イギリス RankIV 軽巡洋艦 HMNZS リアンダー 1942
概要
Ver1.87"Locked on!"で実装されたイギリス海軍の軽巡洋艦。
艦艇情報(v1.**)
必要経費
必要研究値(RP) | 100,000 |
---|---|
艦艇購入費(SL) | 310,000 |
乗員訓練費(SL) | 90,000 |
エキスパート化(SL) | *** |
エース化(GE) | *** |
エース化無料(RP) | *** |
バックアップ(GE) | *** |
護符(GE) | *** |
BR・報酬・修理
項目 | 【AB/RB/】 (初期⇒全改修完了後) |
---|---|
バトルレーティング | 5.3 / 5.3 |
RP倍率 | 356 |
SL倍率 | 615 / 900 |
最大修理費(SL) | ***⇒14,905 / ***⇒18,970 |
艦艇性能
項目 | 数値 |
---|---|
【AB/RB】(初期⇒全改修完了後) | |
シタデル装甲 (前/側/甲板)(mm) | 25 / 76 / 32 |
主砲塔装甲 (前/側/後)(mm) | 25 / 25 / 25 |
船体 | 鋼, 25 mm |
上部構造物 | 鋼, 8 mm |
排水量(t) | 9189 |
最高速度(km/h) | 52⇒70 / 52⇒60 |
乗員数(人) | 767 |
武装
種類 | 名称 | 砲塔 | 搭載基数 | 弾薬数 | 購入費用(SL) |
---|---|---|---|---|---|
主砲 | 6 inch/50 BL Mark XXIII | 連装 | 4 | 1600 | 3 |
副砲 | 4 inch/45 Mark XVI | 連装 | 4 | 1600 | 2 |
対空砲 | 20 mm Oerlikon Mk.II | 単装 | 5 | 9000 | - |
12.7 mm Vickers Mk.V | 四連装 | 3 | 24000 |
弾薬*1
艦砲
武装名 | 砲弾名 | 弾種 | 弾頭 重量 (kg) | 爆薬量 (g) | 初速 (m/s) | 信管 遅延 (m) | 貫徹力(mm) | |||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1000 m | 2500 m | 5000 m | 7500 m | 10000 m | 15000 m | |||||||
6 inch*2/50 BL Mark XXIII | 6 inch HE | HE | 50.8 | 3960 | 841 | 0.42 | 37 | |||||
6 inch CPBC | SAPBC | 50.8 | 1870 | 841 | 9 | 224 | 194 | 161 | 139 | 125 | 107 | |
6 inch HE-DF | HE-DF | 50.8 | 3960 | 841 | 0.42 | 37 | ||||||
6 inch HE-VT | HE-VT | 50.8 | 3960 | 841 | 0.42 | 37 |
武装名 | ベルト名 | 弾種 | 弾頭 重量 (kg) | 爆薬量 (g) | 初速 (m/s) | 信管 遅延 (m) | 貫徹力(mm) | |||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
100 m | 1000 m | 2000 m | 3000 m | 4000 m | 5000 m | |||||||
4 inch*3/45 Mark XVI | 4 inch HE | HE | 15.88 | 1550 | 811 | 1 | 20 | |||||
4 inch SAP | SAP | 15.2 | 502 | 805 | 6 | 101 | 86 | 70 | 60 | 54 | 47 | |
4 inch HE-DF | HE-DF | 15.88 | 1550 | 811 | - | 20 | ||||||
4 inch HE-VT | HE-VT | 15.88 | 1550 | 811 | - | 20 |
機銃
武装名 | ベルト名 | ベルト内容 | 貫徹力(mm) | |||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
10m | 100m | 500m | 1000m | 1500m | 2000m | |||
20 mm Oerlikon SS | 規定 | HEF-T/AP-T | 39 | 36 | 29 | 23 | 20 | 17 |
武装名 | ベルト名 | ベルト内容 | 貫徹力(mm) | |||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
10m | 100m | 500m | 1000m | 1500m | 2000m | |||
12.7 mm Vickers Mk.V | 規定 | AP/I/T | 27 | 26 | 23 | 20 | 18 | 16 |
追加武装*4
分類 | 名称 | 搭載数 | 費用 (SL) | 搭載条件 |
---|---|---|---|---|
魚雷 | 533 mm Mk.V | 8 | 290 | - |
魚雷
名称 | 重量 (kg) | 爆薬量(kg) | 水中最大速度 (km/h) (初期⇒改修) | 射程 (km) (初期⇒改修) |
---|---|---|---|---|
533 mm Mk.V | 1736 | 305 | 74⇒45 | 4.57⇒12.34 |
カモフラージュ
研究ツリー
前艦艇 | HMS Arethusa |
---|---|
派生艦艇 | - |
次艦艇(右) | HMS Southampton |
次艦艇(下) | - |
解説
特徴
英ランクIV通常ツリーの軽巡洋艦としては最高の砲火力を持つ。
ランクIIIのエンタープライズと同様に水上機を持つため幅広い戦法を取る事が可能。
水上機用射出機は右舷前方にしか向けられないため味方艦や陸地がある時は注意しよう。
--加筆求む--
【火力】
主砲は一つ前のアリシューザ級と同じ連装6インチ(152mm)砲塔を4基、前後2基ずつで合計8門となる。
砲弾はHE(榴弾)・SAPBC(通常弾)・HE-TF(時限信管榴弾)・HE-VT(近接信管榴弾)の4つを使用可能。
HEは焼夷性能こそ高いが加害性能に欠けるため普段は使い勝手の良いSAPBCを使うのがオススメ。
対空砲は4インチ(102mm)連装砲を4基8門、右舷と左舷に2基づつ搭載されている。
こちらもHE・SAP・HE-TF・HE-VTの4種を使用可能、射撃レートも早くHE-VTを使用出来るため信頼性が高い。
機関砲は単装20mmを5基、4連装12.7mmを3基搭載する。
20mm機関砲は英米の艦艇用機関砲としてよく使われるエリコンMk.2、性能面は問題ない。
12.7mmは英海軍独自の12.7mm4連装ビッカースMk.V、これが射撃される時は敵機はもう間近だ。
このBR帯にもなると優秀な爆撃機・攻撃機も多いため対空面では少し力不足。
魚雷も4連装発射管を両舷に1基づつ、合計8本搭載しているが旧式のMk.Vなので性能は低い。
【防御】
- 機関部舷側装甲: 76.2 mm
- 機関部水平装甲: 31.7 mm
- 火薬庫舷側装甲: 88.9 mm
- 火薬庫隔壁/水平装甲: 50.8 mm
- 砲弾室舷側/水平装甲: 25.4 mm
- 舵取機室舷側/水平装甲:38.1 mm
- 砲塔砲室装甲: 25.4 mm
- 砲塔バーベット装甲: 31.7 mm
火薬庫は比較的よく防御されているが、それ以外は全体的に装甲が薄い。特に砲弾室が25.4mmしかないのは致命的で、現在のWTでは砲弾室誘爆時に艦が破壊されてしまうため轟沈することもしばしば。
【機動性】
全パーツ改修によりABで38kt(70km/h)、RBで32kt(60km/h)となる。
軽巡洋艦としては少し遅め。
史実
リアンダー級軽巡洋艦は1930年から35年にかけて建造した軽巡洋艦。準同型艦にオーストラリア海軍向けに建造されたパース級軽巡洋艦がある。
ロンドン海軍軍縮条約で規定された「軽巡洋艦」の制限に則って作られた初めての艦である。
全体的な設計は1930年に竣工したヨーク級重巡洋艦を参考にしつつ、主砲が20.3㎝連装砲3基6門から15.2㎝連装砲4基8門とした。
また機関は全く同じものを搭載したが船体重量は軽くなったため、最大32ノットが発揮可能だった。
船体小型化のために高圧力ボイラー6基を集中配置したため、煙突が集中煙突一本のみで、外見上の特徴となる。
なおパース級では機関配置の再検討が行われ、シフト配置になったため煙突が二本になった。
主砲は新設計の50口径15.2㎝砲で、砲弾の軽量化により長射程を実現し、以後の軽巡主砲の標準装備となった。
防御装甲は重巡譲りの最厚102㎜の舷側装甲を持ち高い防御力を持っていた――のは機関周りの限られた部分だけで、それ以外の大半の部分は装甲板無しの無防御。さすがにまずかったので弾薬庫だけは90㎜以上の装甲で防御した。
リアンダー級は5隻が建造された。艦名はすべてギリシャ神話の英雄・神の英語読みから取られている。
1番艦<リアンダー>と2番艦<アキリーズ>は1936年にニュージーランド海軍に貸与された。
(正確には1941年にニュージーランド海軍として独立するまで、イギリス海軍の中にNZが人事権を持つ部隊が組み込まれていた)
アキリーズと5番艦<エイジャックス>はラプラタ沖海戦でドイツ装甲艦<グラフ・シュペー>を撃沈する戦果を挙げているが、ほかの艦もそれぞれに第二次大戦を戦った。3番艦<ネプチューン>は地中海トリポリ沖で触雷轟沈している。
ここではHMNZSリアンダーの艦歴に的を絞る。HMNZSはHis Majesty NewZealand Shipの略。
リアンダーは前述の通り1936年にニュージーランド海軍に貸与され、その後第二次大戦が始まるとエジプトから南太平洋に至る広範囲でドイツ海軍の通商破壊艦に対する警戒・偵察活動や輸送船団の護衛任務にあたった。
1940年10月、インドからエジプトに向かうBN7船団を護衛していたリアンダーはイタリア領東アフリカから出撃したイタリア駆逐艦隊と交戦。これを撃退する。翌41年2月にはイタリアの仮装巡洋艦ラム1号と交戦し撃沈。
更にその翌月の3月にはインド洋哨戒中にドイツ装甲艦<アドミラル・シェーア>が発見されたという報告によって急行するが見つからない。実はこの時リアンダー自身がシェーアに誤認されていたのだった。
このほかにもイタリア領東アフリカやフランス領シリア・レバノンへの艦砲射撃を行っている。
1941年12月に日本が参戦、太平洋戦争が始まるとアメリカ・オーストラリア両海軍とともに太平洋戦線に参加する。しばらくは近海哨戒や輸送船の護衛などに当たっていた。
1943年7月、アメリカ巡洋艦が消耗した分を補うためソロモン海域に進出。第36.1任務群に配属される。
7月12日、コロンバンガラ島沖で警戒中の36.1任務群は軽巡<神通>と駆逐艦5隻からなる日本艦隊を発見、戦闘に突入する。
リアンダーを含む任務群主力は探照灯をつけて突撃する神通に砲撃を集中しこれを撃沈するが、その隙に残る駆逐艦が魚雷を発射、そのうちの1本がリアンダーの左舷機関部を直撃する。ダメコンによって何とか自力航行は可能な状態は維持して戦場から離脱する。この時負った損害は大きく、遠くアメリカ本土まで回航されて修理を受けたが、戦争中には終わらなかった。
大戦終結後、リアンダーはイギリスに返還される。1946年10月、アルバニアでコルフ海峡事件に遭遇。
1948年に解役され、1950年にスクラップとして解体された。
リアンダー級軽巡洋艦 | ||
---|---|---|
1 | Leander | ニュージーランド海軍へ貸与"HMNZS Leander" |
2 | Orion | - |
3 | Neptune | - |
4 | Ajax | - |
5 | Achilles | - |
小ネタ
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コメント
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