タイトル : 自慰海岸線
著者名 : プルケ
ジャンル : 自慰
本文 :
オナニーを覚えたあの日から
床オナ 皮オナ 風呂場で抜いたり 机の上で射精したり
ある時は畳にぶっかけて ある時は排水溝タンに中だしもした
自宅なら場所なんて選ばなかったあの頃
おかずなんて必要なかったあの頃
そしてあれは中2の夏、僕は父と姉と三人で海へ出かけた
エンジンのついたゴムボートで人のこない砂浜へ
父と姉は釣りのためボートで再び海へいったんだ
僕は一人泳いだり潜ったりちっさい巻貝を取ったりして遊んでいたさ
でもそのうち飽きてうつぶせになって波打ち際で寝っ転がってたみたんだ
そ の 瞬 間 僕 の 股 間 に 電 撃 が走 っ た
波が押し寄せ体が浮き、その直後の引く波に体が引っ張られた時に
床オナの比にならない快感が僕の股間を襲ったんだ
薄い水着ごしにこすれあうジャリが妙に気持ちよくて
だけど波の押し引きは妙にゆっくりと焦らされて
覚えたての僕の性は地球と月と母なる海の三人の手淫で弄ばれ
僕の股間の金魚はすっかりウツボへワープ進化しちまっていた
正直に言えば初めての受身と焦らしに僕は酔いどれっぱなしで
まさに快感の海を漂っていた 一歩踏み出せば漂流しちまいそうなぐらいさ
永遠とも思える焦らしプレイに根をあげたのはやはり僕
焦らしのもどかしさに耐え切れなくなった僕は
生まれて初めて野外で…母なる海の中でオナニーをした
- fin-