封殺鬼~蠱持ち~

Last-modified: 2012-11-27 (火) 08:12:42

封殺鬼~蠱持ち~

  • 原作: 霜島ケイ    イラスト: 西炯子?
  • キャスト: 石川英郎 (戸倉聖/酒呑童子)/ 中田譲治 (志島弓生/雷電)/ 岩田光央 (オサキ)/ 小桜エツ子? / 八戸優 / 小宮悟史? / 富田晃介? / 石川ひろあき?
  • 発売日: 1997年01月21日    3,059 円 (2913円 税抜)
  • 収録時間: 58分--秒    トークなし
  • 発売元: 日本コロムビア COCC-14024 コロムビアミュージックエンタテインメント ASIN: B00005ENHE
  • 脚本: ミヤコシノブユキ? A&R: 金子重雄(日本コロムビア) 制作: Liner Notes Music
  • 演出: 菊田浩巳 音楽: 山中紀昌 / 高野ふじお 効果: 伊藤克己(スワラサウンドシステム)
  • 関連: (非BL)
  • 関連画像(Amazon.co.jp)
    B00005ENHE 
    TRACK LIST

    1. Prologue
    2. オサキ
    3. 宿命のライバル
    4. オサキ持ち
    5. 馬・
    6. 蠱持ち
    7. Epilogue

感想

  • 霧島ケイ原作の人気小説シリーズのCDドラマ化。安倍晴明に仕え、その血筋に現代も仕える、使役鬼として生きる酒呑童子こと戸倉聖。雷電こと志島弓生。このふたりの鬼が、過去に出会った霊獣オサキと、その主、オサキ持ち。いつしか消え去っていた記憶を、霊獣が呼び覚ます。現代の東京を舞台に過去と現在が錯綜し、みづちとの戦いに導かれてゆく。・石川英郎さんの演じる酒呑童子が話す関西弁が相当お上手で、かわいらしい印象を受けます。関西人が聞いても全く違和感がありません。・中田譲治さんの演じる渋い雷電が、無愛想ながらにどこか優しさを感じ、酒呑童子との絆を感じます。・岩田光央さんの演じるオサキ持ちがかもし出すほんわかした印象がこの作品をとても印象づけています。生きていることは悪いことではない。辛いはずの出生を持つオサキ持ちが鬼に言う重さが胸に迫ります。他の話も集めてみたくなる、よい出来のCDドラマです。
  • 霜島ケイ原作の伝奇ロマンをCDドラマ化。憑物の霊獣オサキに引き合わされたふたりの鬼を主人公に展開する恐ろし~い物語で、キャスティングは最高。石川英郎の関西弁、渋い中田譲治と、主人公二人の演技は必聴もの。シンプルな作りは、原作を知らない人には不親切かも。