護國無常

Last-modified: 2024-02-04 (日) 07:27:22
 
書名 The Book Name護國無常
副書名魔國戦記
十進分類 NDC91 日本文学
著作者 The Writer生放送(ライブ)
出版年月日 The Issued Date令和4(2023)年1月1日
 
著作権不侵害の証明
Non-infringing-copyright Prove
編集者生放送(ライブ)
理由自分で書いたから
なし
 

他言語版 Languages

概要

黒と白
マイナスとプラス
陰と陽
ムコウとコチラ…

紙に裏と表が存在するように、多種多様な出来事、物事には必ず裏と表が存在する
それは、この世界が持つ法則でもある
さて、我々一般人が生きているのは『表』の世界である。ならば、『裏』の世界はどうなのであろうか?
存在するのか、何が起きているのか、どのようなものがいるのか…

答えを言ってしまおう
『裏』の世界は存在する
そこには古来より『妖』と呼ばれる奇妙な力を用いる生物が存在する
それらは、コチラ、つまり『表』の世界に日夜侵入し、裏と表の世界の境界を破壊しようとしている

では、なぜ今の今までその境界が崩されていないのか
それは、『裏』の世界で活躍する者たちが、日夜『表』の世界を守るために『裏』の世界で暗躍しているからである

その者らは、さまざまな名称で呼ばれてきた
『陰陽師、巫女、神使い、修行者、魔道士、魔法使い、超能力者』…etc…etc
そして、世界の境界は守られているのである

そして、ここにまた1人
『表』の世界しか見てこなかった者が一人、『裏』へと堕ちてくる
その者は如何様な事を成し、物語を作るであろうか
今は見守る事しか出来ない…

 

目次

普遍崩落
陽胡玉見参
奇世闊歩
破鏡己道
月次並並
嚆矢漸進

 

登場人物・組織・用語集

登場人物

蓮首(れんしゅ)

詳細情報

魔歩省管轄「五行衆」所属の祓師
神原区にある神原神社にて神主をしている
春倉とは春倉が子供の頃からの付き合いが存在する

蓮首というのは偽名である
真名は五行衆長官と蓮首以外は誰も知らないという

使用術:持術-『五行-火』
五行における要素の一つ「火」を操ることができる

路三乃 雛巳(おみぬの ひなみ)

詳細情報

魔歩省管轄「陽胡玉寮」所属の祓師
基本的に任務には忠実。だが、明るい人格を持っており、周囲からの人気は高い
世話好きでもある
あまり知られていないが、元警察官である

使用術:祓術-『具象化-収納』
路三乃は自身の左手に「収納」という概念を具象化した亜空間を作成することができる
この亜空間の中には大量の対『妖』用の道具が詰まっている
この道具は路三乃だけが取り出す・入れることが可能である
この祓術を使用し、さまざまな『妖』に対して適切な道具を持って対応することが可能になる

余真 和良(よのま かずよし)

詳細情報

魔歩省管轄「陽胡玉寮」所属の祓師であり、「陽胡玉寮」の現局長
誰に対しても丁寧語で話し、部下をはじめとする多数の人員からの人望は非常に厚い
昔はかなりの武闘派であったという

使用術:祓術-『???-??』

鏑木 傳賀(かぶらぎ でんが)

詳細情報

魔歩省管轄「陽胡玉寮」所属の祓師
冷徹であり任務に忠実である
この性格になったのは、とある事件が関係しているようだが…?

使用術:妖刀『備中政綱(びっちゅうまさつな)』
『妖』の術が込められた刀を振るい、『妖』を断ち切る

形山 未跡(かたやま みせき)

詳細情報

魔歩省に所属する祓師の一人
「妖」に襲われた一般人や何らかの心理的外傷を負った人物に対して自身の持つ術を使い癒し、話を聞くことをメインに活動している

使用術:持術-『忘却掩蔽』
他人に対し、形山が指定する時間の記憶の消去が可能
詳細な時間指定は可能でないが、何日の何時から何時までの指定は可能である
記憶を消去する術師は形山の他にもいるが、形山のように詳細な時間を決定して消すことはできない
そのため、魔歩省内では非常に重用されている人材である

春倉 来歩(はるくら らいほ)

詳細情報

真欠華(まかけ)市に住む高校2年生
下校途中、『妖』の襲撃を受け、死を覚悟した瞬間に能力が覚醒
『妖』の撃退に成功したが、力を使い果たしてしまい、気を失ってしまう
その後『陽胡玉寮(やこのたまりょう)』に所属する『鏑木 傳賀(かぶらぎ でんが)』により保護、監視下に置かれる

使用術:祓術-『具現化-糸』
独自の聖呪言の詠唱後、具現化した「糸」を使って『妖』を祓う

登場組織

日ノ本國警察庁公安部超常対応課(ひのもとこくけいさつちょうこうあんぶちょうじょうたいおうか)

日ノ本國政府警察庁に存在する超常に関するものへ対応を行う警察組織の一つ
霊能者コミュニティーに情報が発信されているような魔歩省とは違い、こちらはあまり情報が解禁されていない部署となっている
裏警察とも呼ばれる公安部に位置する部署のため、この部署の持つ機密性はかなり高いものとなっている
主な業務は組織的魔術犯罪の防止、危険因子の調査及び情報収集、魔術や『妖』が関連すると思われる一般通報への対処など

五行衆(ごぎょうし)

日ノ本國中央政府『魔歩省(まふしょう)』管轄の対妖組織の一つ
こちらも陽胡玉寮と同じく、中央政府管轄の一組織ではあるが、規模と人員の数で引けをとっている
が、人員の質というところではかなり上手をとっている
組織名の通り、所属人員には五行陰陽術を使うものが多く、『妖』や『妖』関連のものに非常に知見がありかつ経験もある、まさに『妖』におけるスペシャリストの集団となっている
主な業務は神社仏閣に所属し、各地の霊脈・鬼門・封印の管理をすることである

陽胡玉寮(やこのたまりょう)

日ノ本國中央政府『魔歩省(まふしょう)』管轄の対妖組織の一つ
対妖組織の中では一番規模が大きく、トップから下部組織までの人員を全て数えると、裕に一万人以上は在籍していると言われている
主な業務は様々な妖に対しての情報収集や、『魔罪人』の追跡・捕縛、一般社会のパトロールなどを行うことである

 

登場用語

祓師(ふちし、ふつし、ふっし、はらいし)

祓う力、又は能力を持つものの総称
「具者(どうぐもの、ぐしゃ)、見者(みもの、けんじゃ、つうほうしゃ)、祓術師(ふちじゅつし、ふじゅつし)、持術者(じじゅつし、じじゅつもの、じっじょうし)、越境者(えっきょうしゃ、えっきょうもの)」これら全ての者全体への名称である

祓師詳細紹介

祓術師(ふちじゅつし、ふじゅつし)

「具象化」「具現化」の祓術のどちらかを使用できる祓師の総称
今存在している祓師の約10%ほどが祓術師であると言われている

具者(どうぐもの、ぐしゃ)

「妖」を祓う力を持った道具を使い「妖」を祓う者達の総称
この世には古来より「妖」を祓うために様々な道具が作られてきた
それら道具は「霊装(れいそう)」、「祓物(えぶつ)」または「儀礼装(ぎれいそう)」と呼ばれる

見者(みもの、けんじゃ、つうほうしゃ)

「妖」や呪物などを発見した場合、魔歩省へ通報を行う者達の総称
祓う力は持っていなくとも「妖」をみることはできる者達が主な構成員となっている

持術者(じじゅつし、じじゅつもの、じっじょうし)

元々「妖」に対してなんらかの対抗手段を持っている者達につけられる総称
古来より人間は「妖」と対峙してきた
それにより、「妖」の退治を生業としてきた家系は少なくない
そのような家系に生まれる者はほとんどが何かしらの能力を持って生まれてくる
五行陰陽道を扱う者、神の教えを持って「妖」を祓おうとする者、その者の家系独自の祓いを持って祓う者など

越境者(えっきょうしゃ、えっきょうもの)

世に存在する祓師の中で特に強い力を持った者達の総称
その一人一人が非常に強い力を持っており、中には、たった一人で世界の均衡を崩せるような力を持つものもいる

祓術(ふちじゅつ)

祓術師のほぼ全員が所持する能力のことを指す
各祓術師につき、基本的に一つの祓術が使用できる
この祓術は人それぞれであり、さまざまなものがあると考えられている
一般的にこの祓術は二つの項目で大きく分けられる
それは、「具現的」であるか「具象的」であるかである
春倉のように「糸」を具現化する「具現化祓術」や、路三乃のように「収納」という概念自体を具象化する「具象化祓術」というようにである
一般的には「具象的なもの」を操る「具象化祓術」の方が強いとされているが、個人対個人のような戦いでは「具現化祓術」の方が優っていると言われている

先天操者(せんてんそうしゃ)

生まれつき何らかの祓術を持っている者を指す
理由は様々なものがあり、血筋や母胎内での外部の影響など様々な理由が提唱されているが完全な解明には至っていない
だが、親が双方とも祓術を持っている者の間に産まれた子供は高い確率ではないが、それなりの確率で何らかの祓術を持って生まれるため、血筋などの説が今のところ一番有力であるとされる
術師界隈では『前者(まえもの、ぜんしゃ)・天然(てんねん)』と呼ばれることが多い

後天操者(こうてんそうしゃ)

後天的に何らかの祓術を持ったものを指す
理由は様々なものがあり、春倉のように『妖』に襲われたところ、能力が開花したという例や、ある日急に使えるようになったという例など、様々な例が報告されている
このように能力がつけるようになる法則はまだ解明されていない
術師界隈では『後者(うしろもの、こうしゃ)・後天(こうてん、こうねん)』と呼ばれることが多い

 

出来事一覧・年代表

 

文書ファイル版

 

編集者より

呪術系の本や、さまざまな童話。怖い話に影響されて作成しました

膨大Wikiではあまり活動しませんが、こっちで活動したいと思います
また、「魔國戦記」は消去しました
理由は、ちょっと納得いかなかったからです

 

著作権について

本書内の挿絵が出てきた場合は、その画像を勝手に使用してくださって構いません
文章の使用はおやめください

コメント欄

  • 誰かコメントとか、感想とか、してほしいなぁ…なんて -- 生放送(ライブ) 2023-01-23 (月) 17:53:05
  • みんつくwikiの方へ本格移転いたしました -- 生放送( ライブ)? 2024-02-04 (日) 07:27:22

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