RPG-7V2

基本性能

この武器にステータスバーなど存在しない

※装弾数1発のため、打つと自動的にリロードが始まってしまうので計測が難しく、リロード時間に少しズレがあるかもしれません。

アイアンサイト

装備可能アタッチメント

なし
サイト・スコープの実際の見た目や解説はこちら

性能解説

RPGが何をしたって言うんだ
今までは使い手を選ぶが強かった。直接当てずとも壁や地面に当てれば爆発で高確率でキルが取れた。そういう戦い方ができる武器だった…
だが今となっては…
つい先日のアップデートで弱体化が入り、予備弾薬の数が半分以下に激減。最初から3回しか撃てなくなってしまった。
そして止めの威力減衰である。パークの衝撃波(爆発物の威力をあげるパーク。もちろんRPGも爆発物判定である。)を付けても半傷が多くなってしまった。
　
え？一撃で倒せないならもう一度撃てって？ははっ、ステータスをご覧よ
　

…分かるだろ？つまりだ
　
1発撃って半傷だった
↓
もう一度撃たないといけない
↓
装弾数1発だからリロードしないといけない
↓
リロードに約4秒かかる
　
お前…敵の目の前で4秒リロードしてみろよ…何やったって死ぬぞ…
サブ武器に切り替えればいいって？それも結局切り替えの際に約1秒の大きな隙が生じるし、何より最初からわざわざ衝撃波にコスト3も使わないで普通のARでも使えばいいって話になってしまう。
元々この武器は殺せなきゃ死ぬというある種ロマン砲だった。だがパークの衝撃波や狭いステージの存在がロマンから現実的な領域までこの武器の性能を引き出していた。
ところがどうだ！この有様だ！一体なんの罰なんだ！

弱体化の補足

この武器の弱体化には運営が取ったアンケートでRPG弱体化を望む声が多かったというバックヤードがある。
おそらくはRPGの爆発が当たってなくても確1であることを理不尽に思った連中によるものだろう。これには賛否両論なのでざっとまとめよう。
　
弱体化反対派の意見
・RPGは特殊な弾道や一発のみの装弾数の影響で慣れないと扱いづらい。
・つまり、RPGを使うから強いのではなく、強い人がRPGを使っているのだ。
・その証拠に、本当に武器が強いならBRT HS1やBadger Qのように多くの使い手がいてもいいはずだが、実際RPGを使う人はあまり（ステージによっては全く）見かけない。
・ステージによってはすでに空気と化しているのにも関わらず、なぜこれほどまでに大きく弱体化したのか。
　
弱体化賛成派の意見
・使い手の技術以前に、周囲に当てるだけで即死というのはゲームをやる上で不快感がある。
・上手い使い手がいるのも事実だが、そうでない使い手が一定数いるのもまた事実。
・RPGの爆発には多少の偶然性も含まれるので、そういった「下手な使い手」にキルされると理不尽に思える。
　
...こんなところだろうか。他に意見があれば（もちろんよほど極論でない限り）自由に付け足して構わない。
要は賛成派の主張は「下手なRPG使いにキルされるのが腹立つ」「それができてしまうRPGは弱体化されてしかるべき」、というもので、反対派は「だからと言って上手い使い手も巻き込むようなあまりに極端な弱体化は間違っている」といったところか。
まあUMPの前例がある運営なのでまともな調整ができないのは知っているが、もう少し双方納得できる「下手な使い手はキルしにくくなり、うまい使い手は影響なく使える」といった調整にうまいこと落とし込めなかったものだろうか。

それでも使いたい人のために…

今までガッツリRPGの武器批判をしてきた訳だが、それでもRPGを使いたい人はいるはずだ。(と信じたい。)そこで少しRPGの簡単な使い方講座をしようと思う。
　
①狭いor入り組んだステージ
例:office、woodsなど
こういったステージは未だにRPGでも立ち回りやすい。何故なら敵のすぐ後ろに高確率で壁があるからだ。また、壁だけでなく敵との距離が近い場合は地面に撃つことも立派な選択肢になる。
敵を見るのではなくその周囲の地形を見て瞬時に「この位置に当てれば爆風で倒せる」という場所に確実に撃ち込み先手をとる！そして確1をとる！これが基本的なRPGの戦い方だ。
ついでにステージの高低差を利用して地面に当ててキル、なんてことも出来ればもう狭いステージでのRPGは一流だ。
　
②多少広いステージ
例:urban、parkなど
広いステージは壁に当ててキルしづらくる。必然的に地面に当てるしかなくなるが、これが難しい。
敵と自分が地面と平行に向き合っている場合、RPG独特の放物線の弾道を計算して上手く相手との距離を測って地面に落とす必要がある。これはなかなか慣れないと上手くいかない。
あるいは敵と自分に高低差を作るというのも手だ。(例えばurbanならコンテナの上、parkなら岩の上など。)
そうすれば自分から見た敵の足元が多少広く見えるのでエイムも格段にしやすくなる。だがいずれにしろマップ把握は必要なので上級者向けといえる。
　
③広いステージ
例:city、aftermathなど
所謂「スナイパーライフルの戦場」でこの武器がどう立ち回るか。近づけるならそれが理想だが、相手がしっかり張っているとまず無理だろう。ならばやることは一つ。そう、RPG狙撃だ。
不可能ではない。ADSすればRPGは弾のブレがなくなり何度撃ってもほぼ同じ弾道を描く。少しずつ着弾点を合わせていけばいつかは当たる。もちろん、その間にキルされることなんてざらにあるが、それでもRPGを使いたいのならばそうせざるを得まい。
　
以上、ステージごとに大まかに解説したが…狭いステージ以外でのRPGがいかに修羅の道かお分かり頂けただろうか。
それでもなおRPGを使うという強い意志が君にあるのならば、もう何も言うまい。君にRPGの加護があらんことを。

実銃の解説

ソ連の開発した携帯対戦車擲弾発射器。
ロシア語で「ручной противотанковый гранатомёт」と書く。日本語訳すると「携帯対戦者グレネードランチャー」となる。つまり元々人には使わない武器。
英語では「rocket-propelled grenade（ロケット推進グレネード）」となるが、これは厳密にはRPGのことではない。
他のFPSではUAVを撃ち落とせたり、それこそ戦車に向けてのみ使えたりするがこのゲームではUAVも撃ち落とせなければそもそも戦車は出てこないので完全に対人戦用武器と化している。
しかし…人に向けて使わない砲を人に向けて使うとは…ジャンヌ・ダルクみたいな発想してんなこの運営

追加アップデート！

なんとこの武器、もう一度威力の弱体化が入ってしまった。
どのくらいかと言うと、直撃以外ノーダメという鬼畜さである。地面にぶっぱなして自殺することすらままならない。
運営はこの武器に親を殺されたのだろうか？もうどうしたらいいのか分からない。バレフォというゲーム自体がもはや終焉を迎えようとしている気がする。

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