● 平等選挙(びょうどうせんきょ)とは、各有権者の投票の価値を均等に扱うことを
原則として、個人によって票の重さを差別したりしない1人1票制のことを指す。
財産や地位(身分)に関係なく、すべての有権者が同じだけの1票の価値を
持つということ。
平等選挙をめぐる問題点として、「一票の格差」と呼ばれる選挙区間の議員定数
の不均衡がある。当選者1人を出すために必要な票数の割合が選挙区によって
大きく異なると、定数が妥当か問題となる。
● 不平等選挙(ふびょうどうせんきょ)とは、平等選挙に相反する考えで、有権者の
財産や納税額、人種などによって差別し、1人に2票以上の投票権を認める
「複数投票制」のことを指す。