基本スペック
駆動方式[FR]/ミッション[5速] 1967年発売
初期馬力[128PS]/カーナンバー:9-82
全長:4130mm
全幅:1595mm
全高:1165mm
最高速度:350km/h弱
モード別カテゴリー | 称号 |
ST無敗 | 【首都高無敗】 |
夏休み称号 | 【】 |
ワンメイクバトル | 【初代コスモキング】 |
エンジン形式バトル | 【ロータリー選手権】 |
期間限定首都一TA・1 | 【伝説のコスモ】 |
期間限定首都一TA・2 | 【俺のコスモ】 |
備考:コスモシリーズの初代モデルであり、マツダの旧車代表。コスモシリーズの最終型はEUNOS Cosmo TYPE-S (JCESE)。
コンパクトなボディのおかげで擦り抜けも容易。全幅は全車種中第2位の狭さ、全長は全車種中第5位の短さ。
おまけに三人称視点の見晴らしもいい。
最高速そのものは平均かそれより少し遅い程度(350km/h弱)であり、高速域での伸びは弱い。加速もロータリー車の中では良い方だが、やはり車種全体で見ると(特に低~中速域での)加速が少し鈍く感じる。
また軽い車重と短いホイールベースが災いしてか直進安定性もやや不安定な面が目立つので、湾岸線などの直線コースでは苦戦を強いられる可能性が高い。
しかしコーナリング性能は全車種1だった。他車種と比べて、コーナーでの最低速度の残りが明らかに違う。
また壁判定もFDと真逆で、GT-R (R35)やCountach LP400クラスの凶悪な当たり判定を持っていた。
その真価は「壁を使うテクニカルコース」すなわち大観山上りで発揮し、タイムアタックの全国ランキングで上位に位置する。
ブーストはロータリー車に限ってみれば少し強い程度で全体からすれば平均的だが、上記の通りコーナリング性能が優秀なのでテクニカルコースにおいては体感的には強く感じるだろう。
その強さからマキシ6以降では大会を含む乱入対戦環境において性能や使用率がナンバーワンであったものの、6RRの2022年11月の車種調整アップデートにおいて状況は一変。全体的に性能が弱体化された。
スクロール速度やコーナーリング性能に加え、この車の売りの一つであった対接触性能が弱体化され、大半の車種を押し込む・抑え込むことが難しくなっている。
その為、SAVANNA GT (S124A)やSPRINTER TRUENO GT-APEX(AE86)といった弱体化されなかった車種に乗り換えるプレイヤーが続出。
ただし乱入対戦ではコンパクト故のアドバンテージもある為、それを上手く使って立ち回ることで勝機を見出す事が出来る。
選択可能カラー
スワンホワイト | ※この1色しか選択できない |
更新回数及び追加カラー
1 | レッド | 21 | ホワイト |
---|---|---|---|
2 | シルバー | 22 | ダークブルー |
3 | イエロー | 23 | グレー メタリック |
4 | グリーン2 メタリック | 24 | ベージュ メタリック |
5 | オレンジ | 25 | ピンク2 |
6 | ライトブルー | 26 | ダークグリーン2 |
7 | ガンメタル | 27 | ペールグリーン2 メタリック |
8 | ブラック | 28 | ライトパープル メタリック |
9 | ワインレッド メタリック | 29 | マルーン2 |
10 | ライトブラウン メタリック | 30 | ダークオレンジ2 メタリック |
11 | ブルー | 31 | カナリー イエローマイカ |
12 | オリーブ | 32 | オレンジイエロー メタリック |
13 | ペールピンク | 33 | ペールブルー |
14 | ライトシルバー | 34 | パープルシルバー メタリック |
15 | ブルーグリーン メタリック | 35 | グリーン |
16 | ダークパープル メタリック | 36 | ピンク メタリック |
17 | フロッググリーン | 37 | ダークレッド メタリック |
18 | ダークオレンジ メタリック | 38 | ダークブラウン |
19 | イエローグリーン メタリック | 39 | パールホワイト |
20 | ゴールド メタリック | 40 | グリーン4 メタリック |
エアロパーツセット
A:ロータスヨーロッパやディーノ246のようなフロント周り。マフラーは4本出しになる。
B:かっちりした下回りが特徴的。特徴的なリアタイヤハウス周りは無くなる。板っパネが装着される。
C:1968年「マラソン・デ・ラ・ルート84時間耐久レース」仕様。
フロントに大型のフォグランプがつき、リアはウイング&バンパーレス。
D:
6RRまで。フロントは5dx+まで使えたRUFのRK coupeに似た雰囲気になる。
リアはフェンダーがBと同形状になり4連テールのうち下2つがなくなる。
マフラーは4本出し。当たり判定も良く、現代風エアロながらも見た目もすっきりしている為か、このエアロとカスタムGTウイングを装着しているプレイヤーが多い。
E:ボディ色のスプリッター・GTウィングが装着される。
F:前後バンパーと屋根が黒くなり、黒の分割式スポイラーが付く。
G:こちらも4連テールのうち下二つがなくなる。
エアロDに小さなフォグを付けたような形状。
H:大型の丸目フォグランプが付く。フロント周りがアテンザのエアロA、若しくはブラックバードのようになる。
I:黒固定の大型スプリッターが装着される。サイドスカートも黒固定。ディフューザーも装着される。ボディ色リアウィングも装着される。純正ベースにレーシーに仕立てた感じのエアロ。
J:CORVETTE Stingray (C3)のエアロJと同じくレズヴァニ・ビーストをコスモSに落とし込んだようなエアロ。
ヘッドライトが埋められ、フォグランプのような部分のみが光る。マフラーの位置はセンターになる。
K:グループ5風エアロ。リアはフェンダーがB、Dと同形状になり、オーバーフェンダーが装着される。
ダクト付きボンネット
A:エアロC同様、「マラソン・デ・ラ・ルート」仕様のボンネット。
ダクトはつかずバグガードが付いている。
カーボンボンネット(ダクト付)1:
B:
C:
D:
カーボンボンネット(ダクト付き)2:
カーボンボンネット(ダクト付き)3:
車種専用ウィング
A:流麗なコスモスポーツにはあまり似合っているとは言いがたい大きめのウイング。
B:車種別Aとは違いかなり低い板羽がつく。
C:ドラッグウイング
エアロミラー
砲弾型のミラーを細いステーが支える特徴的なミラー。
カーボントランク
ワークスステッカー
1968年「マラソン・デ・ラ・ルート84時間耐久レース」仕様。
エアロC・FRPボンネットAと組み合わせるとほぼそっくりの仕様になる。
レッドのラインのゼッケン18番と、イエローのラインのゼッケン19番の2パターンがあり、選択しているボディカラーによって決定される。
ちなみにリアフェンダーに書かれている「MAZDA 110S」とはコスモスポーツの欧州名。後述の通り海外版では110Sとして収録されてる。
サイドステッカー
雑記
- RX-7シリーズおよびRX-8 Type S (SE3P)同様、レブリミットアラームが鳴る。
- 現在のマツダの前身・東洋工業*1が開発した世界初の量産型ロータリーエンジン・10A型を搭載したスポーツカー。今作では後期型を採用。
ちなみに前期型の車種形式はL10Aであり、最高出力が110PS、トランスミッションは4速MTという仕様であった。
- 1955年当時、日本政府並びに通産省が構想していた自動車メーカー統合案を危惧し、それに対抗する為に東洋工業ならではの特色を求めドイツ・NSUヴァンケル社(現・アウディ)と技術提携を結び、NSU社の開発したロータリーエンジンを導入。
だが、乗用車に使用するエンジンとしてはトラブルも多く脆弱でとても実用的な代物とは言えず、当時の設計部の若手エースであった山本健一をリーダーとした開発チーム「ロータリー47士」はNSU式ロータリーエンジンを基に、実用化に向けての改良に乗り出すコトとなる。- 「悪魔の爪痕」と呼ばれたチャターマーク*2や、「カチカチ山のタヌキ」と呼ばれたオイル漏れ、脆弱なアペックスシールといった数々のトラブルや難問に悩まされながらも途中で投げ出すコト無く一つずつというペースながらも解決していき、1967年にコスモスポーツをデビューさせるというカタチでロータリーエンジンの実用化を成し遂げた。
ただ、それでもレシプロに比べオイル漏れやオイル食いがひどく、当時の日本車としては珍しくないがボディが錆びやすい等の弱点があった。独特のスタイリングもカモノハシと評されるなど評価が分かれた。
- 「悪魔の爪痕」と呼ばれたチャターマーク*2や、「カチカチ山のタヌキ」と呼ばれたオイル漏れ、脆弱なアペックスシールといった数々のトラブルや難問に悩まされながらも途中で投げ出すコト無く一つずつというペースながらも解決していき、1967年にコスモスポーツをデビューさせるというカタチでロータリーエンジンの実用化を成し遂げた。
- テレビ番組「帰ってきたウルトラマン」(1971)ではパトロールカー「マットビハイクル」として後期型コスモスポーツが採用され、同作品をオマージュした映画「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破」においても、NERVの官用車として使われている。
- 海外版マキシでは110Sという車名になっている。ハンドルこそ右のままだがエンブレムはご丁寧にCosmoから110Sとなってる。
- エアロCとボンネットA、ワークスステッカーの元ネタであるマラソン・デ・ラ・ルートとは1968年(昭和43年)8月にドイツ・ニュルブルクリンクで行われた84時間耐久レースの事。
スピードと耐久性が問われる文字通りのマラソンレースで、ポルシェ・ランチア・BMW・SAAB・オペル・シムカ・ダットサンなどと激戦を展開した。
結果は完走を果たすのみならずポルシェ・ランチアに次ぐ総合4位*3入賞となった。
参加59台中、完走はわずか約半分の26台であった。
- 2017年(平成29年)12月20日、「ロータリー47士」のリーダーとしてロータリーエンジンの実用化・改良に尽力した「ロータリーエンジンの父」山本健一が逝去。享年95歳。
- ドリフトスピリッツにも収録されており、スワンホワイト以外にレッド・グレー・イエロー・オレンジがある。
カラーリング例