フォックス

Last-modified: 2023-12-05 (火) 08:50:32

目次

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フォックスについて

screen-4.jpg

スターフォックスの若きリーダーで、フルネームはフォックス・マクラウド。
フォックスの名の通り狐の姿をしているが、スマブラでは段々柴犬の様になってきている。
狐だからフォックスという名前…なのでは無く、伏見稲荷大社の地元にあった少年野球チーム「稲荷フォックス」が由来である。

正義感が強く、非常に真面目で仲間想いで曲がった事が大嫌いという典型的な主人公タイプ。
但し真面目であると同時に生真面目でもあるらしく、少々融通が利かず、仲間と衝突する事もある。
更に女性の扱いが苦手という面もあるなど、本当に主人公な性格をしている。
 
スマブラでは初代からの皆勤賞で、スピードキャラの代名詞でもある。
更に言うとあらゆる所で万能であるクラウドと特例的なリトル・マックを除き、2人しかいないパワータイプなスピードキャラでもある。
しかももう片方のパワータイプなスピードキャラであるファルコンと違い、技の発生も全体的にスピードキャラ的であると、攻撃面では本当に隙が無い。
その代償としてかなり軽いのだが、パワーとスピードがそれを補って余りある為、シリーズ4作中、「X」以外の3作において強キャラの立ち位置にいるというとんでもないキャラである。
但し色々な意味で速過ぎる為、初心者では完全に振り回されてしまうのは間違いないだろう。

尚、ファルコンはパラメーターの時点でパワータイプなのだが、フォックスはパラメーター「だけで言えば」パワータイプという訳では無い。
フォックスがパワータイプとされるのは、動きと発生のダブルスピードによる火力とフィニッシュ力の高さが理由である。
 
今作forでもその特徴は健在。
高速な動きから来る撹乱やコンボに長けており、強力な上スマッシュがあるなど、相変わらずの強さである。
但し初心者を振り回す点も健在なので、操作は落ち着いて行いたい。
また体が極めて軽い為、特にフォックスに慣れていないと走り回っているうちに事故を起こしてそのまま決着なんて事も。
キャラランクは強上位だが、軽さと速さから来る暴れ馬の様な性質を持つ為、
その性能故に勝つという意味では楽な部類だが、真価の発揮という意味ではかなりの玄人向けである。
 
声優は前作Xと同じく野島健治が担当。スマッシュアピールの収録に伴い、声は全て新録である。

主な代表作

赤文字はこのページのファイターの初登場作品。

  • スターフォックス(1993年2月21日)
  • スターフォックス64(1997年4月27日)
  • スターフォックスアドベンチャー(2002年9月27日)

出現条件

初めから使用可能

カラーバリエーション

  • (白)ノーマル
  • (黒)
  • (赤)
  • (緑)
  • (橙)
  • (白)
  • (黄)
  • (紫)毛の色はウルフに若干近い

概要

キャラタイプ

超軽量級/スピード・パワータイプ/タイマン向け

リーチと重さ以外の欠点をスピードでカバーできる、極めて強力なキャラ。
ほぼ全ての技が殆どの面で恵まれている上、スピードにリフレクターと弾幕対策もバッチリ。
また飛び道具がガン待ち潰しとして非常に有用であり、
総合的に弾幕キャラ特有の待ちを常に潰せる点も非常に魅力的。
複数の相手を次々撃墜する事も可能だが、これは単にフォックスが色々と速過ぎるだけであり、
事故率を抑えるという意味でもタイマン向けと考えるのが普通であろう。
彼の性能の高さ故につい甘えてしまいがちだが、
他の甘えを持つキャラと違い、甘え過ぎると剣士などの突破力に優れたキャラに事故を起こされる事も。
フォックスを使うというのは、ある意味自分がアフォックス間抜けでないかどうかのテストであると言えよう。

基本性能

火力単発ダメージと基礎DPS★★★★★★★★☆☆S
フィニッシュ力フィニッシュまでの時間、し易さ、リスク★★★★★★★★☆☆S
地上スピード地上での全体的な機動力★★★★★★★★★★S++
空中スピード空中での全体的な機動力★★★★☆☆☆☆☆☆C
回転率発生の早さと隙の小ささ★★★★★★★★★☆S+
リーチ技が届く距離★★★☆☆☆☆☆☆☆D
突破力判定をメインに発生とリーチを加えた打ち勝ち易さ★★★★★★☆☆☆☆A
ジャンプジャンプの合計高度★★★★★☆☆☆☆☆B
重さ純粋な吹っ飛び耐性★☆☆☆☆☆☆☆☆☆F
防御力重さに加え、着地狩り耐性やコンボ耐性など★★★☆☆☆☆☆☆☆D
復帰力復帰距離と復帰阻止耐性★★★★★☆☆☆☆☆B

特殊性能

  • 三角飛び

使いやすさ&使いこなしやすさ

使いやすさ使いこなしやすさ
★★★☆☆★★☆☆☆

長所/短所

長所

  • 機動力が非常に高い
  • ステージの構造上高い機動力を活かせて差し込める為、事実上の攻撃力が高い
  • 技の出が速い
  • ガン待ち崩しにもってこいの飛び道具に加えて、最強クラスの反射技も持つ
  • 復帰距離が非常に長い

短所

  • 横スマッシュ攻撃以外のリーチが短い
  • 体がとても軽く、機敏過ぎる事もあって慣れていないと事故を起こし易い
  • 復帰ワザが読まれやすい上に判定も弱いので妨害を受けやすい
  • 素のコンボ耐性が低く、落下速度が速いため、お手玉系のコンボが大の苦手

前作から及びアップデートによる変更点

前作から


  • 弱攻撃百烈の「ラピッドキック」にフィニッシュが追加された。
  • 上強攻撃が連続で繋がりにくくなった。
  • 空中前攻撃のダメージ量が激減。前作の約1/3ほどに低下した。
  • 空中下攻撃のヒット後の追撃がしにくくなった。
  • ブラスター(通常必殺ワザ1)発射後の隙を着地でキャンセルできなくなった。前作で有効だった二連ブラスターや近距離戦の合間に撃つことが実質不可能になった。ショートジャンプからの二連射自体は可能。
  • フォックスイリュージョン(横必殺ワザ1)が尻餅落下にならなくなった。続けてファイアフォックス(上必殺ワザ1)による復帰が可能。
  • フォックスイリュージョン(横必殺ワザ1)の追加入力で移動距離を調節(短く)できる仕様が削除された。
  • リフレクター(下必殺ワザ1)の硬直が増加。

Ver.1.1.0


  • 弱攻撃
    • 1、2段目の吹っ飛ばしが増えた。
    • ベクトルが根元は低く、先端は高くなった。
    • 百裂攻撃の何かが変わったことにより、割り込まれにくくなった。
  • 下必殺ワザ 攻撃判定の持続が長くなった。
    • 攻撃判定が大きくなった。

Ver.1.1.1


・下投げのブラスターの弾のダメージと数が変わった 2%+2%+2%+3% → 1.5%+1.5%+1.5%+1.5%+1%(合計ダメージと吹っ飛ばしは変わっていない)

弱、強攻撃

弱攻撃 ジャブ~ストレート~ラピッドキック~ラピッドフィニッシュ

ダメージ発生F属性ベクトル吹っ飛ばし
2%→1%→0.7%・・・→2%2F F F297%

発生2Fの百裂攻撃。二段目で止めることでつかみが確定する。
百裂はやや抜けられやすいので基本はフィニッシュに繋げるのがよい。

横強攻撃 フォックスウィップ 

ダメージ発生F属性ベクトル吹っ飛ばし
6%6F274%

蹴りを放つ。
リーチはあまり優れておらずあまり吹っ飛ばさないが、逆にコンボパーツの一つになる場合がある。
確定帯は狭く難易度が高いが、滑り反転横強裏当て→上スマという芸当も可能。

上強攻撃 フリップキック

ダメージ発生F属性ベクトル吹っ飛ばし
5~9%3F251%

後方の相手を打ち上げるお手玉技。
ピカチュウに匹敵、あるいは凌駕する凄まじいお手玉強制力を持ち、超軽量級すら重量級をお手玉するかの様に何度もお手玉出来るが、相手が少しずつ外側にずれていくのでTANIステから出せるかどうかで火力に大きな差が生まれる。
中%程で当てると多くの空中攻撃がコンボになり、高%では2択を迫れる。対空技として優秀な為、咄嗟に出せるようになると強い。

下強攻撃 フォックステイル

ダメージ発生F属性ベクトル吹っ飛ばし
6~8%7F232%

尻尾で軽く浮かせる。
当てた場合は空上が繋がる%帯が存在するが、用途が上強と被りがちで使われにくい。

スマッシュ攻撃

横スマッシュ攻撃 レッグショット

ダメージ発生F属性ベクトル吹っ飛ばし
11~14%(最大溜めで1.4倍)13F134%

前に跳び込みながら浴びせ蹴りを放つ。
威力は低いが物凄く踏み込むのでリーチは結構長い。
その見た目ゆえにリーチがかなり長いと思いがちだが、実はエフェクトに判定が無い為、実際のリーチはカービィの横スマとほぼ同じ。
中距離からの奇襲に使えるが、ダッシュから出せる上に威力も高い上スマに隠れがち。
また踏み込み型なだけに喰らい判定ごと進む為、強判定の技には潰される事も。
ちなみに攻撃判定より更に大きく進む為、踏み込み型横スマの中では被ガード時のリスクが明らかに小さい。
但しあくまで「踏み込み型横スマの中では」な為、どこでガードされても余裕という意味では無い。

上スマッシュ攻撃 サマーソルトキック

ダメージ発生F属性ベクトル吹っ飛ばし
11~16%(最大溜めで1.4倍)8F106%

スマブラでのフォックスを象徴する技。
高いDPS発生機が凄まじいスピードで突っ込んで来た後
発生8Fのフィニッシュ技が凄まじいスピードで突っ込んで来る」。
フォックスが事実上のパワータイプ(かつ強キャラ)とされる理由。その象徴こそがこの技である。

単純な威力だけで言えば他の軽量級の上スマにもこれに並ぶものは幾つかある。
しかし使い勝手も含めた事実上の攻撃性能において、これを超える上スマを持つ軽量級は存在しない
(むしろ軽量級どころか全キャラ中でも間違いなく最強クラスの技である)。
ただし、後隙は長くガードからもれなく反確なのでその点には注意。

下スマッシュ攻撃 グラウンドキック

ダメージ発生F属性ベクトル吹っ飛ばし
12~14%(最大溜めで1.4倍)6F153%

地面と水平に開脚して前後同時に蹴る。
リーチは短いが出が非常に早く、ほぼ真横に飛ばせる使い勝手の良い技。
ベクトルの関係上崖際では非常に強力。また纏わりつかれた時の追い払いにも有効。
両足は無敵で、ボム兵を無傷で爆破できる程には広い。

空中攻撃

通常空中攻撃 フォックスキック

ダメージ発生F着地隙属性ベクトル吹っ飛ばし
6~9%4F11F218%

空中で前方にキックを繰り出す。
出が早く持続も長い為、あらゆる状況で活躍する。
相手が110%程度であれば持続当てから上スマが狙える。
但し判定はそんなに強くはないので、密着時以外のときは気を付けること。

前空中攻撃 トルネードシャフト

ダメージ発生F着地隙属性ベクトル吹っ飛ばし
2%→1%→0.6%→0.8%→3%7F27F256%

空中で横回転しながらキックを5連続で繰り出す。
非常に強いオートリンクを持つ為、適当に当ててもほぼ確実に全段繋がる。
またこのオートリンクの強さを利用し、最終段を当てない様にする事で疑似メテオも可能。更に3、4段目で外せば踏み付けまで確定し、更に下に落とせる。

後空中攻撃 リバーススピンキック

ダメージ発生F着地隙属性ベクトル吹っ飛ばし
13%9F15F155%

後ろ方向に回し蹴り。シンプルでそれなりに高威力な技。
持続がこのタイプにありがちな2Fより1F長い3Fであり、
フォックス自体のスピード(=1F辺りの移動距離)も加わるので有効範囲はこのタイプにしてはかなり広い。
ただし、技全体の硬直は決して無視できるものではなく、フォックス自身の落下速度の関係上、入力ミスをすると事故死する可能性もある。

上空中攻撃 テイル&レッグ

ダメージ発生F着地隙属性ベクトル吹っ飛ばし
5%→11%9F22F129%

空中で宙返りし、上へ尻尾とキックの2段攻撃を放つ。
フィニッシュ技として非常に優秀だが、尻尾で怯ませて当てるタイプなので適当に出しても安定しない。

下空中攻撃 エアドリル

ダメージ発生F着地隙属性ベクトル吹っ飛ばし
1%×6→3%5F25F276%

体を回転させて、下方向に攻撃をする。
出が非常に早い上、低%では掴み、高%では上スマが繋がる極めて強力な技。
繋がるダメージ帯は基本的にフィニッシュ圏内に入ってからなので、隙あらば狙っていきたい。

その他の攻撃

ダッシュ攻撃 ジャンプサイドキック

ダメージ発生F属性ベクトル吹っ飛ばし
4~6%4F250%

発生4Fで上ベクトル、後隙も少なめと単体としても使い勝手の良い技だが、フォックスのスピードと合わせてより強力な技と化している。
相手のキャラ性能次第では咎められる事が更に少なくなる為、その場合はより強力な攻め手となる。

つかみ

発生F
(通常)6F (ダッシュ)10F (振り向き)11F

つかみ打撃 つかみ二―バット

ダメージ発生F属性
1.2%2F

ダメージが低い代わりに結構連発できる。3~4発位入れておこう。

前投げ スマッシュエルボー

ダメージ発生F属性ベクトル吹っ飛ばし
4%→3%12F投げ297%

ベクトルはそこそこ良いので、崖外に追い出しやすい。

後投げ クローズレンジブラスターH

ダメージ発生F属性ベクトル吹っ飛ばし
2%→2%×310F投げ300%以上

後ろに放り投げてブラスターで追撃。
相手にフランクリンバッジがあると追撃が当たらない。

上投げ クローズレンジブラスターV

ダメージ発生F属性ベクトル吹っ飛ばし
2%→2%×37F投げ289%

上に投げてからブラスター。
こちらはバッジ付の相手に使うと途中で判定が消える。

下投げ クローズレンジブラスターダウン

ダメージ発生F属性ベクトル吹っ飛ばし
1→1.5%×434F投げ300%以上

地面にに叩きつけてブラスターで追撃。
バッジ持ちの相手にはブラスターが全部帰ってくる為ダメージはわずか1%。

起き上がり・ガケのぼり

あおむけ

ダメージベクトル吹っ飛ばし
7%↗︎300%以上

うつぶせ

ダメージベクトル吹っ飛ばし
7%↗︎300%以上

ガケのぼり

ダメージベクトル吹っ飛ばし
7%↗︎×

しりもち

ダメージベクトル吹っ飛ばし
5%↗︎×

必殺ワザ

通常必殺ワザ ブラスター

ダメージ発生F属性ベクトル吹っ飛ばし
1.4~3%11F×

連射力が極めて高いノーリアクション系飛び道具。
リフレクターと合わせる事で、ガン待ちキャラや攻め能力が低い相手にも攻めを強制させる事が出来る。
但し相手の待ちを封じる待ちは出来るが、ガン待ち自体が出来る訳では無いので撃つのに夢中にならない様に。
乱闘では非戦闘地帯から撃ちまくることで撃墜の横取りが狙える数少ない技。

横必殺ワザ フォックスイリュージョン

ダメージ発生F属性ベクトル吹っ飛ばし
3%21F254%

一瞬停止した後、真横に瞬間移動しつつ真上に撥ね飛ばす。奇襲や復帰ルート増加が主な用途。
無敵にならないどころか判定が極めて弱い(攻撃判定は残像のみで、先行している本体には無い)為、
長リーチや強判定を持つ相手に置き技をされると大変な事に。使う場合は相手と状況を良く見よう。

上必殺ワザ ファイアフォックス

ダメージ発生F属性ベクトル吹っ飛ばし
2%×7→14%20F169%

少し溜めた後、炎を纏いつつ突撃する。溜め中に方向入力をしておく事でその方向に突撃出来る。
移動距離が長い為、復帰として心強い。
ただし発生が復帰ワザにしては極めて遅く、突進中の判定がとてつもなく弱い(最悪だとマックの空下さえ相打ちになる)。相手が復帰阻止できる状況では好ましい選択とは言えない。
そのため上からの攻撃には細心の注意を払うべし。特に崖噴火や崖ボウリングには要注意。

下必殺ワザ リフレクター 

ダメージ発生F属性ベクトル吹っ飛ばし
2%6F電撃×

飛び道具を1.4倍にして跳ね返すバリアを張る。出始めに横ベクトルの攻撃判定がある。
フォックスが強キャラと言われる理由の1つでもある優秀な反射技。
入力し続ける限りバリアが出続けるのが魅力だが、解除時の隙が大きめなので近距離ではリスクを伴う。反射時にはガードキャンセルと同じくジャンプまたは回避でキャンセル可能。

最後の切りふだ ランドマスター

ダメージ属性ベクトル吹っ飛ばし
%%

画面上方へ跳び上がった後、一定時間ランドマスターに乗った状態となる技。
跳び上がっている時にも攻撃判定がある。
AかBで砲撃、左右で走行、左右弾きで反転、下弾きでローリング、
ジャンプでホバー飛行(入力持続で飛び続ける)。反転とローリングは地上でのみ可能。
移動中はランドマスターの横と下に攻撃判定が出る。
発動中は無敵な上、上の撃墜ラインを無視出来る為、
轢かれたり砲撃されるのを嫌って上に乗った相手をまとめて始末する事も可能。
但し無視出来る撃墜ラインは上だけなので、横に行き過ぎたり下に落ちたりするとアウト。

非常に巨大な上、まとめて片付ける能力が高いので上手く行けば大量破壊兵器の如き活躍が出来る。
特に終点の様な逃げ場の無いステージでは本当にどうしようもない。
但し巨大な事が災いして入り組んだ所に逃げられると手が出せない事もあるので、その時は諦めた方が早い。

基本的な動かし方

立ち回り

コンボ・連携

  • 上強お手玉
  • 下投げ→空前or反転空後
    内側へのずらしは空前、外側へのずらしには反転空後が安定する。
  • 空N持続当てor空下LF当て→ダッシュ上スマ
    キャラによって安定する%がかなり変動するが、フィニッシュが出来る点は変わらない。

フィニッシュ

  • 横スマ
    踏み込み型であり、奇襲性能が高く反撃を貰いやすい。
    その為、ダッシュ投げと絡めるなどの工夫を加えた方が良い。
  • 上スマ
    主に空N、空下からの確定コンボに使う。
    単体でも有効だが、後隙が大きく信頼に足る性能では無い。
  • 空上
    対空だと使いにくいが、上強、上投げなどで浮かせると割と安全に使える。
  • 空後
    横ベクトルで発生も早く、場内でも復帰阻止でも活躍する。
    コンボには組み込みにくいが、高%の相手への牽制に使っておくと相手にとっては結構厄介。

復帰

  • 空中ジャンプ→フォックスイリュージョン(→ファイアフォックス)
    どちらも移動距離が長く復帰しやすい上、彼自身のスピードもあって相手は狙いを付け難い。
    しかし判定がとにかく弱いの一言で、置き技には滅法弱い。
    空中でリフレクターを使えば落下タイミングをずらせることもできる。
    大きく吹っ飛ばされた場合はフォックスイリュージョン→空中ジャンプ→ファイアフォックスで。

サドンデス

苦手な相手について

圧倒的スピードによる押し付けと高火力、対飛び道具対策としては最強クラスの性能であるリフレクターを持つため、明確に不利な相手は少ない。
分が悪いのは、お手玉系のコンボをもつキャラ同じスピードキャラでなおかつ軽量級でないキャラが相手となった場合。
前述はフォックスの落下速度の速さによるコンボの入りやすさと素のコンボ耐性の低さが、後述はほぼ互角の戦いになるので軽いフォックスは根負けしやすいのが理由である。
また、飛び道具で怯まないので下手に使うと相手のチャンスになるのも痛いところ。
以上のことから、苦手キャラを挙げるとすれば以下のキャラ。

ソニック、ディディーコング、クラウド、キャプテン・ファルコン

ソニック、ディディーコング、クラウド、キャプテン・ファルコン
前述のスピードキャラ+非軽量級トリオ。
このうちソニック以外はリーチ、クラウドとファルコンには攻撃面で不利、更にクラウドにいたっては判定も負けているので厄介。
ディディーとクラウド、ファルコンは復帰妨害が有効なのでこの3体はさっさと場外に出してしまうとよい。
ソニックはふっとばしは抑えめなのでコツコツ攻めるとよい。

ベヨネッタ

ベヨネッタ
ご存知の通りベヨネッタは全キャラ屈指のコンボキャラであり、その脅威はフォックスであっても例外ではない。更にリーチ・判定でも負けている上にベヨネッタは復帰阻止の鬼であり、フォックスの軽さと復帰面の脆さも相まって、早期撃墜されることは珍しくない。
しかし、ベヨネッタ自身も素の機動力とコンボ耐性は高くなく、フォックスほどではないが軽いため、ベヨネッタ側からしてみてもフォックスの地上スピード・コンボ力・フィニッシュ力は脅威なのである。

リュウ、シーク、ピカチュウ、マリオ、ルイージ、カービィ

リュウ、シーク、ピカチュウ、マリオ、ルイージ、カービィ
お手玉系コンボ持ち。
通常のコンボならともかくお手玉コンボには滅法弱い為にダメージレースではほぼ負ける。
この中でもリュウとマリオはフィニッシュ力まで高く(リュウは特殊)、リュウ以外は3F系でコンボ耐性も高いと分が悪い。
おまけにマリオはマントで横B復帰を妨害してくる。正に天敵。

シークとピカチュウは軽いのでコツコツ攻めるのが○。
リュウとマリオ兄弟は復帰阻止しよう。マリオには逆メテオに注意。
 
問題なのはカービィ
スピード、発生、(一部除く)判定の圧倒的な差や、直接でも空下からコンボでも行ける上スマなど、基本性能では圧倒的にカービィを上回っている。
にもかかわらず、フォックスの場合は番外編に入っていない。何故か。

その理由だが、

  • お互い超軽量級で、吹っ飛び耐性こそ違えど重さが全く同じ
    • またこちらのスピードが早過ぎる為、こちらの突撃に合わせて長リーチである横スマを合わせられると危険
  • カービィの投げ連携、上投げバースト
    • インファイトでは投げを貰いやすく、混戦に持ち込まれると絶対安全とはいかなくなる
  • 序盤で上強や空下を喰らうと落下速度の関係上しつこい位お手玉される
    • フォックスの上強もカービィ相手であってもかなり入れられるが、そんなレベルではない位入れられる
  • もし上Bで復帰しなければならなくなった場合、多段ジャンプと絡めた空下の待ち構えを潜り抜けるのが非常に困難
  • ブラスターはしゃがんで回避される為、逆に待たれる

等々、カービィの特徴がフォックスの特徴に嫌というほど噛み合ってしまっている
特にコンボ耐性の面においては、一度引っかかってしまうと最大で50%前後ものダメージを稼がれてしまう

総じて本作屈指のダイヤブレイカーであり、「圧倒的な基本性能の差で押す」という常識が全く通じない相手と言えるだろう。

ピーチ

ピーチ
スピードでは有利だが、フォックスに対し復帰阻止を狩りやすいと言われているカード。
細かく言うと横必殺ワザ・下方向からの上必殺ワザに対しどれだけリスクを付けられるかであり、いずれもリスクを付けられるキャラは苦手でもある。
ピーチの場合、横Bには浮遊から通常空中攻撃、下からの上Bには浮遊から間合い調整し前空中やキノピオガードも可能とリターンを取られやすい。

復帰阻止の展開を作らせないこと自体はどう考えてもほぼ不可能なので、出来れば最悪の展開だけは何としても避けるようにしたい。例えば…

  • 空中ジャンプせずに横Bしたら、相手の空Nでまた外に飛ばされた
  • 空中ジャンプを使ってしまった状態で下からファイアフォックスしたら撃墜された

などパターンはあって、当然下から上Bは最悪なのでどうせまた出されても空Nを喰らった方がマシと横Bを使う…と言った考え方も大事。
特にフォックスに対する最大リターンを取られないように意識しておく必要はある。それ以外はそこまで強くないのでうまく立ち回ろう。

番外編:ネス

番外編:ネス
性能なら兎も角、フォックスに対して明確な強みを持っていることから相手のPS次第では戦うのが嫌な相手でもある。

一回浮かされてからの空中攻撃による暴れで、フォックス側にとってはコンボが困難。
ダッシュ攻撃を当てたくらいでは確定リターンが無く、着地狩りの読み合いに移行することがほとんど。
更にお互い短リーチなのだが、逆に言えばネスの弱みのリーチの短さをフォックスはかなり突きにくいということでもある。
フォックスはインファイトキャラの一人である以上、集中力を切らさずネスの強い空中攻撃&投げと勝負しなければならない。

差し合いに関してはやはり地上でのダッシュ速度の差からフォックスが有利。またネスは復帰が弱いのだが、フォックスはPKサンダーにリフレクターを当てる(ネス自身でも飛び道具でも可)事で復帰阻止が出来る。もちろん体当たりには気を付けよう。
よって兎に角相手に触れられないように、小さく細かく技を積み重ねていける根性があれば勝利は十分見込めるだろう。

番外編:クッパ

番外編:クッパ
スピード差等により有利がつくはずだったが、ご存知の通りクッパは最重量キャラである。そしてフォックスはカービィやピカチュウと同じ重さである(吹っ飛び耐性は違うが)。
そのため、クッパの耐えてワンチャンに他のキャラ以上にやられやすく、スピードキャラの中で簡単には有利を付けることはできない。
また、クッパの攻撃には長リーチ無敵が多いので安易に近づくと判定で潰されることもしばしば。
密着してインファイトを仕掛けよう。百裂などの弱い攻撃はクッパ相手には隙晒しとなるので注意。

演出

入場

アーウィンから降りてくる。

アピール

炎をまとい、「いくぞ!」

ブラスターを投げてキャッチする。

「かかってこい!」と煽る。
短く押す事で惑星コーネリアやライラットクルーズでスマッシュアピールあり。

フィナーレ

勝利BGM

「スターフォックス64」メインテーマの1フレーズ。

ポーズ1

ブラスターを回転させながらホルダーにしまう。
「こちらフォックス、これより帰還する」

  • 対ファルコで勝利すると、「まだまだだな、ファルコ」となる。

ポーズ2

腕組みをし、そっぽを向く様な仕草をする。

ポーズ3

サムスの下アピの様に銃を構えて、「作戦完了!」

敗北ポーズ

背を向けて拍手を送る。

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