう無理がありますね・・・」
マリオ「まず大天空なんか何処で出るんだよ」
ポポ「だいてんくーは、劇場版で」
劇場版いろいろ多すぎだろ!
ネス「ファンもキャラクター名を覚えられないくらい多いそうだ」
マスター「どんだけ多いんだよ・・・」
アイク「もうなんなんだよ・・・いいからまともなやつ出やがれ・・・」
ガコン
ルイージだ
グバン
アイク「お前要らねンだよ!!お前はもっと要らねンだよ!!!」
ルイージの首が取れた!
マリオ「俺の弟が!まぁ別に良いけど」
良いのかよ
ネス「これだけ『ー』が付いてないけど・・・」
ナナ「特別製ね」
ポポ「ルイージは、劇場版を濃いマニアが何回も見直したときに偶然見つけれるか見つけれないかくらいの登場頻度だよ」
ほとんど出てねーじゃん
マスター「そしてさらに映画依存」
アイク「あの、ちょっと待て・・・俺スマブラのやつしか出てないぞ。頼むからまともな奴来い」
ガシャコン
それは・・・
アイク「なんか人がいっぱい詰まってるな」
リュカ「それはビジターだよ」
観光客か
アイク「スゲー微妙な奴出たー」
ポポ「ビジターは、劇場版でサブ」
もういいわ!
マリオ「レアが出ないな」
ポポ「レア度の高いのなんて、そう出ないよ」
リュカ「特にアマチュアにはねー!」
アイク「な」
リュカ「心を落ち着かせて、精神をトーイツさせて、ゆっくり手を伸ばして・・・」
アイク「・・・」
ガチャン
リュカ「ぅ、おぉ!」
ナナ「レア出た?」
リュカ「ビジターだ!」
アイク「半端じゃねーか!何だったんだよ、さっきの前置きはっ!」
リュカ「まぁ?あれでレアが出るわけじゃないけど!?」
マリオ「フツーに開き直りやがった・・・」
色「流石リュカさん。無様ですね」
リュカ「なにぃ!?色こそブザマだよ!」
色「私のどこが無様ですか?」
マスター「・・・一体何があった」
色はリュカが嫌いなんだな
マリオ「らしくないな。どうしたんだ、色?」
色「えう・・・マリオさんには、ちょっと・・・!」///
マリオ「?」
トゥーン「まぁいいや!もう一回やろう!」
ドカンッ!
うぉ!ガチャガチャ凄い音するな・・・
トゥーン「僕まだ回してないけど」
マスター「ん?じゃあなんの音だ?」
アイク「・・・あれだな」
アイクが顎で指した方角は・・・
色「!?」
店の壁に、一際大きな孔が空いていたのだ
ネス「あ・・・ふーん」
マリオ「うん、まぁ、もう驚かねーや」
店長「誰だ!うちの店に孔を空けたのは!」
普通はそーなるわな
???「私です」
そして潔いな
マスター「何だ?あの子は」
その少女は、見るからに異質だった
顔半分を隠し、両耳に付けたヘッドフォンからはアンテナが立っている
よく分からないベルトに謎の装飾、下半身はパンツ一張羅の状態である
この小娘がどういう経緯で壁を壊したのか、店長も少し面食らう
店長「・・・こ、壊れた部分、弁償してもらうぞ」
???「申し訳ありませんが、急いでいるので。その事項については後日改めてください。それではまた」
店長「いや待てよ!こっちはそうはいかないんだよ!」
店長の呼び止めに対し、鬱陶しそうに振り返る
???「貴方しつこいですね。分かりました」
店長「・・・?」
???「私、こういう者でして・・・」
ピラ、と名刺を取り出した
そこには

 

『聖堂教会・執行官』

 

店長「!」
マリオ「あれは・・・!」
???「今日、教会関係者の殺人が相次いでいるのは貴方も知ってるでしょ?今は近辺の捜査中です」
マスター「・・・どうやら、現教会も黙ってないみたいだな」
???「ご理解願えましたね。ではまた・・・」
マリオ「ちょっと待て」
???「む」
おいマリオ
マリオ「いいじゃん。事件のこととか色々聞きたい事あるし」
???「・・・貴方誰ですか?私は今急いで」
マリオ「あー分かってる分かってる。暇は取らせないから」
???「私の答えは拒否です」
マリオ「ぇ・・・」
振られたな
???「もういいでしょうか」
マリオ「あ、最後に一個だけ!」
???「・・・速くしてください」
マリオ「あのな。次はちゃんと扉から入れよ?メリカちゃん」
???「・・・っ」
ポポ「あれ?名前、どうして?」
マリオ「名刺にも書いてたし、それより・・・」
服にでかでかとMELICAってあるし
メリカ「つまり・・・扉を壊すなと?」
マリオ「当たり前だ」
つまってねーけど
メリカ「では、一応頭に入れておきます」
マリオ「それで結構」
店長「・・・」

 

 

裏路地
メリカ「あーあーテステス、感度良好」
さっきの少女は壁に凭れ、電話をしているようだ
メリカ「えぇ・・・はい、そうですね。いえ、犯人の特定はまだ・・・はい。はい、わかりました。引き続き捜査を」
だが彼女の手には、携帯電話も持っていない
ピッ
メリカ「奴等も面倒な仕事押し付けてくれるわねー・・・」
はぁ、と一人溜め息を漏らす
そのまま思考に浸る
メリカ「・・・フィジーベラルーシ」
ふとその名を吐露する
メリア「前教会に殺された夫妻の娘。犯人ならコイツくらいしかいないんだけど。家にも帰らずに・・・何してんのよ?」
誰とも限らず、ただ独りで淡淡と喋る
メリカ「あーあ。現場に居合わせれば、現行犯でサクッとブッ殺せるのに・・・それまで待つしかないか・・・」
少し揺れた髪の間から
鋼鉄に覆われた顔が見えた

 

 

マスター「聖堂教会の執行官か・・・」
まぁ、今更かよって感じだけどな
ネス「何で壁を破る必要がある?」
アイク「あれだろ。犯人捜してたんだろ」
マリオ「彼奴・・・ずっとこのやり口なのか?」
色「入り口から入ったほうが早いでしょうに・・・」
マスター「確かにな・・・・んん!?」
どした?
リュカ「やぁー!サイドギャザーだ!」
トゥーン「ブルーコマンダー出たー!」
彼らの前にはフィギュアの山が!
マリオ「全然喋らないと思ったら・・・」
キノコの山か
アイク「財源は?」
ポポ「マスターの財布」

マスター「わなわなわなわな」
アイク「自分で言ってら」

 

DON!!

 

彼らは星になったとさ

 

 

マスター「買い物どうするんだよ」
アイク「こちとら良かったよ、荷物持たずに済んで」
マスター「な!?」
ネス「でもフィギュアをどうするんだよ・・・」

第42話 一周年記念作品 デュラゴン・クエスト/三章

シューテン
城はやられたのに、城下町はいつも通りだった
おかげで人が密集し、彼方へと消えたリンクを探すのに一苦労だ
カービィ「ぽよー・・・」
ピット「くそっ。あの人どこ行ったんだよ」
メタナイト「SP値は低い癖に、こんなときは俊足だな」
ギャラクシア「・・・まだ魔力が成熟していないか。だが町が廃れるのも時間の問題だな。そうなれば探すのもたやすい。安心だぞ、マスター」
メタナイト「そういう問題じゃない!」
ピット「こうなったら手分けして探すか。一応見知った土地だからね」
カービィ「ぽよ。ぺぽよぽよ」
メタナイト「いや。空から探してみよう。あぁ、そうか。このパーティは全員飛べるんだったな」
ピット「すっかり忘れてた。RPGに縛られてたからねー」
メタナイト「・・・ん?」
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ギャラクシア「どうされた?」
メタナイト「いや、音が・・・あ、止まった」
ピット「どうしたの?」
メタナイト「いや何でもない。さぁ、早く飛ぼうか」

 

 

ピット「おおー!よく見える!」
メタナイト「なにを今更・・・」
カービィ「ぺよぽっ!」
メタナイト「やっぱり手分けしよう、か」
ピット「じゃあ僕は西の方を探すよ」
カービィ「ぺぽ!」
メタナイト「集合は此処で!さぁ、私たちは北を探そうか」
ギャラクシア「了解した」

 

メタナイト「そういや、なんで彼奴の捜索が最優先なんだろうな?」
ギャラクシア「無論。彼の者を追いかけていたらシューテンに着いた。今はそれの延長だ」
メタナイト「城の侵食は今も続いているのだがな・・・。彼奴はゼルダ姫を探している。ゼルダ姫は城に預かられている。となると、当然あの城に行き着くだろう。それか・・・」
ギャラクシア「逃げ出して何処かへ匿われているか、のどちらかだな」
メタナイト「そっちは出来る限り避けたいな。場所の見当がつかなくなる」
ギャラクシア「そのときはそのとき。一軒ずつ探すのみだ」
メタナイト「そうなれば骨が折れるな・・・む?」
町の広場に一台のヘリコプターが駐留され、周りに町衆が群がっている
メタナイト「あれは?」
ギャラクシア「サーカスだろうか」
メタナイト「それはない」
それに・・・なにやら騒動が起こっているようだ。空からでも喧噪が届く
メタナイト「行ってみるか」

 

リンク「貴様・・・なんの真似だ」
???「・・・」
目の前の男を睨みつける
この中年。ヘリコプターを真横で着陸した挙げ句、いきなり殴り掛かってきやがった
リンク「俺を他国の遣いと悟っていたのなら、宣戦布告ということでいいのか?シューテンの軍部よ」
???「・・・何故分かった?」
リンク「ヘリコプターにシューテンの国旗が刻まれているであろうが。バカかお前」
???「そうか・・・失態だ」
リンク「・・・状況が呑めていないようだな、貴様。ネス国王も不在、城はあの有り様。それでいてよく闘志をたぎらせる。そこは誉めてやろう」
???「どうも」
リンク「重ねて言うが、ガイアナとシューテンは不可視の同盟があった筈だが?」
それは恐らく、ゼルダ姫のことだろう
???「・・・」
リンク「解せん。貴様の在り方が視えない。何を希っている?」
???「・・・」
リンク「最後の問いだ。姫様はどうした」
???「・・・」
リンク「・・・・それが貴様の答えか。そうか」
???「・・・」
リンク「貴様・・・なめてくれるではないか」
メタナイト「おい、リンク!」
リンク「む」
ギャラクシア「なにがあった。喧嘩ふっかけたのか」
リンク「ふん。非はあちらにあろう」
???「・・・」
メタナイト「何者だ?」
リンク「シューテンの軍人。明らかな故意だが、なにも語ろうとしない」
???「・・・」
メタナイト「理由は何なんだ?リンクが何かしたのか?」
???「・・・理由は、なにもない」
メタナイト「は?」
???「ただ、殴ろうと思って殴っただけだ」
リンク「貴様・・・ふざけてるのか?」
???「端から見たらそうだろう」
ギャラクシア「・・・」
なんだ。こいつ
カービィ「ぽよー!」
ピット「おーい!リンクいるじゃん!」
メタナイト「む。丁度良いところに来た、カービィ」
ピット「僕は?」
???「カービィ・・・?そいつぁもしや、勇者カービィのことか?」
カービィ「ぽよっ」
メタナイト「いかにも」
???「おぉ、ついに見つけた。さぁ国王と姫君がお待ちだ」
カービィ「?」
ピット「勝手に話進めないで。付いていけないよ!」
ギャラクシア「どういうことだ?」
???「俺はシューテンの精鋭部隊兵長のスネークだ」
リンク「・・・」
メタナイト「説明しろ」
スネーク「うむ・・・数日前、魔城からの攻撃があったのは知ってるな?俺はネス国王と、預かりのゼルダ姫と共に城を脱した。今はとある一室で休養している」
リンク「すぐに引導しろ」
スネーク「まぁ待て。城を元に戻すには、勇者の力が不可欠だ。しかし今はガイアナ地方で手一杯だろうから、となかなか動けなかった。でも、聖剣ギャラクシアがあればいつでも邪気を感知出来る、ガイアナが解放されれば彼らも気付くだろう、とゼルダ姫は仰った」
ギャラクシア「ー・・・」
スネーク「そこで俺が遣わされたわけだ。ゼルダ姫から戴いた騎士隊長の顔写真・・・これしか所持してなかったんだろうな。とにかく同行してるだろうから大丈夫だ、と言っていた。そしてヘリを使って探しまくったんだが・・・いざ発見したときは、肝心の勇者がいない」
リンク「ふん・・・」
スネーク「そこで、賭けに出たんだ」
ピット「賭け?」
スネーク「・・・殴る」
カービィ「・・・」
スネーク「殴れば吐くか、逆にやられるか。結果はどっちでもなかったけどな」
リンク「・・・以上か?」
スネーク「以上だ」
刹那
ジャキ
スネーク「!」
リンク「理由はどうあれ、立派な反逆だぞ。考えるにも能わぬ」ギンッ
スネーク「い、いや別にそういうワケじゃー・・・!」
リンクは本気で喉をかっ切る。彼の目がそう語っていた
ギャラクシア「まぁ落ち着け。今斬ったら本当に所在が分からなくなる」
リンク「・・・・ふんっ」
スネーク「ほっ」
良かった。素直に剣を収めてくれた
ピット「さて、と」
リンク「さっさと案内しろ。そこで貴様の儚い命も終わりだ」
スネーク「じゃあやらねぇよ!」
リンク「なら此処で死ぬか」
スネーク「ーーー」

 

 

カービィ「ぽよよぽ?」
メタナイト「みんなは無事なのか?」
スネーク「少なくとも、国王と姫君はな。兵団はいくつかやられたが、バンダナの若造がいい働きをしてくれてな」
ピット「あんたもバンダナしてるじゃん」
スネーク「いや俺じゃない」
ギャラクシア「バンダナの兵団か」
スネーク「なんじゃそりゃ」
ギャラクシア「バンダナはバンダナだ」
メタナイト「・・・」
スネーク「・・・」
それから会話という会話はなくなり、ある扉の前に立ち止まった
スネーク「・・・着いたぞ、この部屋だ」
リンク「姫様!」
バンッ
いなや戸を叩いて押し掛ける
その室内は・・・

 

『ーを乱す者は俺たちが許さない!』チャラチャラッチャーン
ゼルダ「ーでね、父ったら酷いのよ。折角わたしが考えた予算案を」もぐもぐ
ネス「ふむふむふむふむふむ」
ゼルダ「もっと娘の・・・もぐ・・・あら、リンク?あなたにしては遅かったじゃない」
ゼルダ姫が手前のケーキをほじくりながら言った
リンク「・・・」
フォークで残りの苺を突き刺し、一口頬張る
リンク「・・・」
ゼルダ「やっぱりあまおうの苺は格別ね!」
ネス「だよね」
な・・・・なんだ、この・・・だらけたムードは
メタナイト「これは予想外だな。別の意味で」
呆れとも安心とも、どっちともつかない感情が渦を巻いた
カービィ「ぽー・・・」
ピット「アンビリーバボー」
リンク「・・・状況を説明しろ」
スネーク「・・・見ての通りだ」
ゼルダ「他のスイーツはありますか?」
ネス「ほらよ」
リンク「姫様!こんな怠慢をとっている暇はないでしょう。すぐに城に戻りますよ」
フォークを毟り取って腕を引く
ゼルダ「きゃっ、捕まっちゃった♪」
リンク「・・・」
ネス「おいおい、こっちの城の事はどうするんだ?」
リンク「そっちで対策を取るんだな」
スネーク「お前は手伝わないのか?」
リンク「俺が関わる必要が無い。勇者様でも使ってやれ」
カービィ「・・・」
リンク「さ、行きましょう」
ゼルダ「はぁ~い」
メタナイト「・・・」
バタン
ピット「帰っちゃったよ・・・」
ネス「まぁ・・・というわけだ。城を取り戻してくれ」
ピット「どういうわけだ!」
メタナイト「自分たちでどうとはしようと思わなかったのか?」
ネス「封印から解放するには、勇者の秘めたる力が必要だ。だからこうして待ってたんだ」
ピット「待ってた、ねぇー・・・」
ネス「悪く思わないでくれ。僕らにはどうにも出来ない問題だからな。君たちが来るまでそうするしかなかったんだ」
ギャラクシア「緊張感が感じられない」
ネス「それもそうだな」
ピット「認めるのかよ」
スネーク「まぁいいじゃないか。何にせよ行かねばならん道だ」
メタナイト「よく言うな・・・」
だが確かにその通りだ
事実、この城さえ突破すれば魔城が開くわけなのだから
カービィ「ぽよ!」
メタナイト「何回目の台詞だろうな。出発!」
ネス「じゃーいってらっしゃい」
ピット「あんたらも来るんだ!」
ネス&スネーク「ええ!?」

 

 

シューテン城内
ネス「ねぇ!僕は国王だよ!?王様をこんな危険な場所まで連れてっていいの!?」
ピット「王だったらその力で国民を守ったらどうだ!!」
ネス「・・・そこ厳しいのか」
メタナイト「さあ、ガイアナの騎士隊長の強さは度を超したが、シューテンの兵長の強さはいかほどのものか?」
ネス「実力は確か」
スネーク「なに?俺の力が見たいと?あぁいいともさ!いいかなー?」
カービィ「・・・」
スネーク「・・・そうか!よし分かった!では早速俺のSK」
メタナイト「なにも言ってないだろ!」
ネス「こんな奴だけど、実力は確か」
♪ウーウーウー!
ギャラクシア「む。サイレンの音だ」
ピット「見つかったんだ!」
メタナイト「みんな、武器を構えろ!」

 

戦闘画面
スパーとタウタウが現れた
メタナイトのSK
→マッハトルネイド
スパーに30のダメージ!
タウタウに30のダメージ!
ネス「以前より大分成長してるな」
メタナイト「当然だ」
ネスのSK
→PKフラッシュ
タウタウに4のダメージ!
ピット「弱」
ネス「威力不安定だからね。でもねー」
タウタウにスタンが付加された!
メタナイト「スタン?」
スネーク「敵の攻撃を1ターン遅らせる状態異常の一つだ」
ネス「僕はその類のSKが揃ってるからね」
カービィのSK
AWAKE!
カービィ「ぽよ!?」
→ハンマー
タウタウに110のダメージ!
タウタウを倒した!
ピット「強」
ピットのSK
→パルテナアロー
スパーに23のダメージ!
ネス「安定の小威力」
スパーのAT
ネスのSK
→サイマグネット
ネスは26回復した!
ピット「うわ!なんかいいな」
ネス「HP満タンだから何も変わらないけどね」
スネークのSK
→リモコンミサイル
・・・・ミサイルは何処かへ飛んで行ってしまった
メタナイト「はああああ!?」
カービィ「ぽよー!」
ピット「あんた何やってんの」
スネーク「まぁ見てな」
メタナイトのSK
→マッハトルネイド
スパーに29のダメージ!
・・・・ミサイルが落ちてきた!
メタナイト「うわっ!」
スパーに95のダメージ!
メタナイトに10のダメージ
スパーを倒した!
スネーク「時間差攻撃だ。溜めれば溜めるほど威力が上がる」
メタナイト「味方にもダメージあるだろ!何故今落とす!」
スネーク「それだと俺がドジったまま終わるとこだったぞ?」
メタナイト「知るか」
スネーク「・・・じゃあいつやるの?」
「「今でしょ!」」

 

 

ボスの部屋
ギャラクシア「さぁ、最後の砦は誰なんだろうな」
ネス「案外リュカだったりして」
カービィ「ぽよ!」
ピット「そんなこと言ってたら、本当に出かねないよ」
ネス「え・・・」
メタナイト「・・・」

 

戦闘画面
スネーク「は?」
ピット「え?いきなり!?」
ギャラクシア「敵は何処なんだ?」
その途端、ロウソクの火が一斉に消失した
カービィ「ぺぽ!?」
スネーク「うわ!何も見えないぞ、どうなってんだ!」
???のSK
メタナイトに110のダメージ
カービィ「ぽよ!?」
メタナイト「・・・!大ダメージだな・・・」
スネーク「敵が見えないぞ・・・おまけにかなりのATとSPか」
ピット「ようやくボスらしいボス戦だな」
ギャラクシア「まずはこの圧倒的不利な状況をなんとかせねばな」
ネス「なら任せて」
ネスのSK
→PKファイヤー
火珠がロウソクに点火し、灯火となる
ギャラクシア「少しだけ明るくなったな」
ネス「まだまだ!」
さらに明かりを点けていく
???のSK
ネスに85のダメージ
ネス「っ今だ!」
→PKファイヤー
???に42のダメージ!
???に火傷が付加された!
ネス「これなら、順番になる度にダメージを負っていく。SPが高いほど仇になるんだよ」
ギャラクシア「なるほど。順番を抜かすと、その都度HPが減少していくわけか。裏を取ったな」
ピット「でもまだ暗いよ。もっと頑張って!」
ネス「言われなくても分かってる!」
???に火傷ダメージ!
???のSK
ネスに80のダメージ
ピット「もうヤバいんじゃない!?」
ネス「ああ!もう一気にやるよ、PKフラッシュ!!」
スネーク「眩しッ」
放たれた閃光が一斉に辺りを照らした
カービィ「ぽよっ!」
メタナイト「いたぞ!」
そこにいたのは、真っ黒の平面・・・
GW「・・・」
ピット「ボスはゲムヲか・・・通りで」
スネーク「陰に潜んでたわけだ」
ギャラクシア「・・・それはあんたも同じだろ」
ネス「でもアレ、強いのはATとSPだけじゃないみたいだよ」
ピット「え?」
ピットのSK
→パルテナアロー
GWのSK
→オイルパニック
ピット「うわっ、吸い込まれたし!」
スネークのSK
→迫撃砲
・・・・砲弾は何処かへ飛んで行ってしまった
スネーク「・・・」
メタナイト「近接ならどうだ!」
メタナイトのSK
→マッハトルネイド
メタナイトの攻撃は外れた
ピット「お前・・・この期に及んで・・・」
メタナイト「・・・」
GWに火傷ダメージ!
GWのSK
→ファイアアタック
メタナイトに95のダメージ
メタナイト「これは、マズイな・・・瀕死寸前だ」
カービィのSK
→ハンマー
カービィの攻撃は外れた
ピット「あれぇ、また!?」
スネーク「元から命中率の低い技だしな」
ネス「・・・」
ネスのSK
→PKフラッシュ
GWのSK
→オイルパニック
ネス「・・・ダメだ。僕じゃあ、攻撃どころか足を引っ張ることになる」
ピット「ならATで攻撃すればいいじゃん」
ピットのSK
→エンジェリング
ピットの攻撃は外れた
ピット「・・・ちょっと待てちょっと待て。外しすぎだ」
ネス「そうか、やはり・・・ATとSPだけじゃなかったか」
カービィ「?」
ネス「回避率も高いんだ。だから攻撃が当たらない」
ピット「それじゃあ勝てないじゃん!」
スネーク「大丈夫だ」
スネークのSK
ピット「ど、どこからそんな自信が湧いてくる?」
スネーク「攻撃が当たらないなら、当たるような攻撃をしたらいい話だ」
メタナイト「まさか・・・っ」
→C4爆弾
スネーク「俺の武器は味方を巻き込むからー」
起爆
GWの200のダメージ!
メタナイトに54のダメージ
メタナイトは倒れた
メタナイト「なんで・・・!」
カービィに35のダメージ
ネスに22のダメージ
ピットに48のダメージ
・・・・砲弾が落ちてきた!
ネス「無双」
GWに210のダメージ!
GWは倒れた!
メタナイトに60のダメージ
ギャラクシア「泣きっ面に蜂だな、マスター」
スネーク「ーー注意してくれ」
ピット「忠告遅すぎるわ!なにもかも遅いわ!見ろ、味方にやられたメタナイトの無念そうな顔を!」
スネーク「仮面だろ」
ピット「そ、ん、どうでもいいから起こしてやれよ!」
ネス「仕方無い。IT使うか・・・」
メタナイトが復活しました
GW「・・・」
1200経験値を手に入れた!
カービィのレベルが40に上がった!
メタナイトとピットのレベルが30に上がった!

 

 

シューテンの結界を解いた!
魔城の封印が解けた!

 

 

ギャラクシア「残すは本命のみだな」
メタナイト「魔王か・・・」
カービィ「ぽよ」
ネス「君たちは随分と成長した。大丈夫だよ」
ピット「・・・無責任な」
ネス「?」
ピット「いや何も。ところでアンタらは来るの?」
スネーク「王は城を離れるわけにはいかない。俺も護衛をしなければならないからな」
ピット「・・・ちっ」
スネーク「?」
ピット「いや何も」
メタナイト「ギャラクシア、調子はどうだ?」
ギャラクシア「着実に霊格を取り戻してきている。我が身を握る時も近いぞ、主よ」
メタナイト「そうか」
ピット「おぉーやったじゃん!もう早速行こうよ!」
スネーク「気が早いな」
ネス「じゃー行ってらっしゃい」
カービィ「ぽよ!」
「「出発!!」」

 

 

魔城へと向かった!

現在のステータス

ネス
職業:魔術士
状態異常にきたすSKに恵まれる
特殊なSKが多い
Lv:48
HP 180
MP 322
AT 85
DF 100
SP 66
SK:PKフラッシュ
   PKファイヤー
   PKサンダー
   サイマグネット

 

スネーク
職業:武装兵
重火器による時間差での溜め攻撃と、全員を巻き込む必中攻撃持ち
かなり特殊なので扱いの難しいキャラ
リンクと似て、ATとDFが高いぶんMPとSPが低め
Lv42
HP 175
MP 120
AT 150
DF 120
SP 42
SK:手榴弾
   リモコンミサイル
   迫撃砲
   C4爆弾
   ブレーンバスター


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