霊群 聖
(たまむら ひじり)
概要
世界に名だたる財団・ウィンクラウン財団の代表であり、フィールハンナ孤児院の院長を務める女性。
「霊群聖、それは私よ」
「この孤児院を護る為なら、私は何も怖くない!」
「放っておけないもの。だって、こんなにも愛らしい」
「ごめんね、アナタには、インファンツになってもらうわ…!」
「可愛い我が子達よ、元気でね…!」
プロフィール
人物
容姿
黒い前髪と山吹色の後ろ髪を持つ。毛先はカールさせており、背中の中程まで伸ばしている。
ジーンズとシャツの上にベージュのロングカーディガンを羽織っている。
性格
カリスマ性に溢れており、彼女を慕うものは多数。慈愛に満ち溢れた聖母のような存在である。
包容力があり大らか。敵にすらも慈悲をかける性格だが、その慈悲は優しくも捻じ曲がっている。
戦闘能力
体技
基礎的な身体能力が高く、その体技の一つ一つは洗練されている。
武技
棍の扱いに長けている。
魔法
左右の手で別々の魔法を唱えて放つ事が出来る。
賜能
インファンツ
無機有機を問わず他者をインファンツ化する賜能。
インファンツ化された者は世界中の人間の記憶から恋人、家族、仲間を問わずにその存在が消されてしまい、聖か解呪を得意とする者がその能力を解くまでずっとそのままの状態にされる。もっとも、聖以外の他者はインファンツが聖の能力を受けてそうなっていることを理解できない為、解呪をするということに思い至らない。
聖が触れた瞬間にその賜能は発動する為、基本的に触れられたら終了である。インファンツ達は本来の記憶を失うことはないが聖には一切反撃できず成長する事もない為、もがき苦しみながら赤ちゃんとして生きる事になる。
彼女が元々引き連れているインファンツは八人。この八人は「オリジナル・インファンツ」と呼ばれており、特に戦闘力に優れている上に、それぞれが強力な賜能や特技を持ち合わせている。さらに、彼女への盲目的な愛情からくる攻撃性は異常である。
魂具
征星杖「銀河廻天」
華やかな装飾の施された杖。銀河の煌めきを宿す水晶が先端に設えられている。
来歴
特級監視対象の一人。
「インファンツ」と呼ばれる喋って動く赤ちゃん達を多数引き連れている。インファンツは何か一つの能力と、他者の悪意ある干渉を一切受け付けない能力を持つ。
世界でも五指に入る富豪である。