王 寧
(おう ねい)
概要
シェンファ皇国並びにハイリンを代々修める貴族「王家」の現当主。字は真傑。
その実力と一族は高天原中央政府も危険視する程だが、特に表立って行動を起こしておらず、むしろ息子である淳于龍らを中央へ仕官させるなど、心より中央への忠誠を誓っている。
「この儂がシェンファの皇帝、王真傑だ」
「我が子らは優秀だ。無論、この儂よりもな…」
「ガッハッハッハ!!そう怯えずともよい、顔を上げ目を開けよ洪蓐」
「我らが一族は、いつまでも中央の為に力を尽くすぞ」
「儂はなァ祚よ、このハイリンを世界一の街にしたい。ニュールックやパリスディ、イスカンダルにも負けぬ立派な都市に、な…」
プロフィール
通称 | 偉大帝 |
年齢 | 70 |
所属 | |
身長 | 185cm |
体重 | 101kg |
誕生日 | 5月19日 |
出身地 | ハイリン |
種族 | 人間 |
好きな物 | 酢豚 |
嫌いな物 | 虫 |
趣味 | 鍛冶 |
最近の悩み |
人物
容姿
老体らしからぬ浅黒い屈強な肉体を持つ。シェンファ中で戦いに明け暮れていた為傷だらけである。その傷を誇るかのように、素肌の上に藤色の着物を羽織っている。
縦に大きな傷の入った左眼を常に閉じているが、見えないわけではない。
口髭を生やしており、顎髭は地面に付くほどに長い。白髪を逆立てている。
性格
柔らかい微笑みを絶やさない好々爺であり、豪快で些細なことを気にしない。
シェンファを思う力は誰よりも強く、シェンファの民の為ならあらゆる苦労を惜しまない。
酒豪であり、彼の部屋には酒の空き瓶が一杯。酒さえ持って来れば基本的にどんな人物とも会う。
強さや知識など自らを高め得るものに対して貪欲であり、それは彼の子達にも受け継がれている。
戦闘能力
王寧の体技や武技はシェンファ流として国中で学ばれるほどに完成されている。
体技
屈強な肉体から放たれる体技はまだまだ非常に強力。本人曰く「毎日全盛期」。
その威力は宋繚にも引けを取らない。
武技
刀と大槍をそれぞれ片手で振り回す豪快な武技を得意としている。
魔法
主に炎属性の魔法を得意としている。
賜能
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魂具
刀
自ら鍛えた無銘の刀だが、王寧の気とマナが宿っている。
何の変哲もないが、刀としての性能は非常に高く、いわゆる業物にも引けを取らない。
普通の刀より刀身は長めである。
大槍
王寧自ら鍛えた無銘の槍。十文字の穂先を持つ。
それなりの重量であるが、王寧は片手で事もなげに振るう。それどころか、片手で達人並みの一突きを繰り出す事が出来る。
大弓
王寧自ら作り上げた無銘の弓。
凄まじい重量を持つ強弓であり、その一射の威力は城壁を射貫く。
来歴
桓粛?、顧勗?らと共に悪辣を極めたシェンファの先代皇帝・黄承?を打ち滅ぼした「英雄」。
10年前の戦「仙陽の戦い」にて皇軍を相手に完全勝利し、その後諸勢力を帰順させ神華を歴史上初めて完全に統一し、息子らと共に凄まじい速度で国を建て直し先進化させた。
主要な役職に付く者を全て自らの一族で固めているのは、それらより優秀な人物がシェンファの中に数少ない為であり、王寧やその一族自身は清潔に努めている為、国の内外を問わず評価は非常に高い。