概要
東ヤーディシアの旧鷹王朝支配地域の国家。「隗より始めよ」の言葉が生まれた国。現在旧鷹王朝は断絶し在議会制民主主義体制が成立しているが、既得権の問題などからも完全な民主主義体制からはかけ離れている。
ターン78に連邦制に移行。
政治
ターン78を期に膺は連邦制に移行。膺を中心とする周辺諸国家からなり、全ての国は対等であると規定されている。行政は独立諸国家の内政はそれぞれの政府に、連邦としての行動は連邦諸国家の代表の承認を受けた連邦行政府が実行する。
連邦行政局
連邦議会
連邦議会は夫々の国家が平等な議席を持つ国家代表院と大選挙区から選出された連邦議員による衆議院の2院制からなる。議会は国家代表院が優先する。衆議院では、左派政党がやや優勢だが、「良き愛国者とは良き批判者」として、現状は歓迎される傾向にある。
国家代表院 | 衆議院政党 |
膺国代表団 | 疲れ果てた労働者党 |
銚国代表団 | 怒りに震える農民党 |
シュパキーン代表団 | 共産党 |
オリャルグ代表団 | 牧民党 |
ドンタコ代表団 | 自由資本党 |
社会党 | |
民主党 | |
国民の連帯 |
外交
鷹王朝の時代より、大陸中央部に異民族の侵入を防ぐ役割を担ってきた国である。連邦制移行までは「北伐」と呼ばれる北進政策がとられてきた。第78ターンの連邦制移行に伴い、外交は連邦外務局が担当する事となった。連邦の外交方針は下記の3点である。
・外交紛争の平和的解決。
・周辺主権国家の独立権の尊重。
・内政不干渉。
国名 | 関係 | 備考 |
ピマ・評議会共和国 | 平常 | |
昴海国 | 無縁 | 国交提案中 |
満天星人民共和国 | 敵対 | 外交能力が稚拙で冒険的な国家と判断している。 |
七星特別行政区 | 平常 | |
チチウイッカプイ | 憎悪 | 戦争 |
沈陽 | 敵対 | 停戦協定 |
瑞穣皇国 | 平常 | |
藍洋鼎王国 | 平常 |
領土
都市名 | 番号 | 国 | 備考 |
易 | 21 | 膺 | 農業都市 |
珪城 | 22 | 膺 | 首都 |
荘 | 23 | 膺 | 大寒波以前の外国人疎開地有 |
梁 | 24 | 膺 | |
驍 | 27 | 膺 | |
鴻 | 3 | 暢 | 北方防衛の為の要害として建城。沈陽との停戦協定の為にチチウイカプイに割譲されるが、131ターンに奪還 |
オリャルグ首都 | 32 | オリャルグ評議会 | |
シュパキーン首都 | 34 | シュパーキン評議会 | |
ガリル首都 | ガリル評議会 | ||
ステーパーシー | ステーパーシー評議会 | ||
ロフタングラード | 2 | ドンタコ共和国 | 旧ヤード連邦系の軍事工場有 |
・失われた都市
崔 | 8 | 暢 | 沈陽との国境都市。要塞化が進められている。 |
閏 | 7 | 暢 | 西方進出への玄関口 |
グニスナエ | 6 | ドンタコ共和国 |
龍族・馬賊
龍族・馬賊共に鷹に対する反国家的、経済的犯罪組織とされている。龍族は特殊な力でドラゴンを操る北部の異民族であり、鷹に対しての独立権を要求ししている。その一族の祖先は龍と交わった巫女とも白蛇と交わった男とも伝えられている。一方で馬賊は単なる強盗集団であり、これらは国内各地に出没しており、軍が討伐に出動しているが、討伐軍と馬賊が癒着している場合があるなど、撲滅には至っていない。
・龍(ドラゴン)
全長10~20m程の巨大なトカゲ。知性が高く、人間の巫女とテレパシーを通じて会話できる。神話・伝説では、空も飛べるが、本物は別にそんな事は無い。人間を背中に乗せることも出来ない。龍族の信仰の対象でもあるが、その血の不老不死伝説の為に密猟され、数を減らしている。龍の体液、血液は不衛生で有毒な為、接種は危険。
軍事
膺国革命軍から78ターンの連邦制移行に伴い組織改編が行われ、ヤーディシア連邦軍型のシステムを採用。正規軍5軍と連邦構成国が保持する連邦国内軍、民兵から成る。膺国革命軍を引き継いでいるが、旧ヤーディシア連邦構成国を編入したことで装備品が改善され、装備の品質は改善されつつある。
膺連邦軍
名称 | 規模 | 主要装備 |
連邦陸軍 | 常備師団歩兵47個、戦車3個師団。動員により歩兵250個師団、戦車50個師団に拡大。 | T-26軽戦車 |
連邦海軍 | 寧海級巡洋艦2隻他小艦艇 | 寧海級巡洋艦 |
連邦空軍 | 秘匿 | I-16戦闘機 |
連邦防空軍 | 秘匿 | P-40戦闘機 |
連邦戦略軍 | 秘匿 | 秘匿 |
膺連邦国内軍
オリャルグ人民軍 | 1個師団 | |
シュパキーン民族防衛軍 | 1個師団 | |
ドンタコ共和国国内軍 |
義勇軍他
ルーンラント大隊 | 装甲車1個中隊、歩兵2個中隊 | 装甲車はAB41 |
東矢大陸戦争
地域覇権獲得のため、沈陽がチチウイカプイと共同して膺連邦に侵攻したことで勃発した戦争。チチウイカプイの宣戦布告理由はよくわからないが、膺連邦は金で雇われたと判断している。本戦争は主敵であるはずの沈陽ではなく、むしろ共戦国であるチチウイカプイのほうが鷹国内世論の憎悪を買った。とくにチチウイカプイの背後にチーシャが関わっていたことで特に膺国内のルーンラント疎開の市民に憎悪を爆発させた。
120期からは鷹連邦、チチウイカプイの間で絶滅戦争に発展。膺連邦軍は新型爆弾陸地隆起弾と、ルーンラント大隊を先鋒に激烈な殲滅戦を開始した。この7ターンに渡る戦闘は、両軍を大いに疲弊させた。その中で膺連邦軍が優勢を獲得しはじめていた最中、ターン128、火事場泥棒的に東矢連合諸国がチチウイッカプイに宣戦布告。チチウイッカプイの敗北は決定的なものとなったが、膺連邦はこれを自分たちの勝利とはみなさなかった。チチウイカプイの強制停戦は東矢連合の参戦間もなく達成されたが、この時膺連邦は東矢連合に対して利益をもたらさないように細心の注意を払って都市の奪還を急いだ。
150期からは東矢連合諸国は戦争に参加せず、鷹連邦単独での追撃戦となった。
・陣営
【第100~102ターンまで】
【第120~127】
【第128~131】
【第150~】
・経過
ターン100 | 沈陽、膺に宣戦布告 |
ターン101 | 沈陽軍、膺に核攻撃。チチウィカップイ、膺に宣戦布告 |
ターン102 | 膺軍反撃開始。沈陽核施設を撃滅。膺軍司令部、状況不利とみて崔(9)を放棄し、強制停戦発動 |
ターン115 | 鷹、沈陽で停戦協定が発効 |
ターン120 | 鷹、チチウイッカプイに対して宣戦布告 |
ターン128 | 七星、藍洋、瑞穣がチチウイッカプイに対して宣戦布告 |
ターン129 | 満天星がチチウイカップイに対して宣戦布告 |
ターン131 | 強制停戦が発動。鷹軍、鴻を奪還 |
ターン150 | 強制停戦終了に伴い鷹軍、攻撃再開 |
人物
名前 | 性別 | 地位 | 備考 |
文洋 | 男 | 膺国王 | |
郭階 | 男 | 説客 | 文洋君が召し抱える説客 |
馬鄭發 | 男 | 説客 | 内務大臣の食客。沈陽出身 |
俊矗 | 男 | 説客 | |
趙朴 | 男 | 説客 | 特別使として沈陽に渡った説客 |
李舜 | 男 | 軍人 | 膺連邦軍の将軍 |
ヘルヴェール | 女 | 軍人 | ヴァルキリー。膺連邦軍の参謀長。東矢大陸戦争の指揮を執る。チチウイッカプイに対する憎悪を隠さない。 |
公孫筏 | 男 | 軍人 | 口癖は「ムムム」。鷹国時代の諸侯。連邦制移管に伴い国内軍司令官となり、国内軍壊滅で膺連邦正規軍の将軍になる。 |
王同句 | 男 | 議員 | よく文洋君に諫言する |
慧美姫 | 女 | 巫女 | 龍族の巫女。龍と一族とともに膺軍の討伐から逃れている。 |
フラウべリカ | 女 | ルーンラント大隊指揮官 | 自称ヴァルキリー。ルーンラントの伝統を守っている。 |
・死亡した人物
李敬画 | 男 | 暢国臨時総督 | 東矢大陸戦争緒戦で沈陽帝国軍と交戦し戦死。 |
単須牌 | 男 | 国内軍司令官 | 元諸侯。どすけべ。浮気癖が治らず、年中妻に折檻されている。東矢大陸戦争でチチウイカプイ軍と交戦し、戦死。 |