基本スペック
駆動形式[4WD]/ミッション[5速]
初期馬力[54ps]/カーナンバー:6-58(黄ナンバー)
マキシ3~車種称号【てんとう虫】
出現方法:SUBARU-ALCYONEでシフトを『64-64-64-64-64』
あるいは、ターミナルスクラッチ1枚目の景品。
(ターミナルスクラッチで入手した場合は、フルチューン状態で引き渡される)
全長:3,395mm
全幅:1,475mm
全高:1,520mm
最高速度:348km/h弱
モード別カテゴリー | 称号 |
ST無敗 | 【最速てんとう虫】 |
夏休み称号 | 【孤高の軽自動車使い】 |
ワンメイクバトル | 【R2キング】 |
エンジン形式バトル | 【直4選手権】 |
期間限定首都一TA・1 | 【伝説のR2】 |
期間限定首都一TA・2 | 【姉貴のR2】 |
備考:シリーズ唯一無二の軽自動車*1。車幅・全長は全車種で最も小さい。
軽自動車ゆえ、C1などの狭いコースのトラック2台という最悪の状況でも簡単に擦り抜けられる。
コーナリング中は粘りにくくアウト側に流されやすいが、幸い狭い車幅と短い全長のおかげで弱点を相殺している。
コーナーで結構寄せられるためか脱出速度は速く、ネタ車の中ではC1内外のタイムが最速という事実がある(2020/9/3時点)。ネタ車だと思って走ってみると意外な速さに驚くだろう。
しかし、それ以外の性能は軒並み最低クラス。
最高速は全車種中最下位で全然伸びず、加速やブースト性能もかなり弱い。よって湾岸線・横羽線・みなとみらいといったハイスピードコースではかなり不利。
対戦相手がアザーカーや料金所に突っ込む等、大ポカをしない限り勝利するのは困難を極めるだろう。
乱入対戦等では相手車両のバチコン(ロケット)を喰らいにくいのも最大の強み…だが、対接触能力は最低レベル。
この車でGT-R (R35)やCORVETTE ZR1 (C6)等の対接触能力が高い車に対しガリ合戦を仕掛けるのは自殺行為に値する。それ以外の車種でも押され負けするので、無用な接触は控えるべきである。
アザーカーに関しても飛ばそうとすると軽い車重*2も相まって逆にこちらが飛ばされるか、激しく失速するだけなのでアザーカー飛ばしは期待できない。*3この車にとってアザーカーは回避するか擦り抜けるためにあると思っていい。
小さな車体に弱い対接触性能が相まって、たとえ前に出てもブロックするのも一苦労。特に、ガリの強いマシン相手では一歩間違えれば無理やりラインをグイグイとこじ開けられかねない。
壁やアザーカーにヒットして自滅しないことは最前提として、対戦相手との接触も極力避け、持ち前の小さな車体を活かしてフェイントを仕掛けたり懐を突き、撹乱して追い抜くのが定石であろう。
このクルマで勝つには、とてつもない技量と強運が求められる。
性能面では上記の通りだが、ストーリーでメーターを獲得する事に関しては1周目はもちろん、それ以降もライバル車に接触したりミスをしたりしなければ十分可能である。
むしろ車体が小さい分、アザーカーを避ける事に関しては有利に働くかもしれない。
ただし、先にも述べたとおり他の車に比べてワンミスが命取りになりやすいので連勝を狙うならアザーカーのR2でさえ接触しないように丁寧な走りを心掛けよう。
所有人口はCOROLLA SEDAN G (NZE121)やHIACE WAGON (KZH100G)と同様に古くから有名であることや、5DX+以降はターミナルスクラッチ1枚目の景品で比較的手に入りやすいこともあり結構多い。
乱入対戦を盛り上げるためや腕試しなどの用途でサブで使用している人はそこそこいる。
しかし、その性能の低さに辟易し使わなくなりガレージ内で眠っているケースも多い。所有人口と使い続けている人口に大きな乖離がある。
言い換えれば始めたばかりの初心者プレイヤーでも最初に手に入るフルチューン車になる可能性もあるが、再三記述されている通り性能面では非常に厳しいため決して初心者にオススメできる車ではない。
強いて言うなら、軽自動車で走り込みたい人や相手との接触を避けつつ自分のペースで走れる人向けと言ったところだろう。
なお、この車種とランエボ10・NA1及びNA2型NSX・718ケイマンのみ、リアガラスのチームステッカーが下部に貼られる(他は全て上部)。
選択可能カラー
カラー名 | マキシ3~色称号 |
---|---|
シルキーホワイト•パール | 【純白の/雪色の】 |
ピスタチオグリーン•オパール | 【緑の/深森の】 |
プリズムブルー•メタリック | 【青い/蒼き】 |
ベリーレッド•メタリック | 【赤い/真紅の】 |
シャイニーシルバー•メタリック | 【銀色の/白銀の】 |
オプシディアンブラック•パール | 【黒い/漆黒の】 |
更新回数及び追加カラー
1 | トパーズイエロー | 21 | パールホワイト |
---|---|---|---|
2 | アストラル ブルー•オパール | 22 | ペールグリーン2 メタリック |
3 | ライトパープル オパール | 23 | ペールブルー メタリック |
4 | レディッシュ モーヴ•オパール | 24 | レッド メタリック |
5 | WRブルー•マイカ | 25 | ライトシルバー |
6 | イエロー | 26 | ブラック メタリック |
7 | ダークオレンジ メタリック | 27 | ダークパープル3 |
8 | ライムグリーン | 28 | ピンク3 |
9 | ペールピンク | 29 | ライムグリーン2 |
10 | ゴールド | 30 | オリーブ メタリック |
11 | パープルブルー | 31 | ブルー メタリック |
12 | ライトブラウン メタリック | 32 | オレンジ |
13 | ベージュ メタリック | 33 | ライトパープル メタリック |
14 | ミントグリーン | 34 | ライムグリーン メタリック |
エアロパーツセット
A:カサブランカやビストロといった、過去のスバル車に倣ったクラシカルな風貌のエアロ。メッキバンパーやメッキモール、SUBARUのガーニッシュが装着される。
見方によっては後期型に見えなくもない。
B:ライトポッドを装備するラリー仕様。開発ディレクターの前田和宏氏曰く、「なんちゃってインプレッサ仕様」。
出典:2008/01/30 マキシ3 スペシャルコンテンツ第4回「エアロパーツ大全集!!」
その為か他車種と違いエアロパーツやリアウイングも装着される。
C:昴技研がかつて販売していたオーバーフェンダーに似ている。
ビス留めになっているほか、サイド部にもカッチリとした印象のステップがつく。
これらはすべて黒地(=カーボン)固定。
D:フロントがにわかにインプレッサっぽくなる。
E:ドリ車のような張り出しエアロ。
フロントグリルはシムスを意識した感じに。
F:リアウィングが印象的。
G:一部がボディ色のGTウィングが装着されるようになる。こちらもフロントが後期型に似ている。
H:トランク(カーボン化などでトランク扱いになる部分)下端にSUBARUロゴが付く。
ワークスステッカーと組み合わせると重複するので微妙かも。
I:メルセデス・ベンツ・GLAクラス風エアロ。下回りが黒くなる。
J:
K:
ダクト付きボンネット
A:GD-WRC風ボンネット。インテークバルジとセンターダクト。
エアロBのお供にも良い。
カーボンボンネット(ダクト付)1:
B:
C:
D:RK coupeのボンネットCに似ている。
カーボンボンネット(ダクト付き)2:
カーボンボンネット(ダクト付き)3:
車種専用ウィング
A:車体色。GD-WRC風スプリッターウィング、通称「本棚ウイング」。
エアロBとダクト付きボンネットAと組み合わせてみても良い。
B:ステー兼翼端板は車体色、翼板はカーボン。後方に大きく張り出す、でかい2段ウィング。
C:車体色混じりカーボン。他車には見られない左右分割型。
コーナーで左右独立して動いたりエアブレーキになったりするとプリンスR381のそれっぽくてカッコいいのだが…。
レガシィ ブリッツェンのウィングに似ている。
エアロミラー
小さめの角型ミラー。
カーボントランク
ワークスステッカー
PWRCカラー。ボディカラーは強制的に変更され、元のボディカラーはロールバーを除いて完全に隠れる。
サイドステッカー
雑記
- R2の型式名にはRC1とRC2があり、RC1はFFモデル、RC2は4WDモデルとなる。
本作に登場しているのは"RC2"である。
- スバル車は年次改良と呼ばれるMCが行われるため、通例として前期、後期といった表現は使わず、A型、B型、C型…… という表現を使う。
R2の場合はA型~G型まであるが、本作に登場するのはバンパーのデザインからB型。2004年11月モデルである。
ちなみにモデル後期からフロントマスクが変わっている。エアロセットAやGが似ている。
スバルR2・後期型
- 古さを感じさせず飽きが来ないボディデザインはアンドレアス・ザパティナス氏の監修によるもの。
同氏はBMWやフィアット、アルファ・ロメオといった欧州の有名な自動車メーカーを渡り歩き、2003年よりスバルのチーフデザイナーに就任。
以前はあまり表に出るような人物ではなかったが、このR2ではパンフレットに顔写真を載せるなど前面に出て自身の存在をアピールしていた。
- デザイン面ではかなりのこだわりが垣間見られ、航空機の翼をイメージした「スプレッド・ウィングスグリル」はスバルの象徴となった。
サイドプロテクターはフロントフェンダーのウインカーからドアノブ、リフレクターまでつなぎ、テールゲートの取っ手はスバルのエンブレム。利便性よりオシャレを最優先にしている。- しかし本作に登場している初期型のフロントフェイスはあまり一般ウケしなかったようで2年間の生産に留まり、無難なデザインとなった後期型がおよそ5年生産され、販売終了となった。
- パワーチューンステップ1はエンジン換装となり、チューニング後はエンジン音が変化する。
- マキシ4よりすべての車種においてメーター類が小さくなったが、このR2はタコメーターが異常なまでに小さい(スピードメーターよりも小さい)。
左:ドライバー視点 右:三人称視点
これは実車のメーターを再現したためであるが、ゲームとして考えるならレースメーターなどを使う方が良い。
- 無敗称号「最速てんとう虫」の「てんとう虫」というのは往年のスバル360を思い起こさせる名前であるが、実はスバル360をイメージして作られたのはR2ではなくR1だったりする。
事実R1のCMでも360と対話(?)するシーンがあり、「てんとう虫」を「TEN-TOU虫」として襲名している。
- ちなみに「R-2」という似た名前の軽自動車があるが、このR2とは別物。国民的な人気を誇ったスバル360の後継車種として企画され、スズキ・フロンテやダイハツ・フェローなどの対抗馬として活路を見出そうとしたが、苛烈な競争に打ち勝つことができず360ほどの人気を勝ち取ることができなかった。
この後に登場したのがスバルの中でも燦然と輝くことになるレックスである。
- 知っている人はあまりいないかもしれないが、R2には、A型のみオプションでかわった形のルーフキャリアがあった(コンパクトキャリア)。あまりつけている人はいない上に、鉄製ですぐに錆びてしまう事から現存数も少ない。それ以降は普通のキャリアになった。
- 残念ながらスバルは2012年のステラのダイハツ・ムーヴへのOEM転換に伴い、自社生産の軽自動車が消滅。これ以降、自社生産での軽自動車は作らないと明言している。その為、R2が復活することはほぼ無いと思われる*4。
あるとすれば、ダイハツがこのようなコンセプトを持った軽自動車が発売された時くらいか。
- ドリフトスピリッツにも収録されているが、カラーリングは湾岸マキシと異なり、レディッシュモーヴ•オパール、シルキーホワイト•パール、アストラルブルー•オパール、トパーズイエロー、シャイニーシルバー•メタリックが収録されている。
カラーリング例