風日祈宮 唯不貴
(かざひのみのみや いぶき)
概要
異界観測隊の隊長であり、枢都一の豪商。
多少人格や素行に問題はあるが、その実力は元老院の並み居る実力者に比肩する。
「風日祈宮唯不貴、唯不貴でいいよ」
「何があろうと金は絶対に私を裏切らないからね」
「バカだなあ、好き嫌いでお金が稼げるわけではないのにね」
「これは価値の高い指輪だ…何をお望み?」
「死んでしまうのは嫌だね。金が稼げなくなる」
プロフィール
通称 | |
年齢 | 26 |
所属 | 異界観測隊 |
身長 | 181cm |
体重 | 60kg |
誕生日 | 2月19日 |
出身地 | 枢都 |
種族 | 邪眼族 |
好きな物 | コーンフレーク |
嫌いな物 | 最中 |
趣味 | FX |
最近の悩み | 景気が悪い |
人物
容姿
地面に引きずるほど長い銀色の癖毛が特徴。目は常に伏せている。
前髪を目の下まで伸ばしている。
性格
損得勘定が彼女の行動原理の全てであり、それ故に元老院の者からは毛嫌いされているが、本人は別に何も気にしていない。
異界観測隊の隊長を引き受けているのは「異界観測を引き受ける事によるメリットがその労役を上回ったから」である。実際、仕入れた異界の様々な情報をもとに様々なビジネスを展開しており、その全てを成功させている。
守銭奴であり、金を積まれると大抵の事は引き受けてくれる。払った値段とかかる時間に見合えばどんな仕事でもこなしてくれるが、鐚一文負ける事はない。見合った金さえ積めば、暗殺ですらも引き受ける。何よりも金が大好きであり、そこに儲かる算段があるならどんな相手とも手を組む。その危うさを度々指摘されているが、近衞家との付き合いが深い為、支穗がいる限り神々を裏切る事はないと考えられている。
収集家でもあり、絵や宝飾品、珍しい武器などを集めている。その宝を保管するための館を所有しており、その警備は枢都以上とも言われている。宝は一つ一つが最早金に換えられないほどの価値を持っており、一年に一回ほど展覧会を開く。
戦闘能力
邪眼族特有の膨大なマナを活かした魔法が脅威であるが、身体能力・体技・賜能については師団長以上の物を持つ。
体技
邪眼族の弱い膂力を克服しており、並みの獣人以上の力を持つ。本人曰く「死ぬ程鍛えた」。
皇后崎流の操気術を得意としており、体内を巡る気を外界に発散する事が出来る。
武技
あまり得意としていない。魂具も直接戦闘には向いていない。
魔法
邪眼族のマナから放たれる魔法の威力は脅威的であり、生身で受けて無事でいられる者は数少ない。
賜能
邪眼
視界に映るもの全てを対象とする無差別賜能。
その効果は唯不貴から放たれる魔法と賜能の全てを必中にするという物。故に、目が開かれた瞬間から幻術にかかるも同然である。
ただし、邪眼を発動している間は自動回復でも追いつかないほどのマナを消費する。