ロボット

Last-modified: 2021-06-20 (日) 00:24:15

目次

ロボットについて

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正式名称はファミリーコンピュータロボットで、1985年にファミコン用周辺機器として発売された。
ゲームと連動してロボットが動くという斬新さが話題となったが、その奇抜さからか全く流行らず
対応ソフトがたったの2本だけ、リリースされた後はそのまま姿を消してしまった悲しい存在である。
しかし星のカービィ3やピクミン2、マリオカートDS、そしてスマブラ等、任天堂の様々なゲームにアイテムやゲストとして登場しており、現在では隠しキャラとしての立ち位置を獲得している。
 
スマブラではXから参戦しており、非常に強力な飛び道具を筆頭に、
反射技、高い攻撃力、妙に強い判定、強烈なメテオ、非常に高い復帰力など高性能な面が非常に多く、
一度ペースを握るとそのまま決着も在り得るファイターである。
特に復帰距離は平均以上の空中スピードに加え、後空中攻撃の前進力とロボバーナーにより、全キャラ中1位を誇る
(Ver1.0.8でむらびとの復帰距離が少し短くなったことで、相対的に長くなっただけだが)。
但し一部の空中攻撃は出が遅めで、スピードキャラや長リーチキャラに浮かされるとかなり危険。
鈍足キャラや低リーチキャラが相手なら適当に飛び道具を撃ち、判定の強さにまかせて追い返すだけで良いが、
スピードキャラに弱点方向へ飛び込まれると最悪何も出来ずに一気にダメージを稼がれてしまう事も。
 
要するに弾幕系のキャラであるが、対スピードキャラ限定で明確な急所がある為、キャラランクとしては中堅中位辺り。
 
尚、ロボットは機械系のキャラである為、スマブラの法則通り声優が存在しない。ただしボイス扱いの音は存在する。

主な代表作

※赤文字はこのページのファイターの初登場作品。

  • ファミリーコンピュータロボット(周辺機器)(1985年7月26日)
  • マリオカートDS(2005年12月8日)

出現条件

3DS
対戦を70回行う
フィギュアを200個以上入手する

Wii U
対戦を60回行う
オーダーの「クレイジーサイド」を8ターン以上でクリアする

カラーバリエーション

  • (白/)日本版の基本カラー
  • (白)R.O.B/海外版の基本カラー
  • (黄)ブロックセット フリッパー風
  • (紫)ブロックセット スパイク風
  • (青)ゲームボーイアドバンスSP アズライトブルー風
  • (緑)亜空の使者 ロボットランチャー
  • (水)ニンテンドー3DS LL ミント×ホワイト風
  • (赤)バーチャルボーイ風

キャラタイプ

重量級/トリッキータイプ/タイマン向け?

  • タイマンの場合
  • 乱闘の場合

基本性能

火力単発ダメージと基礎DPS★★★★★★★☆☆☆A+
フィニッシュ力フィニッシュまでの時間、し易さ、リスク★★★★★★★☆☆☆A+
地上スピード地上での全体的な機動力★★★★★☆☆☆☆☆B
空中スピード空中での全体的な機動力★★★★★★☆☆☆☆A
回転率発生の早さと隙の小ささ★★★★★★★☆☆☆A+
リーチ技が届く距離★★★★★★★☆☆☆A+
突破力判定をメインに発生とリーチを加えた打ち勝ち易さ★★★★★★★★☆☆S
ジャンプジャンプの合計高度★★★★★★☆☆☆☆A
重さ純粋な吹っ飛び耐性★★★★★★★☆☆☆A+
防御力重さに加え、着地狩り耐性やコンボ耐性など★★★☆☆☆☆☆☆☆D
復帰力復帰距離と復帰阻止耐性★★★★★★★★★☆S+

特殊性能

なし

使いやすさ&使いこなしやすさ

使いやすさ使いこなしやすさ
★★★★☆★★★☆☆

長所/短所

長所

  • 全体的に技のリーチが長い
  • 全体的に判定が剣士並と凄まじく強い
  • 小技の回転率が高く、圧倒的な判定と併せてインファイト拒否能力が凄まじく高い
  • 2種類の飛び道具により厚い弾幕が張れる
  • ロボバーナーと後空中攻撃の慣性から復帰距離がもの凄く長く、復帰力も高い
  • 空中攻撃の威力が高い
  • 下スマッシュの出が早く範囲も広いので、混戦時や回避読みなど様々な場面で使える
  • 復帰力の高さから追撃能力も高く、メテオも非常に安全且つ積極的に狙う事が出来る
  • 弾幕系なのに準フィニッシュ投げ(=ガードを無効化するフィニッシュ手段)を持つ
  • 弾幕系なのに異常に重い

短所

  • バーナーを使った空中ワザは出が遅い為、強キャラに浮かされると脆い
  • ロボバーナー中は動きが遅くなる為、空中での突破力が高い相手には復帰阻止され易い

前作から及びアップデートによる変更点

前作から


  • 最後の切りふだが、螺旋状のビームを発射し続ける「拡散ロボビーム」から、「スーパー拡散ロボビーム」になった。

Ver.1.0.6


  • 上投げの吹っ飛ばし力が減った。

Ver.1.1.4


  • 起き上がり攻撃が他のファイターと同じ発生になった。

弱、強攻撃

弱攻撃 11~12

ダメージ発生F属性ベクトル吹っ飛ばし
3%→3%3F 3F300%以上

左右のパンチで攻撃。

横強攻撃 S2

ダメージ発生F属性ベクトル吹っ飛ばし
5~8%7F213%

腕を前に出して攻撃。発生、リーチ、判定が満遍なく高性能。
さらに、隙は「ロボットにしては若干大きいが平均よりも小さい」とほぼ完全無欠の技。

上強攻撃 Hi2

ダメージ発生F属性ベクトル吹っ飛ばし
3%→6%4F262%

両手で上に攻撃。対空に。

下強攻撃 Lw2

ダメージ発生F属性ベクトル吹っ飛ばし
5%3F300%以上

腕を相手の足元に出して攻撃。充分なリーチと凶悪な判定に加え、ぶっ飛んだ回転率を持つ。
但し長リーチ相手にビビッてこれを連打しているとその外側から横スマされるので注意。

スマッシュ攻撃

横スマッシュ攻撃 S3

ダメージ発生F属性ベクトル吹っ飛ばし
6~15%(最大溜めで1.4倍)16F電撃114%

目からビームを出す。
シュルクの横スマとほぼ同じという凄まじいリーチを誇るのが特長。
ただロボットの間合いは遠距離なのでそこまで恩恵がある訳では無い。

上スマッシュ攻撃 Hi3

ダメージ発生F属性ベクトル吹っ飛ばし
3%→14%(最大溜めで1.4倍)10F103%

逆立ちしてバーナーで燃やす。
至近距離で当てると逆立ちで相手を浮かせてバーナーと2ヒットする。
結構な威力とリーチなのに隙がかなり小さく、適当にぶっぱしても小技を喰らうかどうか程度で済んでしまう。

下スマッシュ攻撃 Lw3

ダメージ発生F属性ベクトル吹っ飛ばし
1.5~2%×4→5%(最大溜めで1.4倍)7F←/→157%

腕を伸ばして回転して攻撃。非常に出が早い上、連続ヒットする。

空中攻撃

通常空中攻撃 AirN

ダメージ発生F着地隙属性ベクトル吹っ飛ばし
6~8%18F12F197%

バーナーを出しながら空中で一回転する。
出は遅いがリーチ・範囲・判定・持続共に凶悪で、逃げる様に出せばスピードや突破力の低いキャラでは対処不可能。
逆に言うとスピードと突破力に優れた相手に出すと唯の隙晒しになりかねないので注意。

前空中攻撃 AirF

ダメージ発生F着地隙属性ベクトル吹っ飛ばし
7%6F15F269%

腕を伸ばして攻撃。出が早く扱い易いが、長リーチ相手には少し不安が残る。
短リーチスピードキャラへの対処用としては充分だろう。

後空中攻撃 AirB

ダメージ発生F着地隙属性ベクトル吹っ飛ばし
4.5~12%19F22F137%

後ろにバーナーを出して燃やす。出は遅いがリーチと判定は抜群。
何より前進するので引き行動として非常に優秀で、攻撃後の隙は事実上皆無。

上空中攻撃 AirHi

ダメージ発生F着地隙属性ベクトル吹っ飛ばし
1.5%×4→4%7F22F117%

腕をグルグル回して上を攻撃する。発生・判定・隙に優れる連続ヒットのフィニッシュ技という凶悪仕様。
しかも投げコンにまで使えるというのだからとんでもない。

下空中攻撃 AirLw

ダメージ発生F着地隙属性ベクトル吹っ飛ばし
6~12%20F21F175%

下にバーナーを出して燃やす。
出は遅いが広範囲のメテオである。ロボットの凄まじい復帰力と併せる事で凄まじい命中力(というかゴリ押し)を発揮する。

その他の攻撃

ダッシュ攻撃 DashA

ダメージ発生F属性ベクトル吹っ飛ばし
6~7%7F%

ダッシュして滑り込む。判定が弱め。

つかみ

発生F
(通常)7F (ダッシュ)9F (振り向き)11F

リーチが短い。

つかみ打撃 CatchA

ダメージ発生F属性
2%2F

出は遅いので早く投げに行った方がいい。

前投げ ThrowF

ダメージ発生F属性ベクトル吹っ飛ばし
8%7F投げ293%

前に投げる。距離とりに

後投げ ThrowB

ダメージ発生F属性ベクトル吹っ飛ばし
10%12F投げ227%

後ろを向き投げる。こちらも距離とりに。

上投げ ThrowHi

ダメージ発生F属性ベクトル吹っ飛ばし
12%66F投げ162%

相手を逆さに持ち、軽く飛んでから地面に叩き込む。
準フィニッシュ技であり、それにしては吹っ飛ばし力が物足りないようだが、
ロボットが弾幕系な関係で、事実上はこの技を持ってはならない程の威力を持つ。

下投げ ThrowLw

ダメージ発生F属性ベクトル吹っ飛ばし
10%50F投げ300%以上

相手を逆さに持ち、相手の頭で掘削工事を行う。
空上に繋がる強力な投げ。

起き上がり・ガケのぼり

あおむけ

ダメージベクトル吹っ飛ばし
7%↗︎300%以上

起き上がり左右を攻撃。

うつぶせ

ダメージベクトル吹っ飛ばし
7%↗︎300%以上

ガケのぼり

ダメージベクトル吹っ飛ばし
7%↗︎×

バーナーで攻撃。

しりもち

ダメージベクトル吹っ飛ばし
5%↗︎×

必殺技

通常必殺ワザ ロボビーム

ダメージ発生F属性ベクトル吹っ飛ばし
4.5%(最大溜め10%)25F237%

ビームを発射する。上下で角度を変えられる。地形に当たると一度だけ反射する。
自動的に溜まり3段階に変化する。溜め段階は頭のライトで分かる。
一段階目が消灯、二段階目が点灯、三段階目(最大)が点滅。
最大溜めは弾の大きさに優れるが、飛ぶスピードは遅くなる。

横必殺ワザ アームスピン

ダメージ発生F属性ベクトル吹っ飛ばし
0.7~1%・・・→3%16F179%

上半身を高速回転しての連続ラリアット。何故か反射効果もある。
左右で移動出来る他、ボタン連打で持続時間を延ばせる。
但し外すと長リーチ持ちの視点に限れば隙だらけになるので注意。

上必殺ワザ ロボバーナー

ダメージ発生F属性ベクトル吹っ飛ばし
2F

炎を出してホバリングする。Bか上を押す事で浮上する。
移動中は空Aを出せる上、そこから再度上Bを出せる。
但しこの技には燃料の様な隠しパラメータがあり、ホバーを噴かす程燃料を消費する。
地上にいれば自動で回復していく為、弾幕系という性質もあって燃料に困る事は無い(困る様なら明らかなプレイヤースキル不足)。
高度を稼ぐ必要が無い、あるいは横距離が必要なら、Bをずっと押すより連打して燃料を節約しよう。

下必殺ワザ ジャイロ

ダメージ発生F属性ベクトル吹っ飛ばし
2~8.3%9F300%以上

コマを溜め放つ。最大までたまるとためをキープして移動できる。ためると飛距離が上がる。
溜め無しでも威力・飛距離共に充分という、極めて珍しい溜めが必須では無い溜め系飛び道具。
地面に落ちたコマは敵味方拾うことが出来るが、攻撃判定が残ったままなので敵が拾うには工夫がいる。

ロボットの弾幕最大の要
相手の地上スピードに関係無く高い成果を挙げ、アイテムとして拾って投げることで前後だけでなく上下もカバー。更に復帰阻止も極悪で、ロックマンのNBと違い単発で吹っ飛ばすので崖メテオでそのまま撃墜も。
しかし、ステージ上に一つしか出せないので、B技の優秀なキャラに拾われるとかなり辛くなる。

最後の切りふだ スーパー拡散ロボビーム

ダメージ属性ベクトル吹っ飛ばし
37%60%

扇状に広がり連続ヒットし最後に極太ビームで吹っ飛ばす。ビームを上下に移動できる。
切りふだとしては控えめな威力・吹っ飛ばしだが、それでも混戦地帯に放てば大量撃墜も楽々。

基本的な動かし方

ロボットの強みは、小技の出が早いことと、優秀な飛び道具持ちであることだ。これらの性質を最大限にいかすには、待ちを基本とした戦い方を身につけることが大切だ。

立ち回り

接近は横強や下強、遠距離はロボビームで攻撃する。判定の強い空中Nも使う。

コンボ・連携

  • 下強→ダッシュA
  • 下投げ→空中上
  • 上投げ→上強

フィニッシュ

  • スマッシュ・空中上・空中後ろ・空中下・上投げ

崖からロボビームやジャイロ(拾い投げつけも)など復帰阻止攻撃も覚えておこう。

復帰

  • 空中ジャンプ→(空後など→)上B
    上Bの性質上、ロボットは復帰距離と復帰の柔軟性が非常に高い。
    また復帰阻止を外した相手を返り討ちにする能力も非常に高い。
    復帰阻止耐性については相手の空中でのスピードと突破力に反比例する。
    これ自体は殆どのキャラで言えるのだが、ロボットは良くも悪くもこれが顕著に出る。
     
    取り敢えず崖の真下から垂直に上がる様な真似はしない様に。
    空上が非常に優秀なので頭上は全然弱点では無いが、相打ち狙いの強メテオをされたら洒落にならないし、
    回り込まれて殴られての崖メテオという、無駄な受身チャレンジをしなければならない義理も無い。

サドンデス

ジャイロを当てるのがいいが拾われると危険。

苦手な相手について

地上では圧倒的な防御力を誇るが、空中では完全に攻撃寄りで、守勢に回された時の事は殆ど考えられていない。
よってスピードキャラと超(長では無く)リーチキャラが苦手となる。
スピードキャラの場合、防御を掻い潜られ、浮かされ、下から突き上げられてしまう。
超リーチキャラの場合、高い接近阻止能力を支える技の外側から殴られる他、浮かされても一方的になる。
空Nを軽々突破出来る、あるいは空Nを真っ向から潰せる性能のキャラが来たら苦戦は免れないだろう。
 
他にはロボットの要である下Bを簡単に封じられるキャラも苦手である。
下Bがまともに働かないというのは、ロボットにとっては体を半分失うに等しい。
ただこれについては弾幕組共通の話ではあるが。
よって苦手なキャラは以下の通り。

フォックス、ミュウツー

フォックス、ミュウツー
スピード+反射による弾幕殺しの天敵。
フォックスは圧倒的スピードによる差し込みが厄介。お手玉もされやすい、コマも反射される、と苦手要素満載。
ミュウツーはシャドーボール最大溜めが怖い。こちらにも反射は一応有るがはっきり言って狙って使える様な代物ではない上、反射した飛び道具を更に反射されるほど怖いことはない。シャドーボール程のパワーなら尚更である。
勝機があるとすれば、やはりどちらも非常に軽いこと。ロボットは重量級で、尚且つ弾幕組の中ではフィニッシュに困らない方なのも嬉しい。
なお、もう1人弾幕潰しとしてファルコがいるが、彼の反射技はコマにとってはそこまで被害が大きくならないため、相性はファルコ微有利~五分位でおさまっている。

ソニック、マック

ソニック、マック
スピード&ゴリ押しキャラ。コマによる接近拒否は可能だが、それを潜り抜けられると凶悪な押し付けをただ受けてしまうだけである。

むらびと

むらびと
コマをしまわれるとロボットの立ち回りが大きく弱体化。飛び道具はビームだけとなる。そうなると弾幕の厚さと広さで詰みに近くなる。後隙が大きすぎるので下手に反射しないこと。

番外編:カムイ、シュルク

番外編:カムイ、シュルク
両名ともロボットから見てかなり厄介な要素を持ち合わせているが、両キャラとも弾幕自体にはそこまで強いわけではないので番外編となっている。
シュルクはモナドの「疾」であっという間に間合いを支配される。リーチの差で、殴り合い適正もシュルクに軍配が上がる。勝負をするならは「疾」以外の時か。
カムイには優秀な空中攻撃がある。カウンターも上に吹っ飛ばす為お手玉されやすい。しかしカムイの飛び道具ならロボットでも反射しやすい。

対ロボット

演出

入場

脚・胴・頭・腕と落ちてきて組み立てられながら登場。

アピール

頭と腕を回転させる。

目を光らせ首を一回転。怖い。

腕の部分を下まで降ろし、回転させて上げる。

フィナーレ

勝利BGM

「ジャイロセット」ブロックセットメインBGMの1フレーズ。

ポーズ1

マッスルポーズ。

ポーズ2

目をフラッシュさせる。

ポーズ3

ホバリング後、腕部分を上下。

敗北ポーズ

アームだけ動かし高速拍手。笑っちゃう位速い。

コメント

  • 犬の弾幕あんま見ないけどこいつとトリンの弾幕にはしょっちゅう地獄を突き付けられる -- 穏やかじゃない? 2017-10-06 (金) 17:01:16
  • ↑犬はそれぞれの弾が役割被ってないから、撃った瞬間はどうしても穴が出来る。トリンとロボのは犬より役割は狭いけど、高性能な癖に1つで複数の状況に対応出来るから穴が出来ない。恐らくその違いかな -- 2017-10-07 (土) 20:30:53
  • むらびとはBと下Bを封じるし、はにわと空前で厚い弾幕、復帰時もボウリングに弱いから上に行かなくてはならないので最凶 (^^; (T-T (T-T -- ロボット使い? 2018-09-24 (月) 15:22:40