目次
ピカチュウについて
ポケットモンスターシリーズの第1作目「ポケットモンスター赤・緑」から登場。
高さ0.4m、重さ6.0kg。でんきタイプのねずみポケモンで、全国図鑑のナンバーは025。
頬の赤い丸は電気袋で、ピンチのときにはその電気袋から溜め込んだ電気を放電するという。
また弱った仲間のピカチュウに電気を流して元気を分けたり、硬い木の実を電気で焼いて柔らかくしたりと、
ピカチュウにとって電気は切っても切れない存在となっている。
モチーフはゴールデンハムスターで、日本側の要請により全世界で名前がピカチュウに統一されている。
アニメで主人公サトシの相棒となった事により大ブレイクし、今ではポケモンの象徴となっている。
ポケモンを一切知らなくともピカチュウだけは知っているという人は多いだろう。
但し原作ではあくまでポケモンの一種に過ぎず、扱いの優遇こそ凄まじいものの、
強さにおいてはでんきだまというアイテムを除けば特に優遇はされていない。
スマブラではマリオ、カービィ、リンクと並ぶスマブラ4大看板の1人。
64では最強キャラとして君臨していた(但し64は一発逆転要素が強かった為、Xメタナイトの様な一強要素は薄い)。
その後の作品では弱体化がなされたが、シリーズ通して弱キャラという地位には就いた事は無く、安定して強めなキャラ。
キャラランクは「強下位」。
今作でも相変わらずのスピード系キャラで、飛び道具の優れた牽制能力も健在。
単発のパワーこそ平凡、あるいはやや低めといった感じだが、コンボからの火力が高く、フィニッシュ技もそこそこ持つ。
上Bの軌道や操作感はやや複雑だが、そこにさえ慣れてしまえば全体的に強キャラとして充分な強さを発揮出来ると言えるだろう。
唯一の弱点は体の軽さ。中量級以上の強キャラが相手の場合、押し負ける可能性が出て来てしまう。
そこはトリッキーな戦い方が出来る点を駆使し、翻弄して押し返そう。それが出来るポテンシャルは充分ある。
カービィやゲーム&ウォッチほどではないがしゃがみ姿勢が低いので打点が高い攻撃をスカせることがある。
今作の強キャラは打点が高めなキャラが多いのでピカチュウは意外と動きやすい。
ちなみにデザインは初代の時から「その時代でのイメージ」を元にしており、
初代では丸みを帯びたデザインだったが、今作ではスリムで体のラインがはっきりしている(ほとんどのキャラで言える事ではあるが)。
声優は御馴染みの大谷育江が担当(Xの使い回し)。
リザードンなどのリアル寄りの鳴き声を持つポケモンを除き、
日本版と海外版が同じ声優である数少ないポケモンの一体であるのは流石看板ポケモンと言った所である。
主な代表作
※赤文字はこのページのファイターの初登場作品。
- ポケットモンスター 赤・緑(1996年2月27日)
- ポケットモンスター ピカチュウ(1998年9月12日)
- ポケットモンスター X・Y (2013年10月12日)
出現条件
初めから使用可能
カラーバリエーション
すれちがい伝説における色の区分けは全て黄。
- 装飾無し
- 『ファイアレッド・リーフグリーン』の男主人公(レッド)の帽子
- 『エメラルド』の男主人公(ユウキ)のバンダナ
- かいパンやろうのゴーグル
- 『ハートゴールド・ソウルシルバー』の男主人公(ヒビキ)の帽子
- スマブラ64・DXを意識したパーティ帽子
- こだわりハチマキ
- 『X・Y』の男主人公(カルム)の帽子
キャラタイプ
超軽量級/スピード・トリッキータイプ/両刀
- タイマンの場合
- 乱闘の場合
基本性能
火力 | 単発ダメージと基礎DPS | ★★★★★★★☆☆☆ | A+ |
---|---|---|---|
フィニッシュ力 | フィニッシュまでの時間、し易さ、リスク | ★★★★★★☆☆☆☆ | A |
地上スピード | 地上での全体的な機動力 | ★★★★★★★★☆☆ | S |
空中スピード | 空中での全体的な機動力 | ★★★☆☆☆☆☆☆☆ | D |
回転率 | 発生の早さと隙の小ささ | ★★★★★★★☆☆☆ | A+ |
リーチ | 技が届く距離 | ★★★☆☆☆☆☆☆☆ | D |
突破力 | 判定をメインに発生とリーチを加えた打ち勝ち易さ | ★★★★★★★★☆☆ | S |
ジャンプ | ジャンプの合計高度 | ★★★★★☆☆☆☆☆ | B |
重さ | 純粋な吹っ飛び耐性 | ★☆☆☆☆☆☆☆☆☆ | F |
防御力 | 重さに加え、着地狩り耐性やコンボ耐性など | ★★★★★★★☆☆☆ | A+ |
復帰力 | 復帰距離と復帰阻止耐性 | ★★★★★★★★★☆ | S+ |
特殊性能
- しゃがみ歩き
- 三角飛び
使いやすさ&使いこなしやすさ
使いやすさ | 使いこなしやすさ |
---|---|
★★☆☆☆ | ★★★★☆ |
長所/短所
長所
- 動きが全体的に速い
- 技のバリエーションが非常に豊富
- 電気や尻尾を使った攻撃の判定が強い
- 空中攻撃の発生が一部を除きかなり早い
- 飛び道具が優秀で用途も幅広い
- 復帰力が高い
- 上Bを使いこなせばトリッキーな戦い方も出来る
短所
- 純粋な攻撃力はあまり高くない
- 直接撃墜出来る技は当て難い
- リーチが短い
- メイン復帰技の上Bには慣れが必要
- 体がとても軽く、吹っ飛び易い
前作から及びアップデートによる変更点
前作から
- ダッシュ攻撃の吹っ飛ばし力が大幅に増した。
- 上スマッシュ攻撃の吹っ飛ばし力が増した。
- 下スマッシュ攻撃 吹っ飛ばしベクトルが下がり、後隙が増した。
- 下投げの吹っ飛ばし力が大きく増した。
- 通常必殺ワザ「でんげき」 空中版が壁に当たった時の電気の走る方向が、前作では角度によって上か下どちらかになったのが、今作では必ず上に向かうようになった。
- 横必殺ワザ「ロケットずつき」 突進中にピカチュウの全身に青色の電気のようなエフェクトがついた。
- 上必殺ワザ「でんこうせっか」 吹っ飛ばし力が増した。特に2段目が大きく増し、前作では999%でもあまりふっとばさなかったものが、今作では300%あれば十分に撃墜できるほどになった。
- 終わり際に接地しているときにジャンプ入力をすると空中ジャンプができる現象が無くなった。
- 下必殺ワザ「かみなり」 雲の発生する高度が下がった。
- 雷の出始めがメテオになり、放電部分に繋がるようになった。
- 放電の吹っ飛ばし力が下がり、判定の持続が短くなった。
- 最後の切りふだ
- 地形をすり抜けなくなった。
- 移動速度が低下した。
- 大きく動かした時の移動のブレが大幅に減った。
- 攻撃判定のある大きな球の先に小さな球が現れるようになった。
Ver.1.0.4
- 横スマッシュ攻撃の吹っ飛ばしが増えた。
- 横必殺ワザ1の吹っ飛ばしが増えた。
- 下必殺ワザ1、3の放電部分の吹っ飛ばしが増えた。
Ver.1.0.6
- 崖つかまりをしたときの硬直が長くなり、他のキャラと同じになった。
Ver.1.1.0
- 通常必殺ワザ2「でんじは」のベクトルが変わった。 これにより、でんじはからでんじはに繋げるコンボと、でんじはから踏み台ダウン連に繋げるコンボができなくなった。
弱、強攻撃
弱攻撃 ずつき
ダメージ | 発生F | 属性 | ベクトル | 吹っ飛ばし |
---|---|---|---|---|
1% | 2F | → | × |
1段のみな上、百裂並の速度で連射出来る。ダウン連対応技。
百裂派生しないのでヒット確認が出来なくても安全というのが特長。
但し流石に振りっぱなしでいると、押し出し切った相手から反撃を喰らう。
横強攻撃 りょうあしげり
ダメージ | 発生F | 属性 | ベクトル | 吹っ飛ばし |
---|---|---|---|---|
8~10% | 6F | → | 207% |
リーチと後隙に優れる。シフト可能。
回転率は高くないが、発生が早く準フィニッシュとして使用出来る。
上強攻撃 しっぽアタック
ダメージ | 発生F | 属性 | ベクトル | 吹っ飛ばし |
---|---|---|---|---|
5% | 7F | ↑ | 217% |
範囲が非常に広い上、ダメージコンボの起点にもフィニッシュコンボの起点にもなる強力な技。
またフォックス並のお手玉強制力を持ち、相手が超軽量級でもガンガンお手玉出来る。
下強攻撃 あしばらい
ダメージ | 発生F | 属性 | ベクトル | 吹っ飛ばし |
---|---|---|---|---|
6% | 7F | → | 300%以上 |
しゃがみながら尻尾を回し、足下をすくう様に攻撃する。
横強以上のリーチ、高い連発力、先端当てだと安全、高い転倒率というあらゆる所が高水準の技。
転倒からコンボが可能なのもあって、地上での牽制には最適な技。
スマッシュ攻撃
横スマッシュ攻撃 ショートでんげき
ダメージ | 発生F | 属性 | ベクトル | 吹っ飛ばし |
---|---|---|---|---|
15~18%(最大溜めで1.4倍) | 15F | 電撃 | → | 113% |
長リーチ、武器判定、長持続、高威力、特大ダメージ、非常に小さい隙、という至れり尽くせりな技。
唯一の弱点は出が遅めな事だが、武器判定とかなり小さい隙があるので出てしまえばもう安全。
ほぼ全てにおいて高水準で、距離さえ有れば牽制兼フィニッシュ技として安全に使えるスマッシュ技となっている。
但し様々な長所が重なる事で圧倒的な安全性を発揮している技なので、
相手が長所に真っ向から対抗出来るキャラである程、長所が相殺される事で安全性が薄まるので注意。
上スマッシュ攻撃 サマーソルトしっぽ
ダメージ | 発生F | 属性 | ベクトル | 吹っ飛ばし |
---|---|---|---|---|
7~13%(最大溜めで1.4倍) | 10F | ↑ | 120% |
簡単に言えば「(フォックスとのスピード差も加味して)フォックスの上スマの微劣化版」。
彼の上スマの微劣化版という時点で強さを説明する必要はもう無いだろう。
非常に使い易いフィニッシュ技で、差し込みなどにも活躍する。
また空前から繋がるコンボ要素まであるので、横スマが狙いにくい相手には空前から狙うと良い。
下スマッシュ攻撃 ねずみはなび
ダメージ | 発生F | 属性 | ベクトル | 吹っ飛ばし |
---|---|---|---|---|
2%×5→3%(最大溜めで1.4倍) | 8F | 電撃 | ↗ | 186% |
抜群の範囲と持続が特長。範囲と持続が長く、回避潰しとして非常に有効。
連続ヒットなだけにガードクラッシュも期待出来るが、代わりにピカチュウの技にしては隙が大きめで、ほとんどのキャラに対してDAやダッシュ投げによる反撃を返されてしまう事が多い。
空中攻撃
最大の特長は一部を除き発生がかなり早く、判定も非常に強い点。後隙も小さめで回転率も充分過ぎる程に高い。
コンボはアドリブ要素が多く最大火力こそ低めだが、しっぽの強判定からコンボを始動できるので、慣れてくると一度引っ掛けたら20%前後の火力を安定して叩き出せる様になる。
但しリーチ自体は別に優れている訳では無い為、発生・リーチ・範囲を兼ね備えた攻撃は少々苦手。
発生と判定の強さを活かして滑り込めるという点では他キャラの短リーチ技とは一回り違うものの、剣士などの長リーチ系が来た際は上手く動かないと追い払われてしまうだろう。
通常空中攻撃 ピカチュウスピン
ダメージ | 発生F | 着地隙 | 属性 | ベクトル | 吹っ飛ばし |
---|---|---|---|---|---|
5~8% | 3F | 25F | → | 192% |
くるくる回って攻撃。
3F技で暴れに適しており、ジャンプから最速で出す事でローリスクな攻撃が出来る。しかし他の空Aが強過ぎるのでそれ以外ではそこまで必要ではない。
また、他の3F技と比べても着地隙が大きい。SJ最速で着地隙は消えるが、あまり適当には出せない。
前空中攻撃 でんげきドリル
ダメージ | 発生F | 着地隙 | 属性 | ベクトル | 吹っ飛ばし |
---|---|---|---|---|---|
1.86×4%→2.35% | 10F | 15F | 電撃 | → | % |
頭の部分に強力な判定を持つ多段技。
オートリンクを持つ為、これを掠らせる事で上スマが確定で繋がる。しかも繋がる高度は大ジャンプの頂点までと非常に高い。
剣士でも届かない高さから安定して上スマが繋げられるのはかなり心強い。
牽制に使うのも強く、攻めの継続に使用するのにも向いているが、リーチが短いので相手が突破してしまう事もある。
後空中SiriSiriS3%|CENTER:4F|CENTER:30F|CENTER:|CENTER:↖|CENTER:%|
空中制動に殆どマイナスを受けない極めて珍しい技(恐らくこれしか無い)。
引き打ちどころか、相手の行動を見ながら前進・後退が自由というのは非常に強力。
また出も早く、オートリンクがとても強いのりさらキリを蚊を気をSiri氏を死を知りさを借り去さんさる事も無い。
しかもLFによるフォローまであると長所がてんこ盛り。
上空中攻撃 しっぽはたき
ダメージ | 発生F | 着地隙 | 属性 | ベクトル | 吹っ飛ばし |
---|---|---|---|---|---|
4~5% | 4F | 24F | ↑ | % |
出が早く、回転率も高い。空中お手玉も安定して可能。
ただし着地隙は大きいので、着地寸前では使わないでおこう。
下空中攻撃 でんげきスクリュー
ダメージ | 発生F | 着地隙 | 属性 | ベクトル | 吹っ飛ばし |
---|---|---|---|---|---|
12%→4% | 14F | 40F | 電撃 | ↗ | % |
電撃属性のLFあり。
出は遅めだが、持続が長い上に準フィニッシュレベルの威力がずっと続く。
SJから出すと着地隙が消えるが、急降下入力する事であえてLFを発生させられる。本当てをガードされた際には逃げるだけでなくこちらを使うのも良い。
その他の攻撃
ダッシュ攻撃 ジャンプずつき
ダメージ | 発生F | 属性 | ベクトル | 吹っ飛ばし |
---|---|---|---|---|
6~10% | 6F | ↗ | 156% |
出が早く、ピカチュウがスピードキャラな事もあって非常に使い易く、差し込みとして重宝する。また持続も長いのでカス当てながら後方回避を狩る事も出来る。
最大の特長はこの性能でありながら準フィニッシュ技であるという点。
ピカチュウのスピードから、この発生と射程で飛んで来る準フィニッシュ技と言うと恐ろしいが、後隙と判定はやや弱めなので注意。
つかみ
発生F |
---|
(通常)6F (ダッシュ)8F (振り向き)9F |
通常はリーチが短いが隙が小さく、相手が見てから反撃を喰らう事はまず無い。
ダッシュは空振ると前転しつつ長距離を進むのが特徴。隙は通常より長いもののそれでも小さいので、攻め手としてかなり有効。
つかみ打撃 でんきショック
ダメージ | 発生F | 属性 |
---|---|---|
1.9% | 3F | 電撃 |
威力も連射も平均的。1、2発辺り入れてから投げると良いだろう。
前投げ でんきなげ
ダメージ | 発生F | 属性 | ベクトル | 吹っ飛ばし |
---|---|---|---|---|
2%×4→2% | 30F | 投げ | ↗ | 300%以上 |
投げ単発では最大ダメージを与えられる技。
打撃投げだが、リーチが短く吹っ飛ばしもいまいちなので乱闘では潰される。
後投げ じごくぐるま
ダメージ | 発生F | 属性 | ベクトル | 吹っ飛ばし |
---|---|---|---|---|
9% | 35F | 投げ | ← | 259% |
崖に出す際に使いたい。
上投げ ヘディング
ダメージ | 発生F | 属性 | ベクトル | 吹っ飛ばし |
---|---|---|---|---|
4% | 16F | 投げ | ↑ | 205% |
浮きにくい相手への投げコン始動技であり、100%以上の相手には下Bでフィニッシュコンボが出来る投げ。軽量級なら投げ単体で撃墜も可能。
上投げ→下Bのコンボレシピそのものは簡単だが、フィニッシュ可能な%帯ではずらされる可能性が高い。その際はあらかじめずらしを読む事が重要。
下投げ ヒッププレス
ダメージ | 発生F | 属性 | ベクトル | 吹っ飛ばし |
---|---|---|---|---|
8% | 18F | 投げ | ↑ | 229% |
低%時には空前や空上お手玉が繋がる。
起き上がり・ガケのぼり
あおむけ
ダメージ | ベクトル | 吹っ飛ばし |
---|---|---|
7% | ↗︎ | 300%以上 |
うつぶせ
ダメージ | ベクトル | 吹っ飛ばし |
---|---|---|
7% | ↗︎ | 300%以上 |
ガケのぼり
ダメージ | ベクトル | 吹っ飛ばし |
---|---|---|
7% | ↗︎ | × |
しりもち
ダメージ | ベクトル | 吹っ飛ばし |
---|---|---|
5% | ↗︎ | × |
必殺技
通常必殺ワザ でんげき
ダメージ | 発生F | 属性 | ベクトル | 吹っ飛ばし |
---|---|---|---|---|
4~6% | 19F | 電撃 | → | × |
地上では地形を這う電気を飛ばす。空中では斜め下に電気の球を飛ばし、地形に触れると地上版と同じになる。
地上では動きながら出せないので事実上空中専用技。
ピカチュウのスピードと空中制動で逃げ回りつつ、でんげきを連射する事で高密度な弾幕を形成出来る高性能な技。
横必殺ワザ ロケットずつき
ダメージ | 発生F | 属性 | ベクトル | 吹っ飛ばし |
---|---|---|---|---|
9~21% | 18F | → | 291% |
ルイージロケットに似た突進技だが、暴発は無い。
吹っ飛ばしもイマイチで隙も大きく、1on1ではまず封印安定。
溜めるとかなり遠くまで飛ぶため、復帰距離を稼ぐ必要がある場合は重宝する。
上必殺ワザ でんこうせっか
ダメージ | 発生F | 属性 | ベクトル | 吹っ飛ばし |
---|---|---|---|---|
2% | 15F→29F | 電撃 | ― | % |
一瞬の溜めの後、超高速で突撃する。また1度だけ、一瞬にして全く同じ方向を除くもう1方向へと突撃出来る
(操作的には移動終了時に1回目とは違う方向にスティックが倒れていればそちらにもう1度突撃する。
スティックが同じ方向、またはニュートラル状態だと2回目は発生しない)。
復帰・逃げ技としては反則レベルの性能である。
近くで終了しない限り確実に妨害する方法は無く、ソニック以外に対しては完全な逃げも果たせる。奇襲としても有用。
更に移動中に着地する事で隙がほぼ消えるのでこれを起点にしたコンボまで可能である。
欠点は完璧に使いこなせないと自滅を呼ぶ事がある事と、移動中は喰らい判定が大幅に伸びる為、飛び道具を置かれた際は妨害されるリスクが上がる事ぐらいだろう。
下必殺ワザ かみなり
ダメージ | 発生F | 属性 | ベクトル | 吹っ飛ばし |
---|---|---|---|---|
6~15% | 13F | 電撃 | ↓(雷雲) ↑(雷) ↗(放電) | 138% |
雷雲を召喚し、自分に向かって雷を落とし、自分がそれを受ける事で高威力の放電を放つ。
空中で移動しながら出すと自分に当たらない事が多いが、その場合壁として機能する。
雷の出始めはメテオの為、上に飛ばした後は通常ではあり得ない所からフィニッシュ技を出す事が出来る。
特に上強→下Bや上投げ→下Bは今作のコンボ要素の中でも特に手軽な部類。
相手の蓄積%がかなり低い場合は成功率が下がるが、60~70%辺りからは安定する。
最後の切りふだ ボルテッカー
ダメージ | 属性 | ベクトル | 吹っ飛ばし |
---|---|---|---|
1~19% | 電撃 | % |
ピカチュウが電撃に包まれ、光の玉となって飛び回る。飛行中にA、Bを押すと強烈に放電する。
正確には、ピカチュウの前にある光の玉を操作し、それにピカチュウが追尾するので慣性が凄く、思うように動かすにはかなりの練習が必要。
基本的な動かし方
立ち回り
コンボ・連携
- 空前の途中で着地→上スマ
オートリンクを利用したコンボ。単純に狙い所が多く、フィニッシュにも使える。 - 上強お手玉or下投げ(上投げ)→空上からのアドリブ
相手の落下速度や蓄積ダメージによって空中攻撃の繋ぎが全く違ってくるので、吹っ飛んだ方向を見極めて繋ごう。
幸い多くの空中通常ワザは発生が早いので、ある程度は猶予がある。 - 上投げ→下必殺技
- 言わずもがなピカチュウの撃墜手段の1つである。ずらされやすいが、ずらしてもピカチュウが移動して狙えるので、吹っ飛んだ方向を確認して使おう。
フィニッシュ
- 横スマ
発生が遅めだが、一度出てしまえばかなり強力。
崖上がりに置いたり、引きスマッシュで使ったりするなど、出来るだけ発生の遅さをカバー出来る状況で振っていきたい。 - 上スマ
横スマより発生が早い。
パワーがあり、自身のスピードも速いので、対空や着地狩りでその性能を十分に発揮できる。前述の空前→上スマの運用も頭に入れておこう。 - 下B
単発で狙うべき物では無いが、雲部分を当てるとメテオになり、強力な放電部分がコンボになる。
ピカチュウは比較的上に浮かせやすいキャラなので積極的に狙う事も可能。
復帰阻止としてメテオだけを当てるようにしても良い。 - DA
威力は優れているが、隙が大きめ。
相手とかち合う状況や、当てやすくリスクの小さいダッシュ投げのフェイントでこれを出すなど、出せる状況は限られる。
復帰
- 空中ジャンプ(→ロケットずつき)→でんこうせっか
でんこうせっかは慣れが必要なものの、慣れれば出鱈目な復帰力を得られる。
物理攻撃ではまず咎められない復帰阻止耐性の高さも魅力。
逆に言うと相手がスピード、飛び道具持ちだと崖に掴まらない限り100%の保障とまでは行かない為、
突進回数を選択出来る事も利用してフェイントを仕掛け、より確実な安全を確保しよう。
崖までが遠い場合はロケットずつきで距離を詰めてから出せば、でんこうせっかの選択肢が削れる事も無い。
サドンデス
苦手な相手について
インファイトでの強判定・スピード・NBによる弾幕と強要素がてんこ盛りで、極端に苦手な相手はいない。
が、相手によっては体重・リーチ差が響いて逆転される可能性もあるのは勿論だが、何より撃墜困難な点で最上位キャラには劣ってしまいがち。
よってピカチュウのスピード・判定と渡り合え、且つピカチュウより重い、又は撃墜が得意な以下の相手には注意が必要。
ミュウツー、ソニック
同じスピードキャラで最上位の中のこの2人。いずれもピカチュウにとって一番苦手であると思われる相手。
ミュウツーは重さこそ無いがリーチと撃墜力で差を付けられており、いくらダメージを溜めてもいつの間にかこっちが撃墜される展開が多い。
ソニックは低リスクでスピン待ちを崩す手段がピカチュウには無く、崩せても復帰阻止は殆どできず最終的に投げ撃墜などであっさりやられることが多い。
クラウド、マルス、ルキナ
剣士系及びスピードタイプのキャラ。特に剣士系最強のクラウドはピカチュウにとって特に苦手。
スピードは互角、判定は微不利、リーチは不利で、体重差も大きい。油断しているとその攻撃性能であっという間にやられてしまう。
対策としてはやはり復帰阻止が一番。崖際でのNB連射であっさり倒せることも。
一方でマルキナはクラウドよりマシだが、それでもリーチと判定が高く厄介。
またカウンターを持っているのでロケット頭突きでの復帰に物凄いプレッシャーがかかる。
マルスは先端当てがあるので中距離での牽制は厳禁。勇気を出して潜り込むかNBの弾幕でちまちまダメージを与えるかにしよう。
ルキナにも同様の立ち回りを心掛ける。剣のどこでもダメージが同じなので中距離からの牽制も択に加わるが、接近戦のリスクが上がることには注意。
カムイ
超リーチの剣士。マルキナ、クラウド以上に接近が難しくなる。加えて破滅的な威力のカウンターもあるのでロケット頭突き復帰はより厳しくなる。
だが中速程度で弾幕に弱いことから、横Bを始め全体的に突破力がかなり高い上に準フィニッシュ投げがあるのでNBでガン待ち嫌がらせ戦法が良い。
同様に超リーチのシュルクも苦手だが回転率の差でまだマシと言えるが、モナドにはやはり注意を向けるべき。
番外編:クッパ
基本は飛び道具・スピード・発生でピカチュウが有利ではあるが、ご存知の通りクッパはワンチャンスでひっくり返せるキャラなので、高%まで耐えられてからの一撃で星にされることも十分考えられる。しかも無敵付き長リーチが多いのでそこも注意が必要。
下Bでブレイクされると余程蓄積ダメージが低くない限り1発アウトなので、ガードに専念しすぎるのも厳禁。
とにかく密着して畳み込むのが一番。体が大きいので、上投げ→かみなりは確実に決めていこう。
対ピカチュウ
とにかくNBと上Bが厄介。
NBについては飛び道具耐性が低いキャラだとひたすらに撒かれる。
かと言って近付いても横スマを始めとした防御性能の高い技の数々がこちらを阻む。
これについては飛び道具耐性の高いキャラを使うか、根性論でただ頑張るしか無い。
余程の拘りが無ければ前者(スピードキャラや反射技持ちなどを使う)にすべきである。
上Bについては自キャラの突破力に自信があれば迎撃しても良いが、そうで無いならシールドで防ぐしか無い。
但しシールドで防ぐだけでは何の解決にもならない…が、癖が丸出しの相手なら終わり際を狙う事も可能だが、
しっかり慣れている相手だと終わり際を狙えないので事実上解決策が存在しない事になる。
移動中に着地する事で隙が大きく減るので尚更。こうなると上Bを警戒して突破力の高い技を振りまくるしか無い。
要するにこちらもNB対策と同じく、強キャラを使うか、根性論のどちらかになる。
復帰阻止は空中戦闘力に優れたキャラ以外は崖から飛び出ない事。
並の空中戦闘力程度で上Bを取れるなら苦労は無いし、ミスした隙に下Bで即死なんて事もあるからだ。
飛び道具があるならガンガンばら撒き、焦って上Bの操作をミスさせて隙を晒すのを期待しよう。
演出
入場
モンスターボールから出てくる。
アピール
上
ピカチュウの周りに電撃が出てくる。攻撃はできない。
横
何かを自慢しているような、手を上げている。
下
ピクミン&オリマーのように寝転がって一回転する。
フィナーレ
勝利BGM
「赤・緑」のメインテーマの1フレーズ。
ポーズ1
宙返りし、横に1回転。
ちなみに、「スマブラ64」のキャラクターセレクトで選んだ時と同じモーションだったりする。
ポーズ2
ピクピクと片耳が動き、耳を触った後前を向く。
ポーズ3
横になって寝ている。
敗北ポーズ
直立して拍手。
その他
コメント
- このページ未だにファイターのページから飛べないな。ファイターのページ誰でも直せる訳じゃないから放置されまくりだし -- 2017-08-03 (木) 21:19:09
- 番外だが苦手な相手にクッパも入らないかね?性能だけなら有利だけどクッパはリーチが長く無敵部位がある技多いし密着しない限り不利な気がする。ワンチャン王でもあるし -- 2018-01-03 (水) 21:09:53
- ↑確かにそんな感じもしなくはないですね。あと誰か苦手キャラの所俺の書いたままじゃ駄文だから誰か手直ししてほしい -- 2018-01-03 (水) 22:26:23
- NBで弾幕張れるけれど、 -- 2018-03-24 (土) 10:44:50
- ピカチュウのNBはジャスガ出来れば怖くない👍 -- 2018-03-24 (土) 10:50:12
- すごく分かりやすいです。ありがとうございます! -- 2018-04-26 (木) 17:33:55
- ↑水をさすようで悪いがピカチュウには電光逃げがあるから鈍足だったらジャスガしたところで感はある -- 2018-04-26 (木) 17:54:50
- ダウン連が前投げから受け身失敗で繋がるのを加筆しようか迷っています。 -- 2018-09-25 (火) 05:52:10
- 技の画像入れて欲しかった -- ピカール? 2018-11-29 (木) 13:27:43
- 上投げ→雷ってステージの端から反対方向へ吹っ飛ぶようにベクトル変更されると撃墜できないことも多いんじゃ無かったっけ? -- 2020-11-25 (水) 21:52:37