おうたー

タイトル : 「なんでもいいや」
著者名 　: Outer
ジャンル : 悲劇の出産
本文　　：
　
彼は目覚めた。
彼は目覚めたと同時に自分が狭い空間の中に詰め込まれていることに気づいた。
　
彼は必至でもがいた。彼には最早そこから出ることしか考えていなかった。
彼は外の光を見た。その瞬間彼の視界は閉ざされた。
　
彼は成長し父親に訪ねた。
「僕のお母さんは？」
父親は一言こう告げて出て行った
「いやな出産だったね。」
　
後の悲劇の出産である