サイオニック

Last-modified: 2018-05-16 (水) 12:33:24

概要

兵士たちに起こるであろう恒久的な変化… その事実に対して説明をするという、道徳的な義務があるはずでは?

 エイリアン種族の用いる精神的(?)エネルギー。人類もエイリアンを捕獲し、鹵獲したサイオニック機材を研究することで対抗する。
 ゲーム後半、司令部に建造したサイオニック研究所で兵士をテストすることでサイオニックの素質を持つ兵士を発見することができる。素質を見出された兵士はPSI兵士としてのサブクラスを通常のクラスとは別に持つこととなる。PSIクラスはPSI能力を使い続けることで昇進していく。特に終盤まで射撃命中率に難があるヘビー、火力が乏しいサポートが運よくサイオニック能力に開花するとチームの安定性が格段に増すだろう。反面、アサルトとスナイパーといったメインの殲滅役が開花したところで使い時に困ってしまうという面も。

アビリティ

階級アビリティ名効果備考昇進に必要なPSI使用回数
訓練兵精神摩擦ターゲットの現実認識能力を失わせて照準、意志力、機動力へのペナルティを2ターンの間与え、さらに5ダメージを与える。ロボットの敵には無効。クールダウンは1ターン。照準と意志力は-25され、機動力は半分になる。意志力へのペナルティは重ねがけで累積する。それ以外はしない。0
技術兵PSIインスピレーション術者を中心とした3マスの範囲内に存在する術者を含む味方ユニットから精神摩擦とパニックを除去し、2ターンの間+30の意志力ボーナスを与える。クールダウンは4ターン。マインドコントロールは除去できない。5
PSIパニック次の敵のターンでターゲットをパニック状態にする。ロボットの敵には無効。クールダウンは2ターン。説明文とは違い、実際にはターゲットは即座にパニック行動を起こす。
諜報兵念動フィールド術者を中心とした広い範囲内に存在する術者を含む敵味方すべてのユニットに+40の防御ボーナスを与える。クールダウンは4ターン。12
マインドコントロール3ターンの間ターゲットを操作できる。ロボットの敵には無効。クールダウンは5ターン。
志願兵亀裂平たい円盤状のエリアをPSIエネルギーの嵐で破壊し、範囲内のユニットにダメージを与える。効果は2ターンの間続き、範囲内に侵入したユニットにダメージを与え続ける。意志力の高いユニットには与えるダメージが減少する。意思力差が205で26ダメージ。100万

戦術とビルド

■精神摩擦

  • 最初に覚えるスキルにしては妙にいぶし銀な性能を持つ攻撃スキル。
    インスピレーションやマインドシールドで命中率を大幅に上げることが出来るので、
    場合によってはほぼ必中の5点ダメージとして機能するほか、サイオニックエイリアンの特殊攻撃にも抵抗が出来る。
    捕獲を試みる際、制圧の-30だけでは防御力が心許ないときなどはお世話になることもあるかもしれない。
    攻撃というよりは、無効化ショットや制圧のように味方をサポートするために使うアビリティだろう。

■PSIインスピレーション / PSIパニック

  • 意志力ってなに?という人には恩恵を感じづらいかもしれないが、
    簡単に言えばサイオニック攻撃の回避率と命中率が+30され、パニックを起こしづらくなるという便利なスキル。
    サイオニックがいそうな部屋に突入する直前や、新兵を連れてミュートンと戦う時に前もって使用したり、
    自前、あるいは他のサイオニックが利用するサイオニックの命中率を上げたりと、要所要所で役に立つ。

    しかし、その最大の長所は『自分に使える』というところ。
    早い話、ミッション中にこれをひたすら使い続ければサイオニックレベル3はあっという間になる。
    PSIパニックの存在意義が危ぶまれるぐらいには便利。
  • パニックを起こした敵が同士討ちをする可能性は低く、適当なカバーに逃げ込んで1ターンかがむぐらい。
    そのため、確率で失敗し、なおかつ移動時リアクションショットの発生しない制圧のようなものと考えていい。
    捕獲のサポートや育成のためにとどめを譲りたい状況ならなにかの役には立つだろうが、
    攻防一体のインスピレーションに比べるとかなり使い道に困るスキル。

■念動フィールド / マインドコントロール

  • スモークを遙かに凌ぐ範囲に+40というでたらめな防御力を与え、さらにカバーやスモークの効果が乗る。
    状況によっては+100を超える防御力を生み出すので、無茶な突撃から一時しのぎまで幅広い運用が出来る。
    遮蔽が少なく位置取りが難しいマップの存在や、後半では同時に複数体の強敵を視認してしまう可能性もあるため、1ターンで殲滅できない場合には部隊の生存率を確実に上げてくれる有用なアビリティ。
  • 念動フィールドとは打って変わって、非常に攻撃的なスキル。
    決まれば敵一体を即座に無力化し、さらに追加の火力を得られるので殲滅速度が高まる。
    しかし、一度コントロールしたユニットは期限切れまで攻撃対象に選べず、効果が切れた後はもう一度戦闘して倒す必要があるので、二度手間と言えば二度手間。
    爆発物があればコントロール中でも倒せるのだが、そもそも当たらなければ1ターン無駄ということにも注意。
    マインドシールドやインスピレーションで実質命中率が+60されるので、
    サポートの戦闘ドラッグなども含め、このスキルに特化した部隊を作ってみると面白いかもしれない。
    なお、マインドコントロール状態で同士討ちさせると、マインドコントロールされたユニットの装備を戦利品として獲得することが出来る。

■亀裂

  • 使用者と対象の意志力差に応じたダメージをやたら広い範囲に与えるサイオニックの最終兵器。
    ある条件を満たした特別なサイオニックだけが使えるのだが、はっきり言ってとんでもなく強い。

    ちなみに某イベントはサイオニックに1000万のサイオニック経験値を与えるという仕様なので、
    プレイヤーが地道にサイオニック能力を使用し続ければ、イベントを起こさないでも使用可能になる。
    ただし、プレイヤーが一度のPSI行使で得られる経験値は10。よほどの暇人でもなければまず不可能。