湾岸マキシシリーズでは、4以降採用されている筐体のことを指す。湾岸R・マキシ1~3DX+と数えると3代目にあたる。
モニターはアスペクト比16:9の32インチ液晶ディスプレイ。イルミネーションはフルカラー発光ダイオード(LED)。
解像度がHDにアップ(640×480ピクセル→1360×768ピクセル)し、映像がクッキリと美しくなった。
またゲームデータの保存が磁気カードからaime,バナパスカードに変更された。
旧筐体のブラウン管に比べて液晶ディスプレイは圧倒的に消費電力が低く、奥行きや重量が抑えられているといった利点がある。
一方で液晶ディスプレイの特性故ブラウン管と比べて映像遅延が若干ある*1ほか、データ管理がクラウド化された事によって旧筐体と違って24時間丸ごと遊べない、普通の乱入対戦でもラグが目立つという欠点もある。
また中で使われている基盤もその当時のそれなりのスペックのパーツで組まれており、数年おきのメジャーアップデートかナンバリングが変わるタイミングぐらいでしか代わる事がないため、めまぐるしく進化するゲーミングPCや家庭用ゲーム機に比べ遅れをとる事が間々ある。決して湾岸の筐体うちのPCよりスペック低すぎるんだけどwとか言ってはいけない
なお、湾岸専用筐体というわけではなく「マリオカート アーケードグランプリDX」でも使用されている。
実際、ブレーキペダル、アクセルペダル、シート、モニター横のスピーカーはそっくりである。
しかし、ハンドルのボタンやシフトノブの有無などがあるため、容易にパーツの交換、取り外しやゲームの書き換えなどをして交換などは難しい。
基盤: System ES3
性能
- CPU:Intel Core i5-3550S (3.00 GHz)
- RAM:8 GB DDR3 2400 MHz (Revision B) / 16 GB DDR3 2400 MHz (Revision X)
- GPU:NVIDIA GeForce GTX 650 Ti (Revision B) / GTX 680 (Revision X) PCIe 3.0 x16
- 出力: 1 DVI-I ポート、 1 DVI-D ポート、 1 HDMI ポート
- ストレージ:HGST 250 GB 5400 RPM (HTS545025A7E680) SATA III HDD
- オペレーティングシステム:Windows Embedded Standard 7
- サウンド:Integrated HD Audio
- 保護:HASP HL Max USBドングル、 Windows BitLocker