サファラルシア・イルメスティ
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概要
魔界政府で作戦長官を務める女性。
イルメスティ家の現当主である。
「破滅への道、厳然たる荒廃、曰く究極の死…それが私よ」
「お前が世界の何処に居ようと、裁きからは逃れ得ないのよ…」
「安心しなさい、散り際は美しく飾ってあげる」
「さぁ、踊りましょう」
「ぼろ布になるまで、甚振ってやるわ♪」
プロフィール
人物
容姿
巨乳で裸の上にコートを着用しており、右肩から右腕を鎧で覆っている。髪色は宝石の如く青い。額に埋め込んだ宝石は裁きの対象を映す。
性格
享楽的に破壊を行い、徹底的に他者を甚振る事に快楽を見出すサディスト。
自分で動く事は無く、配下の六王将に常に運ばせている。生まれながらにしての女王であり、何でも思い通りにいかなければ気が済まない。高飛車でわがまま。
男好きで面食い。
戯れに生み出して高天原に放った大魔竜を佳聯に殺されており、その事を非常に根に持っている。佳聯を殺そうとも試みたが、幾度となく退けられている。佳聯曰く「あやつはしつこい」。その気になれば高天原全土を攻撃する事もできるが、アルンダーティの目的達成の為、佳聯一人にしか戦いを挑まない。
戦闘能力
体技
身体能力が極めて低い生粋の術師。
肉弾戦は基本的に苦手である。相手に触れる事も触れられることも嫌う為、あらゆる賜能と魔法を駆使して敵を一切寄せ付けない。
武技
あまり得意でないが、唯一環状刃だけは達人級の腕前である。
魔法
演算能力に優れ、並列的に物事を考える事が出来る。その為、同時多発魔法・多重連鎖魔法をいとも簡単に行う事が可能。複数の敵を一人で相手する事が可能な稀有な遠距離タイプ。殲滅を何より得意とするが、余りに攻撃規模・威力が甚大である為味方を巻き込むことも多々。サファラルシア曰く「巻き込まれる方が悪い」とのこと。
魔法に波動を混ぜ込んで放つ事が出来る。
賜能
波動成形
波動を成形し、様々な形態で射出する賜能。
光線状にして威力を高めたり、光弾状にして周囲を殲滅したりと、いろいろ応用が利く。彼女はこれを利用し弾幕を張る。多種多様な波導砲を放ち、相手を追い詰めていくことを得意とする。
第0波動
無の本質を持つが故に物質・生物に自分の望みどおりの結果を与える波動を操る賜能。
この波動を利用し、様々な弱体化を相手に施しもがき苦しむ様を眺めるのが好き。
第1波動
全てを風化させ塵に還す波動を操る賜能。
第2波動
触れた箇所を根こそぎ削り取って世界に「存在した」という事実を消し去る波動を操る賜能。
第3波動
相反するエネルギーの奔流で相手を原始レベルにまで分解する恐ろしき波動を操る賜能。
第4波動
一定の範囲内にある賜能の発動を阻害する波動を操る賜能。
第5波動
波動に触れると物理的ダメージの他に神経の連絡が上手くいかなくなり、あらゆる感覚が消失する波動を操る賜能。
第6波動
マナに反応し追撃・解析・吸収する奇跡の波動を操る賜能。
第7波動
中たったものの皮膚や体内を切り刻み血液を始めとした体液を沸騰させ破裂させる波動を操る賜能。
第8波動
接触したモノを石化させる波動を操る賜能。
第?波動
「凄まじいエネルギー量を持つ謎の光」を自在に操る賜能。
無限波動
他の波動の威力や性能を何倍にも底上げする、それ単体では意味をなさない波動を操る賜能。
最終波動
波動に接した物質全てを極限まで分解し吸収する波動を操る賜能。
波動を放った傍からマナを吸収・補充する事が可能。
悪魔神の裁き
彼女が裁くと決めた相手に対して全ての攻撃を集中させる事が出来、何らかの手段でダメージを軽減しない限り確実に死が訪れる強力な賜能。
原理も本態も理屈も不明な、理の側に位置する賜能の一つである。
魂具
原始神器「鏖滅の右腕」
右上肢に着けた鎧。空間を引き裂く魔爪とあらゆる攻撃を呪いとして相手へ跳ね返す能力を持つ。殺した相手の怨念を蓄積し、それを呪いとしてばら撒くことも出来る。
原始神器「殲滅の左腕」
左腕に付けた上腕の中部ほどまである漆黒の手袋。彼女の波動能力を底上げしており、彼女の動きに合わせて自動で周囲を殲滅する事が出来る。この手で触れられた物は彼女の第0波動がもたらす種々の結果から逃れられなくなり、一生を彼女の武器として過ごす事となる。
環状刃「剿滅霊環」
巨大な環状の刃であり、唯一彼女が得意とする武器。
彼女が作り出した魂具であり、幾人もの怨念が詰まっている。その素材は拷問の果てに殺した神の骸。
天帝神器「六面六臂」
サファラルシアの苦手な肉弾戦を補助する人型魂具。
バハドラやアバドン並みの身体能力と戦闘技術を備える。起動にはサファラルシアの血が必要。