機体
レイヴン
エイリアンの戦闘機に対抗するには、我々の戦闘機にも火力と飛行速度の強化が必要でしょう。
初期からXCOMに配備されている迎撃機。パルスエンジンにより飛行する強力な高速戦闘機であるが、
エイリアン勢力の船に対抗するにあたって装甲とフレームの耐久性が課題となっている。
“レイヴン”は厳密にはコールサインであり、実際の機体名がなんであるかは不明。
ゲーム内では単に“迎撃機(Interceptor)”とだけ呼ばれている。
製造は1機につき40§、期間は3日で完成する。メンテナンス代は月に20§。
- 小型・大型偵察船の攻撃には8発、アブダクションシップ・補給艇の攻撃には6発まで耐えられる。
- インポッシブルでは、アブダクションと補給艇の攻撃に何と4発しか耐えられない。素直にファイアストームの開発を急ぐべし。
- という割には偵察船やギリギリアブダクションシップまでなら装備を整え、運が良ければ(被弾しなければ)案外何とかなる事も。
- 逆に補給船以上を相手取るのはどう足掻いても無理。ファイアストームが無いならば嫌がらせに1~2発当てたらおとなしく帰還しよう。
- 意外と気付かれにくいが、装備を変更する画面の奥で映っているレイヴンは換装した装備に応じてちゃんと対応した装備を積んでいたりする。メカ好きなら一度は乗せ替えを楽しんでもいいかもしれない。
ファイアストーム
今まで多くの仕事にたずさわってきて、わたしたちチームがもっとも誇りに思っているものが、このファイアストームなのです。
ゲーム後半、強力な敵機に対抗するためエイリアンの技術をリバースエンジニアリングして建造される最新鋭戦闘機。
重力ウェーブドライブによる飛行性能と、エイリアン合金のフレームおよびエネルギーシールドの採用により飛躍的に上昇した防御性能、
先進的なフライトナビゲーションシステムを併せ持つ、エイリアンと地球の技術の融合により生み出された究極の機体である。
コールサインは“デーモン”。
- 製造は1機につき200§、エレリウム20、合金40、UFOパワーコア1、UFO制御コンピューター2、技術者20が必要。
期間は14日で完成する。メンテナンス代は月に10§。
- 新型の機体でもしっかり初期装備はアバランチミサイルのままである。
このままうっかり出撃させると酷い目にあう可能性も有るので配備次第すぐ装備を取り替えて置く事
武装
武器名 | アバランチ ミサイル | フェニックス キャノン | レーザー キャノン | プラズマ キャノン | 電磁パルス砲 | フュージョン ランス |
---|---|---|---|---|---|---|
命中率 | 70% | 95% | 85% | 85% | 100% | 90% |
射程圏 | 長 | 短 | 短 | 長 | 短 | 長 |
発射間隔(秒) | 2 | 1 | 0.75 | 1.25 | 1.25 | 1.5 |
ダメージ | 低 | 低 | 低 | 中 | 高 | 高 |
装甲貫通度 | 低 | 低 | 中 | 高 | 高 | 高 |
基本コスト | - | 35§、技術者5 | 35§、技術者10 合金25 | 100§、技術者20 エレリウム20、合金20 | 200§、技術者30 エレリウム20、合金30 | 150§、技術者35 エレリウム20、合金30 |
以下は全てEW準拠。複数の数字がある場合、イージー/ノーマル/クラシック/インポッシブルの数字を指す。
撃墜に必要な弾数(レイヴン)
機体/武器 | アバランチ | フェニックス | レーザー | プラズマ | パルス |
---|---|---|---|---|---|
小型偵察船 | 2 | 3 | 2 | 1/1/2/2 | 1 |
大型偵察船 | 4/4/4/5 | 5 | 4 | 2/2/3/3 | 2 |
アブダクションシップ | 6/6/11/16 | 6/6/8/10 | 5/5/6/6 | 3/3/4/4 | 2 |
補給艇 | 25/25/100+/100+ | 8/8/100+/100+ | 5/5/8/10 | 3/3/4/5 | 2 |
- バトルシップと監視船は無理があるので割愛。
ファイアストームの場合
機体/武器 | レーザー | プラズマ | パルス | フュージョン |
---|---|---|---|---|
バトルシップ | 6/6/9/13 | 3/3/5/5 | 2/2/3/3 | 2/2/3/3 |
監視船 | 9/9/8/11 | 4/4/4/5 | 3 | 2 |
- 補給艇以下に負ける要素はないので割愛。
- アバランチミサイルとフェニックスキャノンはこの2機にはまともなダメージを与えられない。
- 同じ武器であってもファイアストームで撃つ方が威力が高い。特に硬いUFOに対するダメージが大きく上昇する。
アバランチミサイル
いわゆる初期装備。射程の長さだけが取り柄。
なんとなく格好も付かないので、早いところ別の装備に取り替えたい。
フェニックスキャノン
射程が短い代わりに瞬間火力が高い兵器。
アバランチミサイルとは比べものにならない火力があり、回避アップリンクがあれば大型UFOまで相手に出来るぐらい強い。
アンロックされる時期も早いため、基本的にこれを搭載した迎撃機が二機あれば補給機の登場まで乗り切れる。
合金を使わないのもポイントの一つ。
レーザーキャノン
フェニックスキャノンの上位互換と言える近距離火力を持つ。
上記と違い合金を消費するが、大型輸送船でも二機いれば充分に落とせる。
しかし、前提のレーザーがそもそも無視されがちな装備のうえ、
フェニックスキャノンが優秀なので敢えて装備するケースは少ない。というか後半のUFO相手だと
レイヴンの被弾は不味いので猶更影は薄い。
敢えて言うなら、高難易度で消費量が大幅に増えるエレリウムが不足した時に覚えて置くと意外と使える……かもしれない。少なくとも筆者は予備機の装備としてお世話になりました。
プラズマキャノン
長射程にそこそこの威力と、アバランチミサイルをグレードアップさせたような性能を持つ。
レーザーと違って攻撃開始までの時間が早いので、小型機相手なら上手く行けば無傷で落とせるのが魅力。
若干割高ではあるが、それに見合った性能のある優秀な装備なので、場合によってはこれが最終装備になり得るが、
フュージョンキャノンを入手するための難関、バトルシップは火力が段違いなのでこれを装備していても厳しい。
電磁パルス砲
最新型戦闘機を開発した後で研究できるやや特殊な航空兵器。
戦闘力自体はプラズマキャノンより一回り上程度とそう大差ないのだが、撃墜したUFOの損傷率が劇的に低下するため、
墜落現場を荒らした際の戦利品が目に見えて増加し、財政の改善に大きく貢献してくれる。
難点は、プラズマ兵器全般の優秀さ故にプラズマが真っ先に開発されること。
つまり、この兵器を作れるようになった頃にはプラズマキャノンがほとんどの場所に配備されてる可能性が高い。
また、そうした状況下になっている時期には物資・資金が不足してることがまずないだろうというところだろう。
じみーにレイヴンでも搭載出来る為、どうしてもファイアストームが間に合わない、物資や資金不足でファイアストームの予備機が無い…という時には積んでおくのも手ではある。落とすまで機体が持てばの話ではあるが
後、バトルシップがプラズマじゃどうしても落とせねぇ!という場合はコイツを積むのもアリである。
ただし開発には研究が必要な事と、射程が短いのは頭に入れて置く事。
わざわざ作るよりは、複数機を出した方が総合的にはお得な場合も十分にあり得る、
フュージョンランス
最大のUFO、バトルシップを攻略することで初めて研究・製作が可能になる究極の航空兵器。
ファイアストームにしか装備できないという制約があるものの、バトルシップだろうが偵察機だろうが問答無用で叩き落とす。
これを装備した迎撃機一機でその地域がカバーできる。
EWでの変更点
EnemyWithinで調整が入るだろうと海外フォーラムでも言われていた迎撃システムだっが、EWではほぼノータッチ。
具体的なシステムがわからない人への簡単攻略法。
始めに
まず初期装備と言われるアバランチミサイルには実際十分過ぎるほどの戦力がある。
敵のUFOはバトルシップ・監視船・大型輸送船を除き、ほぼ戦力が似たり寄ったりでしかないため、
アバランチミサイルを装備した迎撃機を二機用意しておくだけで中盤までは問題なく迎撃出来る。
アップリンクも不要で、これらのアイテムはその二種類を倒すためだけにあると考えていい。
小/中偵察機・アプダクションシップは一機目の体力限界まで出撃させた後、
交代させるだけでなんとかなるし、大型輸送船もフェニックスキャノンで撃墜可能。
問題はエイリアン基地襲撃や、単純な時間経過で出現するようになるバトルシップと、ビーコン後に登場する監視船。
監視船は逃げ足が非常に早い上にタフなので、プラズマキャノンでもなかなか撃墜できない厄介者。
ここでフュージョンランスとファイアストームが欲しくなり、バトルシップを落とす必要性が出てくる。
バトルシップはとにかく火力が圧倒的なので、回避アップリンクは必須となる。
フュージョンランスを装備したファイアストームでさえ、運が悪ければ落とされる。
そのため迎撃にはプラズマキャノンを装備したファイアストームが2~3機必須になる。
このファイアストームを揃えるための前準備として、電磁パルス砲は役に立つ。
開発手順としては電磁パルス砲>プラズマキャノンとなっても構わないので、早めに制御コンピューターを集めよう。
首尾良くバトルシップを撃墜し、各大陸に最低一機のフュージョンランス搭載のファイアストームが揃えばゲームは勝ち。
ポイントは以下
- ミュートン出現にあわせてフェニックスキャノンを装備する
ミュートンが出てきてしばらくするとタフな大型UFOが出現し始めるが、アバランチミサイルでは撃墜できない。
逆を言えばそれ以前に出てくる全てのUFOは換装しない迎撃機二機で足りるので、レーザーを購入する必要はない。
余裕を見計らって電磁パルス砲を開発し、必要充分な数のファイアストームを揃えよう。 - フローター・セクトイド・サイバーディスクの死体は出来る限り売らずに取っておく
序盤辛いのでどうしても売ってしまいがちだが、これらの敵は後半になるとほとんど登場しなくなるので、
ゲーム中最も辛いバトルシップとの戦闘でアップリンクが足りなくなる恐れがある。
特にフローターから作る回避アップリンクは重要アイテムなので、必ず一定数を保持しておくこと。 - 迎撃を撃墜されないこと
大型輸送船などが来ても、基本的には高いだけで火力はほとんど変わらない。
しかし撃墜されるとなると準備時間や無駄な出費が嵩んでしまうので、耐久力が8割を切ったら素直に下げよう。
そんなに必死になって粘らないでも、二機目が出撃すればほんの秒読みで撃墜できるはずだし、
フェニックスキャノンを用意しておけば、なおさら狩りは簡単で済む。
消費アイテム
名前 | 材料 |
---|---|
アップリンク標的(照準) | §10、セクトイドの死体x3、技術者x5 |
防御型マトリックス(回避) | §50、フローターの死体x3、技術者x10 |
UFO追跡(上昇) | §20、サイバーディスクの残骸x2、技術者x10 |
迎撃をしやすくするためのサポートアイテム。
消耗品として扱われ、迎撃フェーズ中に各一回ずつ使用できる。
■アップリンク標的
使用後、二回分の攻撃が必ず命中するようになる。
発射数の多いフェニックスキャノンやレーザーキャノンではほぼ無意味だが、それ以外の兵器なら有効。
二回は正直大したことがないと思いがちだが、後半出てくるバトルシップは火力が異常なため、
こちらが死ぬ前にどれだけ攻撃を当てられるかの戦いになるので、SlingshotDLCを導入していない場合は重要。*1
■防御型マトリックス
使用後、敵の攻撃を二回避ける。
割高なだけあってどんなケースでも有用だが、やっぱり最大の使いどころは対バトルシップ(または監視船)。
それ以外のUFOはどれも同程度の火力しかないので、これに頼るまでもなく処理できるのが普通。
■UFO追跡
使用することでUFOが逃亡するまでの時間を数秒間延長する。
アバランチミサイルを使用しているでもない限り、ほとんどの迎撃戦闘はどちらかが落ちることで決着する。
よってこのアイテムを使うケースはたった一つ、基地襲撃後に登場する監視船を撃墜する場合だと言っていい。
その他のケースではほぼ不要。