常盤 瀰麗
(ときわ みら)
概要
聖壁警備隊総長を務める女性。
王冠を被った鼠であり、その本当の姿は美しい女性。
「常盤瀰麗は私よ、こっちこっち」
「私がいる限り、この聖壁が抜かれる事はないでしょきっと」
「子ネズミたちをなめているのか?まァ、仕方ないのか」
「獣を統べる王、それが私ー常盤瀰麗なのよね」
「真の姿を見るのはお前で…何人目だっけ?」
プロフィール
通称 | ねずみ姫 |
年齢 | 26 |
所属 | 聖壁警備隊 |
身長 | 168cm(ネズミ形態時:9cm) |
体重 | 51kg |
誕生日 | 2月16日 |
出身地 | ラッサ地方? |
種族 | 人間 |
好きな物 | チーズ |
嫌いな物 | 特になし |
趣味 | お風呂 |
最近の悩み | お気に入りのボディクリームが最近店から無くなった事 |
人物
容姿
銀色の毛並みが美しいネズミ。眼は青い。
頭に王冠を被っており、その上に七匹の子ネズミを乗せている。子ネズミたちもそれぞれ王冠を被っている。
真の姿は素鼠色の長髪の美しい女性。眼は鳩羽鼠色。
びっくりする位巨乳。
性格
のんびり屋で能天気。それは自らの圧倒的な実力による。
その強さ故に危機を危機と認識できない事が彼女の弱点であるが、その弱点を部下が上手く補っている。
大らかで細かいことを気にしないが、仕事はとても速く正確でミスは一切ない。
普段は團十郎の肩に乗っている。
戦闘能力
ネズミ形態時は目にも止まらぬ圧倒的スピードで、人間形態時は強烈な体技と武技、魔法で攻め立てる。
その実力は支穗や祈夜に次ぐとされる。
体技
ネズミ形態時はネズミを大量に展開し、突撃させたり相手を齧らせたりする。この形態の時は一般に伝わる体技の類は扱うことは出来ないが、これだけで大抵は事足りる。
真の姿の時でもあまり体技を扱う事はないが、一度見ればどんな体技でも再現する事が出来る。
武技
見た目に反して、槌を利用した重戦士タイプの戦い方を好む。
魔法
その莫大なマナから放たれる魔法は普段あまり使用する事が無い。
分身体の使う魔法でも、支穗や祈夜に防御姿勢を取らせ得る。完全体の彼女の使う魔法の威力は推して知るべし。
賜能
支配
瀰麗本来の賜能。彼女が突然変異たる所以。
瀰麗が認識した生物を自在に操る事が出来る。人間には通用しない。その支配は非常に広域に及び、瀰麗が支配した生物が他の生物に出会うことでその生物をまた支配する事が出来る。支配している生物の五感を共有する事で、どこにいてもどこでも見聞きする事が出来る。
この能力を利用し、聖壁内を一人で全て警戒する事が出来る。
分身
自分の力を分かち分身を作り出す賜能。
分身の度に力を半分に分割する事、自分の力量以下の分身しか作成できない事から元々の力が弱い者では頭数を増やす程度の事しかできないが、瀰麗の圧倒的な実力で作成される分身は欠片程度の力でも師団長を上回るほど強い。
瀰麗は最大50回分身する事ができ、その総数は1125京に達する。大体43分割辺りの分身で並みの兵士が数人がかりでどうにか倒し得る程度である。
さらに、瀰麗はこの賜能について研究し理解を深めた結果、その分割の割合を自由に設定する事が出来る。
変化
あらゆる物にその姿を擬態する賜能。
瀰麗の変化賜能はずば抜けており、神や幻獣の類にも変化できる。
人物に変化した場合、その人物の持つ賜能を瀰麗が理解していればそれを扱う事もできる。
使役
常盤一族に伝わる賜能。
本来、ネズミや小動物程度しか扱う事の出来ない他愛のない賜能であったが、瀰麗の場合は別。
あらゆる獣を使役し、また同時に数億まで操る事が出来る。
魂具
大錘杖「クルミ割り人形」
ネズミの頭を象ったオブジェを先端にあしらった杖。
凄まじい重量を持ち、彼女の膂力を以て叩き付ける事で地震を起こす事が出来る。
来歴
弱小の一族「常盤一族?」に生まれた「突然変異」。一族の賜能以外の賜能も持っている。
その力は生まれた時から既に他者と隔絶しており、誰も彼女を理解出来る者などいなかった。