ジョイトイのうんこくいてぇ

ジョイトイ

ジョイトイ
　それはVIPギルドをまとめる立場であるギルドマスターである。
気分で行動してるかと思えば、たまに真面目な一面も垣間見せるうんこデレでもある。
　PvP大会では、審判をつとめ、範囲攻撃に巻き込まれても死なないという頑丈さも見せ付ける。
これはVIPギルドでは数少ない80代であるため、当然ともいえるであるのだが・・・。
現に80代でのPvPでは１番始めに秒殺されるというドＭな一面も見せている。
　ジョイトイのあほさなキャラクターもあり、ギルドメンバーは彼を慕っている。
新しくゲームを始める新規も減ることを知らず、VIPギルドはジョイトイのおかげでとても活発なのである。

　しかし、順風満帆かに見えたVIPギルドに激震が走る大問題が起こってしまったことがある。
あのジョイトイがドラゴンナイトからドラゴンセージに職を変えたのである。
　ドラゴンナイトは、狩り性能でセージに劣る。
そういう劣等感があったのは皆わかっていた。
　しかし、ドラゴンナイトを続けるのがジョイトイであり、それがジョイトイの真髄でもあると
考えていたギルドメンバーは少なくなかった。
そのためギルド内部では「ジョイはルンペンだろう・・常識的に考えて・・・」や「ドラゴンナイトのジョイの弱さがよかったのに・・・」や「お風呂場でお風呂！」や「セージになってレベル上げに励むのがギルドのためだ」など様々な意見がかわされた。
　この問題は最終的にVIPギルドメンバーが、ナイト派とセージ派にわかれ勃発が起こることとなり、
一時はギルドが二つに分かれてしまうかもと懸念された。
しかしこの問題の当の本人であるジョイトイが仲裁に入り、二つの派閥の代表とジョイトイの３名で話し合いを場をもうけたのである。
　この話し合いで両派閥の和解を決定付ける言葉こそが、後に語り継がれることとなるジョイトイの「うんこくいてぇ」である。
（参考、民明書房刊「ジョイトイ 波乱のROHAN人生を語る」 頁298）

ジョイトイの「うんこくいてぇ」のルーツにせまる

　ジョイトイの「うんこくいてぇ」は今でもスレで出てくるほど語り継がれている名言であり伝説でもある。
しかし、普通の人が「うんこくいてぇ」と言ったところで、ただの変態と思われるのがオチであり
あわや戦争になりかけた派閥との話し合いを決定付ける言葉にはなりえないはずがないと思うのが普通である。
　またスレに「うんこくいてぇ」とカキコしたあとに、LDEやRDEをすると成功率が格段にあがると統計がとられている。
　ここでは、既存の出版物ではあかされていない「うんこくいてぇ」の秘密やルーツにせまっていきたいと思う。

　細かいことは省いて書くのを許して頂きたい。
調べていくにつれ「うんこくいてぇ」の秘密などの表に出してはいけないエピソードや、
世間に発表しないという条件で聞きえた情報など、書きたくても書けないエピソードが大半なのだ。
しかし、この秘密の多さこそが「うんこくいてぇ」に秘められた力であるといえるのではないだろうか。
　発表できるエピソードのうち、これが「うんこくいてぇ」のルーツであると思われるものを下記に記そう。

二日間ネカフェ難民事件

　これはまだジョイトイがROHANの世界で覇権をとれていない時期の話である。

　ある日ジョイトイは、学ばず、働かず、ROHANを惰性で続けていたため、
父親とケンカをしてしまい、家を追い出されてしまう。
　家をでる際に持っていった荷物は、少しの現金、数着の衣服、靴三足、携帯電話、
そしてそれらをいれた鞄である。
家出をするにしては少ない荷物ではあるが、本物のネカフェ難民に比べれば数段上の生活用品であるといえる。
靴を三足持っていくというのにも、ジョイトイの苦悩している時代を感じ取ることができるのではないだろうか。
　家を出たその足で、ジョイトイが真っ直ぐ向かったのは「ネットカフェ」である。
その理由はもちろん、ギルドメンバーに報告することと、ROHANをすること。
当時は惰性で続けてたとはいえ、真剣にやっている今とROHANに対する情熱は変わらないことがわかる。
　二日ほどこの生活を満喫していたジョイトイだが、持ち出したお金は底がつき
体調も悪くしてしまい、意を決して父親が待つ自宅へと戻る決意をするのである。
　

　物音ひとつ立てず自宅の自分の部屋に戻ったジョイトイではあるが、
父親に見つからないようにこそこそと暮らすことに数日で根をあげてしまう。
家でコソコソ過ごすというのは非常に疲れるものであると、実際NEETの諸君らなら理解できるのではないだろうか。
　そうした中で、ジョイトイは堂々とトイレに向かっていった。
そして便座にすわり、落ち着いてひねりだそうとしているとこに、父親がノックをするのである。
　普通ならば、ここでノックを仕返せばすむのだが、当時のジョイトイの精神状態は普通ではなかった。
焦ってしまったジョイトイは、ドアをノックすることではなくこう言ってしまう。

「横山ノックのうんこくいてぇ」

　これを聞いた父親は何も言わずにその場をさった。
父親がいなくなった気配をさとり、ジョイトイは、この場をしのげたことに安堵したのである。
　ジョイトイと彼の父親は、この日の夜

ジョイ父「おい、お前のうんこくわせろ」

ジョイトイ「俺も親父のうんこくいてぇーー！！」

この二言を交わしただけで電撃仲直りをし、家族やギルドメンバーなどを驚かせた。
　こうしてジョイトイは家を追い出される危険もなくなり、惰性で続けていたROHANを
真剣に取り組んでいこうと考えはじめるのである。

以上が二日間ネカフェ難民事件の内容である。
このエピソードや残念だがここでは明かすことができない他のエピソードから「うんこくいてぇ」は、
ジョイトイの父親も大きく関係していることが理解することができる。

第一次父子戦争

ジョイトイは自分の領土をさらに拡大するため新型兵器を開発していた。長い年月と莫大なる資金を費やし開発していたその新型兵器、その名も「荷電散弾爆撃砲 Ge-ry(ゲーリー)」である。
かつて、旧時代戦争を生き抜いた時に使っていた特殊能力「超念導力」（現在は封印中）より広範囲を攻撃可能でありながら圧倒的な速射性を持つLiquid型の流れを汲む兵器である。

一方ジョイトイ父は既存兵器「超広域対人ガス O-Narra」の改良を続けるも発射口の不具合と二次発射までの時間の問題が解決できずジョイトイとの戦いでは連戦連敗。
新型兵器を用いたジョイトイは迎え来るジョイトイ父を次々撃破していきその威力に酔いしれた。

ジョイトイは思うのであった。

我の時代の幕開けはすぐそこであると

しかし、事態はジョイトイの思う方向とは真逆へと進むこととなる。

ジョイトイ父が「超広域対人ガス O-Narra」を見捨てて次期主力兵器となる新型兵器「零距離突撃銃 aNaL AH-UHO」を投入。
発射口と連射性能を補い、弱点を克服した事により優勢であったジョイトイを一気に劣勢へと追い込むことに成功する。

一方ジョイトイは「荷電散弾爆撃砲 Ge-ry(ゲーリー)」の次世代兵器であるSolid型と呼ばれる新型兵器「集束荷電垂直爆撃連射砲 Un-KO(アン-ケイオー)」を制式採用。
補給物資もままならなくなったジョイトイ父はあわてふためいた。

次世代新型兵器に乗りた換えたジョイトイは父の見通しの悪さをあざ笑いながら撃破。

ジョイトイのバックに付いていた「YNK」から事前予告無しの電撃発表「新装備Anallisckを用いるためGe-ryはすべて生産中止。以後Anal型のKeII（ケッツー）を制式採用とする」
父をあざ笑ったジョイトイの兵器がまさかの旧式化。絶望と父による嘲笑に晒されながらジョイトイは孤立することとなる。
後にいう「Anallisckショック」である

ジョイトイ父の新型兵器「零距離突撃銃 aNaL AH-UHO」が戦況を一変させる。
予めAnal型の兵器用に開発していた「零距離突撃銃 aNaL AH-UHO」はジョイトイを次々撃破。改良、もとい改悪されたジョイトイの兵器は敵ではなかった。

「零距離突撃銃 aNaL AH-UHO」の砲火で死にゆくジョイトイは「最初からSolid型ではなくAnal型を制式採用してくれていたら・・・」と無念を抱きながら野に屍をさらしていったという・・・

ダブルオー事件

上記にジョイトイは父親と復縁したと書いてあるが、ある土曜日帰宅したジョイトイがリビングで新しいガンダムを見ているときに、

「ガンダムかよ・・・」

と言ったのが父親の逆鱗に触れたらしく関係悪化。
現在うんこくいてぇと思いながらもくえずにやきもきしている。（ジョイトイ談）

まとめ

ジョイトイの「うんこくいてぇ」は、ジョイトイ一人だけではなく
ジョイトイを支える家族の力があるからこそ、すばらしい力を発揮することができるのであろう。
しかし、これらを語り継いでいくものが恥ずかしがってしまっては、元も子もない。
恥ずかしがらずにスレ保守、ジョイトイへの尊敬などもこめて、スレに

名前：ジョイトイ
うんこくいてぇーー！！

と書いていくことこそが我々の務めであるといえるだろう。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　～fin～

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