イギリス Rank IV 軽巡洋艦 HMS Arethusa (26) 1943
概要
ver1.91にて実装されたイギリスの軽巡洋艦。
3隻あるイギリスBR5.0巡洋艦の最後を締めくくる。
艦艇情報(v1.**)
必要経費
必要研究値(RP) | 75,000 |
---|---|
艦艇購入費(SL) | 250,000 |
乗員訓練費(SL) | 72,000 |
エキスパート化(SL) | *** |
エース化(GE) | *** |
エース化無料(RP) | *** |
バックアップ(GE) | *** |
護符(GE) | *** |
BR・報酬・修理
項目 | 【AB/RB/SB】 (初期⇒全改修完了後) |
---|---|
バトルレーティング | 5.0 / 5.0 / 5.0 |
RP倍率 | 368 |
SL倍率 | 210 / 225 / *** |
最大修理費(SL) | 3,530⇒*** / 4,830⇒*** / ***⇒*** |
艦艇性能
項目 | 数値 |
---|---|
【AB/RB&SB】(初期⇒全改修完了後) | |
シタデル装甲 (前/側/甲板)(mm) | 25 / 57 / 25 |
主砲塔装甲 (前/側/後)(mm) | 25 / 25 / 25 |
船体 | 鋼, 19 mm |
上部構造物 | 鋼, 10 mm |
排水量(t) | 6,665 |
最高速度(km/h) | 49⇒*** / ***⇒*** |
乗員数(人) | 623 |
武装
種類 | 名称 | 砲塔 | 搭載基数 | 弾薬数 | 購入費用(SL) |
---|---|---|---|---|---|
主砲 | 6 inch/50 BL Mark XXIII | 連装 | 3 | 1200 | 2 |
副砲 | 4 inch/45 Mark XVI | 連装 | 4 | 1600 | 3 |
対空砲 | 40 mm Bofors L/60 Mark 2 | 四連装 | 2 | 16000 | - |
20 mm Oerlikon Mk.II | 単装 | 5 | 9000 | ||
20 mm Oerlikon Mark V | 連装 | 4 | 14400 |
弾薬*1
艦砲
武装名 | 砲弾名 | 弾種 | 弾頭 重量 (kg) | 爆薬量 (g) | 初速 (m/s) | 信管 遅延 (m) | 貫徹力(mm) | |||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1000 m | 2500 m | 5000 m | 7500 m | 10000 m | 15000 m | |||||||
6 inch*2/50 BL Mark XXIII | 6 inch HE | HE | 50.8 | 3960 | 841 | 0.42 | 37 | |||||
6 inch CPBC | SAPBC | 50.8 | 1870 | 841 | 9 | 224 | 194 | 161 | 139 | 125 | 107 | |
6 inch HE-DF | HE-DF | 50.8 | 3960 | 841 | 0.42 | 37 | ||||||
6 inch HE-VT | HE-VT | 50.8 | 3960 | 841 | 0.42 | 37 |
小口径砲
武装名 | ベルト名 | 弾種 | 弾頭 重量 (kg) | 爆薬量 (g) | 初速 (m/s) | 信管 遅延 (m) | 貫徹力(mm) | |||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
100 m | 1000 m | 2000 m | 3000 m | 4000 m | 5000 m | |||||||
4 inch*3/45 Mark XVI | 4 inch HE | HE | 15.88 | 1550 | 811 | 1 | 20 | |||||
4 inch SAP | SAP | 15.2 | 502 | 805 | 6 | 101 | 86 | 70 | 60 | 54 | 47 | |
4 inch HE-DF | HE-DF | 15.88 | 1550 | 811 | - | 20 | ||||||
4 inch HE-VT | HE-VT | 15.88 | 1550 | 811 | - | 20 |
機銃
武装名 | ベルト名 | ベルト内容 | 貫徹力(mm) | |||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
10m | 100m | 500m | 1000m | 1500m | 2000m | |||
40 mm Bofors L/60 | 規定 | HEFI-T | 4 |
武装名 | ベルト名 | ベルト内容 | 貫徹力(mm) | |||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
10m | 100m | 500m | 1000m | 1500m | 2000m | |||
20 mm Oerlikon SS | 規定 | HEF-T/AP-T | 39 | 36 | 29 | 23 | 20 | 17 |
追加武装*4
分類 | 名称 | 搭載数 | 費用 (SL) | 搭載条件 |
---|---|---|---|---|
魚雷 | 533 mm Mk.V | 6 | 220 | - |
魚雷
名称 | 重量 (kg) | 爆薬量(kg) | 水中最大速度 (km/h) (初期⇒改修) | 射程 (km) (初期⇒改修) |
---|---|---|---|---|
533 mm Mk.V | 1736 | 305 | 74⇒45 | 4.57⇒12.34 |
カモフラージュ
研究ツリー
前艦艇 | HMS Dido |
---|---|
派生艦艇 | - |
次艦艇(右) | HMNZS Leander |
次艦艇(下) | - |
解説
特徴
--加筆求む--
【火力】
主砲は6inch/50 BL Mark XXIIIと次艦艇のリアンダーやサウサンプトンが搭載する主砲と同じものを装備している。
ただし即応弾薬庫を搭載していないので装填速度はリアンダーに比べると2秒ほど遅い。
アップデート1.93により即応弾を使用するリアンダーと同じ装填速度になった。
砲門数は6門、ここから8門(リアンダー)→12門(サウサンプトン)と増えていくので慣れておくといいだろう。
アメリカで修繕や分解修理を受けた1943年当時の兵装であり増設された対空装備は非常に充実している。
副砲として4インチ連装砲4基、20mm機関砲は単装5基に連装4基の合計13門を搭載。
更には4連装ボフォース機関砲2基と他ではあまり見られないような武装も搭載する。
魚雷は射程が短めのMk.V型なので長距離砲戦メインの多い戦いではあまり出番が無い。
【防御】
あまり…と言うよりだいぶ当てにならない。
まず船体を構成する鋼板が19mmと標準的な駆逐艦の船体構成(23mm)より薄く船体区画にダメージが入りやすい。
更に弾薬庫を守るボックス・シタデル型の装甲は上部が25.4mm、下部が76mmとなっている。
弾薬が装甲下部内にだけあれば多少は安心なのだが上部の25.4mm部分にもしっかり弾薬庫が詰まっている。
そのため榴弾でも弾薬庫へ被害が届きやすい、アップデートで破砕片による誘爆確率が下がったとはいえ安心はできない。
【機動性】
軽巡洋艦としては平均的な機動性である。
史実
アリシューザ級軽巡洋艦は、1933年から1937年までに4隻が建造されたイギリス海軍の軽巡洋艦。
艦名のアリシューザはギリシア神話に登場する妖精アレトゥーサに由来しており、姉妹艦の3隻も神話に出てくる妖精や女神の名である。
史実ではリアンダー級の次に開発された軽巡なのだが、艦の大きさ順ということか開発の順番が入れ替わっている。
リアンダー級は有力な軽巡洋艦だったが、船団護衛や植民地警備などに当たるにはやや豪華すぎると判断され、リアンダー級の設計を参考にしつつサイズを小型化した軽巡洋艦が立案された。これがアリシューザ級軽巡洋艦となる。
海外植民地や居留地・根拠地をいくつも持っていた当時のイギリスにとって、これらの防衛に当たる小型巡洋艦は必須であり、個艦性能はある程度の所で妥協しても量産性が重視された。
……が、結局アリシューザ級は4隻で打ち切られ、多任務に対応できる大型軽巡の時代になっていくのだった。(先鞭をつけたのは日本の最上である)
排水量はリアンダー級が7000tクラスだったのに対して約5200tと削減され、主砲は1基減らされ、魚雷も4連装2基から3連装2基と減っている。また装甲も各部少しずつ薄くなっているものの、この時期の軽巡洋艦としては標準的な防御力といえる。
ボイラーもリアンダー級の6基から4基に減らされているが、船体も小型化したため速力や機動性はリアンダー級と同等だった。
艦番号26は1番艦でネームシップの<アリシューザ>である。
1933年1月にチャタム工廠で起工、1935年5月に就役し地中海艦隊に配属され、第二次大戦を迎える。
その後本国艦隊に配置替えとなり、ノルウェー作戦やカレー撤退戦に参加。その後地中海に戻り、H部隊の一員としてメルセルケビール海戦に参加。合間に船団護衛や哨戒に従事しつつビスマルク追撃戦にも参加、終わったと思ったら今度はマルタ島救援作戦に参加と、とにかく忙しなく駆け回った。
1941年の年末、ロフォーテン諸島襲撃作戦(アンクレット作戦)に水上部隊旗艦として参加したが、ドイツ軍機の空襲で至近弾を受け、その上掃海艇と衝突。この損傷のため翌年4月までドック入りとなった。
1942年6月に地中海に戻る。11月、再びマルタ島への輸送作戦(ストーンエイジ作戦)に参加。出撃翌日の11月18日、イタリア軍機の雷撃によって大破、156名が戦死し艦長が重傷を負う。
一時は航行不能に近い状態になったが何とか持ち直し、アレクサンドリアに戻って応急修理を行う。さらにアメリカ・サウスカロライナ州のチャールストン工廠に回航され、改装を兼ねた大修理に入った。
実は1943年の1年間はほぼドックに入りっぱなしで、年末になってようやく本国に帰還する。
対空砲の搭載数から見て、改装で対空装備を強化した後の姿がゲームに実装された姿である。
1944年6月、ようやく戦線に復帰した<アリシューザ>はノルマンディ上陸作戦に参加。
戦艦<ウォースパイト>、<ラミリーズ>、モニター艦<ロバーツ>などとともに最も東側の「ソード・ビーチ」に砲撃を行う。
まだ戦闘が続いていた6月中に国王ジョージ6世がノルマンディ海岸を視察し将兵を慰問したが、この時<アリシューザ>が御召艦として使われた。
1945年1月、再び地中海に展開。その後終戦とともに本国に戻り予備役に編入された。
戦後一時期は装備の試験に使われたほか、ノルウェー海軍に供与するという案も出たが実行されることはなかった。
後継の1万トン越え大型軽巡の中には近代化改装が行われる艦もあったが、小型の<アリシューザ>は発展の余地も少なく、激戦で傷んでいたこともあり1950年に除籍・解体された。
アリシューザ以外の3隻のうち、ガラテイアとペネロピは大戦中にドイツのUボートの雷撃で戦没。4番艦のオーロラは1948年に中華民国に売却されたのち、1949年1月には共産党軍に投降、3月に国民党軍の空襲で大破着底。その後浮揚され1980年代まで作業船や宿泊船・倉庫として使われたのちに解体された。
アリシューザ級軽巡洋艦 | ||
---|---|---|
1 | Arethusa | - |
2 | Galatea | - |
3 | Penelope | - |
4 | Aurora | - |
5 | Minotaur | ※未成艦 |
6 | Polyphemus | ※未成艦 |
小ネタ
--加筆求む--
外部リンク
コメント
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