創作シリーズ/創作キャラクター/龍虎の拳シリーズ

Last-modified: 2021-03-10 (水) 19:15:16

龍虎の拳

既に参戦しているキャラクターとの名称被りが起きた場合は、キャラ名の後に「(AOF)」の表記を付けて区別するものとする。
ちなみにAOFは「Art of Fighting」(※龍虎の拳シリーズの国外版タイトル)の略。

リョウ

龍虎の拳シリーズから主人公のリョウが参戦。本名はリョウ・サカザキ。
山吹色の道着というお馴染の出で立ちだが、カラーチェンジで二代目Mr.KARATEの姿にもなれる。

ジャンプ回数カベジャンプ壁張り付き滑空しゃがみ歩きワイヤー復帰
2回不可能不可能不可能不可能不可能

古くは格闘ゲームの主人公で、KOFでもシリーズの顔となっているだけあり安定感のある性能がウリのオールラウンダー。
通常ワザは全体的にダメージとふっ飛ばし力、攻撃判定といった性能が強めに設定されており総合的な性能が優秀で、攻撃の挙動自体も素直なためその使い勝手はこの上なく良好。必殺ワザには飛び道具、突進技、上昇対空技といったスタンダードで分かりやすいものを揃え、その性能自体も通常ワザ同様にオーソドックスで使いやすい。これらの特徴に加えて体重が重いといった長所もあるため、そう簡単に撃墜されてしまう心配もない。
攻撃力と防御力、そして扱いやすさが高いレベルでまとまった優秀なキャラだが、代償に歩き、ダッシュといった地上ので移動速度は平均クラスから見ると多少見劣りする。ジャンプ力と空中制動力も若干悪く、やはり機動力の面では他のキャラに一歩劣っていると言わざるを得ない。そのため自ら積極的に攻めるといった動き回りながら戦う戦法には向かず、使いやすい各種攻撃を適切に使い分けて向かってくる相手を迎え撃つ迎撃戦法を主軸に戦うといい。また、その扱いやすさからゲームを始めたばかりの人にもおススメなキャラ。
・B:虎煌拳
前方に片手の掌を突き出して気弾を撃ち出す飛び道具。
ダメージや弾速といった性能は飛び道具としては標準程度だが、その中で射程距離が長いという特徴があるため相手との間合いを気にせず使える強みがある。発生がそれなりに速いうえに後隙も小さめで、その使い勝手は抜群。適当な間合いでけん制手段として使おう。空中で使用した場合は斜め下に向けて気弾を撃つ。こちらも同様にけん制手段として使いやすいので、周囲の状況に合わせて地上版と使い分けるといい。
攻撃前にボタンを長押ししておくと性質が変化、その場から若干踏み込みつつ掌から大きめの気を放つ。
ダメージとふっ飛ばし力が通常時からいくらか増すものの、放った気は目の前で消えてしまうため飛び道具としては機能しなくなる。踏み込んでから攻撃するため発生は遅いが、リーチが長く後隙も小さいため中距離以内ではけん制を兼ねた攻撃手段として役に立つ。また、見た目よりも攻撃判定が大きいうえに気の部分はしっかりと飛び道具判定のため、敵の攻撃を潰しやすいといった利点もある。
・横B:飛燕疾風脚
前方へ飛び回し蹴りを繰り出す。
突進距離は短いものの、発生と突進速度が優秀なため間合いを間違えなければヒットさせやすい。後隙も小さめで、接近手段としても多用できる。反面、ダメージとふっ飛ばし力は低め。空中で使用した場合も技後にある程度の行動が可能で、復帰の際にも使っていける。
スマッシュ入力で性能が変化、通常時よりも大きく飛び込んで蹴りを二回繰り出すようになる。
発生と突進速度が速いままに突進距離が増し、攻撃回数が増えた分ダメージも通常時より上。二回目の蹴りはふっ飛ばし力もそこそこ。が、技後の隙が大きく増すため使える場面は通常時より限られる。また、空中で使用した場合は通常版と違って技後にしりもち落下になるのも難点。
・上B:虎咆(ビルトアッパー)
拳を振り上げつつ垂直気味に飛び上がる。
発生が非常に速く、攻撃判定が出た後まで無敵時間が続く。ダメージとふっ飛ばし力もそこそこ大きい。横に対するリーチは短いものの、逆に上方向に対する攻撃判定が異常なほど強い。また、その性能から乱戦から脱出する際や咄嗟の反撃手段として重宝でき、守りの性能が高いリョウの中でも特に重要な技となっている。とはいえ技後はしりもち落下になるため、下手に使うと逆にダメージを増やす原因になるので慎重に使いたい。復帰技として見ると縦方向に対する上昇力が大きいのは頼もしいが、逆に横方向に対する移動距離がほとんどないのが悩ましいところ。
・下B:極限流連舞拳
その場でボディーブロー気味のパンチを繰り出す。
見た目は打撃技だが、パンチは掴み判定になっておりガード不可。その場で攻撃するためリーチは極端に短いが発生は速い。パンチがヒットすると正拳突きからアッパーを叩き込んで相手を上へふっ飛ばす。初段のパンチが成立すればその後の攻撃は全て確実にヒットする。トドメのアッパーはふっ飛ばし力が一定のため決定打にはならないものの、総ダメージは優秀で初段が掴み判定になっているためガードしがちな相手に効果が高い。ただし、全体動作が若干長いうえに攻撃中は周囲に対して無防備なため乱戦では横槍などに気をつけたい。
・最後の切りふだ:龍虎乱舞
発動すると前方に突撃をしかける。
突撃がヒットすると無数の打撃を叩き込み、最後は虎咆でふっ飛ばす。対戦型格闘ゲームにおける乱舞技の元祖。
初段の突撃を空振りすると追撃が発生しないため、確実にヒットさせたい。突撃の突進距離自体は短いものの、発生が速めで突進速度も優秀なため間合いを間違えなければヒットさせること自体は簡単なはず。総合的なダメージ、ふっ飛ばし力、どちらも非常に高く、空振りするのは勿体ないので是非当てていきたい。ただし、攻撃範囲は狭いため基本的に一人の相手にしかヒットしない。
・最後の切りふだ2:真・天地覇煌拳
「一撃!ひっさぁつ!」
ダメージが100%以上の状態で使用可能になる最後の切りふだ。
その場で前方に向けて正拳突きを繰り出す。ヒットすると拳から相手をブチ抜く衝撃波のようなエフェクトが出る。
攻撃範囲が極端に狭く、かなり接近しないと当てにくい。が、その破壊力は台詞通りまさに一撃必殺。重量級のキャラだろうがなんだろうがほぼ一撃でケリをつけられる。発生もそこそこ速めで、相手の隙を見逃さなければ当てやすい。
・登場演出
腰の帯を締め直し、前方を見据える。「それじゃあ…始めるか!」
(敵に溝口誠がいる場合)「極限流はうちの親父が興した流派だ。言いがかりは止めてもらおうか!」
・キャラ選択時のボイス
「教えてやろう、極限の拳を!」
・アピール
上アピール:正拳突きを繰り出し、構える。「よぉし、来い!」
横アピール:前方を片手で手招きする。「オラオラ!」
下アピール:地面を踏み締め、気合いを入れる。「はぁぁぁぁ!」
・勝利ポーズ
勝利ポーズ1:画面手前を向いて交差させた腕を開きながら頭を下げる。「おぉーす!」
勝利ポーズ2:胴着を軽く脱ぎつつ片腕を掲げる。「これが極限流だ!」
勝利ポーズ3:画面手前へ正拳突きを一発繰り出してポーズ。「格闘とは正しく己自身との戦いだ。勘違いしてたようだな」
・特殊勝利台詞
(敵にユリがいた場合)「まったく、お前ってやつは…親父にどやされる前に家へ帰るんだ!」
(敵にキングがいた場合)「俺は幸せ者だぜ。身近に好敵手がたくさんいて…っておい、何か怒ってないか?」
(敵に京がいた場合)「それくらいの熱さは我慢できる!根性はドッシリ座ってるんでな!」
(敵に庵がいた場合)「…殺気に支配されたその拳で何ができる?もう少し自分を見つめ直したらどうなんだ、八神?」
(敵にルガールがいた場合)「つまみ食い格闘術に負けるか!こっちは底の底までつきつめてるんだ!」
(敵にテリーがいた場合)「餓えた狼はどこへ消えたんだ?昔のアンタは、もっと鋭い牙をもっていたぜ!」
(敵にギースがいた場合)「今のお前となら、何のしがらみもなく拳を交えられる。皮肉なもんだな」
(敵にロックがいた場合)「小さくまとまるんじゃないぞ。夢と野望は、でっかく持てよ!」
(敵にリュウがいた場合)「俺もあんたみたく、1人だけで武者修業に出たいぜ」
(敵にさくらがいた場合)「この年頃の娘ってのはなんでこんなに元気なんだ…?」
(敵に豪鬼がいた場合)「それがあんたの『極み』、力の限界か。俺はまだまだ進めるぞ!」
(敵に狂オシキ鬼がいた場合)「ったく、何者だ?腕がブッ壊れるかと思ったぜ!」
(敵に溝口誠がいた場合)「顔の濃さならマルコといい勝負だな。どうだ、お前も極限流に入門してみないか?」

ロバート

龍虎の拳シリーズからもう一人の主人公であるロバートが参戦。フルネームはロバート・ガルシア。
幼い時からリョウと共に極限流空手を学び続けた同門で「最強の虎」の異名を持つ空手家。
カラーチェンジによりオレンジのベストを纏ったお馴染みの姿や「龍虎外伝」以降の青いシャツの姿、KOF2003の白スーツ+青ベストの衣装でも闘うことができる。

ジャンプ回数カベジャンプ壁張り付き滑空しゃがみ歩きワイヤー復帰
2回可能不可能不可能不可能不可能

リョウ同様に極限流空手を使い、特に足技を得意とする。攻撃リーチと手数に優れているが技後の隙は全体的に多め。
体重はリョウより軽く攻め込まれると弱い。そのためリョウ以上に無駄に動き回ることなく、堅実に守り相手を迎え撃つ必要がある。

  • 横スマッシュ:龍翻蹴(踏み込みながら上段回し蹴り)
  • 上スマッシュ:龍斬翔(サマーソルトキック)
  • 下スマッシュ:回転足払い
  • ダッシュ攻撃:勾龍降脚蹴り(飛び跳ねて蹴り)
  • 前投げ:龍跳脚(相手の胸を踏み台に蹴り前方にはね飛ばす)
  • 後投げ:首切り投げ(相手を片手で掴んで後方に叩き付ける)
  • 上投げ:裏拳(相手を垂直に浮かせる裏拳攻撃)
  • 下投げ:ローキック
  • B:龍撃拳
    前方に片手の掌を突き出して気弾を撃ち出す飛び道具。リョウの「虎煌拳」に相当する技で、攻撃値・射程・前後の隙などの性能は虎煌拳とほぼ同等。ただしこちらは空中では使用できない。
    こちらもボタンを長押しすると技性質が変化し、放った気弾が手元で消えるようになる。射程が激減する変わりに威力・判定持続が付くため牽制に使える。
  • 上B:龍牙(ビルトアッパー)
    拳を振り上げつつ垂直気味に飛び上がる。リョウの「虎咆」に相当する技。発生時点から無敵が発生し、相手を十分に引きつけてからの対空や混戦からの脱出時に有効活用できる。
    ただし攻撃判定が発生してからは無敵が消えるため、出掛かりを当てるようにしないと相手の攻撃とは相討ちになりやすい。使用後はしりもち落下になる。虎咆よりは垂直移動距離がやや長いため縦方向の復帰力はこちらの方が上。
  • 横B:飛燕旋風脚
    KOF96以降に飛燕疾風脚の差別化として実装された必殺技。空中横方向にジャンプしながら三連続(スマッシュ入力時は四連続)で蹴りを放ちつつ突進する。
    攻撃回数がリョウの飛燕疾風脚より多く、また山なりに飛ぶため上方向の復帰補助にも使える。ただし横方向への移動距離は飛燕疾風脚より短く、また空振りや防御された時の隙も大きい。
  • 下B:幻影脚
    下段→中段→上段に高速でキックを連打し、ヒットすると相手をロックして蹴りの乱打を浴びせた後上段回し蹴りでふっ飛ばす打撃投げ。最初のキック連打に相手が触れた時点でダメージが成立し、シールドで防御されたときは削ることもできない。
    発動時などの無敵は無いため、強攻撃・ダッシュ攻撃などから連続技として使用しよう。硬直が大きいので相手を上空に飛ばした後に追撃はできない。
  • 下B(密着して):極限流連舞脚
    一定距離まで相手と密着しないと発動しない打撃投げ。距離が少しでも離れていると上記の幻影脚が暴発する。その場で上段→下段→中段→上段の四連撃の蹴りを放つ。一度コマンドが成立すると中断せず最後まで放つが、シールドで防御されても相手から反撃は受けない。
    トータルの威力は幻影脚より低いが、こちらは硬直が少ないため上スマッシュなどで追撃が可能。
  • 下B(空中):飛燕龍神脚
    空中から片足を突き出して斜めに急降下する突進技。主に奇襲技として用いるが、スマブラにおいては大抵の空中攻撃から連続技になるので空中戦で重宝する技。防御された時は跳ね返るため反撃を受けることはない。
    降下地点に足場が無いとそのまま自滅するおそれもあるので地形には注意して使用しよう。
  • 最後のきりふだ:龍虎乱舞
    発動すると前方に突進し、ヒットすると無数の打撃を叩き込み最後は龍牙でふっ飛ばす乱舞技。基本的な性能はリョウの同名技と同じ。突進時は足元に無敵があるため相手の下段技や地を這う飛び道具をすり抜けられる。
    ロバートの場合は極限流連舞脚から連続技になるため、相手にとってスマッシュボールを取ったロバートに近付くのはプレッシャーになるだろう。
    ダメージ100%以上の時は乱舞後のフィニッシュに「幻影脚→龍翻蹴で浮かせて裏拳→龍牙」が追加される「絶!!龍虎乱舞」に発展、更にダメージ200%以上の時はとどめに巨大な虎型の気弾(覇王翔吼拳)をぶつける「滅・龍虎乱舞」に発展する。「絶!!」と「滅」については、2人以上の相手も乱舞に巻き込むことができ、特に滅の覇王翔吼拳は離れた相手にも攻撃可能。
  • 登場演出
    両手袋を片方ずつ整えた後、構える「ほな、行きまっせー!」
  • アピール
    上アピール:屈んで手招き「どないしたんや?」
    横アピール:片手をポケットに突っ込んで手招き「何やビビッたんか?」
    下アピール:広げたスタンスで構え、気合いを溜める「はあああああ…!」
  • 勝利ポーズ
    勝利ポーズ1:ポケットに両手をつっこんで画面手前に背中を向ける「まっ、ざっとこんなもんや」
    勝利ポーズ2:ガッツポーズ「うっし!」or「どないや!」
    勝利ポーズ3:立てた人差し指を頭上に掲げた後、親指を立ててガッツポーズ「よっしゃ!」

竜白

本名は藤堂竜白。古流武術の使い手で、初代「龍虎の拳」ではステージ1の敵としてリョウ(ロバート)に立ちはだかった。以降のシリーズでは登場の機会に恵まれなかったが、カプエス2ではプレイヤーキャラとして再抜擢されたこともある。香澄(龍虎の拳)の父親。カラーチェンジで全身に黒い影がかかったような姿「アンノウン」の姿で戦うことができる。

ジャンプ回数カベジャンプ壁張り付き滑空しゃがみ歩きワイヤー復帰
2回不可能不可能不可能不可能不可能

必殺技「重ね当て」の一芸に特化しており、この技を用いて相手の動きを封殺する戦法を得意とする。
ファイターとしての基本性能としては平均並かやや劣る程度。体重が軽めで吹っ飛ばされやすく、かつ判定の大きい対空技などを持っていないため強引に攻め込まれたり複数に囲まれると苦戦しやすい。間合い取りが重要となるだろう。

  • 横スマッシュ:パンチ(中腰からの突き)
  • 上スマッシュ:顎割り(上方向に掌底。ちなみに上投げでも同じ動きでふっ飛ばす)
  • 下スマッシュ:足踏み(下段を踏みつける。原作同様出が早い)
  • ダッシュ攻撃:くるぶし砕き(踏み込みつつ屈み中段足払い)
  • 前投げ:体崩し(掴んだ相手の胴に突き)
  • 後投げ:無拍子(後方に放り投げて叩き付ける)
  • 上投げ:顎割り
  • 下投げ:心眼蔓落とし(カプエスにおける超必殺技。組み伏せて倒した相手に突き)
  • B:重ね当て
    手を振り下ろすと共に前方に気の壁を三連続で叩き付ける、藤堂流古武道の代名詞とも言える必殺技。
    出が早い・隙が小さい・攻撃範囲が広いとかなり高性能にまとまっており、とにかくこの技で固め続けるか相手を近寄らせずに戦うことが藤堂竜白の基本戦法となる。威力やスマッシュ性能はそこそこなのでフィニッシュ技としてはやや心もとない。
    空中でも使用でき、この場合も空中対空中の激突時やジャンプや降下中のブレーキとして活用できる。ちなみに空中使用時はリーチがやや短くなる代わりに隙が小さくなる。
  • 横B:盟王武雷陣
    技名はスーファミ版「龍虎」のオリジナル超必殺技として実装されていた技から。気合いを溜めるポーズから「重ね当て」同様気の壁を叩き付ける。
    こちらは叩き付ける壁が4連になり射程と威力がアップしているが、技前後の隙が増えているため重ね当てと違い連射が利かない。主に防御を固める相手へのシールド削りや、重ね当てではどうしても射程が足りない時に使う。
  • 上B:飛び重ね当て
    カプエスでは空中で出す重ね当てがこの技となっていたが、こちらはハイジャンプしてから空中で「重ね当て」を放つ。
    空中Bとの違いは技時にジャンプを伴うことと技後にしりもち状態になる点。威力は重ね当て同様低いので復帰以外では余り使うことは無いだろう。
  • 下B:仰ぎ重ね当て
    斜め上に「重ね当て」を放つ。一応対空技だが発生が遅いため先読みしないと発動を潰されることもある。中~遠距離では通常の重ね当てでも対空になることがあるので一見余り使えない技に見えるが、この技は通常の重ね当てよりヒット時に相手を硬直する時間が長いという特徴を持つ。
    そのため「空中の相手に仰ぎ重ね当てヒット→更に仰ぎ重ね当て」「(スマッシュボール獲得時)仰ぎ重ね当て→超重ね当て」という連続技も可能。
  • 最後の切りふだ:超重ね当て
    自身の背丈を超えるほどの大きな気の壁を連続で叩き付ける「重ね当て」の強化版。画面の端から端まで進むのでヒット状況によりダメージが大きく変動する。
    シンプルな性能ながら攻めにも守りにも使える万能技なのでスマッシュボールを取ったら積極的に狙っていきたい。
  • 登場演出
    相手を指差して挑発した後構える「お前さんに古武道を教えてやる!」
  • アピール
    アピール上:登場演出と同じ指差しポーズ「藤堂流の真髄見せてやる!」
    アピール横:上段に構えて挑発「本気でかかって来い!」
    アピール下:扇子を取り出して仰ぎながら笑う「にひひひ…」
  • 勝利ポーズ
    勝利ポーズ1:正面を向いて手を合わせ一礼「出直して来るんだな!」
    勝利ポーズ2:扇子を両手に持ち喜ぶ「藤堂流は世界一じゃー!」
    勝利ポーズ3:突きや蹴りを放った後、正面を向いて構える「ふんっ!ふんっ!せいっ!…よし!」

ジャック(AOF)

龍虎の拳から暴走族のリーダージャックが参戦。フルネームはジャック・ターナー。
サーカスの熊を倒すほどの怪力の持ち主で不良集団「ブラックキャッツ」のリーダーを務めていたが、Mr.BIGに屈服し彼の部下として働くことになる。

ジャンプ回数カベジャンプ壁張り付き滑空しゃがみ歩きワイヤー復帰
2回不可能不可能不可能不可能不可能

巨体と怪力が自慢の重量級パワーファイターで、通常の移動速度やダウン復帰などが遅くジャンプ力も最低レベル。ただし必殺技による上昇距離や瞬間的な移動速度はなかなかのもので、間合いの外から奇襲をかけるヒット&アウェイ戦法が強力。
力や投げによるごり押しもそこそこ有効だが、慎重に立ち回ることでより安全に闘うことができるややテクニカル寄りの性能を持つ。
・つかみ攻撃:ブレインショックバット(脳天に頭突き連打)
・前or後投げ:ボディスラム(掴んだ相手を前または後に叩きつける)
・上投げ:アッパー
・下投げ:ヒップドロップ(極ヒップドロップのモーションで押し潰す)
・B:極ナックルパート
軽く跳ねながら少しずつ間合いを詰め強力な右ストレートを放つ、初代版モーションをイメージした突進パンチ攻撃。スマブラ版は移動距離の長さがB長押しで調節できるようになっており発動タイミングをズラせる。とは言え無敵がある訳でもなく前後は隙だらけのためあまり気軽に放てる技でもない。ニュートラルでBをごく短い時間だけ押すように使えば威力は減るが「技前の跳ねポーズなし+後隙減少」となり牽制に使いやすい技となる。ちなみにこの短縮版は自身の蓄積ダメージ%が高いほど成功しやすくなるので、自身の状態をよく見ながら使い分けていこう。
・横B:ダイナマイトラリアート
「DYNAMITE!」
前方にダッシュしてからラリアートを放つ。極ナックルパートとほぼ同じ攻撃力を持つが移動中は無防備で速度も鈍足のためほとんど死に技。先端を当てるように使えば反撃を受けにくいがそこまでして使う技でも無い。使い道を見出すとすれば短縮版ナックルパートと混ぜてフェイントにするぐらいか?
・上B:超ドロップキック
両足に気をまといながらドロップキックで飛び込む。技後の隙が大きく使った後は尻もち落下になるが発生の早さと跳躍距離が魅力。復帰潰しで空中に追ってくる相手に反撃しやすくプレッシャーを与えることができる。ヒットバックも凄まじく防御さえさせれば相手を後方に押しやるので反撃も受けにくい。攻めで用いる時は空振りだけ注意しよう。
・下B:極ヒップドロップ
原作での超必殺技で、ジャンプで跳びあがると共に尻で押し潰す奇襲技。地上または空中でのヒット時に跳ね上がり3発まで連続可能だが、スマブラではヒット時に相手を叩きつけてバウンドさせてしまうため2撃目以降のヒットは混戦時でなければ難しい。雑魚が固まっている所に飛び込んで蹂躙する使い方がおすすめ。足元に地面が無いと自滅してしまうので使用時の地形に注意。また無敵は一切無いので上空から攻撃されることにも弱い。
・最後の切りふだ:ヘルダイビング
「HELL DIVE!」
前方に突進し相手に触れると投げ飛ばし(何人でも同時にふっ飛ばせる)、地面に倒れた相手に対し上空からジャックが頭突きを放ちながら降下、地面の相手を押し潰しつつ回転を加えてえぐりスマッシュする。攻撃範囲が狭く繋げられる技も無いので、積極的に掴みにかかるよりは上手く相手を引きつけてカウンター狙いで出そう。
・登場演出
口から風船ガムを膨らませて割り、構える
・キャラ選択時のボイス
「死なない程度に痛めつけてやるからな!」
・アピール
上アピール:拳の骨を鳴らすポーズ
横アピール:登場演出同様ガムを膨らませて割る。こちらは前屈みに相手を威嚇しながら行う。
下アピール:両拳を胸の前で交差して動かし挑発
・勝利ポーズ
勝利ポーズ1:下アピールのポーズの後、両腕を掲げてガッツポーズ「Hummph,Waah,hah,hah!」
勝利ポーズ2:タバコに火をつけて吸殻を投げ捨てる「No problem.」
勝利ポーズ3:噛んでいたガムを地面に吐き捨てる「Twerp!」
(相手にビルがいる時)「ニセモノなぞ消えうせろ!」

キング(AOF)

龍虎の拳シリーズからキングが参戦。

ジャンプ回数カベジャンプ壁張り付き滑空しゃがみ歩きワイヤー復帰
2回不可能不可能不可能不可能不可能

安定した基本性能に蹴り技を主軸にした使いやすい通常ワザ、多彩な必殺ワザを持つオールラウンダー。
女性ながら基本性能はかなり安定しており、体重や歩き、ダッシュといった地上での移動速度は全て標準クラス。その中でジャンプ力と空中制動力のみ平均を多少上回っているなど、機動力は割と良好。通常ワザはムエタイ使いらしく蹴り技による攻撃が多く、動作速度やリーチの面が優秀で使い勝手は良い。これに加え必殺ワザには多彩な飛び道具と突進技を持つため、バランスの取れた基本性能と相まって非常に安定した試合運びが可能。
弱点らしい弱点はないものの、全体的に技のダメージとふっ飛ばし力は控えめのため一気に試合を決めたり不利な状況から一発で試合の流れを変えたりするような芸当はできない。このため使いやすい通常ワザや必殺ワザを的確に使い分けて敵に付け入る隙を与えないような堅実な試合をしてく必要がある。
・B:ベノムストライク
その場で飛び蹴りを放って足から気弾を飛ばす飛び道具。
ダメージこそ並手度だが発生が早いうえに弾速と射程も優秀で、飛び道具として使いやすい。唯一後隙が大きいという欠点があるため、使用の際は相手と間合いを離してから撃つのが重要。空中で使用した場合は反動で若干後方に飛び下がりつつ水平に気弾を放つ。ジャンプで接近してこようとする相手に有効だが地上版よりも硬直が大きい点には注意。
また、動作中にボタンの追加入力を行えば、さらにもう一発気弾を飛ばす"ダブルストライク"が使用可能。二発の気弾がまとめてヒットするためダメージが優秀だが、後隙は大きいままに動作時間が増えるため使用は慎重に行いたい。
・横B:ミラージュダンス
前方に踏み込みつつ蹴りの乱打を繰り出しトドメにハイキックを出す。
発生は少し遅いものの踏み込みながら攻撃を行うためリーチが長い。ヒット数が多くきっちりヒットさせた際のダメージも魅力的。トドメのハイキックはふっ飛ばし力もそこそこ。その割に後隙も小さめなのが嬉しい。ただし、攻撃中は前方以外に対して完全に無防備なうえ攻撃時間が多少長いため、空振りすると危険。乱戦では横槍などにも注意したい。
・上B:トルネードキック
前方へジャンプで飛び出しつつ蹴りを繰り出す。
発生が早く、前方から斜め上に対するリーチ長い。また無敵もあり対空にも使える。一方でダメージは低くふっ飛ばし力も一定のためフィニッシュ技にはならない。また打点が高いためサイズの小さなキャラには空振りしやすいのも難点。技後はしりもち落下になるものの、横方向への移動距離、縦方向への上昇力、どちらもまずまずで復帰手段としても有用。
このほか、動作中にボタンの追加入力を行うと下降際にさらに蹴りを繰り出せる。こちらはダメージとふっ飛ばし力がそこそこ優秀で初段ヒット時にだせばほぼ確実にヒットさせられる。初段と違って斜め下に対する攻撃判定も強いため小さなキャラにも当たりやすい。が、技後の隙は初段より大きいので考えなしに乱発するのはNG。
・下B:トラップショット
その場で構えを取る。カウンター技。
構えの最中に攻撃を受けるとバック転で蹴り上げを見舞う。それがヒットした場合のみに限り相手をロック、一瞬で無数の蹴りの連打を叩き込んでトドメの一撃を見舞う。余談だが原作では普通の打撃技として使われている。
反撃のダメージなどは相手の攻撃によって変化することはなく、常に一定。そのダメージとふっ飛ばし力こそ低いものの、発生が速いうえに反撃の動作自体も素早いため使いやすい。ただし、反撃は若干リーチ不足なので空振りしないように気をつけたい。
・最後の切りふだ:イリュージョンダンス
発動すると前方へ飛び蹴りで突撃する。
それがヒットすると相手をロック、蹴りの乱打を叩き込んでトルネードキックと同様のモーションの飛び蹴りでフィニッシュ。初段の飛び蹴りは発生が若干遅いものの、突進速度は優秀。一人の相手にしかヒットしない分ダメージとふっ飛ばし力も最後の切りふだの中でも優秀な部類に入る。敵に接近してから使って確実にヒットさせたい。
・最後の切りふだ2:ベノムショット
自身のダメージが100%以上で使用可能。発動すると斜め後方へジャンプで飛びずさる。
その後、空中で斜め下に向けて足を振り抜く。その足の軌道を追うようにして無数の気弾が拡散するように飛んでいく。気弾は地形を貫通する性質があり、放射状に飛んでいくため広い攻撃範囲を誇る。特に画面の上方向を陣取って使用すればステージ全体を攻撃することも可能。気弾一発あたりのダメージもそこそこ大きめで、近距離でヒットさせた場合は一撃で相手を葬り去ることも。
・登場演出
被っていた帽子を放り捨てつつ蹴りで画面外へ吹き飛ばしてから構える。「お相手するわ」
・キャラ選択時のボイス
「覚悟はいい?」
・アピール
上アピール:片手を腰に当て軽く頭を下げてポーズ。「フン、口だけね」
横アピール:掲げた片手で前方を手招き。「カモーン」
下アピール:気だるげに首元を押さえつつ髪を撫でつける。「こんなもんなのかい?」
・勝利ポーズ
勝利ポーズ1:背中を向けつついきなりワイングラスを取り出しポーズ。「甘く見られたものね」
勝利ポーズ2:どこからともなく取り出したバラの花を画面手前へ投げ捨てる。「フン、情けない」
勝利ポーズ3:懐から取り出した白いハンカチを画面手前へ差し出す。「負ける事を恐れなければ、まだまだ強くなれるよ。頑張る事だね」

Mr.カラテ【ボス】

龍虎の拳のラストボスにして天狗面の空手家、Mr.カラテがボスとして登場。
リョウ=サカザキの使う極限流空手の達人であり、本気を出せば豪鬼にも匹敵する実力を持っている。
「SNK VS. CAPCOM SVC CHAOS」登場時のボス性能を基準とする。

  • 台詞
    「極限流を極めたわしに敵うと思うてか!喝ーッ!!」(登場時)
    「覇王翔吼拳を会得せぬ限り、お前がわしを倒すことなどできぬわ!」(相手にリョウ・サカザキまたはユリ・サカザキがいる時)
    「あの若造が、これ程の男となるとはのう…ギース!」(相手にギース・ハワードがいる時)
  • 虎煌拳
    前方に掌を打ち出すと共に「見えない気弾」を放つ飛び道具。不可視の上射程無限、かつ発生は通常打撃並に早いというとんでもない性能。
    モーションが早く弾も見えないため回避はほぼ不可能に近い。硬直がある為、至近距離で防げば切り返す隙が生じるのが救いか。
  • 極限虎咆
    青い軌跡を描きながらアッパーカットを放つ、リョウの"虎咆"の強化版。
    威力・判定・発生速度・無敵時間の全てが虎咆を上回っており、近距離で虎煌拳を跳んで回避すると確実にこの技による迎撃が待っている。
    横方向の判定がやや狭いのは通常の虎咆と同じなので、難易度は高いが間合いを調節して「すかす」ことができれば逆にカラテに隙を作ることもできる。
  • 飛燕疾風脚
    低空で飛び蹴りを二連続で放つ。中距離~近距離の奇襲として使ってくることが多く、大抵ヒット後は極限虎咆や暫烈拳で追撃してくるためダメージが馬鹿にならない。
    ガードすれば掴みなどで反撃可能なので、しっかりと守りを固めて対処しよう。
  • 暫烈拳
    食らった相手が宙に浮くほどの無数の拳の乱打を浴びせた後、アッパーカットで吹っ飛ばす打撃投げ。
    単発で使ってくる事は無く、大抵飛燕疾風脚からの連係で放ってくる。
  • 鬼神撃
    裏拳から前方に渾身の二連続の突きに繋げる連続技。至近距離でしか放ってこないが、初段の裏拳はシールド不可のためほぼ投げ技に近い性能となっている。
    掴みと違う点は空中の相手や攻撃している相手のクロスカウンターとしても当たるという点で、この状態のカラテに迂闊に攻め込むのは危険。
    幸い飛び道具に対しての防御性能は無いので、離れた間合いからの飛び道具で一方的に反撃することが可能。
  • 覇王至高拳(超覇王至高拳)
    屈んだ状態での構えから両手を突き出すと共に、前方に大型の気弾を撃ちだす飛び道具。
    判定が広くまた最後の切り札以外の飛び道具を打ち消して進むため連発されると非常に厄介。
    また、溜め時間が少し長くなると、三連射で気弾を放つ「超覇王至高拳」に変化する。
    威力と弾速が強化され、また三発目の弾はシールドで防御すると必ずシールドブレイクしてしまう。

龍虎の拳2

ユリ

龍虎の拳シリーズからユリが参戦。本名はユリ・サカザキ。因みに上記のリョウ・サカザキとは兄妹の関係にあたる。

ジャンプ回数カベジャンプ壁張り付き滑空しゃがみ歩きワイヤー復帰
2回不可能不可能不可能不可能不可能

高い機動力と軽快なモーションの通常ワザ、そして多彩な必殺ワザを持つテクニカルなスピードタイプ。
地上における移動速度がそれなりに素早く、ジャンプ力が高めで空中制動力も優秀。そのため総合的な機動力は至って良好。通常ワザも素直な性能を持った攻撃が多く、動作が素早いのが一番の長所。そのため近距離戦では手数で相手を圧倒するような真似も可能。必殺ワザも多様な性能や性質を持った技ばかりで、それらを使い分ければ非常に多彩な動きや攻めが可能となっている。
小柄な少女のため体重は若干軽めだが、あくまで若干のレベル。それよりも小柄故のリーチ不足の方が深刻な弱点と言える。機動力が高いとはいえリーチの長い相手や飛び道具が豊富な相手は対処に苦労するだろう。さらに攻撃力不足にも頭を悩まされやすい。何よりも通常ワザと必殺ワザ、どちらも一長一短な面が強く、分かりやすい強い技がないのが辛い。使いこなすのは容易ではない上級者向けのキャラクター。
・B:虎煌拳
片腕を突き出して前方に気を放つ。
一応飛び道具となっているものの、普通の飛び道具と比較して射程距離があまりに短いため、リーチの長い打撃技として見た方が賢明。それ以外にはあまり目立った特徴のない技だが、幸い後隙は少ないため気軽に使える。通常ワザのリーチ不足に悩まされやすいユリにとってこの技の使い方が重要。
・B(ためて離す):覇王翔吼拳
巨大な飛び道具を放つ技。
こちらはかなりの射程距離が保障されているが、後隙はかなり大きい。
・B(空中):雷煌拳
斜め下へ気弾を撃ち出す飛び道具。
こちらはある程度の射程距離が保障された飛び道具になっているため使いやすい。ダメージとふっ飛ばし力は低めで弾速も遅いものの、技後の硬直も小さいため相手や間合いによってはこちらをけん制の主軸として多用するといい。
・横B:百裂ビンタ
前方に突撃して敵に掴みかかる。つかみ技のためガードは不可。
発生と突進速度が若干遅く、その割に突進距離も少々短め。とはいえガードが不可という性質のため中距離以内で奇襲気味に出すとヒットさせやすい。技が成立すると、文字通り掴んだ相手に何発もビンタを見舞って最後に張り手でふっ飛ばす。ダメージとふっ飛ばし力はまずまずといったところだが、攻撃中は周囲に対して完全に無防備なため乱戦での多用は控えよう。空中では使用できない。
・横B(スマッシュ):飛燕疾風拳(ユリちょうナックル)
拳を突き出して前方に突撃する。百裂ビンタと違い打撃判定のためシールドによるガードが可能。
溜めがあるため発生の遅さは百裂ビンタと変わらないが、混ぜて出すことで相手のガードを揺さぶることができる。
百裂ビンタ同様空中では使用できない。
・横B(空中):飛燕旋風脚(ユリちょう回し蹴り)
ロバートと同名の技であるが、こちらは片足を水平にして回転して連続回し蹴りを放ち、放物線を描いて突進する。また原作と違い空中でしか出せない。横方向への移動力があるため復帰補助としても利用できる。
・上B:空牙(ユリちょうアッパー)
大きく踏み込みつつ拳を振り上げ飛び上がる。
発生が速いうえに攻撃発生まで無敵時間が持続するため、乱戦からの脱出手段や相手の攻めに対する反撃手段として重宝する。ダメージとふっ飛ばし力はさほど大きくないものの、技後もある程度の行動が可能なため他のキャラが持つ似たような技と比較して空振り時のフォローがしやすいのも大きな魅力。
・下B:鳳翼
身体を丸めつつ前方にジャンプする。追加入力で派生技に移行可能。
最初のジャンプは発生が速く、スティック入力である程度の軌道修正が可能なため復帰の際にも使っていける。ただし、動作中は無防備なうえに一度この技を出すと派生技を出すか着地するまでは他の一切の行動が取れないので、使用の際は慎重に。
・(鳳翼中)A:ユリ雷神脚
斜め下へキックで突撃する。
空中ファルコンキックとほぼ同様の性質を持った技だが、あちらと比較してダメージとふっ飛ばし力は低いものの発生が速いうえに着地際の硬直が少ないため、空中から地上にいる相手に対しての接近手段としても使いやすく便利な技。
・(鳳翼中)B:燕落とし
空中で掴みかかる。つかみ技のためガード不可。
地上空中の相手を問わず、相手がつかみ間合いにいれば技が成立する。技が成立すると掴んだ相手と垂直に落下して頭から地面に叩き付ける。発生が速く、ダメージとふっ飛ばし力もそこそこ大きめ。ただし、つかみ間合い自体は若干狭い。また下に足場がない場所で相手を掴むとそのまま一緒に落下して自滅してしまうので注意。
・最後の切りふだ:飛燕鳳凰脚
発動すると前方へ突撃。
突撃がヒットすると相手の身体を駆け上がるように連続で蹴りつけ、トドメに自身は後方へ跳ね返るように相手を蹴り飛ばしてフィニッシュ。初段の突撃は発生が速いうえに突進速度や突進距離も優秀なためヒットさせやすい。反面、最後の切りふだとしては若干だがダメージとふっ飛ばし力が心許ない。なるべくダメージのたまっている相手を優先して狙うといい。
・最後の切りふだ2:覇王雷煌拳
発動するとステージ上空へジャンプで飛び出す。自身のダメージが100%以上で使用可能。
その後、ステージめがけて巨大な気弾を放つ。放たれた気弾はステージに着弾すると爆発して巨大な火柱を巻き起こす。攻撃が出るのは遅いものの、火柱を含めた攻撃範囲は優秀。ダメージとふっ飛ばし力も十分なそれを持ち、かなり実用的な最後の切りふだ。体重の軽いユリにとって若干使用条件が厳しいのが惜しいところか。
・登場演出
拳をぐるぐる回して気合を入れてから構える。「バビっとやっつけちゃうぞ!」
・キャラ選択時のボイス
「うおーっす!」
・被撃墜時
星になった時「お父さん、ごめーーーん!!!」
・アピール
上アピール:両手を頭の上に掲げてポーズ。「こっちこっち!」
横アピール:画面手前を向いてピース。「ぶいー!」
下アピール:片手を前方に突き出して気合を入れる。「ハッ!」
・勝利ポーズ
勝利ポーズ1:画面手前を向いて笑顔でグーサイン。「余裕ッチ!」
勝利ポーズ2:残心の構えを取って気合を入れる。「おーすっ!」
勝利ポーズ3:くるりと体を一回転させて振り向きざまに笑顔でグーサイン。「ユリちゃんパワー、さくれーつ!!」

影二

龍虎の拳2にて初登場した忍術の使い手、影二が参戦。フルネームは如月影二。己の忍術こそ最強と自負しており、自身を超える存在となりうる極限流空手を敵視している。
KOFシリーズにも「ライバルチーム」「アンチ極限流チーム」として庵やビリー・藤堂香澄などとチームを組んで参戦したこともある。

ジャンプ回数カベジャンプ壁張り付き滑空しゃがみ歩きワイヤー復帰
2回可能不可能不可能不可能不可能

忍者らしい素早い動きと通常技の性能の高さにより、攻めに関しては驚異的な性能。技バランス自体も整っており使い手をあまり選ばず万能である一方、無敵技がないため守りに脆いところがある。

  • 横スマッシュ:気孔砲(突き出した掌から気を放つ)
  • 上スマッシュ:霞み斬り(両腕を振り下ろし円状に斬る)
  • 下スマッシュ:しゃがみ二段蹴り(屈んだ状態から下段→中段の二連続で蹴り)
  • ダッシュA:骨破斬り(駆けながら横方向に斬る)
  • B:流影陣
    両手を広げて払うことにより前方に光の刃を発生させる打撃技。刃部分で相手の飛び道具を反射できる性能を持つ。
    攻撃判定発生持続が長く、先出しなら対空でも使用できるが対空判定は霞み斬りより狭い。また下段もがら空きになるため態勢の低くなるダッシュ攻撃などには打ち負けることもある。
    刃に触れた相手を短時間硬直かつノックバックさせるため、ヒットまたは防御させてしまえば反撃はまず受けない。空振りにのみ注意しよう。
  • 横B:影うつし
    前方に滑るように走る移動技。スマッシュ入力の有無により移動距離と後隙が変動する。
    また通常入力で上半身、スマッシュ入力で下半身が移動中無敵になる。入力に応じて相手の飛び込みや下段技とぶつかっても無傷で回避することが可能。
    他の技への連続技にはならないが後隙も少な目なので、逃げるためだけでなく相手の背後を取って隙を突く攻め技としての使い方もできる。
  • 上B:天馬脚
    山なりに跳んでから連続蹴りを放つ技。入力方向により跳躍の軌道を調整できる。
    蹴りを放った後はしりもち落下になり長い硬直ができるため、残念ながら龍虎2・KOFのようにヒット後連続技につなげることはできない。
  • 下B(溜め可):斬鉄波
    霞み斬りのモーションから巨大な三日月状の衝撃波を発射する飛び道具。衝撃波は地形を貫通する上範囲が広いので霞み斬り同様早めに出せば対空になる。また後隙が少ないしダメージがそれなりに大きい。
    最大までためると上記の"流影陣"のモーションからさらにもう一発放つが、その分後隙が大きくなる。
  • 最後のきりふだ:斬鉄蟷螂拳
    影うつしのモーションで高速突進し、ヒットすると相手をロックして連続攻撃から霞み斬りでフィニッシュする乱舞技。
    ダメージ150%以上で発動すると乱舞前に分身し、分身と共に挟み込んでより多くのラッシュを加える。
  • 登場演出
    腕を組んで立っている状態から、骨破斬り→霞み斬りの素振りをした後気合いを入れて構える。「ふんっ!」
  • アピール
    アピール上:腕を組んで前方を睨む「かかってきな!」
    アピール横:腕を組むまではアピール上と同じだが、こちらはそっぽを向く「ふんっ!」
    アピール下:勝利ポーズ1同様印を結ぶ「笑止!」
  • 勝利ポーズ
    勝利ポーズ1:正面を向き、両手で印を結ぶ「ふんっ、笑止!」
    勝利ポーズ2:一対の忍者刀を抜き、両手で交差するように持つ「これが如月流よ」
    勝利ポーズ3:アピール横同様腕を組んでそっぽを向く「我が忍術の前に敵は無し」

ギース(EX)【ボス】

餓狼伝説シリーズのギースのアナザーキャラがボスキャラとして再び登場。こちらは若かりし頃の姿で長髪に洋装と言う出で立ちとなっている。通称若ギース。
通常ギースより必殺ワザの数が少なくさらにまだ渡日前と言う設定からか当て身投げも持たないものの必殺ワザ・通常ワザ共に通常ギースに比べ性能が良くクセもほとんどない。さらに体重は標準レベルになっておりスピードもこちらが上。よって攻めに特化した、実に厄介な性能に仕上がっている。

  • 烈風拳
    片腕を振り上げ、地を這う衝撃波を放つ飛び道具。
    通常ギースに比べ後隙がさらに小さくなっており、しかも弾速も速くなっているので連発されたらかなり厄介。
    たまに通常ギースのダブル烈風拳に相当する大きい衝撃波を放ってくるが、こちら通常ギースのダブル烈風拳と同じくらい攻撃判定が大きい上に地形を貫通するように。
  • 飛翔日輪斬
    通常ギースと同名の技だがこちらはジャンピングアッパーを繰り出し、頂点から手刀を繰り出しつつ急降下する技になっている。
    上昇中完全無敵な上発生も早く、しかもしりもちせず後隙もかなり少ないので対空・切り返し・飛び込みなどで多用してくる。おまけにステージ復帰にも用いるので要警戒。
  • エクスプロージョンボール
    通常ギースには搭載されていない必殺ワザ。オーラを纏ったバックブローを繰り出し、ヒットするとプレイヤーをロックして上空に打ち上げる技。判定が強く後隙が全くないのでシールドで防いでも下手な手出しはしないように。
  • レイジングストーム
    通常ギースと同名の技だがこちらは相手を掴んでから巨大な牙のような形状の気を噴出させる気柱を立てる投げ技となっている。
    投げ間合いこそ狭いもののダメージはかなり大きくダッシュから狙ってくるので迎撃すべし。しかも気柱が地形を貫通するのも通常ギースと全く変わっていないので高低差のあるステージで上にいても安心はできない。
  • デッドリーレイブ
    HPが半分以下になると使ってくる乱舞技。通常ギースと違いダッシュのモーションで接近する上ガード不能。しかもダメージも半端ないので体重が軽いプレイヤーやダメージ蓄積が激しいプレイヤーだとひとたまりもない。

ART OF FIGHTING 龍虎の拳外伝

「Art of Fighting 龍虎の拳外伝」に登場した、如月影二をライバル視して抹殺するためにつけ狙う不破流忍術の使い手が参戦。フルネームは不破刃。
忍び頭巾に上半身裸の巨体という忍者らしからぬスタイルと濃いキャラクターから、プレイヤーキャラとしてはわずか1作品にしか登場していないにも関わらず強い印象を残している。

ジャンプ回数カベジャンプ壁張り付き滑空しゃがみ歩きワイヤー復帰
2回不可能不可能不可能不可能不可能

巨体ゆえ重い体重と攻撃力・リーチに優れており、必殺ワザによるカウンター・反射性能も高く守りも硬い。反面通常技の攻撃前後の隙が大きい上移動スピードもやや低く、忍者でありながら原作同様カベジャンプができないなどスピード性能は低い。どっしりと構えて相手を迎撃する戦法が主体となる。

  • 横強攻撃:側退撃(側転しながら蹴り)
  • 上スマッシュ:龍尾閃(両腕を振り上げるアッパー)
  • 横スマッシュ:頭突き
  • 下スマッシュ:屈みパンチ(しゃがんだ状態で上半身を半回転して前後をパンチ)
  • ダッシュ攻撃:不破流竜巻蹴り(浴びせ蹴り)
  • B:流影陣
    両手を上下に広げた構えから光の壁を発生させる打撃技。影二が使うものと同名技だが比較すると影次の使うものより上下判定が広く横方向の判定が狭い。また持続時間が短いが発生はこちらの方がはるかに早いという違いもある。
    もちろん飛び道具を跳ね返す性能もあるので、打撃技で使うよりは発生の早さを活かして飛び道具バリアとして使うのがメインの使い方になるだろう。
  • 横B:猛牛流投陣
    両手を前方に突き出し、相手の攻撃を受け止めると掴んで上空に投げ飛ばすカウンター技。
    成功した時の威力が高く空振り時の隙も少ないが、打撃以外は取れない上カウンター成立時間が短く狙って成立させにくいのが難点。ダッシュ攻撃・突進技など発生の早い技やぶっ放し技に対して狙っていこう。
  • 上B:真空斬首刀
    両手を広げて回転し横方向に連続水平チョップを放ちながら突進する。通称「漢(オトコ)プター」。
    ドンキーコングの上Bのように空中でも横方向に突進し、復帰にも使用できる。打点が高いため地上使用時はしゃがまれるだけで回避されてしまうこともある。
  • 下B:忍隠れ
    正面を向き印を結ぶことで自身を煙に包み、一定時間透明になる。スマブラにおいては集団戦や広いステージで使い相手をかく乱することができる。技中一度でもダメージを受けるとその時点で効果が解除される。
  • 最後の切りふだ:闘神翔
    雄叫びを上げながら全身から闘気の柱を自身を中心に発生させる。発生が早く上方向にふっ飛ばす力が強く対空性能が高いが、横方向の攻撃範囲が狭い。主にスマッシュボールを捨てさせようと接近してくる相手へのカウンターとしての使い方が有効。
  • 登場演出
    煙と共にその場に現れ、構える。「では、参る!」
    アピール
    アピール(共通):腕を組み相手を挑発「この戯けが!」
  • 勝利ポーズ
    勝利ポーズ1:正面を向き、頭上で拳を打ち合わせたあとマッスルポーズ「ふんっ!はぁっ!」
    勝利ポーズ2:アピールと同じ腕組みポーズ「解らんのか!!この戯けがぁ!」
    勝利ポーズ3:両手を合わせて唸り、その後両腕を広げつつ雄叫び「んんんん……うおおああぁぁぁっっ!」
    ※特殊勝利台詞として、辛勝時は相手を称える台詞を喋る。「……すごい漢だ」or「再度手合わせ望む」or「すさまじい拳であった」

ロディ

「Art of Fighting 龍虎の拳外伝」に登場した、トンファー使いのバウンティハンターのロディが参戦。フルネームはロディ=バーツ。

ジャンプ回数カベジャンプ壁張り付き滑空しゃがみ歩きワイヤー復帰
2回不可能不可能不可能不可能不可能

手にしたトンファーによる攻撃は手数とリーチに優れており、スピードも平均より高いためラッシュ性能の高い攻撃型キャラ。
守りに使える技に乏しく、キャラの重さも見た目より軽い。重量級相手には動き回ってかく乱しよう。

  • B:ラピッド・ロッド→バウンディング・ロッド
    左右のトンファーで二連撃を加え、更にB追加でトンファーの棍部分を握って上段から叩き付ける連続技。
    追加Bは押しっぱなしで溜めることができ、時間に応じて叩きつけの威力がアップする。
  • 横B:リボルビング・ロッド
    持っているトンファーを前方に投げる飛び道具。トンファーは一定距離を飛ぶと戻ってくるがブーメランと違い戻ってくるトンファーには当たり判定は無い。
    飛び道具にしては威力は高くスマッシュにも使えるが、トンファーが戻ってくるまではロディは動くことができないので使い所が難しい技。
  • 上B:ミドル・インパクトT.T
    回し蹴りを三連続で繰り出す技。スマブラでは回転に伴い浮き上がるため復帰技としても使用できるが、三発目の蹴りを放ち終わると尻もち状態になる。尻もちが起きない地上使用時は始動の早さから打ち上げ後のコンボなどに使える。
  • 下B:ディスティーヴ・インパクト1-2
    トンファーを真上に放り投げ、この時相手がロディの一定距離内にいると「?」マークを浮かべて動揺するのでロディがその隙を突いてトンファーによる連続打撃を加える技。
    スマブラでは最初に放り投げたトンファーにも一瞬だけ攻撃判定があり、ヒットすると相手を大きく真上に打ち上げる。狙って使うのは難しいが決めてみる価値はあるだろう。
  • 最後の切りふだ:ハイパートンファー
    膨大なオーラを纏ったトンファーを振り下ろし叩き付ける打撃型切りふだ。シンプルながら技の発生の早さと威力の高さが魅力。
  • 登場演出
    トンファーで前方を指し、構える「待ってたぜっ!」
    アピール
    アピール(上):トンファーを振り挑発「もうやめるか?」
    アピール(横):リボルビングロッドのモーションで前方に投げようとするが、すっぽぬけてトンファーが宙に舞う(その後落ちてきてキャッチ)
    アピール(下):時計を見る「ワァーオ!」
  • 勝利ポーズ
    勝利ポーズ1:時計を見た後、歯を輝かせて笑う「ワァーオ!…弱いねぇ!」
    勝利ポーズ2:トンファーを収めて、画面手前を覗き込むようなポーズ「もういっちょやるか?」
    勝利ポーズ3:トンファーを振り回した後、構えてポーズ「無駄な運動しちまった」
    ※特殊勝利台詞として、辛勝時は相手を称える台詞を喋る。「あんたの腕ならいい職に就けるぜ」or「最高だぁ!興奮するぜ!」or「また相手になってやるよ」

コメント

  • AOFは何の略ですか? -- 2017-03-05 (日) 16:45:10
  • 今の所スマブラのファイターとして参戦できないのは藤堂竜白、シンクレア、ワイラーの三人だけですね。 -- 2017-03-11 (土) 19:00:03
  • 何が三人だけですね。だよ糞shuwachi。自分は創意工夫の無い似たり寄ったりなコピペテンプレしか書けない癖に人が書いたら勝手に必殺技や切りふだ足したり文章の漢字をしつこく書き変えたり(どうしても「~ため」は漢字の「為」を使ったら駄目なのか?国語の先生かお前は)いい加減にしろ。俺は格ゲー好きだからたまには更新するけど、今度つまんない書き変えするようだったら消すからな。 -- ただのsnk信者? 2017-03-11 (土) 20:45:23
  • ↑待ってください!私はshuwachiではありません! -- 2017-03-11 (土) 21:08:03
  • 無記名である以上貴方が誰かは証明できませんね。「shuwachiが無記名で他人を装っている」とも推測できますし。 -- ただのsnk信者? 2017-03-11 (土) 21:20:12
  • すみません。『今の所スマブラのファイターとして参戦できないのは藤堂竜白、シンクレア、ワイラーの三人だけですね。』と書いたのは私です。私は被害妄想気味でして・・・。 -- 佐野? 2017-03-11 (土) 21:25:51
  • なら最初から佐野と名乗って下さい。被害妄想だか何だか知りませんが、無記名でコメントするという事は「有らぬ疑いをかけられても仕方がない」ということを心がけて下さい。 -- ただのsnk信者? 2017-03-11 (土) 21:36:42
  • 以前餓狼伝説のページで無記名コメントしてたのも佐野さんだったんですか?あの時ちゃんと名乗っていればこういったことにはならなかったと思うのですが… -- Rozen? 2017-03-11 (土) 21:53:05
  • ↑いえ、あれは佐野さんではなく私でした。今更ですがこれから名乗らせていただきます。 -- ジュニア? 2017-03-11 (土) 22:19:15
  • 香澄と竜白は重ね当て以外殆ど技も違う別キャラですよ。よく知りもしない癖にダッシュファイターとか名前の横に付けて回らないで下さい。 -- 2018-10-14 (日) 12:59:38