低レベルポケモン考察

Last-modified: 2023-10-15 (日) 22:59:47

低レベルポケモンについて

トリプルバトルでは「わざとレベルを下げたポケモン」が使われることがあります。
このページでは低レベルポケモンを使うメリットや、強力な要素を持つ低レベルポケモンについて紹介します。

目次

低レベルポケモンの強み

低レベルポケモンの強みはステータスを下げられることです。
分かりやすい物としては

  • すばやさを下げることで『トリックルーム』状態で速く動ける。
  • HPを下げることで『がむしゃら』のダメージを増やす。

などがあります。

低レベルポケモンの採用理由

複数の理由を併せ持つ事もあります。

HP関係

HPを下げる事で『がむしゃら』で相手に与えるダメージを増やすことが可能になります。(特性『がんじょう』なら『いたみわけ』なども。)
有名なのは「Lv1がんじょうココドラ」でしょうか。

わざ名タイプ威力命中PP分類優先度範囲効果
いたみわけノーマル-10020変化0自分以外の1体を選択自分と相手のHPを足し、半分に分ける。
がむしゃらノーマル-1005物理0自分以外の1体を選択相手の残りHPから自分の残りHPを引いた分のダメージを与える。
とくせい効果
がんじょう一撃必殺技を無効化する。
HPが満タンならば一撃でひんしになるダメージでもHP1で持ちこたえる。

すばやさ関係

すばやさを下げ、『トリックルーム』状態で味方や相手より先に行動させることで、ギミックを成立させます。
例えば『トリックルーム』状態でLv33最遅カモネギ(S39)は最遅バクーダ(S40)に先制出来るため、
カモネギの『つじぎり』でバクーダの『いかりのつぼ』発動後、A+6上昇した『じしん』でS41以上のポケモンを縛ることができます。

わざ名タイプ威力命中PP分類優先度範囲効果
トリックルームエスパー--5変化-7全体の場5ターンの間、場を『トリックルーム』状態にする。『トリックルーム』状態では『すばやさ』が低いポケモンから攻撃できるようになる。優先度に対しては効果がない。『トリックルーム』状態で使用すると『トリックルーム』状態を解除する。優先度が低い。

耐久関係

耐久を下げることで相手に倒されやすくしたり、味方の範囲技でスムーズに退場することが可能になります。
『カウンター』『きしかいせい』系の技は、トリプルバトルでは使いにくいため、見かけません。
(そもそもこの手の技はレベルを下げると相手に与えるダメージが減るので、個体値を下げてもレベルは下げない場合が多いです。)

火力関係

こうげきやとくこうを下げることで味方を攻撃した際のダメージを減らすことができます。
アイテム『じゃくてんほけん』や特性『いかりのつぼ』の発動をする際に採用されることがあります。

強力な『がむしゃら』使い

詳しい解説は個別ページで。

  • ドーブル
    ほぼ全ての技を使用可能。また『ダークホール』で複数のポケモンを妨害できる。
    他の全ての低レベルポケモンは基本的に特性や無効タイプでドーブルと差別化できることが求められる。
  • ココドラ
    『がんじょう』により『きあいのタスキ』を別のポケモンに回せ、『きのみジュース』で相手の攻撃を2回耐えることができる。
    すなあらしダメージ無効。
  • プリン
    『フレンドガード』で味方の耐久を上げながら 『がむしゃら』で削り、『ほろびのうた』で終盤も腐らない。
    プリンに進化しないと『よこどり』を覚えないため、ププリン?を進化させて採用される。
    進化が必要なので最低レベルは2となり、最低HPは16とやや高めになる。
  • ビビヨン
    じめん技無効で味方の『じしん』に巻き込める『フレンドガード』のポケモン。
    進化レベルが12なため12レベルで採用される。(HP実数値は41)
    ほのお技を封じる『ふんじん』や『ふいうち』から味方を守る『いかりのこな』を使用可能。
  • ユニラン
    『トリックルーム』を覚え、天候ダメージを受けないHP実数値11の『がむしゃら』使い。
    HP11の『がむしゃら』と天候ダメージを合わせてHP176以上の相手を倒せる。
    『マジックガード』であれば天候以外の定数ダメージも無効化し、『きあいのタスキ』が腐りにくい。
    『ぼうじん』であれば『キノコのほうし』『いかりのこな』を無視できる。
    他にも『よこどり』『てだすけ』『おさきにどうぞ』を使用可能。
  • シュシュプ・フレフワン
    『ちょうはつ』・『アンコール』無効を味方全体に付与でき、『トリックルーム』を覚える。
    更に『てだすけ』『おさきにどうぞ』といった優秀な技を覚える。
    フレフワンに進化させるとHPが1上がり、『いやしのはどう』を習得可能になる。
  • ガルーラ
    『きもったま』により、ゴーストタイプにも『ねこだまし』『がむしゃら』が通る。
    間違いなく強いのだが、レベル50メガガルーラを採用できなくなるのが何より痛く、あまり採用されない。
  • ペロッパフ
    『スイートベール』により味方全員にねむり耐性を付与することができる。
  • マラカッチ
    『よびみず』によりみず技から味方をまもることができる。
    くさタイプなので『キノコのほうし』や『いかりのこな』も無効。
  • アーケン
    じめん技無効、すなあらしダメージ無効でがむしゃらができる。

『がむしゃら』以外で低レベルの採用理由を見出される事があるポケモン

  • アサナン
    特性『テレパシー』により、味方の攻撃に巻き込まれず『ねこだまし』『フェイント』『ファストガード』で行動補佐が可能。
    『じゅうりょく』を先制して使用する事で味方の『じしん』を浮いているポケモンに当てる事が出来る。
    『てだすけ』『いたみわけ』での火力補佐も可能。
  • メガカイロスカモネギ
    じめん技無効かつ確定急所の攻撃ができ『フェイント』を覚えるため、バクーダの『いかりのつぼ』の起動役として採用される。
    メガカイロスは『スカイスキン』によりゴーストタイプに『フェイント』を無効化されず、
    『うちおとす』でひこうタイプやふゆうのポケモンにも『じしん』を当てられる様にできる。
    カモネギは『せいしんりょく』により『ねこだまし』等でひるまない。
  • デリバード
    浮いているポケモンで唯一の『ねこだまし』使いで、『こおりのいぶき』により『いかりのつぼ』の起動役もできる。
    『みちづれ』による敵範囲技への牽制性能あり、地面技・あられダメージ無効、「やるき」によるねむり耐性あり。
  • ノズパス・ダイノーズ
    特性『がんじょう』と『いたみわけ』を両立でき、相手のHPを実質半分に削りながら何度も『がんじょう』を発動させることが可能。
    範囲技対策に『ワイドガード』や、トリックルーム下のモロバレル対策に『ちょうはつ』が使える。
    低速を活かして『ボルトチェンジ』によって安全に後発を繰り出すなど器用な戦い方ができる。
    『じゅうりょく』『すなあらし』『マジックコート』なども採用候補。
    ノズパスはLv1での採用が可能(HPが11になる)。ダイノーズはLv2が最低だが、毒無効とフリーフォール耐性がある。

関連ページ

[低レベル]タグを持つページです。

参考リンク

【トリプル】低lvがむしゃら【簡単まとめ】 - ちゅーと半端なジグリパフ
【第六世代(ORAS)トリプル】がむしゃら 図解とランク付け - けだまメモ

レベル1限定対戦を始めるための知識詰め合わせ
Lv1限定の対戦について、種族値からのステータス計算方法などは参考にできる。
ただし、技やポケモンの情報は剣盾シングルバトルを想定している記事のため注意すること。

コメント

  • レベルを下げたポケモンに関してまとまったページが欲しいと感じたので作成しました。とりあえず叩き台に作っただけなので、良い感じに加筆修正してもらえればと思います。 -- 2022-04-08 (金) 22:51:45
  • 参考リンクに記事を追加しました。追加した記事は剣盾シングル想定の記事ですが、種族値からのステータス計算方法など参考になるところもあると考えたのでリンクを掲載しました -- 2023-10-15 (日) 22:59:47