子供の領分 6 真夏の残響(クライング・サマー)
- 原作: 吉原理恵子 イラスト: 如月弘鷹
- キャスト: 関智一 (茅野広海)/ 関俊彦 (茅野陽一)/ 三宅健太 (茅野大地)/ 三木眞一郎 (小林芳樹)/ 鳥海浩輔 (青木和巳)/ 森久保祥太郎 (新田薫)/ 置鮎龍太郎 (椎名克彦)/ 中井和哉 (堤大悟)/ 遠近孝一 (宇洞)/ 羽多野渉 (日比野聡史)/ 萩道彦 (高橋)/ 天田真人 (池田)/ 桐井大介? (西崎)/ 石塚さより? (榎)/ 鈴木琢磨 (齋藤)/ 平野俊隆? / 奥真紀子? / 高橋剛? / 三宅淳一? / 福原耕一? / 日笠山亜美? / 早水リサ? / 根本幸多? / 森岳志?
- 発売日: 2005年07月30日 3,200 円
- 収録時間: 50分42秒+53分17秒 (2枚組) トークなしキャラ対談あり
- 発売元: 角川書店 角川ルビー文庫 C-628 CDブック C00628
- 脚本: 吉原理恵子 音楽: 藤木和人
- 音響監督: 菊田浩巳 効果: 浦畑将(サウンドガーデン) 録音エンジニア: 滝沢おさむ
- 録音スタジオ: スタジオごんぐ 音響制作: 楽音舎 音響制作担当: 白崎恵理
- ブックレット冊子: 書き下ろしSS「PAIN」
- 関連:(非BL)
- 関連画像(Amazon.co.jp) (非BL)
感想
- いままで端々には語られていた広海の中学『サッカー部乱闘』事件…。 その全貌がいま明らかに!おまけのスペシャル番外編では『御三家プラス最凶ヒールズ』による「プレミアムトーク」!何が語られているかは、聞いてのお楽しみっ♪
- CMトークトラック(プレミアムトーク)がラストにあります。
- 巻末はキャラトークなので、フリトではありませんのでご注意を。関智さん三木さん置鮎さん中井さん森久保さんと本編出番無い方も。フリト、掛け算はありません。
- 関智一さんの泣き演技が素晴らしかったです。それを慰める関俊彦さんも凄くよかったです。
- キャストは豪華で素晴しい。が。この作者独特の加害者(主人公一家)の詭弁と言い訳の回。正義の為に鉄拳使って許されるのは戦隊ヒーロー位だよ。上に立つ者は、スタンドプレーヤーは切って捨てないと周りの者がとばっちりを喰らうぞ、という戒めになるかと。2年部員お気の毒。茅野家、同情すべき点無し、マジ迷惑な子。
- W関さん達の可愛い+格好良い演技!ファンにはたまりません。 -- 2008-07-11 (金) 00:00:19
- こちらのレビューを読んで、「サッカー部乱闘事件」の発端は、広海が余計なケンカを売った(もしくは買わなくてもいいケンカを買った)のだろうと推測し、なんとなく購入をためらっていた。が、前巻(5巻:悪運の条件)同封の小冊子で、日比野自身が「事件」前後を回想する下りを読んで、あれ? なんか事情が違うっぽい? と感じ、思い切って聞いてみることに。結論からいって、広海が事件の発端ではなく、被害者面して詭弁と言い訳をこねくりまわしていたのは(茅野家ではなく)別の方々というのが自分の理解(笑)。広海@関智さんの泣きの演技もよかったが、自分はそれより、すっぱり気持ちを切り替えるまでの広海が自然で、それをしっかり腑に落ちる形で演じてくれた関智さんは、やはり上手い人なのだなと改めて感じた。広海の“強さ”は、現実を受け止められない“弱い”人間には恐ろしい凶器になるが、だからこそ人を惹きつけるのだろうと、今回の広海で初めて思えた。今までは、なんで広海に人が寄ってくるのか理解できなかったので(笑)。それにしても、美原一中のサッカー部ってある意味“腐ったみかん”製造所…? -- 2014-11-03 (月) 12:42:38