MIrage 2000-5F

Last-modified: 2024-03-16 (土) 16:42:54

フランス RankVIII ジェット戦闘機 Mirage 2000-5F

Mirage2000-5F_1.jpg

概要

Update 2.27 "La Royale"にて追加された。
Mirage 2000C-S5の改良型
2000CのRDIレーダーから強力なオールアスペクトのRDYレーダーに変更され、マルチロール機になったため対地誘導兵器や空対空ミサイルのMICA IR,EM*1の運用が可能になった。

機体情報(v2.27.0)

必要経費

必要研究値(RP)420,000
機体購入費(SL)1,120,000
乗員訓練費(SL)320,000
エキスパート化(SL)1,120,000
エース化(GE)3,600
エース化無料(RP)1,350,000
バックアップ(GE)160
護符(GE)3,200

BR・報酬・修理

項目【AB/RB/SB】
(初期⇒全改修完了後)
バトルレーティング12.3 / 12.3 / 12.3
RP倍率2.56
SL倍率0.8 / 2.8 / 6
最大修理費(SL)4550⇒*** / 8720⇒15695 / 14360⇒***

機体性能

項目(初期⇒全改修完了後)
【AB/RB&SB】
最高速度(km/h)2237⇒2474 / 2170⇒2351
(高度12000m時)
最高高度(m)16000
旋回時間(秒)***⇒*** / 26.6⇒25.0
上昇速度(m/s)***⇒*** / 146.0⇒195.0
離陸滑走距離(m)750m
離陸推力(kgf)***⇒*** / 5740⇒6200
A/B推力(kgf)***⇒*** / 9230⇒9690
毎秒射撃量(kg/s)31.26kg/s
燃料量(分)min10分 / 20分 / 30分 / max34分
搭乗員(人)1
限界速度(IAS)*** km/h
フラップ破損速度(IAS)(戦闘)*** km/h, (離陸)*** km/h, (着陸)*** km/h
主翼耐久度-***G ~ ***G

レーダー

航空機用レーダー解説ページを開く

分類有無距離
(km)
索敵レーダー19/37/93
測距レーダー×***
追跡レーダー***
火器管制装置***
敵味方識別装置***
捜索中追尾***
レーダー警報装置-

武装

分類名称搭載数装弾数搭載箇所購入費用(SL)
通常/ステルス
機関砲30mm
DEFA 544
2250機首下310/470

弾薬

搭載武装解説ページ(弾薬テンプレート置き場)を開く

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追加武装

凡例
記号意味記号意味
RKTロケットBOM爆弾
AGM対地ミサイルAAM対空ミサイル
GUN機関銃/砲CM対抗手段
MINE機雷TPD魚雷
 
分類名称パイロン
--123456789--
AAMMatra Super 530D×2
11
AAMMatra Super 530F×2
11
AAMMatra R550 Magic2×2
11
BOMSAMP Mk.82 250 Anakeye×10111121111
BOM500lb×10111121111
BOM250kg Type 25×9111111111
BOM250kg Type 25 200×9111111111
GBMPGL 500111
GBMPGL 20001
GBMDAMOCLES targeting pod,GBU-24 PavewayIII11
GBMDAMOCLES targeting pod,BGL-100011
GBMDAMOCLES targeting pod,GBU-12 Paveway II×511211
GBMDAMOCLES targeting pod,GBU-16 Paveway II11
RKTSNEB type23 ×721111
AGMAS-30L Nord×2, DAMOCLES targeting pod111
GPD30mm DEFA 544 cannon ×21


爆弾

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ロケット

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ミサイル

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魚雷

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ガンポッド

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機雷

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機体改良

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Tier名称必要量(RP)購入費(SL)購入費(GE)
I胴体修理*********
ラジエーター
**mm弾薬ベルト
**mm銃座用弾薬ベルト
IIコンプレッサー*********
機体
新しい**mm機関銃
新しい**mm銃座用機関銃
III主翼修理*********
エンジン
**mm弾薬ベルト
爆弾懸架装置
IVインジェクター交換*********
**オクタン燃料使用
カバー交換
新しい**mm機関砲
ロケット懸架装置

カモフラージュ

クリックで表示
△△△
[添付]
条件-
説明標準カモフラージュ
"Corse" Camouflage
Corse.jpg
条件プレイヤー820キル、または200GE
説明EC 3/11 "コルス"所属 創立70周年を記念した特別塗装機 "コルシカン・シャーク・ワン"
"Vieux Charles" Camouflage
Vieux_Charles.jpg
条件200GE
説明EC 1/2 "シゴーニュ"所属 ジョルジュ・ギンヌメール大尉没後100年記念の特別塗装機

研究ツリー

前機体Mirage 2000C-S5
派生機体
次機体
 

解説

特徴

2000Cとの外見の差異はレドームのピトー管の有無以外ほとんど変化は無い。
マルチロール機となったため、ターゲティングポッドと共にレーザー誘導等の精密誘導兵器が搭載できるようになっており高い高度からでも狙った地上の目標を撃破する事が可能になった。
レーダーもRDYに変更しPD HDNモードの他にオールアスペクトPDも追加され索敵距離も伸びたので捕捉性能は向上した。
他にも胴体下パイロンにCC630ガンポッドを搭載できるようになったので固定武装の30mmDEFA機関砲による弾切れの心配は減った。

立ち回り

【アーケードバトル】
--加筆求む--

 

【リアリスティックバトル】

ミサイルとレーダー

本機は現時点でかなりミサイルの搭載数が制限されており最大でも短距離IRミサイルの"Magic 2"を4発、もしくは最大2発の中距離SARHミサイル"Super 530D"しか使用できないため
現在実装されている第4世代機の中でもかなり少ない方。

中でもSARHミサイルの"Super 530D"は重量やシーカーの問題で、"AIM-7スパロー"や"R-27アラモ"等の中距離ミサイルと比較すると有効射程距離および追尾性能が劣っているため使用はあまりお勧めしない。ただし射程はDFスパローやSkyflash等と比べれば長く、炸薬量も多いので離れた敵とも交戦したい場合持っていくのも良いだろう。

一方で短距離IRミサイルの"Magic 2"はver2.29からIRCCMが付与されたためフレア耐性が向上した*2

レーダーのRDYはTWS HDNモード*3があるためレーダーロックせずとも敵機を追跡でき、前任の2000Cとは違いオールアスペクトPDの追加により後方からのレーダーロックも可能になった。
最大探知距離は150kmでありF-16CのAPG68(V)7レーダーより早く敵機を見つけることが可能*4

機体本体の性能は比較的軽量なのでドッグファイトは出来る方なのだが、デルタ翼によるエネ保持の悪さやあまり良くないエンジン推力のため他の同世代機との長期戦は勝率が低い。
だがエネ保持の悪さと軽快さはワンサークル時の場合相手より先に機首を向けれることが多いため、短時間のドッグファイトで決着をつけれる熟練パイロットならF-16等の機体に勝てる可能性は十分ある。
前述したようにエンジン推力について微妙であると言ったがA/B時の燃費は他の同世代機に比べとても良く、地表付近でも最高速度1,480km/h程なら空中分解せずに飛べるので一撃離脱メインでも戦える機体である。

メインで使うであろう短射程IRAAMの"Magic2"はver2.31の中間アップデートにより全体的なパフォーマンスが向上したので中国のPL-5シリーズのような使用感に変わった。以前までは敵の後方を取りある程度近づいたらMagicを発射することでしか殆どキルを取れなかったが射程が伸びたことにより高高度からの不意打ちなどが非常に当たるようになったため取れる戦法も多くなった。

だが総評して現時点のこの機体は機体性能および搭載量でかなり微妙な部類にはなってしまうので空RBで戦うならMICAミサイルが実装されるまでは余りオススメしない。

 

【シミュレーターバトル】
--加筆求む--

史実

迎撃戦闘機として作られたミラージュ2000だったがライバル機であったF-16の多用途化に伴いダッソー社もそれに追従するようにミラージュのマルチロール化に踏み切った。
90年代後半からフランスで運用開始された本機は様々なアビオニクスと共にレーダーもRDYに更新されており索敵能力が向上した他、グラスコックピットに変更され対地攻撃能力も強化された。
ギリシャにはMirage 2000-5 Mk.2があり、これは更にアビオニクスが強化されておりタレス製"統合型対抗手段システム(ICMS)"の最新版やRDY-2レーダーが搭載されている。

似たタイプで2000-9が存在するがこれはアラブ首長国連邦(UAE)に売られたタイプであり2000-5 Mk.2より近代化改修が施されている。
主に電子戦メインの改修ではあるが、フランスの4.5世代機であるラファールに搭載されている"EMTI"コンピュータに更新され
自己防衛システムも前述のICMSからイタリアのIMEWSに変更されている。
レーダーはRDY-2だがこれは"ブラック・シャヒーン(SCALP-EG巡航ミサイルのUAE専用バージョン)"の使用や通常の空対地任務、エグゾセ対艦ミサイルによる空対艦任務が可能である。
なおフランス空軍の2000-5Fは精密誘導兵器の使用例が無い為、ゲーム内では上記の他国仕様機の例を元に空対地兵装を揃えている。
Mirage_2000-5_Mk.2.jpg Mirage_2000-9.jpg
ギリシャのMirage 2000-5 Mk.2 & UAEのMirage 2000-9

小ネタ

元々輸出のみの予定だったMirage 2000-5だが4.5世代機の開発が遅れていたこともあり、フランスは自国で運用していたMirage 2000C-S5の大多数を2000-5相当にアップグレードすることを決め、運用開始されたのがMirage 2000-5F。

フランス希望の星 MICAミサイル

80年代にフランスはマトラ製"マジック2(短距離IRミサイル)"と"シュペル530(中距離SARHミサイル)"の両方を置き換えるため、シーカーの取り換えだけで両方の空対空任務に対応できるミサイルを開発することを決定し90年代に入り完成したのが"MICA*5"である。これは西側ヨーロッパの開発したミサイルで初となる推力偏向ノズルが備わっており近距離戦でも優れた命中精度を誇っていた。
前述の通りマジックとシュペル530を置き換える目的で作られた為、このミサイルは二種類のバリエーションが存在し赤外線誘導の"MICA-IR"そして撃ちっ放しが可能なレーダー誘導方式であるARHの"MICA-EM"が存在する。
ラファールMに取り付けられたMICA-IR

" MICA-IR "はLOAL(発射後ロックオン)が可能な画像赤外線誘導のミサイルで、オフボアサイト能力もあるためHMDとの連動により顔を動かすだけでロックオン可能になっている。
そして特筆すべき点としてこのミサイルはモードをいくつか持っておりその一つとして挙げられるのがデータリンクによる誘導であり、ある程度敵機と接近するまで発射母機からの事前情報で誘導され最終的にはミサイル本体に搭載されたシーカーのロックオンによって目標を撃墜可能な点である。(これは後述する-EMでも使用できる)
そして" MICA-EM "はアクティブレーダーホーミング(ARH)ミサイルで内部に搭載されているレーダーによって誘導されるタイプ。
シーカーはKuバンドのタレス社製"AD-4A"アクティブ電磁シーカーを搭載しており、このレーダーの捕捉範囲に到達するまでは母機からの誘導が必要。

ミサイル本体はIR-EM共に共通であるためシーカー部を取り換えるだけで使用が可能なため整備性はかなり良くなっている。
また本体は偏向推力と空力制御面で優れているので操縦性が高く、また空気抵抗が少ない形状の為射程は60~80km程と言われている。
標準的なARHミサイルであるAIM-120"AMRAAM"*6等と比較すると全長および重量は小さく*7、発射場所を選ばないが短距離、中距離AAMの共通化による弊害でBVRミサイルとしては射程は短くなってしまった。

なお次世代型としてMICA-NGが開発されており、部品はITAR規制の影響を受ける可能性のある米国製部品を一切使わずに進めIR-EM双方のシーカーを更新、電子部品の小型化に伴うスペースの空きを利用し推進剤の増量およびブースターを変更するというものである。これにより従来のMICAで問題だった推力不足に伴う有効射程距離の短さと最大G荷重減少*8による命中率の低下を抑えられるようになる。

外部リンク

 

WarThunder公式英語Wiki

 

WTフォーラム・データシート

 

公式Devログ

 

DMM公式紹介ページ

 

インターネット百科事典ウィキペディア

 

コメント

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*1 Ver 2.27時点ではMICAではなくMagic2とSuper 530のみしか使用できない2024年3月のdevサーバーにてARHのMICA-EMがテストされた
*2 アップデートVer2.31.1.37の更新によってMagicの全体的な性能向上があったため、射程が以前より伸び4~6km以上離れた敵でも場合によって命中する可能性が上がった。
*3 実際はオールアスペクトTWSも使えるはずなのだが現状実装されていない
*4 ただしMiG-29やF-16と比較するとテイルオン時の捕捉能力等は低い
*5 "Missile d'Interception, de Combat et d'Auto-défense" 要撃、戦闘および自衛用ミサイル
*6 AIM-120[全長3.65m,重量153kg]、R-77[全長3.6m,重量175kg]、Meteor[全長3.65m,重量185kg]
*7 MICA[全長3.1m,重量112kg]
*8 十分な速度がある場合最大50Gの旋回が可能だが、エネルギーを確保できなくなる終端は最大30G程まで減少してしまう。