ZONE OF THE ENDERS
メタルギアシリーズなどで有名な小島プロダクションが開発したロボットアクションゲーム「ZONE OF THE ENDERS」の記念すべき第一作目。ストーリーは短いが、他のロボットゲームにはない浮遊感溢れた空中戦は一作目の時点でほぼ完成されており、ANUBISと共にマイナーながらも評価されている。オリジナルはPS2のゲームであるがPS3とXBOX 360(後方互換によりXBOX ONE系統にも対応)でHD画質&高フレームレート&高サラウンド化されたHD EDITION版が存在する。オービタルフレームの他のファイターには無い独特な浮遊感とスピード感を味わおう。原作では空中戦がメインだがスマブラではカービィやピットと同様暫くしか飛べないのでご注意。
ジェフティ
木星の衛星エウロパの軌道上に存在するコロニー・アンティリアで極秘に開発されていた二機のイレギュラーオービタルフレームの一機、オービタルフレーム ジェフティがスマブラに参戦。搭乗者(ランナー)は奇数カラーではレオ・ステンバック(JP CV:下和田 裕貴 ENG CV:Remy Le Boeuf)が、偶数カラーではディンゴ・イーグリット(JP CV:井上 和彦 ENG CV:Peter Barto)が乗っている。ほとんどのオービタルフレームには高度な人工知能(AI)が搭載されており、ジェフティにも独立型戦闘支援ユニットADA(JP CV:芳野 美樹 ENG CV:Cynthia Marcucci)、通称エイダが搭載されている。オービタルフレームのファイターの中では比較的スタンダードなタイプで、これといって強みもないが、弱みもない誰にでも扱いやすいファイターとなっている。
ジャンプ回数 | カベジャンプ | 壁張り付き | 滑空 | しゃがみ歩き | ワイヤー復帰 |
---|---|---|---|---|---|
2回 | 不可能 | 不可能 | 不可能 | 不可能 | 不可能 |
- 通常カラーバリエーション
1P:無印版カラー 2P:ANUBIS版カラー
3P:OF ネイトカラー 4P:OF アヌビスカラー
5P:OF イシスカラー 6P:OF ハトール(イドロ)カラー
7P:OF テスタメントカラー 8P:OF イブリースカラー - キャラセレクト台詞
エイダ「おはようございます。戦闘行動を開始します。」 - 登場演出
画面奥上空から飛行モードで迫り、定位置の少し上で通常モードに戻り少しずつ降りていき定位置に着く。元ネタは無印Z.O.Eのエリアに入った時の演出とANUBISの火星荒野に降り立つ時の演出を混ぜたもの。 - 登場台詞
通常:エイダ「敵機接近、戦闘態勢に入ります。」
搭乗者がレオの場合:レオ「エイダ、行くぞ!」
搭乗者がディンゴの場合:ディンゴ「出番だな!」
敵にネイトがいる場合:エイダ「前方にC型オービタルフレームを確認。」
搭乗者がレオかつ敵にネイトがいる場合:レオ「あ、あいつは......!」
搭乗者がレオかつ敵にゾンビネイトがいる場合:レオ「ヴァイオラ!決着をつけてやる!」
搭乗者がディンゴかつ敵にネイトもしくはゾンビネイトがいる場合:ディンゴ「お前、ヴァイオラか?」
搭乗者がディンゴかつ敵にアージェイトがいる場合:ディンゴ「バフラムが何の用だ」
搭乗者がディンゴかつ敵にビックバイパー(Z.O.E)がいる場合:ディンゴ「何だアイツは......?」
搭乗者がディンゴかつ敵にネフティスがいる場合:ディンゴ「出たな、カラクリ人形」
搭乗者がディンゴかつ敵にインヘルトがいる場合:ディンゴ「......手加減は出来ねえぞ」
敵にアヌビスがいる場合:エイダ「アヌビスです。」
搭乗者がレオかつ敵にアヌビスがいる場合:レオ「機体が共鳴しているのか......?」
搭乗者がディンゴかつ敵にアヌビスがいる場合:ディンゴ「ノウマン......」 - ダメージによるエネルギーラインの変化
ほとんどのオービタルフレームにはエネルギーラインが存在し、流れるエネルギーは蓄積ダメージによって色が変わる。
0%~74%:緑色 75%~149%:黄色 150%~:赤色
- アピール
・横アピール:バースト溜め
ジェフティが踏ん張る体制をし、周りの青色のエネルギーが集まってくるアピール。元ネタはバーストと言う強力な攻撃を出す時に行う行動である。
・上アピール:エネルギー放出
ジェフティが手足を広げて青色のエネルギーを放出するアピール。元ネタはZ.O.E HDの専用オープニングの序盤でジェフティが起動するシーン。
・下アピール:ブレードを伸ばし腕を振り払う
サムス・アランのアピールの様に、肘を曲げブレードを伸ばした後、腕を振り払いブレードを戻すアピール。元ネタは存在しないが、ヴァイオラにトドメを刺そうとして、結局はやらなかった時の場面に似せている。
- 攻撃方法
・Aボタン:パドルブレード
ジェフティの右腕にある折り畳んだブレードを出して攻撃する。性能は通常の剣士系のファイターとほぼ変わらない。弱攻撃はボタンを押し続けると最大4回連続して斬ることが出来る。また、ダッシュ攻撃のダッシュ斬りはリーチが長い技となっており、スマッシュ技のバースト攻撃はシールド破壊能力が高いのでシールドをよく使うプレイヤーにはガンガン使っていこう。
・NB:V.G.カノン ショット(&バーストショット)
右腕にある銃を使って放つエネルギー弾。原作と同じく3発まで連続で撃つことができ、ボタンを押すほんの少しの長さで威力を変える事ができる。また、ボタンを押し続けるとバーストショットへと切り替わり、こちらもさらに押し続けるとエネルギー弾が大きくなり攻撃力と攻撃範囲が上がり、最大まで溜めると低パーセントでも場外へ飛ばされてしまう。ただしバーストショットは保持する事が出来ず、バースト状態に入ると動く事が出来ない。
・横B:ホーミングランス
24発にもなる追尾性能の高いエネルギーレーザーを撃ち出す技。一つ一つのレーザーの攻撃力や吹っ飛び力は低いが非常に追尾力が高いため逃れるのは困難。また、技を入れた後にBを押し続けるとファイター・ザコ・ボス等のキャラクターやアイテム・スイッチ等のオブジェクトを最大24つまでロックオンしてレーザーがそれぞれの方向に飛ばす事が出来る。原作と同じく移動しながらでもロックオンは出来るため戦況を考えながら撃っていこう。
・上B:ゼロシフト
オービタルフレーム アヌビスとジェフティの最大の特徴である機能。ウーレンベックカタパルト技術により機体を亜光速で移動させることにより、まるで瞬間移動しているように見える技である。スマブラでは復帰技として、上下左右、斜めと8方向から移動する場所を選ぶ事が出来る。ジェフティのゼロシフトはウーレンベックカタパルトの技術だけで行なっているため、移動する方向の道中にキャラクター・オブジェクト等が存在しているとダメージを与え、吹っ飛ばす事が出来る、ただし亜光速移動しているだけで、テレポートしている訳では無いので移動方向上に存在する攻撃を避ける事は出来ない。
・下B:ウィスプ
ジェフティの腰の部分に位置する3つの小さな武装。技そのものにはダメージも吹っ飛ばし効果もないが、この技を出すと3つ全てがジェフティから離れ、キャラクター・オブジェクト等の対象物へ接近し、それを掴んだ直後にジェフティの目の前に持っていくと言うユニークな技。技を出した後Bを押し続けながら上下を入力すると、ウィスプを少しだけ動かす事もできる。キャラクターを目の前に持ってきた後は攻撃するなり掴んで投げるなりすることが出来る為、使える人はかなりの脅威となるだろう。また、チーム戦や協力プレイなんかで味方が場外に飛び出しそうになった時、ウィスプを使えばそれを阻止することもできる半ばチートな技。ただしステージ等に固定されているオブジェクトや大型のザコ・ボスにはウィスプは使えない。
・掴み技:グラブ
ファイターなどを右手で掴む技。仕様としてはANUBISの様な敵や物体を「持つ」のでは無く、無印のようにただ単に「つかむ」だけとなっており、見た目のエフェクトやモーションも無印基準になっている。掴み攻撃はもう片方の手で殴る様な感じになっている。爆発物は解体出来ないので注意。
・前投げ:つかみ投げ
掴み技の一つで、掴んだ相手をもう片方の手で前に押し出す技。技の仕様や見た目としては無印の掴み投げとほぼ同じ仕様、見た目となっている。
・後投げ:回転投げ
ジェフティと掴まれたファイターが一回転半してファイターを後ろに投げる技。原作ではボタンを連打する事で何回もグルグル回ってぶん投げる技だがスマブラでは短縮されている。
・上投げ:斬り上げ
ブレードを使って上に斬り上げる技。上に投げてコンボに繋げる事も出来る。ジェフティの投げ技は上下が斬り技となっている。
・下投げ:斬り下げ
ブレードを使って下に斬り下げ地面に叩きつける技。原作では斬り上げも斬り下げもコンボ攻撃の一つとなっている。
・最後の切り札:ベクターキャノン
ジェフティの武装の一つであり、究極のロマン砲。メタトロン技術(メタトロンとは作中に登場する木星の衛星カリストでのみ取れる希少鉱石。オービタルフレームやウーレンベックカタパルトもそれを使ったもの)で作られた圧縮空間ですらも破壊する事が出来る超トンデモ兵器。ただ撃つ為には地面に接しているかつ数十秒にもなる長い溜め時間が必要と、一長一短なまさに男のロマン武器である。なお、スマブラではテンポを良くする為に切り札を出した後に撃つことが出来るようになっており、空中で使う事も出来る様になっている。技のタイプとしてはサムス・アランのゼロ・レーザーの様な技であるが、なんとベクターキャノンは蓄積ダメージが100%を超えているキャラクターは即アウトとなってしまう。原作ではエイダがベクターキャノンの状態を詳しく説明してくれるが、こちらでは先程にも言った様にテンポを良くしている為「撃てます」以外のセリフがオミットされてしまった。ただしセリフ直後にアピールボタンを押すと搭乗者であるレオ、もしくはディンゴが反応してくれる。原作でレオがベクターキャノンを使う場面は無いが......
レオの場合:レオ「これで......!」
ディンゴの場合:ディンゴ「行けぇ!」
- 被ダメージ台詞
蓄積ダメージが75%以上になった場合:エイダ「ダメージ 75%オーバー。」
蓄積ダメージが150%以上になった場合:エイダ「ダメージ 150%オーバー。」 - 被撃墜台詞
レオ1:「うわっ!」
レオ2:「ちっきしょう......」
レオ上撃墜時:「うあああぁぁー!」
ディンゴ1:「しまった!」
ディンゴ2:「くそ......!」
ディンゴ上撃墜時:「ぬ゛わ゛あ゛あぁぁぁぁぁ......!」 - 応援ボイス
「ジェフティ!ジェフティ!ジェフティ!」 - 勝利ファンファーレ
レオの場合:無印Z.O.Eのタイトルテーマのイントロ(アヌビスとジェフティの共鳴反応)のアレンジ。うさぎ村スマブラのファンファーレの中では一際静かで少し不気味な雰囲気のためファンファーレ感は少ないが、Z.O.Eシリーズを象徴するBGMである。ちなみにこのBGMを逆再生すると......?
ディンゴの場合:ANUBISのエクストラミッションにおけるクリア時のリザルト画面より。
〽︎Luyan henar terakeral llukaparsi♪ - 勝利ポーズ
・ポーズ1:その場でガッツ&決めポーズ。元ネタはANUBISの対戦モードでのジェフティの勝利ポーズ。
・ポーズ2:画面奥から迫っていき、定位置の所でブレードを振り回しポーズをとる。元ネタはHD版専用のオープニングで、ジェフティとそのランナーであるディンゴのが映る場面の再現。
・ポーズ3:少しずつ浮いていき上空へ飛んでいく。元ネタは無印のエリアからの離脱シーンやヴァイオラにトドメをせずにその場から去っていく時の演出。 - 勝利台詞
通常台詞1:エイダ「戦闘態勢を解除します。」
通常台詞2:エイダ「ETR反応消失。」
レオ通常台詞1:レオ「勝ったのか、俺は......?」
レオ通常台詞2:レオ「......トドメは......ささないから......」
ディンゴ通常台詞1:ディンゴ「相手が悪かったな!」
ディンゴ通常台詞2:ディンゴ「どうした、もう終わりか?」
敵にラプターがいる場合の特殊台詞:エイダ「ラプター撃破。」
敵にサイクロプスがいる場合の特殊台詞:エイダ「サイクロプス撃破。」
敵にマミーヘッドがいる場合の特殊台詞:エイダ「マミーヘッド撃破。」
搭乗者がレオかつ敵にネイトがいる場合の特殊台詞:レオ「ヴァイオラ!」
搭乗者がレオかつ敵にゾンビネイトがいる場合の特殊台詞:レオ「ヴァイオラァー!」
搭乗者がディンゴかつ敵に無人オービタルフレーム(ラプター、サイクロプス、マミーヘッドなど)がいる場合の特殊台詞:ディンゴ「無人機で勝てると思ったか!」
搭乗者がディンゴかつ敵にネイトもしくはゾンビネイトがいる場合の特殊台詞:ディンゴ「......ヴァイオラとは戦友だった」
搭乗者がディンゴかつ敵にアージェイトがいる場合の特殊台詞:ディンゴ「目的はこの機体か?」
搭乗者がディンゴかつ敵にビックバイパー(Z.O.E)がいる場合の特殊台詞:ディンゴ「待て、俺はバフラムじゃない!」
搭乗者がディンゴかつ敵にネフティスがいる場合の特殊台詞:ディンゴ「こいつはただのプログラムだ」
搭乗者がディンゴかつ敵にインヘルトがいる場合の特殊台詞:ディンゴ「大丈夫か、じいさん」
搭乗者がディンゴかつ敵にアヌビスがいる場合の特殊台詞:ディンゴ「終わりだな、ノウマン」 - 敗北時の拍手
原作でジェフティやオービタルフレーム自体が拍手する場面は無いが、スマブラでは人型ファイターの様に両手で普通に拍手する。 - シンプルクリア時のbgm
レオの場合:flowing destiny
ディンゴの場合:beyond the bounds
ラプター(シングルソードラプター)【ファイター】
Z.O.Eシリーズ全般で一般的なザコ敵として登場する無人オービタルフレーム。ラプター自体は低コストで作られる様に設計され量産に優れており、さらに追加装甲をつけることにより近距離攻撃特化型のサイクロプス、遠距離攻撃&支援特化型のマミーヘッド、つかみ攻撃特化型のクラッドへと変化する。また、TVアニメのDolores, iでは有人機として改造されたラプターも登場する。スマブラでは無印版を基準としており、7P、8Pカラーは原作でも登場した損傷したラプター、通称シングルソードラプターに変更することが出来る。ファイター自体の性能としては見た目で分かる通りOFの中だと比較的軽量級、攻撃自体も大して強い訳では無いが、狭い場所だと使い易い必殺技が多め。
ジャンプ回数 | カベジャンプ | 壁張り付き | 滑空 | しゃがみ歩き | ワイヤー復帰 |
---|---|---|---|---|---|
2回 | 不可能 | 不可能 | 不可能 | 不可能 | 不可能 |
・攻撃:斬り攻撃
・B:ジャベリン(&バウンダー)
・横B:ゲイザー
・上B:ダッシュ飛行
・下B:カウンター投げ
・最後の切り札:ラプター軍団
サイクロプス【ファイター】
ジャンプ回数 | カベジャンプ | 壁張り付き | 滑空 | しゃがみ歩き | ワイヤー復帰 |
---|---|---|---|---|---|
2回 | 不可能 | 不可能 | 不可能 | 不可能 | 不可能 |
・攻撃:パンチ攻撃
・B:ガントレット
・横B:アッパー
・上B:ダッシュ飛行
・下B:カウンター攻撃
・最後の切り札:サイクロプスパンチラッシュ
マミーヘッド【ファイター】
ジャンプ回数 | カベジャンプ | 壁張り付き | 滑空 | しゃがみ歩き | ワイヤー復帰 |
---|---|---|---|---|---|
2回 | 不可能 | 不可能 | 不可能 | 不可能 | 不可能 |
・攻撃:ファランクス&突進
・B:コメット
・横B:ハルバード
・上B:ダッシュ飛行
・下B:マミー
・最後の切り札:エネルギー弾幕攻撃
ネイト
バフラム軍が開発したジェフティとほぼ同サイズの有人C型オービタルフレーム。装甲と格闘能力はジェフティと同等だが、機動力ではジェフティよりも上回る性能を持っている機体。後に量産型、派生型、後継機が登場し、いかにバフラム軍が愛用しているかが分かる機体である。搭乗者(ランナー)はヴァイオラ・ギュネー(JP CV:手塚 ちはる ENG CV:Jean Mazzei)。ファイターとしての性能はジェフティの様なバランスタイプであるが、スピードが速く必殺技もトリッキーな物となっている。鞭の様なブレードをいかに使うかがポイント。カラーバリエーションで量産型であるオルタネイト風にする事は出来るが、搭乗者が変わったりはしない。
ジャンプ回数 | カベジャンプ | 壁張り付き | 滑空 | しゃがみ歩き | ワイヤー復帰 |
---|---|---|---|---|---|
2回 | 不可能 | 不可能 | 不可能 | 不可能 | 可能 |
・通常カラーバリエーション
1P:通常カラー(紅色) 2P:オルタネイト(灰色)カラー
3P:オルタネイト(青色)カラー 4P:ラヴァナ風カラー
5P:グラフィアカーネ風カラー 6P:スカルミリオン風カラー
7P:ネフティス風カラー 8P:ネフティス・コピー風カラー
・キャラセレクト台詞
ヴァイオラ「さて......楽しませてもらおうか」
・登場演出
・登場台詞
通常台詞1:ヴァイオラ「さぁ......あたしを導いてくれ、ネイト」
通常台詞2:ヴァイオラ「私の獲物だ......!」
敵にジェフティがいる場合:ヴァイオラ「見つけた......行くよっ!」
敵にジェフティが存在し搭乗者がレオの場合:ヴァイオラ「なんだ!? ガキがランナーなのかい?」
敵にイドロがいる場合:ヴァイオラ「ラダム......?」
敵にアヌビスがいる場合:ヴァイオラ「ふん、愛機を譲るほど新しいオモチャが気に入ったか」
・横アピール:
・上アピール:
・下アピール:
・攻撃:斬り攻撃
両腕にあるムチの様なブレードを使って攻撃をする。使い勝手としてはジェフティと大差なく、コンボ攻撃の4連続斬り、スマッシュ攻撃のバースト斬り、ダッシュ攻撃のダッシュ斬りの効果はほぼ同じである。ただし、ブレードの振り方や形状から当たり判定やリーチに関しては若干の差が存在し、通常攻撃はジェフティよりも少し判定が長めになっている。
・B:クナイ(&バーストキャノン)
クナイは1~3つの小さな弾を発射するネイトの通常ショットであり、ジェフティのショットとは違いボタンを一回押すだけで複数の弾が出てくる。3つの弾は向きが異なっている為大乱闘で複数のファイターに当てて攻撃を妨害する事が可能。また、ボタンを押す長さにより最小で1発、最大で3発のショットを撃つ事が出来る様になっている。バーストキャノンはボタンを長押しする事によって撃つことができるネイト版バーストショット。ジェフティのバーストショットとは違い溜め続けることによって弾が強力になる事はなく、弾自体も比較的小さめであるが威力は申し分なく、弾速が速く追尾性能も存在するので油断は出来ない。撃たれた場合は強力な攻撃で打ち消すのが無難。
・横B:フレイム
1発の弾が円を描く様に曲がりながら対象を狙うネイト版ホーミングレーザー。原作では三次元空間での戦闘であるため通常のフレイムはネイトの左右で曲がりながら対象を狙う攻撃だが、スマブラは実質的には二次元的な空間での戦闘となるためスマブラのフレイムは上下から曲がる様な追尾攻撃となっている。この攻撃の特徴としては二段構えな攻撃であり、弾自体にもダメージはあるが弾の軌道から炎の様な物が発生しそれが追加ダメージとなる。追尾系とあってか追尾性能はそこそこあり、地形を貫通する為狭い場所では猛威を振るう場合がある。横Bでの攻撃であるがスティクを斜め上に倒すと上側に、斜め下にすると下側に撃つことができるほか、この技はネイトがスライド移動をする効果があり、上方向では前に移動し下方向では後ろに移動する。これをいかに移動手段や回避行動に使えるかがポイントとなる。
・上B:ワイヤーブレード
・下B:カウンター
・最後の切り札:ブレードラッシュ
・勝利ポーズ
・勝利台詞
ゾンビネイト
軍用LEV(ファントマ)【アシスト】
Z.O.Eシリーズ全作に登場する有人の人型兵器、元々はこの時代の戦車よりも火力と耐久力があり戦闘機よりも機動力がある他、様々な場所で運用でき人型であるため応用性にも優れている兵器であったが、オービタルフレームの登場により劇中では旧世代の兵器扱いされる事が多い。(ザコ敵であるOFラプターでさえファントマ50機分の戦力である。)
・アシストとしての活躍
歩きや背面のスラスターでステージを動き回りながら遠距離ではライフル、近距離ではスタンガンを使って応戦する......が、攻撃はダメージも吹っ飛び力も少なく、動き自体も速くない為あまり強くはない微妙なハズレアシスト。ただスマブラSPの様にダメージは入るので動くオブジェクトとして利用したり、囮として使うことも出来る。ただしダメージを喰らい過ぎると撃破されてしまい、タイム制等では得点として換算されてしまうのでほどほどに。デザインや動きとしては原作と同様に非常にリアルロボットライクな重量感があり、ロボ物好きにはたまらない為乱闘そっちのけで鑑賞してみるのも悪くない。搭乗しているパイロットは宇宙連合軍のモブ兵士だが低確率でテイパー(JP CV:堀川 仁 ENG CV:Matt Chavez)が搭乗している事がある(ボイスが変わるのみなので性能に変化は無い)。
・攻撃方法
スタンガン:LEV用のスタンガン。ファイターが近いと使ってくるが、少し痺れる程度でありダメージは少ない。ただし隙は少なめ。
ライフル:実弾を使ったLEV用のアサルトライフル。一発のダメージは低いが連続攻撃であり銃口の向きを変える事もあるので場合によっては厄介なことも。射程距離としてはそこそこ。
サブマシンガン:LEV用のサブマシンガン。ライフルと似た性能だが、3点バーストの様に一定時間に数発撃ち、ライフルよりも隙が少なく代わりに射程距離は短め。
ミサイル:鞄の様に持つLEV用のミサイル。2発だけで隙も多いがLEVの攻撃の中ではダメージが高く、蓄積ダメージが多いと吹っ飛ばされてしまう。ただ使用頻度は少ない。
ビームライフル:エネルギーを溜めて撃つ光線銃のようなLEV用エネルギーレーザー。溜め時間がかなり長めだがダメージ量と射程距離はLEVの中ではトップクラスであり、ファイターも貫通する為油断は禁物。その分連続で使う事は無く使用頻度は一番少ない。予備動作を見て落ち着いて回避しよう。
・帰還
武器を下ろし、右手で敬礼をする。
・台詞
出現時:連合兵士「LEV、出撃!」
出現時(テイパー):テイパー「行くぞ!」
特殊出現時(搭乗者がテイパーかつアシストを呼び出したのがディンゴがランナーであるジェフティの場合):テイパー「よう、ヘンリー・G!」
ダメージ被弾時1:連合兵士「援護を頼む!」
ダメージ被弾時2:連合兵士「またやられた!」
ダメージ被弾時(テイパー)1:テイパー「助けてくれ!」
ダメージ被弾時(テイパー)2:テイパー「ひぃっ、か、勘弁してくれ!」
帰還時:連合兵士「よし、帰還する!」
帰還時(テイパー)1:テイパー「......さて、じゃあ俺は一足お先だ」
帰還時(テイパー)2:テイパー「火星では俺の足手まといになるなよ」
敵からの撃墜時:連合兵士「うわああぁぁぁ!」
敵からの撃墜時(テイパー):テイパー「うわああぁぁぁ!」
味方からの撃墜時:連合兵士「俺は味方だ!」
味方からの撃墜時(テイパー):テイパー「やめろぉ!」
テンペスト【ボス】
バフラム軍が開発した拠点殲滅用の大型オービタルフレーム。大嵐の名にふさわしく近距離の対地上攻撃は広範囲で手強いが、遠距離での攻撃方法が少ないのが欠点。頭部にある半円球は着脱可能で、第二形態になると半円球が剥がれ落ち頭部本体が露出し、機動性にも影響するため攻撃方法も変わる。搭乗者はスラッシュ。
6本の腕でファイターを叩きつけたり、レーザーを撃ってくる。
タイラント【ボス】
キャノン砲とレーザーを撃つのと、突進して攻撃してくる。
ネビュラ【ボス】
腕振り回しとミサイルとレーザーを撃って攻撃してくる。
ZONE OF THE ENDERS 2167 IDOLO
イドロ
・攻撃:ブレード
・B:V.G.カノン ショット(&バーストショット)
・横B:ホーミングランス
・上B:ダッシュ飛行
・下B:目眩し
・最後の切り札:ハンドランチャー
ZONE OF THE ENDERS Dolores, i
ドロレス
セルキス【アシスト】
ハトール
Z.O.E 2173 TESTAMENT
テスタメント
イブリース
ANUBIS ZONE OF THE ENDERS
アージェイト
ビックバイパー(Z.O.E)
CV:鈴村健一(レオ)、堀江由衣(セルヴィス)
ジャンプ回数 | カベジャンプ | 壁張り付き | 滑空 | しゃがみ歩き | ワイヤー復帰 |
---|---|---|---|---|---|
2回 | 不可能 | 不可能 | 不可能 | 不可能 | 不可能 |
スマブラでは初代Z.O.Eにてレオの乗り込んだジェフティの同乗者となっていたセルヴィス・クラインがV2の同乗者となっている。
- キャラセレクト台詞
レオ「レオ・ステンバック、行きます!」
- 登場演出
画面奥上空から飛行モードで迫り、定位置の少し上で人型に変形し、定位置に着く。
- 登場台詞
通常時:レオ「行くぞ!」セルヴィス「頑張って、レオ!」
敵にジェフティがいる場合:レオ「バフラムめ!」「ジェフティを返せ!」
敵にアヌビスがいる場合:レオ「アヌビス……!!」
- 攻撃方法
・Aボタン:クロウブレード→(連打で)乱れ突き
レオ「はあっ!」→「でやあああっ!!」
・NB:レーザー(チャージ時リップルレーザー)
レオ「当たれ!」
・横B:ガントレット(飛行形態時ミサイル)
レオ「くらえ!」
・上B:変形
レオ「飛行形態だ!」(人型→飛行形態の場合)
レオ「接近だ!」(飛行形態→人型の場合)
・下B:オプション
レオ「これでどうだ!」「一気に押さえる!」
・掴み技:グラブ
・前投げ:つかみ投げ
・後投げ:回転投げ
いずれもANUBISのVSモードでは使用できなかったが、スマブラXでは便宜上使用可能となっている。
・上投げ:斬り上げ
・下投げ:斬り下げ
・最後の切り札:ビックバイパー突撃
飛行形態で突撃し、相手をブルーファルコンの要領で弾き飛ばす→リップルレーザー&オプションで遠距離より攻撃→人型に変形し、ガントレットを放ち、急接近してクロウブレードで突き刺し、相手を場外へはじき飛ばす。
元ネタはANUBISの終盤でアヌビスを攻撃したシーンより。
まあ、そのアヌビスは偽物であり、レオの乗るビックバイパーは直後に背後に現れた本物のアヌビスにタコ殴りにされるが。
- 被ダメージ台詞
(いずれも味方にジェフティがいる時。ただしディンゴが乗っている場合のみ)
レオ1:「何をするんですか!」
レオ2:「やめてくださいっ!」
レオ3:「僕は味方です!攻撃しないで!」
- 被撃墜台詞
レオ&セルヴィス1:「うわっ!」「きゃ!」
レオ&セルヴィス2:「しまった……!」「レオ!!」
レオ&セルヴィス上撃墜時:「うわあああぁぁぁ!!」「きゃあああああっ!!」
- 勝利ファンファーレ
ANUBISのエクストラミッションにおけるクリア時のリザルト画面より。
〽︎Luyan henar terakeral llukaparsi♪
- 勝利ポーズ
・ポーズ1:その場でガッツ&決めポーズ。元ネタはANUBISの対戦モードでのビックバイパーの勝利ポーズ。
・ポーズ2:飛行形態から人型形態に変形し、ポーズをとる。元ネタはHD版専用のオープニング。
- 勝利台詞
レオ通常台詞:レオ「性能じゃない、ランナーの差だよ」
圧勝時にはセルヴィスが「凄い!レオ、かっこいいわ!」or「おめでとう、レオ」、辛勝時には「レオは……頑張ったわ」と発言する。
敵にジェフティがいる場合の特殊台詞:レオ「エイダは返して貰うよ……!」
敵にディンゴがいる場合の特殊台詞:レオ「バフラムじゃなかったら何だっていうんだ!?」
- 敗北時のポーズ
原作でアヌビスの猛攻を受け、中破した時のシーンが元ネタ。
ネフティス
インヘルト
アヌビス
ジャンプ回数 | カベジャンプ | 壁張り付き | 滑空 | しゃがみ歩き | ワイヤー復帰 |
---|---|---|---|---|---|
2回 | 不可能 | 不可能 | 不可能 | 不可能 | 不可能 |
B:V.G.カノン ショット(&戌笛)
横B:ハウンドスピア
上B:ゼロシフト
下B:グラブ
最後の切り札:アーマーン・ウーレンベックカタパルト