荀 夥
(じゅん か)
概要
王下三十六将星の一人。字は伯索。
ナンバーは陸。
「荀伯索と言う。よろしく頼む」
「閣下が望むなら、眼下に広がるこの町全てを消し去る事もできるが。如何致そう?」
「経林か。久しいな」
「閣下にとって邪魔とあらば、排除するのみ。それ以外に私に判断基準はない」
「閣下の覇業を、貴様如きが遮るんじゃない…!」
プロフィール
人物
容姿
線の細い美男子。髪色は栗色であり、解くと非常に長い。
性格
冷静で無感情だが、父であり君主である王寧への忠誠は非常に深い。忠誠が故に、聊か人道的に問題がある行動も命令があれば平気で行う。
荀夥にとっての善悪の判断は君主の邪魔になるかならないかのみであり、一切の私情を挟むことがない。
しかし、ペットであり相棒である猛禽・「絶影」に接している間は優しく朴訥な青年そのもの。
他の三十六将とは割と仲が良い。
戦闘能力
体技
抜群の身体能力から繰り出される拳法は並大抵の威力ではない。加えて、絶影との連携も強力。
独特な口笛で絶影に指示を出す。
武技
特に剣に優れているが、自分で鍛え上げた後述の特殊な刀を用いる。
七剣豪の一人である。
魔法
特に氷属性の魔法に優れる。
賜能
鷹の眼
絶影と視界を共有する賜能。
大気圧縮
大気を自在に圧縮し成形する賜能。
圧縮した大気を弾にし、炸裂させることで凄まじい暴風を起こす。空気の壁を作る事で不可視の防壁を作ることも出来る。
天空の神
自身の体とそれに接する物全てを空気と変える賜能。
大気の成分を自在に操る事が出来、酸素だけを選択して取り除く事で相手を窒息させることが出来る。これを応用し、天候をも自在に操る事が出来る。
空気と同化している間でも、物を掴んだり敵を殴ったりなどの物理的行動は可能。ほんのわずかな隙間でもあればどこでも潜入できる。
魂具
大朴刀「斬龍」
柄が約三尺、刀身が約十尺の長物であり、その重量も相当。重量を活かして叩き斬るのが主な用途であるが、荀夥の凄まじい腕力と技術によって刀や槍の様に扱う事もできる。
柄の後端にも刃が付いている。