ここでは味方に関するオブジェクトについて書いてあります。
全ての味方に共通した注意点
・ララが傍にいないと、碑文を読むなどの特別な動作をしてくれません。
・移動には最短経路を選択するので、平坦な経路を造形する必要があります。
・BRIGEFLATの上を歩けません。
・GUIDE、JEAN_YVES、VON_CROY、TROOPSを同じレベルに配置しないでください。
未確認ですが、迷走するようです。
ACTOR1_SPEECH_HEAD1
フォンクロイやSASが会話する際に必要なオブジェクト。その1。詳細は不明です。
ACTOR1_SPEECH_HEAD2
フォンクロイやSASが会話する際に必要なオブジェクト。その2。詳細は不明です。
ACTOR2_SPEECH_HEAD1
JEAN_YVESやSASが会話する際に必要なオブジェクト。その1。詳細は不明です。
ACTOR2_SPEECH_HEAD2
JEAN_YVESやSASが会話する際に必要なオブジェクト。その2。詳細は不明です。
GUIDE
マニュアルのThe Tomb of Sethを参照してください。
以下、設置時の注意点
・GUIDE用のMESHSWAPがWADファイルに必要です。
使用例:「The Tomb Of Seth」 (settomb、settomb1)
TR4のように顔の表情を変えるには
部屋番号70番にAI_FOLLOWを設置し、コードビットの3と5をオンにします。1度しか顔の表情は変更できません。2度目はゲームが強制終了します。それ以外の部屋番号ではマニュアルのようにしか動作しません。
GUIDE_MIP
GUIDEを遠くから見た時、簡易表示するオブジェクト。詳細は不明です。
JEAN_YVES
JEAN_YVES本体が入っているオブジェクト。
TR4ではレベルジャンプの度、違うアニメーションが表示されるような
使われ方をしています。
フリップエフェクト(46番)でも消すことが出来ません。
使用例:TR4「Alexandria」 (alexhub)
JEAN_YVESの設定方法
JEAN_YVESは16の異なるアニメーションから出来ていますが、それぞれは4つのグループに分けることが出来ます。
グループ | アニメーションの内容 |
グループ1(アニメーション0-3) | 机に向かい何か書いたり背伸びをします。 |
グループ2(アニメーション4-7) | 本棚に向かい本を探しています。 |
グループ3(アニメーション8-11) | 机に向かい本を読んでいます。 |
グループ4(アニメーション12-15) | 立ち上がって資料を見比べています。 |
グループ毎にalexhub.TR4にあるANIMATING2(机)、ANIMATING7(机) ANIMATING8(椅子)、
ANIMATING9(椅子)、ROCK0 (本棚)のいずれかを使用します。
グループ全てを表示させるには上記のオブジェクトが全て必要です。
また、最低でも縦横が7x3スクエアの部屋が必要です。
グループ1を表示させるには
1.JEAN-YVESを配置し、トリガを設定します。
2.ANIMATING8(椅子)をJEAN_YVESと同じスクエアに配置します。
3.ANIMATING2(机)をJEAN_YVESの前のスクエアに180度回転させて配置します。
これで、JEAN-YVESのトリガをトリガするとグループ1が表示されます。
グループ2を表示させるには
1.JEAN-YVESを配置し、トリガを設定します。
2.ROCK0 (本棚)をJEAN-YVESの左後ろのスクエアに270度回転させて配置します。
3.フリップエフェクト(30番)トリガを設定し、Timerフィールドに「1」を入力します。
これで、JEAN-YVESのトリガをトリガした後、フリップエフェクト(30番)トリガを
トリガするとグループ2が表示されます。
グループ3を表示させるには
1.JEAN-YVESを配置し、トリガを設定します。
2.ANIMATING7(机)とANIMATING9(椅子)をJEAN-YVES右斜め前のスクエアに配置します。
3.フリップエフェクト(30番)トリガを設定し、Timerフィールドに「2」を入力します。
これで、JEAN-YVESのトリガをトリガした後、フリップエフェクト(30番)トリガを
トリガするとグループ3が表示されます。
グループ4を表示させるには
1.JEAN-YVESを配置し、トリガを設定します。
2.ANIMATING2(机)をJEAN_YVESの前のスクエアに180度回転させて配置します。
3.フリップエフェクト(30番)トリガを設定し、Timerフィールドに「3」を入力します。
これで、JEAN-YVESのトリガをトリガした後、フリップエフェクト(30番)トリガを
トリガするとグループ4が表示されます。
グループ1から4までを全て表示させるには
1.JEAN_YVESを配置し、トリガを設定します。
2.ANIMATING8(椅子)をJEAN_YVESと同じスクエアに配置します。
3.ANIMATING2(机)をJEAN_YVESの前のスクエアに180度回転させて配置します。
4.ROCK0 (本棚)をJEAN-YVESの左後ろのスクエアに270度回転させて配置します。
5.ANIMATING7(机)とANIMATING9(椅子)をJEAN-YVES右斜め前のスクエアに配置します。
6.フリップエフェクト(30番)トリガを設定し、Timerフィールドに「1」を入力します。
7.フリップエフェクト(30番)トリガを設定し、Timerフィールドに「2」を入力します。
8.フリップエフェクト(30番)トリガを設定し、Timerフィールドに「3」を入力します。
これで、JEAN-YVESのトリガをトリガした後、フリップエフェクト(30番)トリガを
Timerフィールドの順番にトリガするとグループ全てが表示されます。
1.JEAN_YVESのトリガ
2.フリップエフェクト(30番)トリガ(Timerフィールド1)
3.フリップエフェクト(30番)トリガ(Timerフィールド2)
4.フリップエフェクト(30番)トリガ(Timerフィールド3)
上記4つはそれぞれ別の所に配置し、上から順番にトリガされる必要があります。先にグループ3をトリガしてしまうと、グループ2は表示されなくなります。
レベルジャンプ時にはトリガされたフリップエフェクト(30番)トリガの
Timerフィールドの値をゲームエンジンが保持しているので、TR4のようにレベル間を
行き来きしても問題ありません。
レベルジャンプ先にもJEAN_YVESを配置する時は、Script.txtにResetHUB行を追加します。
これで、フリップエフェクト(30番)トリガのTimerフィールドの値をリセットできます。
ResetHUB行のあるレベルに戻ると解いたパズルなど全て初期状態に戻るので注意してください。
JEAN-YVESを2人以上配置するには
JEAN-YVESはアンチトリガでもフリップエフェクト(46番)でも消すことが出来ないので、
メモリを消費し、それぞれのJEAN-YVESが微妙に違う動きをするためゲームエンジンを酷使します。
敵も2、3人しか配置できないので自己責任で行ってください。
それぞれのJEAN-YVESにトリガを設定し、フリップエフェクト(30番)トリガは1人の時と同じ要領で、それぞれのJEAN-YVESに設定する必要はありません。フリップエフェクト(30番)トリガがトリガされるとTimerフィールドの値に対応するグループが表示され、それぞれのJEAN-YVESが微妙に違う動きをします。
JEAN_YVES_MIP
alexhub.tr4に入っているのはヌルメッシュ。何のためにあるのか不明です。
angkor1.tr4に入っているのは骸骨の腕。カットシーン用と思われます。
ang_race.tr4に入っているのは岩。カットシーン用と思われます。
TROOPS
TROOPS本体が入っているオブジェクト。ララが発砲するまでは味方になります。
SCORPIONを近くに配置すると戦います。
以下、その結果。
TROOPSのOCB | SCORPIONのOCB | 結果 |
0 | 0 | TROOPSとSCORPIONが戦ってTROOPSが負けます。 |
0 | 1 | TROOPSとSCORPIONが戦ってTROOPSが勝ちます。 |
1 | 0 | TROOPSとSCORPIONが戦ってTROOPSが挟まれて負けます。 |
1 | 1 | TROOPSとSCORPIONが戦ってTROOPSが少し長く挟まれて負けます。 |
GUIDEのように動いてくれるかは不明です。
使用例:TR4「Menkaure’s Pyramid」 (joby3a)
TROOPS_MIP
TROOPを遠くから見た時、簡易表示するオブジェクト。詳細は不明です。
VON_CROY
VON_CROY本体が入っているオブジェクト。
GUIDEとよく似ているのでサンプルレベルの「SETTOMB.PRJ」でGUIDEの設定方法を理解しておくと良いでしょう。
以下、設置時の注意点
・VON_CROY用のMESHSWAPがWADファイルに必要です。
・4クリックの高さを上り下りできます。
・床から6クリックの高さの天井をモンキースイングできます。
・出発点と着地点が同じ高さの2スクエアの幅をジャンプします。
使用例:TR4「Angkor Wat」(angkor、angkor1)
VON_CROYの設定方法
1.VON_CROYを配置し、トリガを設定します。
2.AI_FOLLOWをVON_CROYの下に配置します。
AI_FOLLOWは尖った方が後ろになります。
3.VON_CROYを最初に行かせたい所にAI_FOLLOWを配置します。
4.VON_CROYを次に行かせたい所にAI_FOLLOWを配置し、
AI_FOLLOWのOCBに「1」を入力します。
後は順次AI_FOLLOWを配置し入力する値をカウントアップさせていきます。
5.フリップエフェクト(30番)トリガのTimerフィールドによって
VON_CROYの進み具合を調整します。
VON_CROYに様々な動作をさせるには
AI_FOLLOWのコードビットにより該当するAI_FOLLOWにVON_CROYが来ると様々な動作をさせることができます。
コードビット | VON_CROYの動作 |
1 | 高さ6クリックの壁に掴まる。 その後の制御については不明です。 |
2 | 高い所から降りる。(AI_FOLLOWの向きとは逆に降ります。) |
3 | 壁のスイッチを操作する。 (スイッチを操作したとき何かが起こるようにしたい場合は、AI_FOLLOWの下にヘビートリガを配置します。) |
4 | 待ちます。 その後はフリップエフェクト(30番)トリガが無効になります。 |
5 | 時に変化はありません。 |
1+2 | 敵と戦います。 |
1+3 | 次のフリップエフェクト(30番)トリガがトリガされるまで辺りを見回す。 |
1+4 | 4と同じ。 |
1+5 | 短剣をかざす。 その後はフリップエフェクト(30番)トリガが無効になります。 |
2+3 | 5と同じ。 |
2+4 | 4と同じ。 |
2+5 | 次のフリップエフェクト(30番)トリガがトリガされるまで懐から何かを出して読む。 |
3+4 | 4と同じ。 |
3+5 | ランニングジャンプ。 出発点と着地点が同じ高さの3スクエアの幅をジャンプします。 |
上記以外の組み合わせは4と同じになります。
TR4「Angkor Wat」では小ジャンプをしますが、フリップエフェクト(45番)トリガとの組み合わせに関しては不明です。
- 関連リンク(英語)
http://www.trsearch.org/item/0126
上記にサンプルレベルがあります。
VON_CROY_MIP
VON_CROYを遠くから見た時、簡易表示するオブジェクト。詳細は不明です。