Roadster RS RHT(NCEC)

Last-modified: 2024-05-03 (金) 09:01:17

基本スペック

駆動方式[FR]/ ミッション[6速]
初期馬力[170ps]/カーナンバー:19-98

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全長:3,995mm
全幅:1,720mm
全高:1,245mm
最高速度:349km/h弱

モード別カテゴリー称号
ST無敗【首都高無敗】
夏休み称号【】
ワンメイクバトル【NCキング】
エンジン形式バトル【直4選手権】
期間限定首都一TA・1【伝説のロードスター】
期間限定首都一TA・2【俺のロードスター】

備考:ロードスターシリーズの3代目モデル。Cosmo SPORTS (L10B)と並ぶマツダの技巧派マシン。

軽量かつコンパクトな車体により、加速およびコーナリング性能が優秀。また旋回性とドリフト中の減速の少なさも他のロードスターより良い傾向。
それ故、箱根のようなスライド時間が長いコースや神戸・広島のようなハイグリップ系コースでとても優秀な記録が出ている。
全長はEUNOS ROADSTER(NA6CE)・ROADSTER S Special Package (ND5RC)に抜かれたものの4番目に短く*1、バチコン(ロケット)を喰らうリスクが小さいのは変わらない。また全幅も狭めなので擦り抜けも容易である。

ブーストの強さ自体も中の上と言ったところだが、前述の加速とコーナリングの優秀さも相まって体感的には強く感じられるだろう。
一方で対接触性能は低く、ガリ合戦は不向き。 特にサイド側の「押され強さ」がかなり低い。下位プレイヤーがインに突っ込んで来ると高確率で飛ばされる。要は粘らない。
対戦では、一度前に出たら終始前に出させない堅実な走りをするか、最終局面で持ち前の小ささとコーナリング性能を活かして勝負をかけるのが良いだろう。

この性能ゆえ、対戦で使うには難があるが扱いやすさはピカイチ。初心者でもすぐに扱える仕上がりになっている。
湾岸マキシに収録されているロードスターのうち、最もTA向きの性能となっている。RX-8 Type S (SE3P)共々TA要員として用いるのがオススメだろう。
しかし現在はRX-7 Type R (FD3S)やコスモスポーツの台頭もあってか使用者も減少し、マイナー車の部類に入ってしまっている。

選択可能カラー

カッパー
レッドマイカ
ギャラクシー
グレーマイカ
サンライト
シルバー
メタリック
ブリリアント
ブラック
ストーミー
ブルーマイカ
ハイランド
グリーンマイカ

更新回数及び追加カラー

1ホワイト21ダークレッド
メタリック
2ダークオレンジ22グレー
メタリック
3ブルー23シルバー
4グリーン
メタリック
24ブラック
メタリック
5イエローグリーン
メタリック
25ダークブルー
メタリック
6イエロー
メタリック
26ダークグリーン2
7マルーン27ダークオレンジ2
メタリック
8ダークパープル
メタリック
28ピンク2
9パープルシルバー
メタリック
29ペールグリーン2
10ライムグリーン30イエロー3
11サンフラワー
イエロー
31ガンメタル
12ペールブルー
メタリック
32オレンジイエロー
メタリック
13ライトレッド33ブルー
メタリック
14ベージュ
メタリック
34ライトパープル
メタリック
15ライトブラウン
メタリック
35グリーン2
メタリック
16ペールピンク36ミントグリーン
17ブルーグリーン
メタリック
37ピンク
メタリック
18ゴールド38ワインレッド
19ダークピンク39パールホワイト
20オリーブ40ダークブラウン

エアロパーツセット

A:全体的に角ばったエアロ。フロントはランエボXのエアロCを彷彿とさせる。
ウィングはVeilsideに似ている。
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B:比較的スポーティーなエアロ。リアにディフューザーが装着される。
マキシ3DXでのユウジのエアロと同様のもの。
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C:マツダスピード製の純正風エアロ。
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D:フロント・サイドはシンプルだがリアは派手なエアロ。
カーボン製・リベット留めのオーバーフェンダーが特徴。マフラーは左右で縦2本となる。
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E:フロントに大型のフォグライトが装着される。少しだけNB型に似たエアロ。
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F:押し出しが強いデザイン。マフラーもかまぼこ型の変わった形状になる。ウイングは大きめの角型。
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G:中期型(2008~2012年生産)に寄っている印象を受ける。
小ぶりなエアロでまとまりが良く、飽きが来ないデザインであっさり仕上げたい人向け。
ウイングはロードスターに若干ミスマッチな大きめの角型。
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H:GTカーの雰囲気が漂う、かなり本格的なエアロ。
フロントの張り出しが大きくなり、接触判定がシビアになるので注意が必要。
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I:アルピーヌ・A110(2017)風エアロ。フロントは80スープラのエアロF及び新型86のエアロIに少し似ている。
程よくレーシーで手堅くまとまっている印象。
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J:クールレーシング風のエアロ。
このエアロのみ、マフラーはセンター二本出しになりテールランプが点かなくなる。バグではない模様。
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K:ポルシェ・ボクスター(981)、RX-8のエアロCに似た感じのエアロ。
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ダクト付きボンネット

A:ボンネット中央の隆起部が排気用に開けられている様に見える。
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カーボンボンネット(ダクト付)1:
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B:中央に大きくダクトが付けられる。
とてもシンプルで他のエアロパーツと合わせやすい。
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C:左右端に細かいダクトが装着される。
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D:中央に大きく二つダクトが装着され、左右端に小さめのエアインテークが並ぶ。
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カーボンボンネット(ダクト付き2):形状はDと同様。ダクトとインテーク部分がカーボンになる。
[添付]

カーボンボンネット(ダクト付き3):他車種同様ボディカラーと同色。
このボンネットのみボンネットピンが装着される。
[添付]

車種専用ウィング

A:小型だがガッチリとしたデザインのウィング。FD3Sのものに似ている。
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B:2段式の大きいウイング。FD3Sの車種別Bに似ている。
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C:カーボン調のスポイラー。ボディカラーに塗り分けられる。
[添付]

エアロミラー

ガナドール・スーパーミラータイプのエアロミラーが付く。
車幅が狭いこともあり相対的に他の車よりも若干ミラーが大きく感じる。
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カーボントランク

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ワークスステッカー

「MAZDASPEED」ロゴが車体両サイド後方とボンネット上に斜めに付けられる。
例によってカーボンボンネットを付けるとステッカーは隠れ、またボディカラーによってはステッカーの文字の色が反転する。

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サイドステッカー

[添付]

 

雑記

  • 収録されている車両は初出のマキシ3DXの稼動開始時期(2008年12月16日)やエクステリアデザインなどから、2005年~2008年生産の初期型であると推察できる。
    ちなみにNCECは二度のマイナーチェンジで完成度を高めており、初期型のほか中期型*2と後期型*3に判別される。
  • RX-8と同じ基本アーキテクチャを持つNCプラットフォーム*4を採用。これにより全幅が1,700mmをわずかに超え、ロードスターでは初めて3ナンバー登録となった。
    また2020年現在歴代の中ではボディサイズが一番大きい*5。とはいっても手ごろなサイズであることに変わりはない。
  • 本車に採用されている6速MTであるが、先代*6が外注(アイシンAI製)だったのに対し本車ではマツダ内製となった。
    • これは先代のアイシンAI製6速MT*7が「シフトの入りがガサツでシフトストローク*8も長くフィーリングが最悪*9」と不評だったためである。
    • また湾岸マキシでは収録されていないが、5速MTを搭載した「NR-A」と呼ばれるレース仕様ベースモデルもある。こちらの5速MTは、初代NA型ロードスターの5速MTのメカニズムをブラッシュアップしたもの*10であるため、初代ロードスターのミッションケース内に組み込むことで強化ミッションとして流用チューニングに使用されることもある。
  • 海外版では車名が他のロードスター同様「MX-5」となっているが、北米ではNCEC型からミアータの名が外れており、湾岸マキシでもそれが反映されている*11
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  • 本車は欧州では多数の特別仕様が存在している。
    専用カラーや、ジン特殊時計会社とのコラボレーション腕時計が付属するなど、日本向けにはない仕様・オプションが存在する。
    また、「Miyako*12」「Yusho*13」「Kendo*14」「Iruka*15」「Karai*16」などコンセプトとなった日本語がモデル名に付けられている。*17
  • ソフトトップモデルが主力のロードスターであるが、本作品のNCECはRHT(リトラクタブル・ハードトップ)モデルが採用されている。マツダとしては初めての試みといえる電動格納式ハードトップで、開閉にかかる時間は約12秒であった(これは当時、世界最速の開閉速度とも言われていた)。さらにルーフの格納をトランクではなく独立した専用のスペース(シート後方にある)とすることで、オープン時にもゴルフバッグが収納できるトランクの容量を確保したことも高く評価されている。
  • 光岡自動車*18が本車をベースに「光岡・ヒミコ」というクラシックカー風のパイクカーを製造・販売している。完成車両を広島の生産工場より輸送された後、ボディの内外装を分解し、1台1台職人の手作業によりカスタマイズして製作する凝った手法が採られている。
    参考画像
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    • 画像を見ていただければわかるように、ハードトップ部分やドア周りに若干面影を残しているものの、もはや別車種にしか見えないほど外観には手が加えられている。それはプラットフォームの大手術にも現れており、全長を560mm、ホイールベースを700mm延長。一方でフロントのオーバーハングは削って美しいプロポーションに磨きをかけている。これはかつて存在していたラ・セード*19と同じ手法である。構造変更をしているため、車検証の型式名称も「NCEC」としっかり改められている。
      しかし、内装は一部にウッドパネルが使われていることとステアリングのエンブレムが独自の物に置き換わっているぐらいなのでインテリアを見れば元がロードスターだったことはわかる。*20
    • 2018年2月には4代目ロードスター(ND5RC型)をベースとした2代目も登場した。初代がハードトップモデルのみであったのに対して2代目はソフトトップモデルのみとなっている。
  • マキシ3DX~3DX+では登場できなかったS2000 Type S (AP2)の代わりに、ユウジの搭乗車種として登場していた。
    エアロB、GTウイングA、RAYS CE28N、カーボンボンネットと現行のマキシ6RR+でも低いドレスアップレベルで入手可能なパーツで構成されている。

*1 ちなみに一番短いのは軽自動車のR2 (RC2)。
*2 2008年~2012年生産。内外装の質感向上と装備の充実化。
*3 2012年~2016年生産。MT車のフィーリング向上と制動性改善。
*4 マツダのロードスター用Nプラットフォームの第三世代。RX-8にて採用されたFEプラットフォームをベースにしている
*5 ND5RCは全長をNCECより80mmも切り詰めているため相対的に小さい
*6 初代NA型と3代目(本車)NC型の間(1998年~2005年まで)に登場した2代目NB型ロードスター。残念ながら湾岸マキシには未収録。
*7 S15シルビアやトヨタ・アルテッツァ(湾岸マキシ未収録)にも採用された。ただしこの2車種ではフィーリングこそ良好なものの、「耐久性が低くパワーを上げるとすぐに壊れる」という不評もある。
*8 シフトレバーがニュートラルにある状態から、特定の段位へシフトが完了した際のその距離をいう。長すぎるとスポーティさを欠いてしまうが、逆に短すぎるとシフトの不完全さを感じさせるため、適度な長さが求められる。
*9 初代NAの5速MTは「手首を返すだけでシフトチェンジできる」と言われるほどシフトストロークが短く、好評であった。ただし、アイシンAI製6速MTのシフトストロークもMTとしては標準的な長さである。
*10 インプットシャフトとトランスミッションケースは新調されている。
*11 しかしハンドルの位置は右のままである。
*12 英国向けに発売。名称の由来は、リゾート地として有名な沖縄県の宮古島から。特別装備は赤ステッチ入りのブラックレザー内装、17インチアルミホイール、専用エンブレム、フォグランプなど。フロントサスペンションにはストラットブレースが追加され、ハンドリング性能も高められている。専用ボディカラーとして、アルミニウムシルバーとベロシティレッドが用意される。
*13 名称の由来は優勝から。コスワース社が開発したスーパーチャージャーを搭載し、エンジン内部にはコスワース製ピストン、コンロッドを使用。他にも大容量インジェクター、スポーツ触媒、専用ECUを採用したことで240馬力・トルク27.9kgmをたたき出す。ドイツ向けに限定販売される噂があったが、残念ながら市販はされなかった。
*14 英国向けに発売。名称の由来は剣道から。ロードスターの累計生産台数が90万台を突破し、世界で最も多く生産されたオープンスポーツカーとなった事を記念して発売された。特別装備として17インチの専用アルミホイール、ストーンレザーと呼ぶ専用レザーシート、ステアリングホイール・シフトレバー・サイドブレーキレバーにシートと同色のステッチ加工、アルミパネル&アルミペダルやBOSE製オーディオが標準装備。専用ボディカラーには、ドルフィングレーとスパークリングブラックが用意される。
*15 スペイン向けに発売。名称の由来はイルカから。電動格納式ハード・トップ仕様の「RHT」をベースに、17インチアルミホイール、本革シート、シート・ヒーター、クローム・メーター・リング、シルバー・フォグ・ベゼル、防犯アラーム、Bluetooth無線接続機能などを標準で装備し、日本仕様では設定のない126馬力の1.8リッターエンジンを搭載する。専用ボディカラーとしてドルフィン・グレーが用意される。
*16 ドイツ向けに発売。名称の由来は味の辛いから。電動格納式ハード・トップ仕様の「RHT」をベースに、ハードトップとドアミラーに黒の塗り分け・17インチアルミホイールにダーク・グレーとブラックの塗装が施され、表皮にブラック・レザーとアルカンターラが張られたレカロ製スポーツ・シートを装備、本革ステアリング・ホイールのスポークやロール・バーの後部など、通常はシルバーで塗装される部分が、艶のあるブラック塗装に変更されている。また、購入者には前述のジン特殊時計会社とのコラボレーション腕時計(1,250ユーロ=約14万7,000円相当)がプレゼントされる豪華な特典があった。専用ボディーカラーとして、日本のワサビを連想させるようなグリーン・メタリックのボディ・カラーが用意される。
*17 他にも「Sensyu(選手)」「Hamaki(葉巻)」「Kaminari(雷)」などのモデルが存在する。気になる人は各自調べてみてほしい。
*18 富山県富山市に本社を置く自動車メーカー。1968年創業。中古車・輸入車ディーラー業や他のメーカーの車をベースにパイクカー風デザインにカスタマイズした車両の製造・販売を行っている。創業当初は市内の馬小屋を借り受けて板金塗装・整備を生業としていたが、「中古車を価格の安価な他地域から仕入れてきて販売する」現在の中古車販売業のさきがけとなるビジネスモデルを展開し、BUBU(ブブ)という店舗名称を用い全国展開するまでに事業を成長させた。1979年に法人化・開発部を設置、1994年にロータス・スーパーセブンのレプリカ車「ゼロワン」を発表、これが組立車として認可された(後に型式指定を受ける)ことで日本で10番目の国産自動車メーカーとして認められた。2005年にはトヨタからエンジン供給を受けつつも初の自社製シャシーを採用した光岡・オロチを発表、2007年から2014年まで販売した。
*19 S13型日産・シルビアをベースにしたクラシックカー風のカスタムカー。S15シルビアをベースとした2代目モデルも存在する。
*20 もっとも内装を見ればベース車両が推測できることは光岡自動車の車種ほとんどに言えることである。数少ない例外は前述の光岡・オロチ。