創作シリーズ/創作キャラクター/機動戦士ガンダムUC

Last-modified: 2022-04-27 (水) 15:55:27

機動戦士ガンダムUC

ユニコーンガンダム

機動戦士ガンダムUC(ユニコーン)から可能性の獣、主人公機のユニコーンガンダムが参戦。パイロットはバナージ・リンクス。
最大の特徴はNT-Dシステムを使用することでデストロイモードに移行し、性能が全く別のものに変貌する点。ゼルダやサムスに近い。二つのモードを状況に応じて使い分けたいところだが、デストロイモードへの移行は条件があるので戦況の見極めが重要。体重についてはどちらのモードでも変わらず、平均程度。
・登場演出
画面中央手前から飛んできて定位置へ着地、構える。「自信とか覚悟なんてない…だけど!」or「恐れるな…信じろ…成すべきと思ったことを成せ…」or「退がれよ!退がってくれないとオードリーが!」
(敵にシナンジュがいる場合)「貴方は危険すぎる。ユニコーンが俺に警告するんだ」or「いつまで人真似をしてるつもりだ!?」
(敵にクシャトリヤがいる場合)「マリーダさん!おかしいですよ!こんなの…!」
(敵にデルタプラスがいる場合)「貴方には、父から託された使命があるんでしょう!?」
(敵にバンシィがいる場合)「マリーダさん、お願いだ!目を覚ましてくれ!」
(敵にキュベレイMk-II(プルツー機)がいる場合)「マリーダさん!行きますよ!」
(敵に∀ガンダムがいる場合)「なんだ、あのヒゲ!?」
・キャラ選択時のボイス
「バナージ・リンクス、ユニコーンガンダム、行きます!」
・アピール
上アピール:ビームマグナムを前方に向かって構える。「託されて歩き続けるんだ。どんな辛い道であっても!」
横アピール:上空へ腕を伸ばし、虚空を掴む。「そのために戦う!このユニコーンで!」
下アピール:開いた手を見つめるようなポーズ。「『私のたった一つの望み』…可能性の獣…希望の象徴…!」
・勝利ポーズ
勝利ポーズ1:両腕を開いて天を見上げる。「正しさが人を救うとは限らない…それでもっ!」
勝利ポーズ2:ビームマグナムを画面手前へ構える。「誰だってニュータイプになれる。感じる心を無くさなければ」
勝利ポーズ3:その場で宙返りしつつシールドを構える。「人間だけが神を持つ…可能性という名の内なる神を…!」
勝利ポーズ4:(デストロイモード時に勝利)両手にビーム・ガトリングを持ち、構える。「敵意ヲ撒キ散ラスモノ…排除…シロ!」or「違う!俺だけど、俺じゃない何かが勝手に!」or「システムに呑まれていたのか…俺は」
・特殊勝利台詞
(敵にシナンジュがいた場合)「亡霊は暗黒に還れぇぇぇっ!」
(敵にクシャトリヤがいた場合)「この…分からず屋ぁぁぁっ!!」
(敵にデルタプラスがいた場合)「リディさん…俺達は分かり合えなかったのか…?」
(敵にバンシィがいた場合)「頭が痛いのは、本当の貴方が抵抗してる証拠だよ!」
(敵にフルアーマーZZガンダムがいた場合)「ネェル・アーガマは健在です。見に行きますか?」
(敵にキュベレイMk-II(プルツー機)がいた場合)「…え?あぁっ!人違い!?」
(敵にダブルオークアンタがいた場合)「バナージ・リンクス、未来を切り開く!…どうです?少しは似てましたか?」
(敵に一部00系列のガンダムがいた場合)「平和のための武力介入なら必要な時があるのかもしれません。けど、俺は…!」
(敵にブルーディスティニー1号機がいた場合)「ニュータイプ・デストロイヤーなんかに呑まれちゃダメだ!」

ユニコーンモード

ジャンプ回数カベジャンプ壁張り付き滑空しゃがみ歩きワイヤー復帰
2回不可能不可能不可能不可能不可能

こちらはユニコーンモード。ユニコーンガンダムの基本となる形態。
ユニコーンモードで目を引くのは必殺ワザ"ビームマグナム"。普通の飛び道具と比較して非常に強力な性能を持つこの技を主軸に遠距離戦を展開するのが有効。逆に通常ワザは全体的にダメージが低く、動作も遅めで使い勝手が悪い。そのため基本的に近距離戦になると不利な戦いを強いられるため、いかに相手を寄せ付けずに戦うかが重要となる。
しかし、地上でのダッシュ速度、ジャンプ力、空中制動力といった移動に関しての性能が軒並み低いという欠点も併せ持つため、機動力の高いキャラが相手になると遠距離戦に終始することは難しい。そういった状況で否応なしに近距離戦にもつれ込んだ時にはデストロイモードの出番となる。相手や戦況に応じて柔軟にモード移行していこう。
・B:ビーム・マグナム
「ビームマグナムを使う!」or「こいつは威力があり過ぎる…!」
ユニコーンガンダム専用のビームライフル、ビームマグナムから前方へビームを撃つ。並のMSならば掠めただけでも破壊できる威力を持つ。
ボタン連打で最大3連発が可能だが、発生に一瞬の間があり撃ち止めた後の硬直も少々大きめ。が、それら欠点を補って余りある性能を持つユニコーンモード時の主力兵器。射程や弾速はファルコのブラスターと同等かそれ以上の性能を持ち、ビーム自体が太めでより避けられにくい。何より強烈なのはそのダメージで、この手の飛び道具にしては異様なほどの高ダメージを誇る。この技のおかげでユニコーンモード時の遠距離戦のプレッシャーは相当なもの。貪欲にばら撒いてダメージを奪おう。
が、原作の設定通り5発撃つたびにEパックをリロードする動作が入り、その際は硬直がさらに大きくなる。常に残弾が何発かを把握しておき、撃ち切る際は反撃を受けないような状況を見計らって行いたい。
・横B:ハイパー・バズーカ
「ビームマグナムでは、加減が効かない…!」
バズーカを取りだして発射。
発射された弾頭は一定の距離で炸裂し、細かい弾をばら撒く。この散弾は攻撃範囲が広いため避けられにくい。が、威力自体は低め。ふっ飛ばし力も皆無。弾頭が炸裂する前にヒットさせると相手を一定のふっ飛ばし力で真上へ打ち上げる。
発生が速く後隙も少ないため使い勝手は良好。流石にダメージ、弾速、射程距離などは上記の"ビーム・マグナム"に劣るが、それでも十分な性能があるためビームマグナムと合わせて中距離以上での攻撃手段として使っていこう。ビームマグナムと違い、こちらは弾切れがないのも強み。
・上B:頭突き
斜め上へ上昇、接触した相手を弾き飛ばす。因みにオリジナル技。
発生は速い。ヒットした相手はロッドアンテナが突き刺さってそうなため、見た目の威力は高いが実際はそうでもない。主に復帰技として使用していくことになる。技後はしりもち落下になるため不必要な使用は厳禁。
・下B:NT-Dシステム
「これが、ニュータイプドライブ…!」
デストロイモードへ移行する。
自身の性能を激変させる技で、その変貌ぶりはゼルダとシークと同じ、そして原作の言葉通り"変身"という表現が相応しい。
注意したいのはモードの切り替えには若干の制限があること。具体的にはデストロイモードで一定時間が経過すると自動的にユニコーンモードへ移行し、その後再びデストロイモードに移行するにはしばらくのクールタイムが必要であるということ。いつでも好きなタイミングでモード移行が可能なわけではないため、戦況に応じたモード移行が非常に重要になる。
また、デストロイモード移行の際の大きな特徴として、デストロイモードへ移行した瞬間に他のガンダムキャラが使用するファンネル系、またはそれに準ずる系統の必殺ワザを強制的に無力化することが可能。原作のサイコミュジャックを再現した効果で、ジャックされた側は一定時間の間を置かないとジャックされた必殺ワザを使用することができなくなる。また、この効果は一部の誘導操作系の飛び道具にも効果があるが(ネスのPKサンダー、ゼルダのディンの炎など)流石にそういった技の使用に制限がかかることはない。
・最後の切りふだ:ここから出ていけぇ!
「ここから…!ここからっ!出ていけぇぇぇぇぇぇぇぇっ!!!」
原作でクシャトリヤを押しだしたシーンの再現。技名もその時の台詞から。発動すると前方へ突撃。
突撃がヒットするとそのまま相手を掴んでステージ端まで追い込み、突き飛ばしてふっ飛ばす。ほぼ確実に相手を撃墜できるがステージによっては安定しない。また、相手をステージ端まで追い込む最中は近くの敵も巻き込んで一緒にステージから追い出せる。が、トドメの突き飛ばしは一人の相手にしかヒットしない。

デストロイモード

ジャンプ回数カベジャンプ壁張り付き滑空しゃがみ歩きワイヤー復帰
2回(空中浮遊可能)不可能不可能不可能不可能不可能

こちらはデストロイモード。機動力や攻撃の手数に優れたスピードタイプとしての側面が強い。
このモードでは地上における移動速度やジャンプ力、空中制動力といった性能がユニコーンモードから段違いに跳ね上がり、さらに空中浮遊も使用可能になるため全キャラでも屈指の機動力を発揮できるようになる。また通常ワザのモーションもユニコーンモードから全て変更され、全体的な性能の強化が著しい。そのためユニコーンモードとは対照的に一度相手に接近できれば有利に試合を進めやすい。強化された機動力を駆使して相手に食らいつこう。
代償としてユニコーンモード時の代名詞であった必殺ワザ"ビームマグナム"を失ってしまうため、遠距離戦における強さは低下する。とはいえ遠距離戦で代用できる技は十分に持ち合わせているため、総合的な性能はユニコーンモードより明らかに上。近距離が得意な相手と戦う場合やダメージのたまった相手を仕留める時など、最も性能を発揮できる状況を見極めて活用していければ心強い。
・B:ビーム・ガトリング
両手に持ったどちらかのビーム・ガトリングガンを連射するする。
ボタンの押しっぱなしで攻撃の持続ができる。フォックスのブラスター同様、普通にヒットさせても相手を怯ませることができず、連続で10発ほどヒットさせた場合のみ怯みを誘発させられる。一発あたりのダメージは雀の涙程度だが連射速度はブラスターよりも上。射程はそこそこ長く、後隙も極々小さいため使い勝手は良好。が、デストロイモードは近距離戦を挑むのが賢いのでこれに頼り過ぎるのはNG。
・横B:ビーム・サーベル【投擲】
前方へビームサーベルをブーメランのように回転させつつ投擲する。追加入力で派生技に移行可能。
発生と弾速が速く射程距離も長い、と三拍子揃った飛び道具で、ヒットさせた相手をしびれ状態にさせることが可能。ただし、後隙は大きいため専用の派生技以外での追撃は難しい。避けられた際のリスクも相応のため乱用は危険。
ヒット時に限りボタンの追加入力でヒットした相手へ突撃する派生技が出せる。
突撃がヒットするとビームトンファーで相手を串刺しにした後、ビームトンファーを巨大化させて相手を爆破する。ダメージとふっ飛ばし力が極めて高く、突進速度も優秀。そのため上記の"ビーム・サーベル【投擲】"から高確率でヒットさせられる。が、攻撃中の隙が大きいため乱戦だと横槍を受けやすいほか、"ビーム・サーベル【投擲】"をヒットさせた相手との間合いが離れすぎていると突撃が空振りしてしまうこともあるため、使用する際はその点に気をつけたい。
・上B:ビーム・トンファー
スティックで指定した方向に素早い動きで突撃、すれ違いざまにビームトンファーで相手を斬り裂く。
ダメージは小さいが発生が速いうえに突進速度もかなり速いので、反応して避けられることはまずない。攻撃判定も抜群に強く、迎撃しようとする相手も問答無用に斬り伏せることも多々。また、後隙も少ない点に加えてヒットした相手は上へふっ飛ぶので、相手のダメージによっては追い打ちも可能。さらには突進距離もそれなりに長く、復帰技として使った際には前述の性質から復帰防止などをされにくい。
まさにどんな状況においても高い効果を発揮してくれる、デストロイモードの主力兵器かつ代名詞。
・下B:残留思念浸食
前方へ桜色に近い赤の霧のようなもやを飛ばす飛び道具。
もや自体の弾速は遅いが、攻撃範囲が広く、持続が長い。画面内に一つまでしか出せないものの、置いておくようにばら撒くといいだろう。ダメージは低く、ふっ飛ばし力も皆無だが、ヒットさせた相手をしびれ状態にさせることができる。後隙は小さめなので、ヒットしていたらまず確実に追撃ができる。
また、ヒットさせた相手がファンネル系武装やそれに準ずる必殺ワザを持っていた場合、NT-Dシステム発動時と同じくサイコミュジャックでしばらくの間その技を無力化できる。そのため、そういった必殺ワザを持つ相手には特に多用したい。
・最後の切りふだ:フルアーマーユニコーン
「人の心を、哀しさを感じる心を知るものなら…ガンダム!俺に力を貸せ!」
発動すると原作で登場したフルアーマーユニコーンになり、上空へ飛び去りそこからありたっけの武装を撃ち込む。
最初は両手のビームガトリングガン二丁を乱射、さらに肩に担いだビームバズーカ発射。シールド三枚をブン投げステージを横切らせた後、ステージ中央にビームマグナムを乱射し大爆発を起こさせる。
攻撃時間が長く、攻撃範囲もかなり広い。総合的なダメージは異様なレベルだが攻撃が分散しやすく見た目ほどのダメージはないことも。最後のビームマグナムによる爆発にも攻撃判定があり、多くの敵を巻き込みやすい。総じて狭いステージだと使いやすいが広いステージでは力を発揮しにくいと言える。
その攻撃時間の長さから攻撃後はほぼ確実にデストロイモードが終了してしまう。そのためデストロイモードで戦い続けたい場合には使用を控えた方がいい場合もある。

フルアーマーユニコーンガンダム

機動戦士ガンダムUCからフルアーマーユニコーンガンダムが参戦。パイロットは無論のことバナージ・リンクスが務める。
ありったけの武装を詰め込んだユニコーンガンダムの最終決戦仕様。アニメの最終話の上映に合わせてスマブラにも衝撃の参戦と相成った。因みに通常のユニコーンガンダムと違ってこちらは常にデストロイモードに固定されている。
第一形態から第三形態までの三つの戦闘スタイルを持つキャラで、それぞれのスタイルの切り替えは一方通行となっているため他の複数の戦闘スタイルを持つキャラと同じように相手や戦況に応じてそれぞれのスタイルを使い分ける、という戦法が取りにくい。それらを踏まえたうえで、各スタイルを適切に扱っていく必要があるテクニカルなキャラクター。
・登場演出
画面手前から画面奥へ飛行しつつ定位置へやってきて着地、構える。「バナージ・リンクス、ユニコーンガンダム、行きます!」or「行ってくる!ハロを頼むよ」or「ラプラスの箱は俺が守る、守ってみせる!」
・キャラ選択時のボイス
「必ず帰る。何があっても、君の所に」
・アピール(それぞれの形態に一種類ずつ用意されている)
アピール(第一形態):画面手前に向き直り両腕のガトリングガンを構える。「やれるな!ユニコーン!!」
アピール(第二形態):ビームサーベルを振り抜いてビームマグナムを真上に向ける。「人の未来は…人が創るものだろ!!」
アピール(第三形態):自分の周囲にシールドを浮遊させつつ一回転してポーズ。「俺は…まだ諦める訳には行かない!」
・勝利ポーズ(それぞれの形態に一種類ずつ用意されている)
勝利ポーズ(第一形態):右手で構えたビームマグナムを画面手前へ向ける。「皆の為にも、負けられない!」
勝利ポーズ(第二形態):背中のバズーカを左腕で構えてポーズ。「託されて、歩き続けるんだ!どんな辛い道であっても!」
勝利ポーズ(第三形態):周囲にシールドを停滞させつつビームマグナムを両手で構える。「伝えていかなきゃならないんだ。人の善意と、可能性を」

第一形態

フルアーマーユニコーンガンダムの基本形態。追加装備を全て搭載している状態。

ジャンプ回数カベジャンプ壁張り付き滑空しゃがみ歩きワイヤー復帰
5回不可能不可能不可能不可能不可能

全身に搭載された武装を使った必殺ワザの豊富な飛び道具が強みとなる形態で、遠距離戦では無類の強さを発揮する。
このキャラの基本となる形態で、撃墜されて復帰した後などは必ずこの形態から再スタートする。基本形態とはいえそのアンバランスにさえ見える外見通り性能も大きく偏っており、徹底した遠距離戦重視の形態となっている。必殺ワザは多彩且つ強力な飛び道具で構成されており、その火力や空間制圧力は他の追随を許さない。体重も見た目通り異様なまでに重たく、クッパやスネークさえ上回る打たれ強さを誇る。加えて5段ジャンプが使用可能という特徴も併せ持つ。
一方で機動力に関してはお粗末なもので、地上空中を問わず素早く動き回ることはできない。5段ジャンプが使用可能とはいえ直接的なジャンプ力は最低クラスで空中制動力も悪いため、復帰の際には注意したい。通常ワザもほとんどの攻撃は動作が重たいうえにクセが強い、もしくは劣悪な性能で近距離戦になると苦戦は必至。その場合は下必殺ワザの"アーマーパージ"を使ってさっさと第二形態へ移行してしまうといい。
・B:ビーム・マグナム
専用のビームライフルから強力なビームを撃つ。
通常のユニコーンガンダムとほぼ同様の性能を持ち、他のキャラが持つ普通の飛び道具と比較して圧倒的に優れた性能を持つ。ただし、こちらは何発撃ってもリロード動作が入らないという利点がある代わりに後隙が明らかに大きく、ボタンの連打による三連射も行えないという相違があるのでその点は考慮する必要がある。
攻撃前にボタンを長押ししておくと技が"ミサイルポッド"に変化、ミサイルポッドからミサイルを6発まとめて発射する。
ミサイルはバラバラに散らばるように飛んでいき、一定距離を飛行するか着弾すると爆発。広範囲を攻撃可能。ミサイル一発あたりのダメージは低いものの、射程距離や弾速などの性能は優秀。後隙も少ない。ただし、撃ち出したミサイルが全て着弾するか爆発するまで再使用はできない性質があるため連射は不可。
・横B:ビーム・ガトリングガン
シールド付属のガトリングガンを連射する。
10発のビームを撃ち切る技で、ボタンの押しっぱなしや連打での攻撃の持続、および途中でのキャンセルはできない。発生が速くビームの弾速も優秀で、射程距離にも優れる。このほか攻撃中は自由に移動が可能になっているのも大きな特徴。一方でビームをヒットさせても相手を怯ませることができず、撃ち終わった際の硬直も若干大きめ。
・上B:一斉射撃
ハンドグレネード、ミサイルポッド、グレネードランチャーを一斉発射する。
正面に大量のミサイルやグレネードが飛んでいく必殺ワザで、このうちいくつかのミサイルは着弾すると大きめの爆風を発生させる。それらを総合した攻撃範囲は必殺ワザとは思えぬレベルで、そのうえ後隙も小さい。ミサイルは単発のダメージこそ低いが射程や弾速なども優れており、サイズの大きなキャラが相手の場合は複数の弾頭がヒットして威力の面でも期待できる。唯一発生が遅いという欠点はあるが、それを補って余りある性能を持つ。
が、この技も上記の"ミサイルポッド"と同じく先に撃ったミサイルが残っていると再使用はできないという制限がある。
・下B:アーマーパージ
「パージする!」or「装備、切り離すぞ!」
ブースターを始めとした追加武装をパージして第二形態へ移行する。
発生が速いうえに動作も短いので、形態移行の隙を突かれるという事態は起こりにくい。が、なるべくなら安全を確保した状況での使用が望ましい。このほかコマンド入力直後にスティックを前後に入力すると、その方向に側転のような動作で移動しつつ前方に向けて背部の大型ブースターを2基まとめて射出しつつ形態移行する。
射出したそれぞれのブースターは時間差で飛んでいき、着弾するか一定距離を飛ぶと爆発して巨大な爆風を巻き起こす。ダメージとふっ飛ばし力はインパクトのある見た目ほど大したことはないが、攻撃範囲に関しては見た目通りでそれが二発ともなれば非常に広い範囲をカバーできる。反面、ブースターを射出するまでが遅いうえに射出したブースターが飛んでいく速度もイマイチ。また、爆風にはユニコーンガンダム自身も巻き込まれるので近距離で着弾させるなどして誘爆させると自分も被害を受けることもある。使用の際は自分の置かれた状況をよく見てからにしよう。
・最後の切りふだ:虹の彼方に
「(リディ)そそっかしいんだよ、お前は!バナージ!」
「それでも…俺はもう迷わない、迷いはしない!!」
前方にビームサーベルを構えて突撃、敵に近づくと斬り抜ける。
斬り抜けがヒットするとリディが駆るバンシィ・ノルンが登場、ユニコーンガンダムと波状攻撃を仕掛け、トドメに両者同時にビームマグナムを撃ち込んで〆。初段の突撃は発生や突進速度が優秀でヒットさせやすい。総合的なダメージも高く、トドメのビームマグナムは強烈なふっ飛ばし力を発揮するため決定力も十分。また、連続攻撃は範囲内に敵がいればその敵も巻き込んで攻撃できる。
この技を使用した後は第二形態を挟まずにそのまま第三形態へ強制的に移行するのでその点は注意。

第二形態

肩部のミサイルポッドとグレネードランチャー、ベースジャバーのブースターをパージした状態。

ジャンプ回数カベジャンプ壁張り付き滑空しゃがみ歩きワイヤー復帰
2回不可能不可能不可能不可能不可能

使いやすい通常ワザと必殺ワザを併せ持ち、安定した基本性能などのバランスの良さがウリとなる形態。
この形態では第一形態から大幅に機動力が上昇、通常ワザも動作が一新される形で全体的な強化を受けて使い勝手が大きく改善されている。必殺ワザの内容も第一形態ほどの強力な性能ではなくなったものの、依然として使いやすい飛び道具を主軸に構成されており、これらの特徴から間合いを選ばない安定した試合運びが可能。
一方で当然といえば当然だが、追加装備をパージしたせいで体重は軽くなっている。とはいえそれは第一形態の時のような極端な打たれ強さがなくなっただけで、他のキャラと比較すれば平均の範疇といえるレベル。上記の機動力の強化も合わせて基本性能の面でも安定化が図られているため、尖った性能だった第一形態に比べて大分使いやすい状態となっている。唯一にして最大の弱点は攻撃能力が低い点で、特に決定力に関しては大きく劣っている。このため勝負所では決定力に優れる第三形態への移行も視野に入れておきたい。
・B:ビーム・ガトリングガン
シールドに付随されているガトリングガンからビームを連射する。ボタンの押しっぱなしである程度の連射が可能。
一発あたりのダメージは雀の涙程度で相手を怯ませることもできないが、射程や弾速は優秀で後隙も小さいので使いやすい。
・横B:ハイパー・バズーカ
背面のバズーカを両手に構えて発射。
時間差で二発の弾頭が飛んでいく飛び道具で、発生や弾速、射程距離などは全て優秀で非常に使い勝手がいい。後隙も小さめ。また二発の弾頭が両方ヒットすればダメージにも期待できる。一方で必ず二発撃つというその性質上、攻撃時間が若干長めで避けられると危険。
このほか攻撃前にスティックを前後に入力することでその方向に回転移動しつつ同様の攻撃を行える。これにより相手と間合いを詰めつつ、もしくは離しつつの攻撃が可能。が、この場合は攻撃の動作時間が若干増すため避けられた際の隙も大きくなる。便利だが露骨な多用はNG。
・横B(スマッシュ):メガ・ビーム・ランチャー
大型のビームライフルを取り出し、そこからビームを照射する。
ビーム照射系の必殺ワザにしては異様とも言えるほど発生が速い。弾速や射程も抜群で、この手の技のセオリー通り地形を貫通する効果もある。しかしながらダメージだけはイマイチで、攻撃中や攻撃後の隙が大きいのも他の似た技と同様なのでリスクリターンがかみ合わない技。また、どうにもビームが細いせいでカス当たりしやすいのも難点。
・上B:ビーム・サーベル
ビームサーベルを振り上げつつジャンプで飛び上がる。
発生が速く、攻撃判定が出るまで無敵時間が持続するので相手の攻めに対する反撃手段や乱戦でのブッ放しに向いた技。ただし、ダメージとふっ飛ばし力はさほど大きくないので見返りは少ない。また、攻撃判定は弱いため場合によっては一方的に打ち負けることも。一方、上昇力が大きいうえに横に対する移動距離も長く、そのうえ技後もある程度の行動が可能なので復帰技としては非常に優秀。
・下B:サイコフレームの共鳴
「俺の声に応えろ!ユニコーン!!」
周囲に緑色の衝撃波を放ちながら残りの追加装備も全てパージする。
衝撃波は発生が非常に速いうえ、自分の周囲全体を攻撃できるので乱戦になった際に重宝する。また、ダメージこそ低いもののヒットさせた相手を一定のふっ飛ばし力で大きく弾き飛ばすので仕切り直しに持ち込みやすい。その攻撃能力の低さ故にこの形態は乱戦があまり得意ではないので、危険を感じたらこれで対処するのも一つの手。
・最後の切りふだ:虹の彼方に
第一形態の同名の最後の切りふだと同様の性能。技後は自動的に第三形態へ移行する。

第三形態

追加装備を全てパージした状態。この状態ではユニコーンガンダムの周囲を三枚のシールドが自動追従するようになる。

ジャンプ回数カベジャンプ壁張り付き滑空しゃがみ歩きワイヤー復帰
3回(空中浮遊可能)不可能不可能不可能不可能不可能

素早い機動力で近づいて強力な性能を持った通常ワザで相手を仕留める、といった近距離戦向きの形態。
この形態の最大の特徴は機動力、及び通常ワザの高性能。機動力に関しては地上空中を問わず軒並み優秀で、3段ジャンプに空中浮遊も使用可能ということもあり復帰力も安定している。通常ワザはビームトンファーによる攻撃が主軸となるがいずれも威力やリーチ、判定などが高水準でまとまっているうえに動作速度も速め。このため一度接近に成功すれば爆発的な攻めで相手を圧倒できる。
反面、追加装備の全てを失った状態のため他の形態と比べると必殺ワザの飛び道具など、遠距離における攻撃手段が明らかに貧弱で遠距離戦は苦手。そのうえ体重も第二形態からさらに軽くなっており、致命的なほどではないが決して過信できるほどの打たれ強さはない。近距離戦が得意とはいえ無暗に突っ込んでは状況が悪化しやすいので冷静に動きたいところ。
・B:ビーム・バルカン
頭部のバルカンを撃つ。ボタン押しっぱなしで連射可能。
発生が非常に速く攻撃後の隙もほぼ無いといえるような技。反面、一発あたりのダメージはあってないようなレベルなうえ、ヒットさせても相手を怯ませることが出来ずさらに射程距離も短い。一方でこの技は使用中でも自由に移動が可能という性質がある。けん制としてバラ撒きつつ接近を狙ってみるのもいいだろう。
・横B:ビーム・マグナム
自身の前方に三枚のシールド停滞させつつビームマグナムを構えて撃つ。
攻撃前にビームマグナムを構える動作が入るせいで発生が遅い。また、ダメージ、弾速、射程といった性能はどれも優秀だが、攻撃後に反動で大きくのけ反る動作が発生し、これのせいで後隙も非常に大きい。余り使いやすい技とは言えないので多用は避けていこう。因みに最初に停滞させるシールドは見た目通りシールド判定がある。上手くやれば敵の攻撃を防ぎつつ攻撃できるが、判定の持続は短いのであまり実戦的ではない。
・上B:ファンネル・シールド
前方に向けて三枚のシールドを飛ばす。
飛ばしたシールドはいずれかの敵を補足するとその敵に目掛けて突撃する。勿論、シールドに当たるとダメージとなる。発生が速いうえに後隙も極々少ないので気軽に使えるほか、射程距離や弾速も優秀な飛び道具だがダメージは低い。また、飛ばしたシールドが攻撃を終えて戻ってくるまで再使用はできないので乱発は不可。
・下B:ビーム・トンファー
両腕のビームトンファーを展開して前方へ突撃。追加入力で派生技に移行可能。
突進距離は若干短いが発生が速いうえに後隙も小さいので、中距離以内では接近を兼ねたけん制として活用できる。また、初段からはマーベラスコンビネーションのようにいくつかの派生技が存在し、それらを使い分ければ多彩な攻撃で相手を翻弄できる。いずれの場合も派生技を全てヒットさせられればダメージと決定力を両立できる有益な技だが、全体的な動作時間が長めで乱戦では横槍などに十分注意したい。
・最後の切りふだ:虹の彼方に
第一形態の同名の最後の切りふだと同様の性能。

シナンジュ

機動戦士ガンダムUCからライバル機のシナンジュが参戦。パイロットは『シャアの再来』とも言われるフル・フロンタル。

ジャンプ回数カベジャンプ壁張り付き滑空しゃがみ歩きワイヤー復帰
2回可能不可能不可能不可能不可能

かつての"赤い彗星"を彷彿とさせる高い機動力と使いやすい優秀な性能の各種攻撃技を兼ね備えるスタンダードタイプ。
最初に目につく長所として、その優れた運動性能が挙げられる。歩き、ダッシュ共に平均以上の速度を持ち、ジャンプ力も高い。空中制動力に至っては全キャラ屈指に優秀で、カベジャンプも使用可能など往年の赤い彗星と比べても何ら遜色ない動きの軽さを誇る。一方で通常ワザやビームサーベルやビームアックスなどを用いた攻撃が主軸で、どの技も動作が軽快なうえに性能自体も素直で使いやすい。そして必殺ワザも同じように扱いが分かりやすい飛び道具を揃える。これらの特徴からどんな間合いでも隙なく戦うことが可能で、自慢の機動力も活かせば戦いの主導権を握りやすい。
明確な弱点として体重は幾分軽めに設定されているため、そう何度も敵の攻撃を受けていられるほどの余裕はない。その機動力を活かした的確な回避の技術が必要とされるだろう。また、通常ワザ、必殺ワザ、いずれも使いやすい反面ダメージやふっ飛ばし力に欠ける傾向が強く、慢性的な攻撃力不足も頭を悩ませる要因となる。使いやすいことは間違いないが、使いこなすとなると一筋縄ではいかないキャラクターだ。
・B:ビーム・ライフル
ビームライフルから前方にビームを撃つ。
射程と弾速に優れ、それ以外の性能は至って普通で飛び道具として使いやすい。弾速が速い分相手にプレッシャーをかけやすく、中距離から遠距離にかけての間合いで主なけん制、攻撃手段として使っていきダメージを稼ぎたい。
・横B:バズーカ
バズーカを取出し前方に着弾すると爆発する榴弾を撃ちだす。
上記の"ビーム・ライフル"に比べてダメージとふっ飛ばし力が強く、ヒットさせた相手を真上にふっ飛ばせる。上手くやれば着弾時の爆風で周囲を攻撃できるのもメリット。その半面、発生が若干遅く弾速や射程もビーム・ライフルに劣る。後隙も若干大きいため、敵が近くにいる状況で使うのは危険。
因みに攻撃直後にボタンを連打すると最大で2連射が可能。その場合、攻撃前にスティックを前後に入力するとその方向にローリング移動しつつバズーカを撃つ。これにより攻撃しつつ間合いを詰めたり離したりすることが可能。全ての攻撃がヒットすれば大きなダメージが見込めるものの、連射した場合は後隙が通常時よりさらに大きくなってしまう性質があるのを覚えておこう。
・上B:ビーム・アックス
シールドに装備したビーム・アックスを展開してスティック入力で指定した方向に高速で突撃。
限界距離まで移動するか、敵と近づくと斬り抜ける。発生と突進速度が優秀で、突進距離も長い。ダメージとふっ飛ばし力こそ低いが、ヒットさせた相手を上にふっ飛ばすため状況によってはさらに追撃が可能。
最大の特徴はピカチュウのでんこうせっかのように、移動の終わり際にスティックを追加入力することでもう一度移動ができること。攻撃を出した斬り抜け後でも可能で、上手くやれば攻撃をヒットさせた相手にもう一度ヒットさせることもできる。技後はしりもち落下になるものの、その性能から復帰技としても非常に優秀。
・下B:ビーム・サーベル
前方へ踏み込みつつ両手に持ったビームサーベルで回転斬りを繰り出す。
メタナイトのマッハトルネイドに近い技で、発生が速いうえに自分の周囲に攻撃判定が出るため乱戦において非常に頼りになる。攻撃判定も抜群に強く、かち合いになった際は敵の攻撃を潰しやすい。ふっ飛ばし力自体は小さいものの、ダメージはそこそこ。その分後隙は大きいため避けられたりすると大きな隙を晒してしまう。
・最後の切りふだ:ビーム・ライフル【連続回転撃ち】
「これが光を見た者の思いと知れ!」
発動と同時に勢いよく飛び上がった後、ステージ上を縦横無尽にローリングしながら飛び回りビームライフルを連射する。
高速で動くシナンジュが放つビームライフルから逃げ切るのは困難で、ほぼ確実に相手へ命中させることができる最後の切りふだ。撃墜力はやや低めだがダメージは十分。しかし、4人乱闘などの敵が多い状況ではそれぞれの敵を狙って攻撃を繰り出すため自然とダメージが分散してしまい、一人あたりのダメージが減るという面も。
・最後の切りふだ2:再来の真価
「これはニュータイプを否定した人類への報いだ!」
自身のダメージが100%以上で使用可能。発動すると前方へ突撃してビームアックスで横薙ぎの攻撃を繰り出す。
初段がヒットすると相手をロック、連続攻撃を叩き込んだ後にビームライフルに取り付けたバズーカを撃ち込んで〆。初段は発生が速いうえに突進速度や突進距離にも優れており、ヒットさせること自体は簡単。総ダメージやトドメの一撃によるふっ飛ばし力も強烈でシナンジュの弱点である決定力不足を補える技となっている。因みに連続攻撃は攻撃範囲内に敵がいるならば何人でもまとめて叩き伏せられる。が、最後の攻撃は初段をヒットさせた相手にしか当たらない。
・登場演出
画面奥から凄まじい速度で飛行してきて定位置へ着地、構える。「フル・フロンタル、シナンジュ、出るぞ!」or「人の総意の器たるこの私が、君達を粛清させてもらう!」or「見せてもらおうか、その君の腕前とやらを!」
(敵にユニコーンガンダムがいる場合)「触れるだけで人を壊すニュータイプ。世界を滅ぼすか…!」
(敵にシャア専用ゲルググ、ジオング、百式、サザビーがいる場合)「なるほど。それが本物の赤い彗星というものか」
・キャラ選択時のボイス
「君達がそう呼ぶのなら、私はシャア・アズナブルになろう」
・アピール
上アピール:ビームアックスを振るってからポーズ。「私は、君を殺す」
横アピール:その場で素早く一回転してポーズ。「当たらなければどうということはない!」
下アピール:ビームサーベルを振り回してから構える。「ならば私が、新しい未来を切り開こう!」
・勝利ポーズ
勝利ポーズ1:ビームアックスを構えてポーズ。「見事だと言いたいところだが…違うな!」
勝利ポーズ2:ビームサーベルを両手に持ってポーズ。「言ったろう?君はもう、みんなの中には帰れない」
勝利ポーズ3:高機動モードで画面外から飛んできた後、ポーズ。「君ひとりがどれほど輝いても、世界全体を照らす光にはなれない」
・特殊勝利台詞
(敵にユニコーンガンダムがいた場合)「出直してきたまえ、バナージ君!」
(敵にシャア専用ゲルググ、ジオング、百式、サザビーがいた場合)「流石は本物、と言ったところか」

クシャトリヤ

機動戦士ガンダムUCからクシャトリヤが参戦。パイロットはマリーダ・クルス。

ジャンプ回数カベジャンプ壁張り付き滑空しゃがみ歩きワイヤー復帰
2回不可能不可能不可能不可能不可能

巨体に見合った打たれ強さと多数のファンネルによる遠距離戦の強さが光るシューティングタイプ。
特徴はその巨体。4つのバインダーによるその体躯はクッパと同等かそれ以上というほどのサイズをこのキャラに与える要因となっている。が、その巨体に見合わずジャンプ力が高めで、優秀な空中制動力によるふわりとした挙動が特徴。巨体故に通常ワザのリーチも全体的に長めで、体重も相応に重たい。前述の特徴から復帰力も高いため、簡単に撃墜されるという事はまずないだろう。他にも必殺ワザでファンネルを使用するのも特徴で、他の必殺ワザも全体的に遠距離で強さを発揮するものが多い。
欠点は見た目通りの機動力の低さ。地上での歩きとダッシュはトップクラスの遅さを有するほど。また、全体的なモーションがもっさりとしていて鈍重な印象をプレイヤーに与える。それ故に通常ワザも少々使い勝手が悪い。何より辛いのはその巨躯故に敵の攻撃を食らいやす点だろう。普通のキャラなら難なく避けられる攻撃にも苦労させられることもしばしば。総じて近寄られると辛いものがあるため、敵を寄せ付けないままファンネルの餌食にしたい。
・B:ビーム・ガン
手にしたビームガンからビームを撃つ。
ダメージと弾速が優秀な飛び道具。発生は若干遅く射程も短い。有効活用できる間合いを見極めて使っていきたい。
・横B:胸部メガ粒子砲
前方に胸部メガ粒子砲から拡散するビームを放つ。
発生は若干遅いものの後隙は少なく、攻撃範囲が広く当てやすい。至近距離でヒットさせればダメージも期待できる。
タメが可能で最大までタメると前方に極太ビームを照射する技になる。タメ時間が長く気軽に使える攻撃ではないものの、ダメージ、ふっ飛ばし力、射程、弾速、それら全てが優秀で利用価値の高い技。ビームは地形を貫通する性質があるため、乱戦ならば物陰に隠れて狙い撃つのも有効。
・上B:サブ・アーム捕縛
スティックで指定した方向に4本のサブ・アームを展開して突撃する。
突進後、敵に近づくとアームで捕えるように攻撃を行い、ヒット時に限り追加入力でさらに派生技へと移行できる。発生が速く突進距離がかなり長いため、相手の思わぬ間合いから攻撃を仕掛けられることも。ただし、突進速度は若干遅く攻撃判定も弱いため、迎撃されるとあっけなく返り討ちに遭うことも。復帰の際にも気をつけたい。
ヒット後、Aボタンを入力すると捕まえた相手をマニピュレーターで殴り飛ばす。ダメージとふっ飛ばし力が優秀でダメージのたまっている相手にはフィニッシュ技になり得る。ただし、技後の隙が大きく乱戦だとそこを狙われやすい。
Bボタンの追加入力で捕まえた相手にゼロ距離からメガ粒子砲を撃ち込む。ダメージは上記の殴り飛ばしに劣るが、攻撃範囲が広く周囲に敵がいる場合はまとめて攻撃できる。後隙も小さめで、乱戦ではこちらを優先して使うといい。
・下B:ファンネル
ファンネルを3基まとめて射出する。最大で9基のファンネルを射出可能(3回まで連続使用が可能)。
射出されたファンネルは敵が近くにいる場合はその敵の頭上に展開し、円錐状にビームを放つ。敵が近くになかった場合はクシャトリヤの前方に向かってビームを放つ。射出の全体動作は極々短く素早く終わるうえ、ファンネル1セット、3基分のビームがヒットした相手はしびれ状態になるため追い打ちの絶好のチャンスとなる。が、ビーム一発あたりのダメージは微々たるもので、普通にヒットさせるだけでは怯ませることもできない。
コマンド入力時にボタンを長押ししておくと技の性質が変化、スティックで指定した前方か後方のやや上空の位置にファンネルを3基まとめて設置、下方向に向けてビームを照射する。前方か後方にビームの壁が設置されるような攻撃で、ビームに触れた相手はしびれ状態になる。この技で相手の接近を抑制し、他の飛び道具で遠距離戦を押し付けていくのが強力。ただし、一度攻撃を終えてクシャトリヤの下に戻ってきたファンネルは若干の間をおかないと再使用はできない。調子乗って無計画に使用していると肝心な時にファンネルが出ない、なんてこともあるので注意。
・最後の切りふだ:ファンネル【一斉射撃】
「光の中に消えろ!!」
発動するとクシャトリヤの周囲に全部で24個という驚異的な数のファンネルを展開、それぞれが周囲にビームを放った後、クシャトリヤが前方に胸部メガ粒子砲を放つのと同時にビームを撃つ。クシャトリヤの正面にいる敵に最初のファンネルがヒットすれば続く照射ビームは確実にヒットする。全ての攻撃がヒットした際のダメージは驚異的で、撃墜も狙える技だが最初のファンネルは近くの敵にしかヒットしないので注意。
・登場演出
画面奥上空から定位置へ向かって飛行してくる。そのままステージ上へ着地する。着地と同時に砂埃が舞い上がる。「私は、マスターのために戦う」or「正しい戦争なんてない…でも、正しさが人を救うとも限らない」or「着実に任務を遂行するんだ…それがマスターのため…」
(敵にユニコーンガンダムがいる場合)「この感覚…バナージ・リンクスか!」
(敵にシナンジュがいる場合)「フロンタル大佐!?本人なのか…?」
(敵にキュベレイMk-IIがいる場合)「そっ、そんな馬鹿な…!?あれは姉さん達の機体…!生き残っているはずが無い!」
・キャラ選択時のボイス
「マリーダ・クルス、クシャトリヤ、出る!」
・アピール
上アピール:4つのバインダーからバーニアを吹かす。「この機体の実力…その魂に刻め!」
横アピール:ファンネルを周囲に展開する。「覚悟が足りないということだ」
下アピール:ビームサーベルを軽く振り回して調子を確かめる。「優しさが、人を救うとは限らない…」
・勝利ポーズ
勝利ポーズ1:ファンネルを展開、一斉に画面手前へと向かわせる。「マスターを汚すような真似はさせん!」
勝利ポーズ2:画面左奥から右の方へ飛んでいき、画面右奥から中央へ飛んでくる。「マスターの命令は遂行した。撤退する」
勝利ポーズ3:その巨躯で画面手前を見降ろすように仁王立ちしている。「もし私のお前に差があるのなら、それは背負う物の重さだ」
・特殊勝利台詞
(敵にユニコーンガンダムがいた場合)「そのガンダムを使いこなすには経験不足だ」
(敵にシナンジュがいた場合)「黙れ!シャア・アズナブルの名を騙る者!」
(敵にキュベレイMk-IIがいた場合)「姉さん達が、居るわけがない!」

デルタプラス

機動戦士ガンダムUCからデルタプラスが参戦。パイロットはリディ・マーセナス。

ジャンプ回数カベジャンプ壁張り付き滑空しゃがみ歩きワイヤー復帰
2回不可能不可能可能不可能不可能

使い勝手の良い滑空を主軸に、空中での機動力が目立つバランス重視のスピードタイプ。
歩きやダッシュといった機動力に関しては中々高水準。空中での上昇下降も速めだが、空中制動力が優秀なうえに滑空を使えるため復帰力に関しても信頼が置ける。体重も平均レベルで、下手をしなければすぐにやられてしまうような事態は起こらないはず。これらの特徴に加え、通常ワザの内容もスタンダードで使い勝手がいい。さらに必殺ワザに複数の飛び道具とカウンター技を揃えているため、接近戦、遠距離戦、どちらでも高い対応力を発揮できることだろう。
欠点らしい欠点はないものの、総じて火力と撃墜力は低めとなっている。これは素早い動きと使い勝手のいい攻撃の数々でフォローが可能なレベルなので、使いやすい技を軸ににして焦らずにじっくりと試合を進めていこう。因みに滑空を使用するとZガンダム同様にウェブライダーへ変形して飛びまわる。移動速度は速めで滑空からの攻撃の性能も優秀で何かとお世話になることだろう。
・B:ビーム・ライフル
前方にビームライフルからビームを撃つ。
ダメージこそ微々たるものだが発生、弾速、射程に優れ後隙も少ないためけん制手段として使いやすい。このほかボタン連打で2連射が可能な特徴がある。相手の目立つ隙を見つけたらすかさず撃ち込んでやろう。
・横B:2連装グレネード・ランチャー
シールドに付随するグレネードランチャーから榴弾を撃ちだす。
ボタン連打で2連射が可能という上記の"ビーム・ライフル"と同じ特徴を持つが、こちらの方が一発あたりのダメージが高い。その代償として弾速と射程距離は大きく劣っている。発生に優れ後隙が小さいのはビームライフルと同様なので、中距離でのけん制や攻撃手段に織り交ぜていくといい。
・上B:ウェブライダー
一瞬でウェブライダーに変形、スティック入力で指定した方向へ突撃する。追加入力で派生技に移行可能。
一瞬で変形するとはいえ、攻撃発生までは若干の間がある。ダメージも単発の攻撃としては大きめ。決められる場面は少ないかもしれないが隙あらば狙っていこう。突進速度と移動距離も優秀なのも見逃せない利点で、復帰の際にもお世話になる。技後は変形を解除しつつしりもち落下になる。
動作中にAボタンで変形解除しつつサマーソルトキックを繰り出す。初段の突撃がヒットしていれば続けてヒットさせやすく、こちらも威力が優秀で相手を真上に大きくふっ飛ばせる。ただし、技後は空中に大きく飛び出すうえにしりもち落下になるため、スカすと確実に反撃を受ける。決定力の低いデルタプラスにとって重要な技のためヒットさせられる場面をしっかりと見極めたい。
動作中にBボタンで変形を維持したまま近くの敵に向けて方向修正して突撃、シールドビームガンからビームを4連射する。近くに敵がいない場合は直進しつつ攻撃を行う。1発あたりのダメージこそ上記の"ビーム・ライフル"と同様に大したことはないが、4発全てのビームが当たればそこそこの威力を期待できる。こちらも技後にしりもち落下になり隙が大きい点には注意。
・下B:カウンター
「(発動)これでいい訳がつくだろ!」「(成功)帰っちまえ!」
サーベルを横に構え、攻撃を受けると斬り返して突き刺しの2段攻撃を繰り出す。
受け止め判定の発生が非常に速いうえ受付時間も長い。さらに斬り返しがヒットすれば続く突き刺しも確定するためダメージも大きい。ただし、技後の硬直が大きく攻撃時間も長いため乱用すると手痛い反撃を食らうので注意。
・最後の切りふだ:ウェブライダー突撃
「答えてくれ…デルタプラス!」or「箱の犠牲になる人間は、俺一人で十分だ!」
発動と同時にウェブライダーへ変形、ステージ上を縦横無尽に飛び回り突進を仕掛ける。
Zガンダムの最後の切りふだと似たような技だがこちらは最後のビームサーベルの一撃はない。しかしながら突進速度や突進自体のダメージはこちらが勝っているため五分。突進を何回かヒットさせれば撃墜も狙えるレベル。
・登場演出
ウェブライダーで定位置へやってきて変形、地面へ着地する。「乗りこなしてみせるさ!」or「この世界を…俺が守る…そんなこと、できないか」or「不完全な秩序であっても、変える方法が無いなら…俺は…それを守る!」
(敵にユニコーンガンダムがいる場合)「お前は、本当にネオ・ジオンの人間になっちまったのかよっ!」
(敵にシナンジュがいる場合)「見つけたぞ、フル・フロンタル!」
(敵にZガンダムがいる場合)「あれがZガンダム…!デルタプラスの元になった機体か」
・キャラ選択時のボイス
「リディ・マーセナス、ロメオ008、デルタプラス、行きます!」
・アピール
上アピール:ビームサーベルを振り抜いて構える。「こいつだって、Z計画の名残なんだ!」
横アピール:ウェブライダーへ変形、一瞬で元に戻る。「変形機構を試す。こらえてくれよ!」
下アピール:ビームライフルを前方に構える。「もう…今までの俺じゃない!」
・勝利ポーズ
勝利ポーズ1:画面手前へビームライフルを2連射、さらに構えてポーズ。「俺は、俺に出来る事をやるだけだ」
勝利ポーズ2:ウェブライダーで画面を2回横切り、最後に画面奥から飛んできてそのまま静止。「やっぱ俺は、人型よりもこっちだね」
勝利ポーズ3:ウェブライダーで画面中央へと飛んできて変形、ポーズ。「だから倒す!マシーンに食われても、普通の人間でしかない俺の手で!」
・特殊勝利台詞
(敵にユニコーンガンダムがいた場合)「可能性に殺されるぞ!そんなもの…捨てちまえッ!!」
(敵にシナンジュがいた場合)「大物のくせに、せこく狙いを付けやがって!」
(敵にフルアーマーZZガンダムがいた場合)「ネェル・アーガマはいい艦だよ。オンボロだけどな」

バンシィ

機動戦士ガンダムUCからユニコーンガンダムの2号機、通称"バンシィ"が参戦。パイロットはマリーダ・クルス。
1号機と同様にこちらもNT-Dシステムを搭載されており、それによってデストロイモードへの移行が可能となっている。その性能もやはり1号機と似通っていて、二つのモードを使い分けながら戦うことになる。が、モード移行の性質や制限は1号機とはまた違っており、モデル替えキャラのように同じような感覚では扱えないキャラとなっている。
・登場演出
定位置上空から急降下してきて着地、構える。「前線に到着。バンシィ、行動を開始する」or「私はプルトゥエルブ、他の何者でもない」or「障害となる存在は、排除する」
(敵にガンダムタイプのキャラがいる場合)「お前もガンダムかッ!?」
・キャラ選択時のボイス
「バンシィ、出撃する。ハッチを開けろ」
・アピール
上アピール:何かを振り払うようにビームサーベルを振り回す。「こんな時に…頭が、痛い…!」
横アピール:ビームマグナムを構える。「すぐに始末します、マスター」
下アピール:アームド・アーマーVNを前方へ突き出す。「ガンダムは、敵…!」
・勝利ポーズ
勝利ポーズ1:ビームマグナムを手にして仁王立ち。「マスター、作戦を終了しました。次の指示を」
勝利ポーズ2:アームド・アーマーBSを振りかざしてポーズ。「やった、やったぞ!これで、私を苦しめるものはもう何もない!」
勝利ポーズ3:(デストロイモード時に勝利)アームド・アーマーVNを画面手前へ掲げる。「私を怒らせた罰だ…!」
・特殊勝利台詞
(敵にガンダムタイプのキャラがいた場合)「ガンダムは敵!倒すべき敵ッ!!」

ユニコーンモード

ジャンプ回数カベジャンプ壁張り付き滑空しゃがみ歩きワイヤー復帰
2回不可能不可能不可能不可能不可能

ユニコーンモード時のバンシィ。試合開始時は常にこの形態からとなっている。
体重は平均レベルで各種通常ワザはオーソドックスなものが揃っている。加えて必殺ワザにはいくつかの飛び道具を持つため、遠距離戦になってもある程度の対応が可能。が、通常ワザと必殺ワザ、どちらも他のキャラと比較して今一歩な感が強い。その割に地上での移動速度、ジャンプ力、空中制動力、諸々の機動力に関する性能も全て平均以下となっており、このキャラでまともに戦い切るには高い技量が必要とされる。
最大の特徴は自身の蓄積ダメージが70%を超えるとデストロイモードへ自動移行すること。ユニコーンガンダムとは違い手動でモード移行することはできず、試合の序盤は必ずこのユニコーンモードで凌いでいく必要がある。
・B:ビーム・マグナム
専用ビームライフルのビームマグナムを取出しビームを撃つ。
ユニコーンガンダムのそれと比較してほぼ全ての性能が劣っているため、その使い勝手は悪い。が、こちらはどれだけ撃ってもリロードのモーションは入らないのでその点は気軽に使える。頼りすぎるのも危険だが遠距離では上手く使っていきたい。
・横B:ビーム・サーベル【投擲】
前方に二本のビームサーベルを同時に投擲する。
射程は短いが発生と弾速に優れる飛び道具で、投擲したビームサーベルはブーメランのように回転して飛ぶため攻撃判定も大きい。そのため相手が射程距離内にいれば避けられ難い。ただし、後隙は大きめでダメージも低いため頼り過ぎは禁物。
・上B:アームド・アーマーVN
左腕に装備されている増加サイコフレーム兵装を構えてスティックで指定した方向に突撃する。
攻撃前に一瞬の間があるため発生は遅い。突進速度も遅いためまともに当てるには一工夫いるが、突進距離は優秀。ダメージとふっ飛ばし力も強めで、ヒット時の見返りは大きい。なにより攻撃判定が強く、ぶつかり合いにはかなりの強さを発揮する。技後はしりもち落下になるので隙は大きいものの、復帰の際にも必需となる。
・下B:アームド・アーマーBS【高出力】
右腕の増加サイコフレーム兵装"アームド・アーマーBS"から電撃を撃ち出す飛び道具。
発生は遅いものの、弾速は最高の速度を持ち一瞬で射程距離限界まで伸びる。その射程距離も少々短いが、電撃はしばらくの間その場にとどまり続け、ヒットさせた相手をしびれ状態にさせる効果もある。後隙も小さいため、ヒットさせればまず追い打ちが決まる。ユニコーンモード時のバンシィにしては比較的使いやすい飛び道具といえる。
因みに電撃は画面内に一発までしか出せないため連射は不可。
・最後の切りふだ:アームド・アーマーBS【最大出力】
「バンシィ!憎しみを流しこめぇッ!!」
発動するとバンシィが上空へ飛び去り、ステージに向けてビームを放つ。
それがステージに着弾すると巨大な火柱が数本噴き上がり、そのままビームと火柱でステージを薙ぎ払う。発生は速いものの攻撃に移るのは遅い。が、攻撃範囲、ダメージ、撃墜力、それらの総合的な性能はかなり高い。ただし、後隙が大きいという欠点も抱えていることを忘れずに。

デストロイモード

ジャンプ回数カベジャンプ壁張り付き滑空しゃがみ歩きワイヤー復帰
2回可能不可能不可能不可能不可能

デストロイモード時のバンシィ。前述の通り手動でモード移行を行うことは不可能で、ユニコーンモードで被ダメージが70%を超えると自動的にこちらのモードへと移行し、以後は撃墜されるまで常時このデストロイモード固定となる。
ユニコーンモード時と比較して移動に関する性能の強化が大きく、このモードでは並のキャラを圧倒するほどの機動力を発揮できる。通常ワザも内容が一新され、全体的な性能が極めて高いレベルにまとまっている。必殺ワザは一部が変化、ユニコーンモードと共通の技も性能の強化がされており、やはり近距離戦に強い性能になっている。これらの特徴からデストロイモードでは一度相手に接近できれば強力な性能の通常ワザや必殺ワザで相手を強引に捻じ伏せられる。その機動力の高さから相手に近づくこと自体もさほど苦労はしないだろう。
ただし、ダメージが加算している状態とはいえ体重自体はユニコーンモードから変化はない。特別体重が重いわけではないバンシィにとって70%というダメージラインは十分危険な状態のため、無暗に突っ込むのはNG。もしこのデストロイモードで目立った活躍ができずに撃墜されると再びユニコーンモードから戦うことになるため、リスクが大きい。そのため強力な性能を持つ状態とはいえ慎重に動いていきたい。
・B:アームド・アーマーBS
アームド・アーマーBSからビームを撃つ。
ダメージが大きく射程も長いという長所を持つが、発生が遅く後隙も大きいため使い勝手は悪い。そもそもデストロイモードでは飛び道具に頼った遠距離戦をする必要性が薄いため、あくませけん制、接近への布石程度に考えよう。
・横B:アームド・アーマーVN連続攻撃
「誰にも邪魔はさせない、お前の腹も引き裂いてやる…!」
クロー状に展開した左腕の増加サイコフレーム兵装で前方へ斬りかかる。追加入力で派生技に移行可能。
追加入力で最大4回まで追加攻撃を出せるなど、マーベラスコンビネーションに近い性質を持つ技となっている。一方でこちらは複雑な派生などはなく、フィニッシュまで一本道。初段の発生が速いうえにリーチも長い。全ての追加攻撃をヒットさせた際の総合ダメージは大きく、最後の一撃はふっ飛ばし力も強いためフィニッシュ技にも向く。全体動作が素早いため横槍も受けにくく、接近戦において主力になり得る優秀な技。
スマッシュ入力で技の性質が変化、展開したアームド・アーマーVNを突き出して前方へ突撃する。
突撃がヒットするとその敵をアームド・アーマーVNで鷲掴みにして地面に叩き付け、そのまま引きずって直進、最後に敵を爆破してふっ飛ばす。豪快な見た目に違わず総合ダメージはかなり大きく、最後の爆破はふっ飛ばし力も強烈。初段の突撃は発生こそ遅いが突進速度、突進距離、共に優秀。攻撃判定も異様に強く、迎撃しようとする相手も強引に捻じ伏せる。空振り時の隙は大きいがダメージ覚悟の特攻に使うのも面白い。
空中の相手にヒットさせると相手を掴んで急降下、地面に叩き付けてから同様の攻撃に移る。その場合、自分の下に足場がないと掴んだ相手と共に落下して自滅してしまうので注意。因みに相手を引きずってる最中にステージ端に到達しても、その場で停止するためステージ外へ飛び出す心配はない。
・上B:アームド・アーマーVN
ユニコーンモード時とほぼ変わらない性質を持つが、発生が速くなるなどの強化を受けておりより使いやすくなっている。
・下B:アームド・アーマーBS【高出力】
こちらもユニコーンモード時とほぼ変わらない性質、性能を持つ。
ヒットさせた相手をしびれ状態にさせるという性質上、ヒット時のリターンはユニコーンモード時よりもさらに大きくなっている。飛び道具に頼りすぎるのは考え物だが、リターン重視でばら撒きまくってみるのも一興。
・最後の切りふだ:アームド・アーマーBS【最大出力】
ユニコーンモード時とほぼ同様の性能。

ローゼン・ズール

機動戦士ガンダムUCからローゼン・ズールが参戦。パイロットはアンジェロ・ザウパー。

ジャンプ回数カベジャンプ壁張り付き滑空しゃがみ歩きワイヤー復帰
2回不可能不可能不可能不可能可能

バランスの取れた基本性能と独特の使い勝手の通常ワザ、必殺ワザを併せ持つテクニカルタイプ。
体重や移動速度、ジャンプ力といった基本的な性能は全て平均レベルで、そういった面で穴になるような欠点はない。一方、通常ワザは両手のクローを使った攻撃が主軸になるが、どれも挙動が独特でクセが強いうえにダメージやふっ飛ばし力も全体的に悪い。そのため常に決定力不足に悩まされることになる。
必殺ワザはこの機体特有の武装である"サイコ・ジャマー"や"インコム"を用いた攻撃が特徴。いずれも通常ワザと同じように普通のキャラと必殺ワザとは一線を画す使い勝手を持ち、上記の火力不足も相まって慣れない内は苦戦は免れない。しかし、その性能をフルに引き出せれば他のキャラには真似できない対処のし辛い攻めが可能になる。総じて高い操作技術が必要とされる上級者向けのキャラとなっている。
・B:3連メガ粒子砲
右腕を切り離して射出、そこから3本の細いビームを一度に撃ち出す飛び道具。
攻撃前にアームを切り離す動作が入るため発生が遅い。加えてダメージも低い。一方、弾速や射程は優秀。後隙も少ない。
また、敵がある程度近くにいる状態で使用するとアームが自動で敵を補足してビームを撃つ。そのため敵が背後にいようと問答無用でビームを当てられる。前述の通り弾速や射程が優秀なため、敵の位置によっては非常に避けられ難い。ただし、一度射出した右腕が戻ってくるまで再使用は不可能なため後隙が小さいとはいえ連射は不可能。
・横B:メガ粒子砲付きシールド
シールドを構え、そこから3本の太いビームを同時に撃ち出す。
発生は遅いが射程や弾速は優秀。相手を正面に捉えてまともにヒットさせることができればダメージも期待できる。後隙も若干大きめなものの、上記の"3連メガ粒子砲"や下記の必殺ワザと併用していけば回避し辛い独特な弾幕を張れる。
・上B:インコム
スティックで指定した方向にインコム・ユニットを射出する。
インコムユニットは限界距離まで伸びると近場の敵を補足してユニットからビームを撃ち出す。インコムを伸ばしてから攻撃するものの、ワイヤーが伸びる、または戻ってくる際のスピードはかなり速い。ビームのダメージは微々たるものだが弾速、射程は優秀。ただし、射出したインコムが戻ってくるまでは、一部通常ワザや上記の"3連メガ粒子砲"が使用不可能になるのでその点は注意。また、ワイヤーが伸びきる前にステージのガケなどに到達するとワイヤー復帰に利用できる。
・下B:サイコ・ジャマー
「サイコ!ジャマァァァーッッッ!!」
前方に複数のバラ状のビット兵器を射出、それにより八面体のサイコフィールドを形成する。
前方の一定の位置を攻撃する飛び道具で、技を使用した後に一定時間が経過するとサイコフィールドは消失してビットも本体の下へ戻ってくる。発生が速く後隙も少ないうえ、形成したサイコフィールドに触れた相手はしびれ状態になるので追撃が可能。サイコフィールドは見た目より攻撃判定が大きく、避けられたと思ってもヒットすることも多々。ただし、ダメージ自体はあってないようなレベルなので過信はできない。このほか一度技を使用するとビットが戻ってくるまで再使用は不可能。そのため乱用はできない。
・最後の切りふだ:メガ粒子砲付きシールド【拡散】
前方に向かってシールドから太いビームを照射する。
照射されたビームは直後に扇状に拡散し、完全に広がりきった後に今度は収束して再び一本のビームになる。その性質から攻撃範囲が大幅に変化するため、慣れていない相手には回避されにくい。一方で拡散したビームの部分はダメージが低く、きっちり真正面からヒットさせないとあまり大きな威力は望めない。
発生やビームの射程、弾速など自体は優秀なのでその点は信頼して使っていける。
・登場演出
画面奥から定位置へ飛んできて着地、構える。「さて…始めるとしようか!」or「親衛隊の名に懸けて、失敗は許されん!」or「大佐の指示だ。余計な事は考えるな!」
・キャラ選択時のボイス
「アンジェロ・ザウパー、ローゼン・ズール、行く!」
・アピール
上アピール:インコムを伸ばしてポーズ。「私に…私に撃たせたなぁ!」
横アピール:前方に向かってシールドを構える。「大佐を守るのは…この私だぁぁ!」
下アピール:周囲にビットを展開させる。「一発で逝っちまいなぁ!」
・勝利ポーズ
勝利ポーズ1:画面手前を向いて会釈をする。「この勝利は…大佐へ…ふふふふ…」
勝利ポーズ2:サイコジャマーを展開しつつクローを画面手前へ突き出す。「ラプラスの箱など無くとも、ジオンは再興する!」
勝利ポーズ3:両腕のインコムを展開、画面手前に向けてシールドを構える。「これが私の力だ…!このアンジェロ・ザウパーのな!」

シャンブロ【ボス】

「そこをどけぇぇぇっ!」
「託されたことを為す。それが親に血肉を与えられた子の、血の役目なんだよ!」
「(被撃破)バナージ…悲しいね…」
機動戦士ガンダムUCから水陸両用モビルアーマーがボスキャラとして参戦。原作とOVAでは設定に違いがあり、原作ではマハディ・ガーベイの経営するガーベイ・エンタープライズ社が、OVAではネオ・ジオン軍が残した設計案を基にジオン残党軍が、それぞれ開発したことになっている。が、いずれにせよ桁外れの巨体を持ち火力と防御力に優れた驚異的な機体であることに違いはない。
パイロットはOVA版に準じてロニ・ガーベイが一人で担当。設定や台詞もアニメ版を踏襲している。両親を地球連邦に殺されたことで連邦に対して激しい憎悪を覚え、憎しみに駆られるままシャンブロを駆り主人公であるバナージと敵対し…。
HPは3800。見た目をの迫力を裏切らないかなりの打たれ強さを持ち、長期戦は避けられない。その巨体故に攻撃は当てやすいものの、各種攻撃もかなりパワフル。移動速度自体は緩慢なので落ち着いて攻撃と回避の判断をして行こう。
このほかリフレクタービットによる飛び道具のダメージを半減させる特殊能力を持ち、一部のキャラでは苦戦は免れない。ただし、リフレクタービットは機体の前面しか防御しないため、後ろから攻撃する機会に恵まれた際は心配は無用。
【攻撃パターン】

  • 大口径メガ粒子砲
    頭部のメガ粒子砲から極太ビームを照射する。
    発生は非常に遅いものの攻撃範囲、ダメージ、ふっ飛ばし力、それら全てが圧倒的に優れてるため避けそこなうと死が待っている。
  • 大口径メガ粒子砲【ローリング】
    メガ粒子砲を撃ちながら前方を薙ぎ払う。
    攻撃範囲は上記の大口径メガ粒子砲よりさらに上。ただし、威力自体は減少しているため、ここはガードでやり過ごすのが無難。
  • 拡散メガ粒子砲
    両肩のメガ粒子砲から拡散するビームを飛ばす。発生が速いうえに攻撃範囲も広い。
  • リフレクタービット
    ビットを周囲に展開する。
    これ自体に攻撃判定はないものの、ビットにシャンブロのビーム攻撃がヒットするとビームを反射させて別の方向へビームを飛ばす。ビットは攻撃によって破壊可能なので可能な限り排除しておこう。
  • アイアンネイル
    両腕のアームを振り上げる。
    攻撃範囲は狭いが発生が速いうえに威力も強烈。接近戦ではこの攻撃に気をつけたい。もし食らうとダメージが軽い状態でも星にされることも。
  • サイコフィールド
    機体の周囲に衝撃波を発生させる。HPが減少すると使ってくるようになる攻撃。
    攻撃範囲が非常に広いうえに発生も速い。ダメージ自体は皆無だが地上で食らうとふらふら状態になってしまうため非常に危険。

RGΖ-95 リゼル【ザコ】

Zガンダムの量産化を目指したRGZ(リファイン・ガンダム・ゼータ)シリーズの1機。デザイン発注時の仮称は"ZIII(ズィートライ)"だった。
量産機、とはいえ流石にZ系列の機体。基本能力が高い水準でバランス良く纏まっている。ウェイブライダー形態への変形機構も備えており、機動力は普通のザコキャラの比ではない。また、ウェイブライダー形態はサブ・フライト・システムとしての機能も兼ねている為、この状態でジェガンを乗せて現れる事もある。
武装はビーム・ライフル、グレネードランチャー、ビーム・サーベル、メガ・ビーム・ランチャーと近距離から遠距離までをカバーしている。注意すべきはビーム・ライフルでたまに放ってくる"ギロチン・バースト"と呼ばれる高出力照射モードとメガ・ビーム・ランチャーの2つ。前者は細いビームを照射する攻撃で、よろけたりはしないものの当たるとダメージがガンガン蓄積されていく。後者はZガンダムが装備していた"ハイパー・メガ・ランチャー"をコンセプトに開発した武器で、装備している機体が現れる頻度は少ないがその威力は本家のハイパー・メガ・ランチャー比べても遜色ない。
また、接近すると稀にビーム・ライフルからの発展武器である"ロング・ビームサーベル"を使用する事も。ビームサーベルに比べリーチや攻撃力も高くなっている。

  • RGΖ-95C リゼルC型:エースパイロット用に調整されたリゼル。センサー類が緑色のリゼルがそれで一般機は赤色である。主に隊長機として運用される。一般機と比べ機動力と防御力が増加している。また、メガ・ビーム・ランチャーを装備して現れる頻度が高くなっている。
  • ゼネラル・レビル配備型:ドゴス・ギア級2番艦"ゼネラル・レビル"に配備された機体。センサーカラーが黄色で機体のカラーリングはベージュとオレンジのツートンカラーである。後述するディフェンサーbユニットを装備して現れる事も。
  • ディフェンサーaユニット:UCのコミカライズ版「バンデシネ」に登場した宙間拠点強襲用バックパック搭載型。近・中距離用の広域拡散型の装備で、大量のマイクロ・ミサイルを搭載したコンテナを装備しており、ZZガンダムと同型と思われるハイパー・ビームサーベルを背部に搭載している。ミサイル一発の威力は低いものの広範囲に渡って発射されるため避けるのは至難の業。
  • ディフェンサーbユニット:同じく「バンデシネ」に登場した中・遠距離型の一点集中型の装備。メガ・ビーム・ランチャーを2門装備しており、最大出力で放った際の威力はとても耐えられるものではない。

RGM-89S スターク・ジェガン【ザコ】

ジェガンD型をベースとした指揮官機の特務仕様。原作小説では割とあっさり撃破されたがOVAではクシャトリヤと互角の死闘を繰り広げた。尚、作戦によっては核ミサイルも搭載可能。因みに初出は「CCA-MSV」である。
そのクシャトリヤとの死闘を展開した名無しのエースパイロットの技量を再現してか、CPUのレベルが非常に高い。適当に攻撃していてもまず当たらないし逆に敵に隙を晒す羽目になりかねない。更に体力が減少すると一部装甲とミサイルポッドなどの武装をパージし接近戦を挑んでくるが、この時機動力が大きく向上するため手がつけられない強さになる。ただし、この時防御力は大きく低下している為何か強力な攻撃を当てれば一撃で仕留めることも可能。
スターク・ジェガン自体の能力は全体的に高く、特に機動力と防御力は突出してる訳ではないが高めとなっている。武装も豊富な内容となっており肩部ミサイルポッド、ハイパー・バズーカ、ビーム・ライフル、ビーム・サーベルなどが揃っている。特に肩部ミサイルポッドは直撃すれば大きく吹っ飛ばされる上、大ダメージを負うので非常に厄介。ハイパー・バズーカは一定距離に達すると拡散し、その瞬間に喰らうとよろけ効果は無いものの前述の肩部ミサイルポッドよりも大きなダメージを受ける。拡散前に喰らった場合は一定の大きさで吹っ飛ばされる。

  • RGM-89S プロトスターク・ジェガン:こちらがCCA-MSVに登場したスターク・ジェガン。UCではスターク・ジェガンの試験機という形で登場したのでこの名称になっている。両肩に大型の対艦ミサイルをそれぞれ2つずつ搭載しており、命中した際のダメージは通常のスターク・ジェガンのミサイルポッドよりも上。但し弾速は遅いため弾道をよく見て回避しよう。ちなみに体力が低下した際の装甲パージはない。CPUのレベルも低下している為幾分かは戦いやすくなっている。

RX-160S バイアラン・カスタム【ザコ】

トリントン湾岸基地で連邦軍が開発した技術試験機。原作小説には登場しなかったアニメオリジナルMS。OVA第4話にてザク・マリナーとゼー・ズールをそれぞれ2機、ズゴック、カプール、マラサイ、デザート・ゲルググをそれぞれ1機で計8機を短時間で撃破という大活躍を見せた。
元々高い機動力が更に上昇し、特に空中での動きは他の追随を許さない。空中における機動力が低いキャラではどうすることもできなくなってしまう事も。空中戦が得意なキャラでも油断していると直ぐに抑え込まれてしまう。
武装は両腕部のメガ粒子砲とビームサーベルの2つだけだが、メガ粒子砲はカスタム前と異なり連射式で、喰らい続けるとよろけてしまいそのままダメージを受け続け最終的には多量のダメージが蓄積されてしまう。総合的な攻撃力も大きく上昇している。

MSA-005K ガンキャノン・ディテクター【ザコ】

「Z-MSV」に登場したカラバの試作MS。ガンダムUCではトリントン基地防衛に配備されている。スマブラに搭乗するガンキャノン・ディテクターはガンダムUC版となっている。
シュツルム・ファウスト2発を受けてなお目立った損傷が無く、その堅牢な装甲はスマブラにも高い防御力として表れている。また、ガンキャノンタイプというだけあり砲戦能力に優れている。特にビームキャノンの威力は軽視できない。その他にもビームライフルとビームガンを装備している。
防御力は優れているものの体力は平均的で、特に機動力が非常に低くとてもじゃないが俊敏な動きはできない。接近用武器も一切ないので懐に飛び込んでしまえばただの的だ。

RAS-96 アンクシャ【ザコ】

アッシマーの後継機。ジム系MSと共通規格の部品を多く使用し、整備の効率化と生産性の向上させている。
OVA第5話で登場し全く活躍できなかったアンクシャだが、その能力は本物。アッシマーに比べ防御力は低下しているが、機動力が大きく向上しており突然急接近してビームサーベルで斬りかかって来る事も。また、シールド内蔵メガ粒子砲も装備しており威力は低いもののふっ飛ばし力と弾速に優れている。また、MA形態時にはサブ・フライト・システムとしての機能も果たしているため、他のMSを乗せて現れる事も。

AMS-129 ギラ・ズール【ザコ】

ネオ・ジオン残党「袖付き」の主力量産機。袖付き所属機共通の特徴として手首付近にマーキングが施されている。
ギラ・ドーガより能力は上昇しているが大した上昇値ではない。それでもザコキャラとしては高い能力をである事に変わりはない。武装もギラ・ドーガと変わりなく、対策もギラ・ドーガと同じで問題ない。

  • 親衛隊仕様:袖付きの首魁であるフル・フロンタル大佐直属の親衛隊仕様。通常機と比べ装飾が派手になっており、ランゲ・ブルーノ砲を装備している機体も。一般機よりも性能は若干上。アンジェロ・ザウパー専用機は紫色で、"ランゲ・ブルーノ砲改"を装備している。実弾ではなくビーム兵器であり、弾速や威力といった性能も高くなっている。

機動戦士ガンダムUC (OVA)

バンシィ・ノルン

機動戦士ガンダムUCからアニメのみに登場したバンシィの総合性能向上仕様、バンシィ・ノルンが参戦。
パイロットはリディ・マーセナス。専用装備のビームマグナムに"リボルビング・ランチャー"を増設、さらに機体のバックパックに"アームド・アーマーXC"と呼ばれるジェネレーターを兼ねたサイコミュユニットを持つ。このほか漫画版『機動戦士ガンダムUC バンデシネ』に登場した"アームド・アーマーDE"を逆輸入する形で搭載しているのも特徴。
因みに、フルアーマーユニコーンガンダムと同じく通常のバンシィと違い常時デストロイモードに固定されている。

ジャンプ回数カベジャンプ壁張り付き滑空しゃがみ歩きワイヤー復帰
2回不可能不可能不可能不可能不可能

攻撃と防御、そして機動力といった能力が高いレベルでバランスが取れており、非常に優れた安定感のあるオールラウンダー。
上記の通り、体重は平均クラス。移動速度やジャンプ力、空中制動力などの機動力に関しては平均を多少上回るか、といった程度で基本的な性能面に穴らしい穴は見受けられない。通常ワザはビームサーベルを活用した攻撃が主となるが、ダメージや動作速度、リーチなどの総合性能はまずまず。必殺ワザには遠距離戦に活躍する豊富な飛び道具、復帰などに役立つ移動技、そして近距離戦で活用できる技を揃えており、その多彩さは他のキャラの追随を許さない。
これらの特徴から相手や戦況を問わない、あらゆる状況での戦いに対応が可能な強みがある。とはいえ、オールランダーらしく際立って強い面がないのでその性能を完璧に引き出していかなければ常勝は難しい。全局面対応の隙の無いキャラになるか、それとも器用貧乏なキャラで終わるか。良くも悪くもプレイヤーの腕に依存する要素が強いキャラとなっている。
・B:ビーム・マグナム
専用装備のビームマグナムを発射する。
ユニコーンガンダムほどではないが、それでも並の飛び道具よりかは高い威力を持つうえにそれ以外の射程距離、弾速などの性能も上々。ボタン連打で三連射が可能という特徴もあり、遠距離では主力の攻撃手段として使っていける。ただし、ユニコーンガンダムと同様に5発撃つとEパックをリロードする動作が入るのでその点は留意したい。
・B(長押し):メガ・キャノン【照射】
アームド・アーマーDEに内蔵されるメガ・キャノンからビームを照射する。
発生は遅いものの、弾速は極めて速い。射程距離も非常に長く、ビームは地形を貫通する効果もあるので物陰から狙うなどの使い方もアリ。ただし、この手の技にしては若干ダメージが低い。攻撃中と攻撃後の隙も特大で、多用できるほどの技ではないことを念頭に置いておきたい。
・横B:リボルビング・ランチャー
コマンドを入力するとその場でビームマグナムを構える。ここから追加コマンドでそれぞれの攻撃に派生可能。
ビームマグナムを構えている最中は他の攻撃が不可能になるが、シールドボタンでシールドガードにキャンセル可能。また、スティックを左右に入力すればその方向に緊急回避を行う形でもキャンセルができる。
・(リボルビング・ランチャー中に)A:瞬光式徹甲榴弾
ビームマグナムに増設された多機能弾倉オプション"リボルビング・ランチャー"から瞬光式徹甲榴弾(MGaAP)を三連射する。アニメEP6の終盤でジェガンのシールドに向けて放ったアレの再現。
飛び道具としてはオーソドックスな性能を持ち、弾速、射程距離、ダメージなどに目立った特徴はない。が、必ず三連発を行うという性質上、全ての弾がヒットした場合の総ダメージは悪くない。一方で動作時間が長めで避けられると危険。遠距離戦では上記のビームマグナムに交えて適度に使うといい。
・(リボルビング・ランチャー中に)B:ボップ・ミサイル
同じリボルビング・ランチャーから対空ミサイルを4発まとめて発射する。
4発のミサイルが扇状に飛んでいく飛び道具で、ミサイルは着弾すると小さめの爆風を起こす。弾速は遅く射程距離も他の飛び道具と比較すると短めだが、その性質から攻撃範囲が広い。一発あたりのダメージは低いものの、複数の弾頭が当たれば予想外の威力を生むことも。
・横B(スマッシュ):リボルビング・ランチャー【ナパーム弾】
リボルビング・ランチャーからナパーム弾を発射する。
構えの動作を経由しない分、上記の派生必殺ワザより発生が速い。弾速も非常に優秀で、相手の僅かな隙に撃ち込める。また、ヒット時は相手を燃焼させつつしびれ状態にさせる効果がある。後隙は大きめなので素早く追撃したい。直接的なダメージはあくまで低いほか、射程距離も短いという欠点もあるので使用の際はその点を意識したい。
・上B:特殊移動
アームド・アーマーDEを背部にマウントし、スティックで指定した方向にバレルロール移動を行う。
出始めにアームド・アーマーDEを背負う動作が入るせいで移動に移るまでが若干遅い。また、移動速度自体もそこまで優れているわけではない。が、移動距離が長いうえに移動中の方向制御がかなり自由に行える。そのうえ技後もある程度の行動が可能になっているなど、復帰技としてだけではなく単純な移動手段としても頼りになる。
・下B:アームド・アーマーDE 突き
アームド・アーマーDEを構えて前方に突撃する。
ヒットすると相手をアームド・アーマーDEで串刺しにして持ち上げつつ爆破してふっ飛ばす。発生は遅いものの、突進速度や突進距離は優秀。豪快な見た目通りダメージとふっ飛ばし力も優秀で、このキャラの技の中でも屈指のリターンを誇る。また、技後の隙も少なめで空振りやガードされる分には反撃されにくいのも大きなポイント。しかし、ヒットから相手を爆破するまでに若干間があるため、乱戦だと横槍を受けて攻撃が中断されやすいのが難点。そうなるとダメージにも期待できないので使いどころを選んでいく必要がある。
・最後の切りふだ:俺の前から…いなくなれええぇェッ!
前方に突撃してビームサーベルを振り抜く。
それがヒットすると相手をロック、そのままこれでもかというほどの連続攻撃を叩き込んでトドメにビームサーベルで斬り抜けを放って〆。初段は発生が抜群に速いものの、突進距離が少々短いので間合いを誤らないように気を付けたい。追撃は一人の相手にしかヒットせず完全にタイマン用の最後のきりふだだが、その分総ダメージは非常に高く強力。
・登場演出
アームド・アーマーDEを背負った状態で画面手前から定位置へ飛んできて着地、構える。「俺は…あいつを倒さなければ…前に進めないんだ!」or「百年の祈りが呪いに変わってしまった…あいつのせいで…」or「バナージはやってみせた…俺だって、乗りこなしてみせるさ」
・キャラ選択時のボイス
「リディ・マーセナス、バンシィ、出る!」
・アピール
上アピール:前方にビームマグナムを向けつつポーズ。「ラプラスの箱の正体、知られるわけにはいかない!」
横アピール:画面手前を向いてアームド・アーマーDEを構える。「俺を笑いに来たのか…お前は!」
下アピール:ビームサーベルを周囲を薙ぎ払うように振るう。攻撃判定アリ。「喋るなァァァ!!」
・勝利ポーズ
勝利ポーズ1:画面手前を向きつつビームマグナムを構える。「俺の邪魔をするからこうなる!」
勝利ポーズ2:アームド・アーマーDEを背中にマウントしてビームサーベルを振り抜く。「お前など、通過点にしか過ぎないんだ」
勝利ポーズ3:アームド・アーマーDEを背負った状態で画面上空から飛来してきて着地、ポーズ。「分かり合える可能性?美しいよなぁ!」

シルヴァ・バレト【ザコ】

グスタフ・カール【ザコ】

ネオ・ジオング【ボス】

OVA版より参戦。"ハルユニット"と呼ばれる巨大な外殻ユニットにシナンジュを搭載した拠点攻略用巨大モビルアーマー。原作小説には登場しなかったアニメオリジナルのメカであり(後付けではあるが、ハルユニット自体は原作の世界観にも存在したという設定になっている)、その圧倒的な威容と力でバナージ達の前に立ちはだかった。
勿論パイロットはフル・フロンタル。自身を「スペースノイドの意志を受け入れる器」と定義し、やがてその様に振る舞う男としての個我を確立させる。そして可能性を信じ「それでも」と叫び続けるバナージに対し、自らの人類に対する諦念を説き引き込もうとするが…。
体力は4000。その威容に違わぬタフさに加え、Iフィールドジェネレーターでエネルギー系の飛び道具のダメージを半減させる等防御面における死角の無さと、圧倒的火力と他のボスとは一風変わった攻撃でプレイヤーを苦しめる。
【攻撃パターン】

  • 大型アームユニット:ハルユニットに搭載された大型のアームでぶん殴る。近づくとこれで攻撃してくる。動きは緩慢気味だが、その大きな腕から繰り出される一撃は当然脅威的。動きをよく見てガードしよう。
  • 有線式大型ファンネル・ビット:アームユニットの五指にあたるオールレンジ兵器。5本同時に飛ばしてプレイヤーを包囲しビームを照射する。また、飛ばさずに接続されてる状態で照射する事も。その際は広めの攻撃範囲に注意しよう。更に下記の"肩部大型メガ粒子砲"と併用してくる場合も。
  • サイコ・ジャック:ネオ・ジオングの曲者攻撃その1。ファンネル・ビットを味方として登場するNPCのプレイアブルキャラに向けて一本飛ばし、ヒットした相手をなんと乗っ取ってしまう。乗っ取られたキャラは一定時間こちらを攻撃してくる。ジ乗っ取られたNPCキャラはプレイヤーとして操作できる時そのままの性能で襲いかかってくるので厄介極まりない。一定量のダメージを与えれば元に戻るので、その間も攻撃を繰り出してくるネオ・ジオングに気を付けつつ攻撃を加えよう。
  • 肩部大型メガ粒子砲:両肩に搭載されたメガ粒子砲を発射する。発射パターンが収束と拡散の二種類あり、収束の場合は範囲はそれほどでも無いが弾速があり得ないほど速く、攻撃力も高め。拡散は弾速は平均的だが範囲が非常に広い。一発辺りの攻撃力は低いがまともに食らえばバカに出来ないダメージ量となる。
  • 大口径ハイメガ粒子砲:腹部に搭載されたメガ粒子砲を照射する。ネオ・ジオングの攻撃では最大火力を誇り、ヒットすれば確実に死ぬ。ビームはそれほど太くはないものの弾速が肩部大型メガ粒子砲の収束時よりも更に速い。発射のタイミングを見切って緊急回避しよう。
  • サイコ・シャード発生器:ネオ・ジオングの曲者攻撃その2。サイコ・フレーム兵器を起動し、サイコ・フィールドを発生させ画面全域に衝撃波を発する。衝撃波がヒットしたキャラはいきなり爆発し、通常ワザから必殺ワザに至るまで、一切の攻撃が出来なくなってしまう。これは最終話でユニコーンガンダムとバンシィ・ノルンの武装一切を自壊させた際の再現である。一定時間で再び攻撃出来るようになるが、当然それまでの間にもネオ・ジオングは攻撃してくる。復帰用の必殺ワザも使用出来なくなるとなっては回避行動にも不便をきたすが、ガードや緊急回避を上手く駆使して乗り切るしかない。

機動戦士ガンダムUC (ゲーム)

MSN-00X ガンダムデルタカイ

PS3機動戦士ガンダムUC及び、機動戦士ガンダムUC アクロス・ザ・スカイから、ガンダムデルタカイが参戦。パイロットはプレイア・リュード。

ジャンプ回数カべジャンプ壁張り付き滑空しゃがみ歩きワイヤー復帰
2回不可能不可能不可能不可能不可能

特殊射撃や変形、飛び道具等のワザを特化した遠距離戦用のオールラウンダー。
デルタプラスとνガンダムのコンパチだが、体重は平均レベルで武装はシールドを使ったワザが強力。
・B:ロングメガバスター
ロングメガバスターを構えて、ビームを撃つ。タメ可能。
・横B:シールドオプション兵装
発動すると、シールドを構えてオプション兵装をセットする。
・(シールドオプション兵装中に)A:メガマシンキャノン
シールドにセットされた、メガマシンキャノンを連射する。
・(シールドオプション兵装中に)B:ハイメガキャノン
ハイメガキャノンをシールドにセットし、シールドを構えたままキャノン砲からビームを撃つ。相手に命中するとダウンする。威力はそこそこ高い。
・横B(スマッシュ):炸裂ボルト
シールドに炸裂ボルトをセットして、シールドからしびれ効果のある弾を放つ。相手に命中した者は痺れて動けなくなる。
・上B:ウェイブライダー
ウェイブライダーに急速変形し、スティック入れで相手に向かって突撃する。デルタプラスと同様、追加入力で派生技が移行可能。
・下B:プロトフィン・ファンネル
発動すると、バックパックに装備されたプロトフィン・ファンネルを射出して、相手にオールレンジ攻撃を行う。
・最後の切り札:アクロス・ザ・スカイ
発動すると、『nitoro』の文字が浮かび上がってナイトロシステムを起動する。そして、プロトフィン・ファンネルを射出して相手に攻撃した後、一気に接近。シールドで殴りつけて、そのままハイメガキャノンを接射して相手を吹き飛ばす。

機動戦士ガンダムUC MSV

RX-0 フェネクス

機動戦士ガンダムUC MSV及び機動戦士ガンダムUC One Of Seventy Two、機動戦士ガンダムNTからユニコーンガンダムの3号機、通称”フェネクス”が参戦。
パイロットはヨナ・バシュタ。
1号機と2号機と同様にこちらもNT-Dシステムが搭載されている。金色の輝くボディには、フル・サイコフレームが内蔵されている。
フェネクスの名前の由来は、不死鳥で1号機と2号機と同じく、デストロイモードに変身できる。ただし、純度が低い為、1号機、2号機よりも出力が低いのが弱点である。基本的には性能はユニコーンガンダムとバンシィとは攻撃パターンは別物である。

ユニコーンモード

ジャンプ回数カベジャンプ壁張り付き滑空しゃがみ歩きワイヤー復帰
2回不可能不可能不可能不可能不可能

フェネクスのユニコーンモード。試合開始時には、この形態で登場する。
・B:サイコフレームの光
足を止め、腕を振り上げて光波を放つ。
・横B:ビーム・サーベル(投擲)
2本のビーム・サーベルを前方に投擲して、ブーメランの様に飛ばして相手を切り刻む。性能は、バンシィと同じ。
・上B:サイコ・チョップ・フィールド
サイコ・フィールドを収束して右腕から放つ。
・下B:NT-Dシステム
NT-Dシステムを発動し、デストロイモードへ移行する。ユニコーンガンダム同様、一定時間経過で、ユニコーンモードに戻る。
・最後の切り札:不死鳥の羽ばたき
突撃斬りから3連旋回斬りつけ、斜め斬りからトンファー突き刺し、突進し、突き飛ばしと繰り出す。

デストロイモード

フェネクスのデストロイモード。性能は、バンシィと同様だが、一定時間経過で、デストロイモードからユニコーンモードへと解除する。
なお、デストロイモードに変身したフェネクスは、青く光るフル・サイコフレーム、そして、広げた翼の背部のアームド・アーマーDEとブレードアンテナが不死鳥の翼をしている。
・B:サイコフレームの光
性能は、デストロイモードだが、攻撃速度が速い。
・様B:アームド・アーマーDE
左右腕部に装着されたアームド・アーマーDEで相手を殴る。
バンシィと同じく、ダメージが大きめで射程も広範囲なのが長所である。
・上B:ビーム・サーベル対空斬り
上空からビーム・サーベルで、相手に向かって切り刻む。リンクと同じ技。
・下B:アームド・アーマーDE・メガキャノン
背部に装備されているアームド・アーマーDEを左右腕部に装着してメガ・キャノンの発射形態をとる。
左右腕部に装着したメガ・キャノンから、強力なビームを放つ。サムスのゼロレーザーに似た技。
性能は、デストロイモードのみ使用する。ダメージが大きめで、食らった相手は、ダウンする。
・最後の切り札: 不死鳥の羽ばたき
ユニコーンモードの同名の最後の切り札と同様の性能。

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