目次
アイクについて
「ファイアーエムブレム 蒼炎の軌跡」の主人公で、FEシリーズ初となる平民出身の主人公である。
無愛想だが父譲りで義理人情に篤く、媚び諂う事を良しとせず、筋をキッチリ通す度量の大きい熱血漢。
種族や身分の差など気にも留めない性分で、誰であろうと敬語を使わず対等目線であり、
その表裏の無さと真っ直ぐさ故に多くの者を惹きつけ、一目置かれる存在となっている。
しかし如何なる場であっても自分の意見を正直に述べてしまう為、空気の読めない失言をしてしまう事も。
ただ流石にベグニオンで国際問題を起こしかけてからは反省したのか、公的な事情を考慮し、相手の理解に努める様になった。
戦いに対し妥協しないタイプで、修行でも対人戦でも手を抜く事は無い。
ガリアの獣戦士モゥディの影響により、無用な戦いを避ける為に出来るだけ対話する様心掛けているが、
あくまで敵として立ちはだかる相手には容赦せず、殺す事も仕方ないとしている。
また性格故か正面突破に拘っており、相手がどんな手段を使おうとも、敢えて正面から力で迎え撃とうとする。
更に強者を求める武人気質も持ち合わせているが、それと同時に戦闘狂の気もあり、
父を目の前で討った相手が生存していたと知った時は悲しみも憎しみも無くただ狂喜し、
「あれ程の男ともう一度戦えると考えただけで喜びで手が震えて止まらなかった」と告白している。
この様に猪突猛進な面はあるものの、団長としての立場と責任は理解しており、
仲間の意見を聞き入れた上で最善の選択をするという知的な面も見せている。
ちなみに肉料理が最も好きなせいか、帯端に漢字の「肉」を横に並べた柄があしらわれている。
また体格が人間離れしているらしく、仲間からはその風貌に驚かれ、敵将には悉く半獣扱いされている。
そして最終的にはアイク自身も面倒臭くなったのか、それを認めてしまった様である。
スマブラでは上記の設定通り、相手を豪快に吹っ飛ばす重量級パワータイプとなっている。
流石にスピードと発生は遅いものの、FE勢特有のリーチと範囲は失っていない。
前作Xでは特に横スマッシュの威力が完全にぶっ飛んでいたが、今作forでは流石に調整された。
発売当時は完全な弱キャラだったが、それを受けてかアップデートの度に徐々に強化されていった。
少なくとも、最下層だの自ら攻める方法が無いだの言われていた初期の面影は既に微塵も残っていないといえる
(但し自分から攻めるのは相手が短リーチの時だけ得意という微妙な状況ではあるが)。
現在のアイクはガノンと並ぶ初心者キラーと呼ばれており、特にコロコロ回避に頼り切りの相手や、
猪突猛進な攻めしか出来ない相手にスマブラの厳しさを教える師となっている。
とはいえ、現在のキャラランクは中堅下~弱上位とやや低め。
リーチ・範囲・判定が非常に強力で、それを潜る方法の無い低性能キャラが相手ならかなりのPS差があっても一方的にいたぶる事が出来るが、
その凶悪な剣の壁の奥には数々の弱点がある為、それを潜れる高性能キャラが相手だと一気にPSを問われる状況になってしまう。
最大の問題点は自分のほぼ上位互換性能であるクラウドがいるという事である。
持続の長さを活かせないなら差別化はほぼ不可と考えてよい。
声優は萩道彦が担当(但しXの使い回しだが)。
主な代表作
※赤文字はこのページのファイターの初登場作品。
- ファイアーエムブレム 蒼炎の軌跡(2005年4月20日)
- ファイアーエムブレム 暁の女神(2007年2月22日)
出現条件
初めから使用可能
カラーバリエーション
- (赤)ノーマル・暁の女神
- (黄)グレイル
- (赤)敵ユニットの色 または ゼルギウス
- (青)聖戦の系譜 シグルド
- (葉)ジョフレ
- (紫)一般兵のような配色
- (黒)漆黒の騎士
- (白)覚醒 クロム
概要
キャラタイプ
重量級/パワータイプ/乱闘向け
典型的な重量級パワータイプ。
Xの時の異常な吹っ飛ばしこそ無いが、あらゆる部分がパワー満載という特長は健在。
スピードはあまり無いため、当然ながら飛び道具にはマルスやルキナ以上に弱い。
だが抜群のパワーに、FE剣士特有のリーチと範囲がそれを補う。
隙が大きいのでインファイトとガーキャンに弱いが、抜群のリーチと範囲があるので対処は充分可能。
更に持続にも優れるので回避には滅法強く、コロコロを乱用する者をフルボッコに出来る。
基本性能
火力 | 単発ダメージと基礎DPS | ★★★★★★★★★☆ | S |
---|---|---|---|
フィニッシュ力 | フィニッシュまでの時間、し易さ、リスク | ★★★★★★☆☆☆☆ | A |
地上スピード | 地上での全体的な機動力 | ★★★★☆☆☆☆☆☆ | C |
空中スピード | 空中での全体的な機動力 | ★★★★★★☆☆☆☆ | A |
回転率 | 発生の早さと隙の小ささ | ★★★☆☆☆☆☆☆☆ | D |
リーチ | 技が届く距離 | ★★★★★★★★☆☆ | S |
突破力 | 判定をメインに発生とリーチを加えた打ち勝ち易さ | ★★★★★★★★☆☆ | S |
ジャンプ | ジャンプの合計高度 | ★★★☆☆☆☆☆☆☆ | D |
重さ | 純粋な吹っ飛び耐性 | ★★★★★★★☆☆☆ | A+ |
防御力 | 重さに加え、着地狩り耐性やコンボ耐性など | ★★★☆☆☆☆☆☆☆ | D |
復帰力 | 復帰距離と復帰阻止耐性 | ★★★☆☆☆☆☆☆☆ | D |
生粋の重量級パワータイプ。
他の重量級パワータイプと違い、強キャラにも充分当てられるレベルの命中性能を持つという決定的な利点がある。
また弱キャラに理不尽な被弾を強いる技も幾つかある為、重量級パワータイプの中では非常に恵まれていると言える。
但し他の重量級パワータイプと比べればだが、早期フィニッシュ性能は比較的劣る(高い事には変わりないが)。
総合的に見るとスピードさえ補えれば何とでもなるレベルなので、そこに注目してみよう。
使いやすさ&使いこなしやすさ
使いやすさ | 使いこなしやすさ |
---|---|
★★★☆☆ | ★★★☆☆ |
長所/短所
長所
- あらゆる面において攻撃力が非常に高い
- リーチと範囲に優れ、剣士故に判定は圧倒的
- パワーの割にコンボ力が高め
- カウンター持ち
短所
- スピードと発生が遅い
- 真横か垂直にしか復帰ができず、阻止されやすい
- スピードが無いのに飛び道具も無い
前作から及びアップデートによる変更点
前作から
- 体重が増加した。
- 剣のリーチが若干短くなった。
- つかみのリーチが短くなった。
- 前作では上下スマッシュ・全ての空中攻撃に相殺判定が無かったが、今作ではこれらに相殺判定がついた。
- 下強攻撃の出がかなり早くなったが、先端のメテオはなくなった。
- 空中ニュートラル攻撃の全体動作が短くなった。
- 空中前攻撃の終わり際の攻撃判定が無くなった。
- 通常必殺ワザと最後の切りふだの炎の色が赤から蒼になった。
- 横必殺ワザの「居合い斬り」の斬りつけが発動した場合、一定時間の間はしりもち落下にはならなくなった。
- 上必殺ワザの「天空」の動作中、背面ではガケつかまりできなくなった。
Ver.1.0.4
- 弱攻撃3段目の攻撃判定の発生が早くなった。
- 横強攻撃の後隙が減った。
- 下強攻撃
- ダメージが増えた。
- ベクトルが高くなった。
- ふっとばし力が変わった。
- 攻撃判定のサイズが小さくなった。
- 剣の先端の攻撃判定の位置が後ろに移動した。
- 下スマッシュ攻撃のふっとばしベクトルが低くなった。
- 前空中攻撃
- 攻撃判定が大きくなった。
- モーションが速くなった。
- 後空中攻撃のダメージが増えた。
- 下空中攻撃
- 攻撃判定のサイズが大きくなった。
- 剣の先端の攻撃判定の位置が上に移動した。
- 剣の根元(アイクの足)の攻撃判定の位置が下に移動した。
- 下必殺ワザを歩行・走行中の特定のタイミングで使用すると滑る現象が起きなくなった。
Ver.1.0.5
- 必殺ワザ2「進天空」をゲームスピードが1/4のときに使用すると攻撃判定が複数発生する現象が無くなった。
Ver.1.0.6
- 下必殺ワザ「カウンター」の吹っ飛ばし力が大幅に上がった。
Ver.1.0.8
- 弱攻撃の2段目への派生が素早くなり3段目の攻撃判定が見た目通りになった。
- ダッシュ攻撃の発生と動作が高速化、ダメージと吹っ飛し力が大幅に増加した。
- 横強攻撃の発生と動作が高速化、ダメージが一律12.5%になった
- 空中ニュートラル攻撃の着地隙が軽減した。
- 空中前攻撃の発生が高速化、着地隙軽減、攻撃範囲が拡大した。
- 空中上攻撃の着地隙が軽減された。
- 空中下攻撃の着地隙が軽減された。
Ver.1.1.0
- 空中上攻撃のR影響値が低下し、R付加値が上昇した。
(固定吹っ飛ばしが上昇したが、蓄積ダメージに伴う吹っ飛ばし上昇量が低下した) - 下投げの打撃判定の位置が前に移動した。
Ver.1.1.1
- 通常必殺ワザ2
- 溜め無しのダメージが増えた。
- 攻撃判定の持続が2F長くなった。
- 攻撃後のモーションが早くなった。これにより後隙が4F減った。
- 最大溜め空中発動時の上昇量が2倍近く増した。
- 通常必殺ワザ3
- 前方の攻撃判定のサイズが大きくなった。
- 最大溜めの後方の攻撃判定のサイズが大きくなった。
- 前方の攻撃判定の持続が3F長くなった。
- 後方の攻撃判定の持続が2F短くなった。
- 下必殺ワザ3
- リアクション影響値が減った。
- リアクション付加値が増えた。
弱・強攻撃
弱攻撃 殴打~蹴り上げ~振り下ろし
ダメージ | 発生F | 属性 | ベクトル | 吹っ飛ばし |
---|---|---|---|---|
3%→3%→5% | 4F F F | 267% |
特筆すべき強引さを誇り、相手が一定以下の性能の場合、
まるで相手の攻撃判定を消しているかの様に打ち勝てる。
1段目から読み合いをする事も可能であり、剣士キャラとしては持ってはならないレベルの性能。
またそれを除いてもアイクにとって貴重な高速発生技なので大変重宝する。
横強攻撃 振り抜き
ダメージ | 発生F | 属性 | ベクトル | 吹っ飛ばし |
---|---|---|---|---|
12.5% | 13F | → | 145% |
アップデートでどこを当てても12.5%ダメージ(=ふっとばしも減少)になったが、発生がかなり早くなった。
リーチがかなり長く、先端を意識すれば反確もほぼない優秀な技。崖際なら早期撃墜も狙えるパワーなので、フィニッシュに重宝する。
上強攻撃 叩き上げ
ダメージ | 発生F | 属性 | ベクトル | 吹っ飛ばし |
---|---|---|---|---|
10~14% | 11F | ↑ | 112% |
スマッシュ並の威力とダメージを誇る。発生は遅いが対空としても優秀。
下強攻撃 斬り払い
ダメージ | 発生F | 属性 | ベクトル | 吹っ飛ばし |
---|---|---|---|---|
8% | 7F | ↑ | 219% |
床を滑らせるように剣を振る。アイクの技の中では出がかなり早い方。
相手を浮かすので空前や空上か入る為、低めの威力はむしろ長所である。
スマッシュ攻撃
横スマッシュ攻撃 叩き割り
ダメージ | 発生F | 属性 | ベクトル | 吹っ飛ばし |
---|---|---|---|---|
17~22% | 31F | → | 80% |
力任せに剣を降り下ろす。ぬうぅぅぅぅん!!
超強力を超えて異常と言わざるを得ない破壊力を持つ。今作のスマブラしか知らない人には、「これで前作から弱体化した」なんて到底信じて貰えないだろう。
見た目通りリーチ、範囲、判定が非常に優秀で、その範囲により真上から来た相手を返り討ちなんて事も。
但し発生は遅く、隙も性能から見れば良好だが単純に見れば大きく、相手の反確性能が低い場合を除き、まずスマッシュで返される。
実用的なフィニッシュ技が山程ある関係でこれに頼る必要がないので、タイマンではギャンブルを楽しむ程度の存在か。
しかし乱闘ではその破壊力を発揮し放題。ぶっぱではなく、混戦地帯の少し外側から放つ漁夫の利戦法が有効。
上スマッシュ攻撃 叩き下ろし
ダメージ | 発生F | 属性 | ベクトル | 吹っ飛ばし |
---|---|---|---|---|
10~17% | 25F | ↑ | 97% |
広範囲に剣を振り上げる。隙は他のスマッシュに比べればまだマシなので、乱闘では周囲一帯の相手を清掃、タイマンではDAに並ぶ鬼の着地狩りとなる。
下スマッシュ攻撃 振り払い
ダメージ | 発生F | 属性 | ベクトル | 吹っ飛ばし |
---|---|---|---|---|
8~17% | 13F | 137% |
剣で前→後を薙ぎ払う。アイクにしてはリーチと威力が少々控え目(それでも充分高い)だが、コロコロ回避を簡単に潰す、スマブラでも指折りの甘え殺しとなっている。
弱攻撃を1段目だけ当ててからの下スマッシュが弱1段目ヒット時の着地硬直により当てやすい。
空中攻撃
通常空中攻撃 斬り回し
ダメージ | 発生F | 着地隙 | 属性 | ベクトル | 吹っ飛ばし |
---|---|---|---|---|---|
6~9% | 12F | 14F | ↑ | 175% |
剣をゆっくりと一回転させる。
360度判定で持続も長い非常に強力な技で、着地狩り、追撃、フィニッシュにも使える。
前空中攻撃 斬り下ろし
ダメージ | 発生F | 着地隙 | 属性 | ベクトル | 吹っ飛ばし |
---|---|---|---|---|---|
12% | 12F | 18F | → | 146% |
前方に剣を降り下ろす。見た目通り範囲が凄まじい。
下投げからのコンボに加え、リーチを生かして強引に攻撃することも。
後空中攻撃 振り向き斬り
ダメージ | 発生F | 着地隙 | 属性 | ベクトル | 吹っ飛ばし |
---|---|---|---|---|---|
14% | 7F | 19F | ← | 124% |
振り向いて薙ぎ払う。判定は狭いが隙が小さく威力も凄まじい。
上空中攻撃 振り回し
ダメージ | 発生F | 着地隙 | 属性 | ベクトル | 吹っ飛ばし |
---|---|---|---|---|---|
11% | 13F | 15F | ↑ | 125% |
頭上で剣を横に振り回す。
横に振り回すので剣士の割にリーチは短めだが、横範囲は広い。
威力と持続が抜群で、届く距離なら無理矢理絡め取って強烈に吹っ飛ばす。中%時は下投げからこれで。
下空中攻撃 叩き落とし
ダメージ | 発生F | 着地隙 | 属性 | ベクトル | 吹っ飛ばし |
---|---|---|---|---|---|
15% | 16F | 23F | ↓ | 178% |
剣を下に叩きつける。剣の先端にメテオがあるが、メテオにならなくても充分強い。
その他の攻撃
ダッシュ攻撃 斬り上げ
ダメージ | 発生F | 属性 | ベクトル | 吹っ飛ばし |
---|---|---|---|---|
10~14% | 15F | ↗ | 147% |
踏み込みながら前方を斬り上げる。
発生と隙は悪いがそれ以外は軒並み強力で、着地狩りに使うことで地獄を見せつける。
つかみ
発生F |
---|
(通常)7F (ダッシュ)10F (振り向き)11F |
相手の胸倉を掴む。アイクの技の中では早めの発生で、判定が広い優秀なつかみ。特にダッシュつかみは相手と1キャラ分距離が空いていてもつかめる程に踏み込んで吸い込む。その範囲の広さを活かしての回避狩りは強力。
つかみ打撃 つかみ頭突き
ダメージ | 発生F | 属性 |
---|---|---|
3% | 5F |
ダメージの割には動作が速い。
前投げ 蹴り
ダメージ | 発生F | 属性 | ベクトル | 吹っ飛ばし |
---|---|---|---|---|
3%→4% | 7F | 投げ | → | 300%以上 |
すぐ投げる上に隙も小さいので低%ならDAや弱に繋がることも。
後投げ 後ろ蹴り
ダメージ | 発生F | 属性 | ベクトル | 吹っ飛ばし |
---|---|---|---|---|
3%→4% | 22F | 投げ | ← | 300%以上 |
前投げがそのまま後ろになったような性能。崖に出したい時に。相手が低%~中%時で相手が崖を背負っている場合は、横BやDAで追撃しやすい。
上投げ 突き上げ
ダメージ | 発生F | 属性 | ベクトル | 吹っ飛ばし |
---|---|---|---|---|
3%→4% | 28F | 投げ | ↑ | 300%以上 |
上B、空前、空上等が入る。高パーセンテージ時は下投げよりもふっとばし力の低いこちらのほうが追撃しやすい。
下投げ 膝蹴り
ダメージ | 発生F | 属性 | ベクトル | 吹っ飛ばし |
---|---|---|---|---|
3%→4% | 40F | 投げ | ↑ | 187% |
サドンデスではこれ。序盤はコンボ始動技。アイクの投げでもとりわけ優秀な技で、読み合いの生命線。これから空上や空N、上強や上スマの択は単純にして強力。着地狩りに優れるアイクとはとても相性がよい。
起き上がり・ガケのぼり
あおむけ
ダメージ | ベクトル | 吹っ飛ばし |
---|---|---|
7% | ↗︎ | 300%以上 |
うつぶせ
ダメージ | ベクトル | 吹っ飛ばし |
---|---|---|
7% | ↗︎ | 300%以上 |
ガケのぼり
ダメージ | ベクトル | 吹っ飛ばし |
---|---|---|
7% | ↗︎ | × |
しりもち
ダメージ | ベクトル | 吹っ飛ばし |
---|---|---|
5% | ↗︎ | × |
必殺ワザ
通常必殺ワザ 噴火
ダメージ | 発生F | 属性 | ベクトル | 吹っ飛ばし |
---|---|---|---|---|
10% | 30~239F | 炎 | ↑ | 152% |
剣を地面に突き立て、剣先から炎を噴出させる。
溜める事で威力と範囲が上がるが、最大まで溜めると発動時に10%のダメージを受けてしまう。
最大近くまで溜めると、あのプリンのはたくですら可愛く感じる程の真空判定が発生する為、
溜められる状況であれば理不尽な命中を強いる事が出来る。
特に上方向の真空判定は異常すら通り越しており、何度見ても理解出来ない程の高さまで判定がある。
これを活かした崖際で待ち構えての噴火(通称:崖噴火)は有名な復帰阻止法である。
横必殺ワザ 居合い斬り
ダメージ | 発生F | 属性 | ベクトル | 吹っ飛ばし |
---|---|---|---|---|
6% | 12F | → | 252% |
真横へ突進し、相手の近くまで来ると斬り付ける。溜める事で威力と移動距離が上がる。
ダッシュより速いが、相手にガードや回避をされると反確な為、基本的に移動・復帰用である。
上必殺ワザ 天空
ダメージ | 発生F | 属性 | ベクトル | 吹っ飛ばし |
---|---|---|---|---|
6%→2%→1%×3→3%→6% | 18F | ↗ | 261% |
剣を真上に放り投げ、その後跳び上がって剣を掴んで連続回転斬り。最後に急降下しつつ叩き斬る。
ファイナルカッター系の技だが色々な部分が違う為、使える場面が全く違う。
但し崖つかまりメテオと道連れが出来る点はファイナルカッターと同じである。
出だしにSAが付くことで相手を強引に打ち上げて攻撃という芸当も可。低%時には下投げから繋がる。
ちなみに攻撃判定を飛ばしてから上昇する為、待たれた時の復帰阻止耐性はファイナルカッターより上だが、
上昇までに掛かる時間だけはファイナルカッターより長い為、裏に回られると耐性がカッターに並んでしまう。
下必殺ワザ カウンター
ダメージ | 発生F | 属性 | ベクトル | 吹っ飛ばし |
---|---|---|---|---|
10~50%(相手のワザのダメージの1.2倍) | 9F | ↗ | 変動する。 |
剣を構えると共に発光。この時つかみ系とガード不可系以外の攻撃を受けると無敵になりつつ反撃する。
威力は受けた攻撃の1.2倍で、下限は10%。
マルスやルキナより高威力な分微妙に出が遅い為、マルスやルキナと違い多少相手を選ぶ面がある。
最後の切りふだ 大天空
ダメージ | 属性 | ベクトル | 吹っ飛ばし |
---|---|---|---|
50~60% | ↑ | 21% |
剣を振り上げ、当たった相手をロックしてステージ中央上空へと移動させる。
その後、相手の横まで跳び上がった後に乱舞を叩き込み、最後に急降下しつつ叩き斬り、着地と同時に吹っ飛ばす。
最初の一撃は攻撃範囲が広めであり、充分な発生、当たった相手全員をロック、凄まじい威力と極めて強力。
特に相手が密集した所に当たれば、その試合は優勝したも同然。
但しフィニッシュのタイミングがバレバレな為、横取りの危険性も全切りふだ中トップクラス。フォックスのブラスターやベヨネッタのバレットアーツは特に注意が必要。
基本的な動かし方
立ち回り
コンボ・連携
下投げ→空中上攻撃(低%時)
下投げ→上B→DAor前強or空前
DAと前強は地上or低%、空前は復帰阻止で
フィニッシュ
- 各種スマッシュ
- 各種空A
- NB
- 横強
- 上強
- DA
復帰
- 横必殺技
- 上必殺技
斜めに復帰できないのが痛い。
サドンデス
動きが遅く飛び道具も無いのでサドンデスはかなり苦手だが、
長リーチ武器判定がある分サドンデス苦手組の中ではかなりマシな方。
歩きとSJでラインを詰め、弱、横強、下投げで決める。
相手がアイクを苦手とするキャラなら空Nと空前も選択肢に入る。
苦手な相手について
鈍足+長身なので、弾幕系はやはり大の苦手。
リーチと範囲は抜群なので、ライン攻めに成功すれば道が見えない事も無い。粘り強く行こう。
スピードキャラも嫌な相手だが、リーチ・範囲・判定・持続があるので弾幕系よりは遥かにマシ。
アイクは弱が非常に優秀なので、牽制の壁で押し込むイメージで行こう。
後は発生の遅いキャラ(と連携タイプ)共通の弱点であるカウンター持ちも苦手。
特に復帰時の天空を返され易いのが厳しい(ファイナルカッター系では一番マシだが)。
こちらは上昇の位置を調整し、カウンターに捕らえられない様に工夫しよう。
苦手なキャラは以下のキャラ達。
むらびと、Tリンク、パックマン、ロックマン、ダックハント、ロボット、サムス、ルフレ
前述のとおり弾幕系がくると地獄確定である。
コツコツライン攻めするしかないが、出が速い突進技がなく移動スピードも遅いアイクではそれもキツイ。
この中でも設置型飛道具持ちのロボット・ダックハント・むらびとはシャレにならない。
ライン攻めどころかまともに動くことすらできないので圧倒的不利。
ソニック、ピカチュウ、フォックス、ゼロサム、ディディー、シーク、マック、メタナイト、ファルコン
スピード系も勿論苦手。何もかも後出しでこちらを完封できてしまうので、こちらは常に不利すぎる読み合いをしなければならない。
この中でもソニックはほぼ詰みで、ラッキーヒットに期待するしかない。
他は通常時なら慎重に攻めれば渡り合う事も不可能ではない(マックとファルコン以外飛び道具で差を付けられるが)問題なのは着地・復帰・崖上がり時で、よほど相手の手が読めない限りほぼノーリスクで狩られてしまうのが痛い。
マルス、ルキナ、ロイ、クラウド、シュルク、カムイ、リンク
剣士系+アイクより速いキャラ達。
特にマルキナ・ロイ・クラウドはスピード差が大きいため天敵といっても良い。
クラウド・カムイは飛道具も厄介。性能は並か並以下だが、アイクにとっては充分厄介な技である。
幸い持続はこちらのが優秀でダメージ差から判定もこちらのが僅かに優位なのでそれを活かすと良い。
リンクはスピード差こそ少ないが弾幕も加わるので厄介。
こいつらよりも最悪の相性がクラウドであり、自分のほぼ上位互換キャラであることから詰みと言える。
デデデ
ゴルドーが厄介。アイクは判定は強いが出が遅いため対応しにくい。
加えて復帰力が低いアイクにとって真横ベクトルの下スマがくると中傷程度でも復帰できないことがあるので要注意。
ミュウツー、ルカリオ
全距離高火力型(ルカリオは特殊だが)。
アイクが相手だと遠距離から一方的に撃ち込まれてしまう。
ミュウツーは地上スピードが抜群な上、空中でも一気に動いてしまうので捉えるのは困難。
ただ突破力だけならこちらの方が上なので、より突破力に差を付けられる空中をメインに攻めたい。
ルカリオはなるべく重傷になる前にしとめたいが、はっけいや波動弾によるイジメに慣れないと無理。
マリオ、ドクターマリオ、ピット、ブラピ、ゲッコウガ
リーチと判定は明らかにこちらの方が上だが、攻撃の隙間に潜り込まれると発生差で畳み込まれる。
また、全員優秀な飛び道具を持つ為、リーチと判定の差に持ち込む前の段階でも苦労だらけ。
しかし何より厄介なのは天空系絶対殺すマンで有名な押し出し系の技の存在。
同じ天空系でも、カービィは長めの最大復帰距離で遠くに飛ばされない限り手はある。
アイクは彼らのいる位置より一定以下まで下がる(横Bが復帰に使えなくなる)と上Bが必須になる為、
飛ばされ方次第では復帰行動に移る前に押し出しが確定同然になるという最悪の事態になる事も。
対アイク
取り敢えず安易な回避、特に回り込みを狙ったり回避合戦を仕掛けるのは厳禁。
基本はシールドで防ぎ、攻撃の隙を狙って行きたい。
リーチと反確性能が充分あれば、アイクはかなり攻めあぐねるはずだ。
ただリーチとノックバックの関係上、相手が間抜けで無い限りこちらの反確性能が低いと反撃は望めない。
しかもアイクには弱という超性能の追い返しがある為、上手く飛び込めても強引に引き剥がされてしまう事にも注意。
演出
入場
魔法陣から登場。
アピール
上
剣を持ち、気合いを溜める動作をする。
横
剣を掲げ、「覚悟しろ」と言い放つ。
下
剣を地面に突き刺し、「フッ」と笑う。
フィナーレ
勝利BGM
「ファイアーエムブレム暗黒竜と光の剣」の「ファイアーエムブレム」の1フレーズ
ポーズ1
剣を素振りして、担ぐ。
「守るべき物の為に、戦うだけだ」
ポーズ2
剣を地面に刺し、腕組み。
「手加減してやるほど、俺は甘くはない」
ポーズ3
天空を放つ。
「ふっはっ」
敗北ポーズ
拍手を送る。