次回予告

Last-modified: 2024-05-18 (土) 18:00:38

登録日:2011-03-23 (水) 00:20:55
更新日:2024-05-18 (土) 18:00:38
所要時間:約 3 分で読めます


▽コメント欄
Tag: Next Conan’s HINT こいつぁスゲェぜ! さて!来週のサザエさんは~ さようなら天さん まっがーれ↓ アニメ キャラ崩壊 キリコが飲むウドのコーヒーは苦い ゴッドガンダム大勝利 サービス サービスゥ! テッレッテー ディスガイア デュエルスタンバイ ドラマ ネタバレ ヒイロ閃光に散る ブライ死す ヤムチャ死す 乞うご期待! 予告 創作 千葉繁 君は刻の涙を見る 君達に最新情報を公開しよう 城之内死す 掛け合い 星色ガールドロップ 杏子暴走 来週もお楽しみに 東方不敗暁に死す 次回も面白かっこいいぜ! 次回予告 激熱 特撮 裏鋼



次回予告とは「アニメ」「ドラマ」「映画」等において、次回放送までにある程度(一般的に一週間)の期間が空くため次回の展開や放送を予告するためのものである。

予告では一般的に主人公、予告用に抜擢されたキャラクター、毎回変わるキャラクター、ナレーション等の中から、
その作品ごとで次回の展開を喋ったりした後、タイトルが言われるか写しだされ終了する。

また次回の話からセリフだけを持ってきてサブタイトルのみ新録というタイプもある。(アニメだと『機動新世紀ガンダムX?』、特撮だと『ウルトラマンメビウス?』など)
これはこれで「このセリフはなんだ!?」「この映像とこのセリフ……もしや!」などと楽しめる。

中には次回予告に使われた映像に作画ミスなど?があり、それが次回放送までにしれっと修正されていることも。

この次回予告により「次回あいつが××に!」や、「〇〇の正体は!?」等のヒキの効果によって我ら試聴者は「次回も楽しみだな~」とか思ったりする。
展開が熱いアニメになるともう予告を見ただけでテンションが限界を越え予告の後に無性に叫びたくなったのは筆者だけではないハズ。

また予告によっては今までの情報に全く無いものが写し出され、視聴者の間で議論になったりする。

作品によっては非常に特徴的な次回予告もあり、一種の名物コーナーになっている場合もあるだろう。

予告は次回という時系列上の未来を、場合によっては劇中キャラクターではない存在が語るケースがあるため、  
予告の一部がネタ、もしくは全部ネタ、という事がある。
あるいはネタと考えていないのにネタとなってしまう物まである。

【印象的な次回予告】

遊戯王デュエルモンスターズ
全話通してメイン(?)ヒロインの真崎杏子?が担当する。
締めのセリフである「デュエルスタンバイ」という言葉を覚えている人も多いだろう。
基本的にシリアスでおふざけのない内容だが、予告中に語られるサブタイトルやあらすじがとにかくネタバレ全開である。

主要人物の敗北回の予告は、仲間としての立場から心配したり応援するような内容であるが、その後のサブタイトルの読み上げは淡々と行っている。そのため、所謂「一度持ち上げてから一気に落とす」タイプのものが多くなってしまい視聴者の腹筋を破壊してくる

中でも「城之内死す」の次回予告はインパクト抜群。
この次回予告は有名過ぎて、劇場版に関連したイベントにて海馬の中の人とマリクの中の人がそれぞれ情緒豊かに読み上げたバージョンも披露し、さらに観客の腹筋を崩壊させた。
城之内の中の人とのやりとりも完全に漫才となってる。
ちなみに次回予告最後のセリフは次回ストーリーにデュエルがある場合は「デュエルスタンバイ」だが、ない場合は「お楽しみに」となる。

北斗の拳
千葉繁の軽妙な言い回しの次回予告が名物であるが、最大の特徴は回を重ねるごとに台詞のテンションが上がっていくことである。語調や勢いがどんどん過熱し、並々ならぬ迫力を感じさせる。

20話までは千葉繁以外にも郷里大輔?玄田哲章、沢木郁也、戸田公次など悪役を演じた声優が交代で務めていたが、それ以降の千葉繁のインパクトにすべて持っていかれて忘れられがちである。

千葉氏の体への負担を考慮し、中央帝都編と修羅の国編を扱った「北斗の拳2」ではテンションを抑えめにした歌舞伎調の次回予告をした事があったが、
これが視聴者にはすこぶる不評だったらしく、しばらくして元のハイテンション次回予告に戻している。

このエピソードは「トリビアの泉?」で取り上げられた。

装甲騎兵ボトムズ銀河英雄伝説?
非常に重厚感のある真面目な予告である。
前者においては過酷な環境で戦い続ける主人公、荒廃した世界観を卓越した語彙で表現している。
他の予告ではまず聞けないような独特の言い回しが非常に多く、名物の1つとなっている。
作品自体を象徴するような言葉もこの予告から多数生まれているほど。
ナレーションを務める銀河万丈氏の代表的な仕事の1つといって差し支えないだろう。

嘘を言うなっ!お前も!お前も!お前も!俺の為に死ねっ!?」や「銀河の歴史が、また一ページ」
といったポエミックで単体でもインパクトや区切りとしての使い勝手がよいものも多く、ファンがよくネタにする。

機動新世紀ガンダムX?
ED中に次回の映像を流し、最後にサブタイトルを映して締めるという独特な形式。
その性質上、各話のサブタイトルはすべて作中のセリフがそのまま使われている。
「私の愛馬は狂暴です」などのインパクトがあるものが多い。

スレイヤーズ(アニメシリーズ)
サブタイトルがしりとり等になっている。
(無印ではしりとり、NEXTではABCなど英単語がアルファベット順に組み込まれる)

涼宮ハルヒの憂鬱
次回予告がキャラソン?の元ネタとなったりしたことは有名な話である(初回放送以外は予告がカットされている)。
ちなみにテレビ放送1期ではハルヒとキョンがそれぞれ違う話数を言うが
ハルヒは劇中の時系列で見た場合の話数、キョンは放送順での話数をそれぞれ言っている。

はれときどきぶた
鬼才・ワタナベシンイチ氏が監督を務めた絵本原作のカオスアニメ。
次回予告が初回からMADムービーの様相で、本編よりも編集に時間を掛けたことがあったとか。

ポプテピピック?
最初から最後まで、次回予告は「星色ガールドロップ」の内容であり
一切ポプテピピック本編には触れない。
最終話での第2期決定の予告に至ってもポプテピピック完全スルーで星色の告知であった。

超生命体トランスフォーマー ビーストウォーズメタルス
本編からしてギャグ満載の作品であるため、もはや予告が予告ではない。
なんかもうわやくちゃにキャラがダベったりしてるだけじゃねーか!という。

週刊少年ジャンプ
各連載作品の最後のページの下段や、専用ページに二行ほどの予告が書かれるが、
作者ではなく編集部が勝手に書いているらしく出鱈目。しかも無駄にインパクトのある予告が多く、
るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-』ではある回の「次回、謎のポンチ絵師登場!」というパワーワードから
月岡津南?というキャラが誕生したりしている。

サザエさん?
サザエ以外の磯野家・フグ田家のメンバーが週替わりで担当する。
時節のネタなどを盛り込みながら次回の予告をするのだが、別にそれはどうでもいい。
最後にサザエがじゃんけん?を行うのだが、
まさかデータを初回からの20有余年欠かさず採りつづけ、新年1発目の手は何かまで研究し尽くすサザエさんじゃんけんガチ勢やら
キュアピース?をはじめとするニチアサ勢とのジャンケン抗争を生み出すとは
「んがぐっぐ」を取りやめた当時のスタッフは思いもよらなかったであろう…

名探偵コナン
個別項目?をご覧あれ。

ただしビーストをはじめ本編がギャグを行いつつも内容自体は本気でどシリアスであったりすると、次回予告が明るくても内容そのものは凄惨であったりすることもある。*1
そしてネタ一貫で通して来たアニメが最終回のみにシリアスな予告に転じたりもする。

また、真面目にやってるはずなのに、身も蓋もないネタバレ?をやらかすなどの場合もある。
特にバトル大会系エピソードはアニメ雑誌や公式サイトの「これからの放送」辺りの内容と合わせて致命的なネタバレに発展することも。
(この場合は予告した内容に加えて斜め遥か上にぶっ飛ぶ事もままある)
ネタバレ系の極みだとナレーションが謎をあおっているのに、サブタイトルで答えが出てしまっている*2のやら、
何故か「今回の復習」みたいなパートが次回の内容だったりするのもある*3

特撮以外の実写ドラマだと、ナレーションが次回の内容を語るという作品は少なく、次回の映像や音声をそのまま流す方が多い。

最近では画像一枚で次回予告を済ませるアニメもあるが手抜きと侮ることなかれ、画像すらネタである。
更に次回予告をカットするアニメ*4も多く、ネットの普及により公式サイトで流されるという事もある。
これはこれで次回予告が出るまでに時間がかかったり、公開日が一定でないため、「次回はどうなるんだ?」とか待たされることによる楽しみもあるし、原作がゲームなどであり複数ルートがある場合なら次回予告が来るまで「次の話は原作だと分岐になるが、どうなるんだ?」と考察できる。
公開後も「このサブタイトルってことは○○ルートか!?」とか「○○ルートなのに予告映像はこれ…もしや別ルートと絡む?」などを楽しむことができる。

また次回予告用に抜擢されたキャラクターもいる。
本編ではあまり出番が無い残念なキャラ、果てはモブキャラ?一歩手前のキャラが次回予告をつとめたりする。

最近では最終回の後に劇場版予告・次期予告をやるアニメが続出している。

次回!「アニヲタWiki」最終回

『アニヲタ・リア充・決断の時!』

追記・修正するのは君だ!

これが、勝利の鍵だ!

NEXT「冥殿」

劇場版アニヲタwiki、20xx年夏公開



△ページトップ
項目編集


この項目が面白かったなら……ポチッと 1 

コメント欄

▷ 表示する

*1 ギャグものだがバトルでの死に様はガチなワンパンマンの場合、下記の抜擢モブに近いケースとして「負けて死んだ奴が予告」といったパターンがあるが、そいつらの死体は内臓や肉片が飛び散り並大抵のものではなかったり
*2 例:『機動戦士ガンダム』第26話は、予告でナレーションは「マッドアングラー隊の指揮官、彼こそ…」と謎めいた感じで締めているのに、サブタイトルが「復活のシャア」で誰が指揮官なのかバレバレだった。
*3 例:『機動戦士ガンダム』第24話は予告で「マチルダがホワイトベースを守るために死んだ」と、いかにも第23話でマチルダが死亡してその弔い試合のような話になるかのような予告だが、実際に彼女が死亡したのは第24話の最後の方である。
*4 古くは『巨神ゴーグ?』(1984年放送)がそうだった。